仮面ライダーエグゼイド With IS 作:アストレイ~レッドフォーム~
仮面ライダークロニクルってsaoよりやばい、というより比にならないんじゃ………。
~深い森の中にあるカフェにて~
深く草花が生い茂った森の中、木々の隙間から日の光を浴びて小さなカフェが建っていた。このカフェは知る人ぞ知る名店と呼ばれる一方で、百年以上も前から魔女が営んでいるなど噂話がたくさんあった………。
新しい年を迎えて三か月後、大掃除をしていた。
「クロメ。そこの棚から二段目の右から三個目にある豆をとってくれないかしら」
「ええとこれかな(棚からとって渡す)」
「ありがとうね。今日は休みだけど明日は昔からの常連さんがたくさん来るの。手伝ってもらわなくちゃ」
新年を迎えたあと、何度も掃除をしようと考えたのだが、店には知り合いや学生が遊びに訪れて、掃除が中々進まなかった。
「……むしろもっと汚くなったわよね」
床をモップで拭きながら、ゴスロリの服を着たこの店の店主ヴィオラが愚痴る。その様子を見ながらクロメは処分する物を袋にいれていた。
店内の掃除もある程度終わり、店の倉庫の物も処分しようと考えていた時。
「懐かしいな………これ」
「あら、どうしたのクロメ?」
クロメは倉庫の中から二つのダンボールを取り出した。その中には昔に彼が好きだった仮面ライダーの玩具、[ライダーガシャット]と[ゲーマドライバー]があった。
「これは確か私が昔、本物を作ろうとして改造した物ね。すっかり忘れてたわ」
「えぇっ!?そうだったの!?ってか何で僕に言わずにそんなことを?別に言ってくれてもいいのに」
「だって、もし失敗したら泣くでしょ。貴方は。前にLED改造に失敗したときだって」
「それでも君がやるんだったら許すよ。僕は」
「……ちなみにこれ、プロトだけなら全てもう本物よ。後で正規版もつくるわ」
「すごいな、それ!どうやったの?」
「ISの技術を応用したの。ゲーマドライバーもガシャットもね」
「えっ?ISの中身は解析不能のブラックボックスのはずじゃ?」
「だから絶対防御はないけど、デメリットはなく好きな場所で呼び出せるし安全装置も(一応)あるのよ」
「へぇ………。ヴィオラ、これ使ってもいいかな?」
「いいわよ。元はと言えば貴方の為に作ったからね。もし変な女に絡まれたら、それを見せつけられるように」
「女尊男卑の世界は楽じゃないなぁ」
「これも篠ノ之束ってやつの仕業なのよ」
「それは知ってるよ。彼女も優れた物を作ったのにまさかこうなるなんて思ってなかったと思うけど」
「同情するの?………まぁ何にせよ貴方は私だけ見てくれるものね。………おつかいしてくれる?掃除はもういいから足りないものを買ってきて欲しいのだけど」
「君は行かないの?」
「いやよ。どうせコスプレイヤーに見られるだけだから」
「だろうね。じゃあ行ってくるよ」
「行ってらっしゃい」
仮面ライダークロニクル欲しいな。
次回はオリムーが来ます。