仮面ライダーエグゼイド With IS 作:アストレイ~レッドフォーム~
それより星杯とサイバースのリンクでその絆、断ち切らせてもらいますね。(^^)
今日は朝からヴィオラの姿が見えない。恐らく僕の姉さんが経営する会社(確かゲームを作っていた)に呼ばれたのかもしれない。
ヴィオラは時々会社に呼ばれているらしいが、多分彼女のアイデアが素晴らしいからだろう。例えばタドルオンラインとかだと、人気の高いサイドストーリーは全て彼女が監修しているし、キャラクターデザインもすべて彼女が描いたものだ。
確かに彼女は一見奔放な性格に見えるけど、その頭の中はきっと常人には理解できほどの天才なのだろう。現に彼女はエグゼイドのライダーシステムを作りあげた。
だが、そのライダーシステムは……どう言えばいいのだろうか?
水色髪のルームメイトの子が言っていた「五年前のゼロデイ」に現れたモノクロのヒーロー………その時既に、完成していたのではないのか?
でも、本当かどうかはわからない。ただの都市伝説とは思いたいが………。
「おい翔一!俺の話聞いてるのか?」
一夏が僕に話しかけていたらしい。
「あぁ……、ごめんね。少し考え事してたんだ」
「考え事って?」
「ああ。………それより今日はあの二人がいないんだね」
一夏の問いを軽く応じて話を変える。正直妻を疑っているとは自分でも言いたくない。
「今日はセシリアが二人に料理を食べてほしいって追いかけまわしてさ。多分今も逃げてると思うな」
「………自分の料理がなんだかわかっているのかな」
「わかってやってるんだと思うぞ………」
「「ははは……………本当に笑えねえ………」」
毒性食物(ポイズンフード)の恐ろしさがなんなのか改めてわかってしまった。
~合同練習~
今回の合同練習は、一組、二組、三組、四組での練習になるわけだが、ただ少し乗るだけのものなのであまり率先してやるつもりはない。今回の目的はあくまで新たな男性操縦者と接触することだ。
「一夏、出来れば瀬戸さんの方を連れてきてくれないか?僕はもう四組の方とはなしてくるから」
「わかったぜ。たった四人しかいない男子なんだ。きっと質問されまくってんだろうしな」
「ありがとう。確か二組のほうだったから、気をつけるんだよ」
「もちろんわかってる。そう下手にはできないもんな」
「いや、そういうことじゃなくて……まあいいか」
一夏を見送って四組の方へと向かおうとしたとき、向こうから誰か走ってくるのが見えた。
「………いたいた!」
どうやら探していたのは
「ええと………あなたが……翔一さん………ですか?」
途中間を入れながら、少し緊張した声で喋る。第一印象は……一言で言うならば爽やかな青年といったところかな。裏表がなさそうな子に見える。
「うんそうだよ。あと僕のことは呼び捨てにしてもいいからね」
そういうと安堵したのか、息をふぅと吐いて笑った。
「良かったぜ。あんたみたいな人が同じ仮面ライダーで」
………いま仮面ライダーって言ったのか?同じって何のことだ?
「疑ってる顔だな。じゃっ!見せてやるよ!」
そういって僕の目の前でゲーマドライバーを展開した。
「えっ!?どうして君がそれを!?」
「あとで言うからさ、今は見ててくれよ!」
そして制服のポケットから緑色をしたガシャットを取出し、起動させた。
[ガンバライシング!]
「変身ッ!かーらーのレベェルアップ!」
[ガンバガンバガンバライジング!!ガンバガンバガンバライジング!!]
………そこには緑色の装甲を纏ったヒーローが立っていた。
「君は……一体?」
その後、ゲンムコーポレーションにて
「………ありがとうヴィオラ。貴方のおかげでlv3のガシャットが出来たわ。今後もよろしく頼むわね」
「はい。もちろんです」
「ひとついい?………仮面ライダークロニクルの件だけど。確かにゲームとしては新しい試みではあるけど、でも結構危ないものじゃないかしら?」
「そうですか?」
「一般人がヒーローになって現実の世界で戦うサバイバルゲーム。これは面白いのよ。でもそれって本当に安全なゲームになるの?」
「さあ彼ら次第でしょうね。それでは………ああひとつ忘れていました」
「何かしら?」
「ガンバライジングガシャット、どうして作ったのですか?」
「………爆走バイクの代わりね」
「そうですか………気に入らない………」
「何か言った?」
「いいえ、それではまた」
~幻夢コーポレーション廊下にて~
(もう夜ね………急いで帰りましょう)
「待て」
ヴィオラはフードを被った男に呼び止められた。
「通してもらえる?」
「………どうして葛城翔一にガシャットを渡した?」
そう言ってフードを取った。ヴィオラよりも濃いブロンドの髪の少し老けたような男の顔があった。
「あら~~、シャルルお兄様。どうしてこんなことを?」
「裏切り者が……兄と呼ぶな!一体何を考えているんだ!……どうしてバグスターと……」
ヴィオラに怒鳴りつける。だがヴィオラは動じなかった。それどころから笑みを浮かべ、
「シーッ、もうやめてくださる?いずれ来たる審判の時にノイズはいりませんからね」
口元に指を添え、男に紫と黒のアイテム………ガシャコンバグヴァイザーを突き出した。
「………くそっ!」
「……ふふっ。いずれISに存在価値なんてなくなる。戦争ばかりを生み出すスクラップの時代はもう終わり。今世界に必要なのは、究極の救世主……」
ガシャコンバグヴァイザーの青いボタンを押し、バグスターウィルスを撒く。
それは次第に人の形になっていく。
「………お前は!」
シャルルにとっての宿敵、かつて共に戦った戦友の仇がそこにいた。
「ふん、死にぞこないのヤブ医者か。…………こいつの始末か?」
「いいえ。グラファイト、貴方には別に一つ頼みがあるの」
「……久しぶりに運動するにはちょうどいい仕事か?」
「ええそうね………殺してきてほしいの。仮面ライダーライジングをね」
仮面ライダーゲンムのmad見て書き直しました。