仮面ライダーエグゼイド With IS 作:アストレイ~レッドフォーム~
忙しくて全然書けませんでした。
それではどうぞ。
もうそろそろ別のを書きたいなぁ。
セシリアとの戦いに勝った翔一。一方、一夏のIS[白式]は終了直前になってようやく届けられた。時間を置かずに二回戦目が始まろうとしていた。
一夏は送られてきた白式のテストをしていた。
「一夏、さっきの戦いはちゃんと見たか?次に戦うのはあいつとお前だ」
「もちろんさ。……でもあれがISだとは思えないな。何かこう……まぁいいや」
「………確かに私もそう思ったが、姉さんならやりかねないな」
「……箒は束さんと連絡取れたりしないのか?」
「無理だ、基本的には向こうからしかしてこない。それに一定の番号は使わないから無理だな」
「そうか。………よし!絶対に勝ってやる」
テストを終えてカタパルトに向かう。頭の中では何度も繰り返しシミュレーションをしていたが、未だに攻略法が浮かばなかった。
翔一は既に変身しており、ガシャコンブレイカーを投げて遊んでいた。
「おぅ一夏っ!天才ゲーマーの実力みせてやるよっ!だから最初から飛ばしてこい!」
「最初からそのつもりさ!そっちこそ八頭身になって本気でやってくれ!」
「あぁっ!いいぜ」
[ガッチャ~ン レベルアップ マイティジャンプ!マイティキック!マイティマイティアクションⅩ!]
お互いに戦意は十分………、最初に飛び込んだのは一夏だった。
「先手必勝!このまま押してやるっ!」
しかし、一夏の動きは素人そのもので大振りな攻撃はエグゼイドにあたらない。
「簡単にはいかないよっ!」
攻撃を受け止める。激しいつばぜりあいに生徒達から声が上がる。
「頭も使ってやるのもゲームの醍醐味だろ?」
そう言って一夏を弾き飛ばし、近くにあったブロックを破壊すると中からコインのような物が飛び出す。
「エナジーアイテムゲット!」
[マッスル化!]
「こういうのもあるのか」
「そりゃぁ!」
「うわぁぁっ!」
エグゼイドは一夏を強化されたガシャコンブレイカーの一撃で大きく吹き飛ばそうとする。………その時、
「……なんだこれ?白式?」
「………一次移行だったか。いいぜ一夏、もっと本気出してこいっ!」
「……あぁ!やってやるよ!」
先ほどまでの白式の動きとは大きく変わる。それは素人とは思えない程に。
「……これかっ!零落白夜っ!」
白式のワンオフアビリティを発動しエグゼイドに向かってバーストする。一気に片を付けるつもりだ。
「じゃあこっちもフィナーレだ!」
ドライバーのガシャットを取出し、息を吹きかけてガシャコンブレイカーに差し込み一夏を迎える。
[ガッシャット!キメワザ!]
待機音が鳴り響く。
「うおぉぉぉっ!」
(まだだ、まだ早い……)
お互いに間合いに入ったその時、一夏の白式が消えた。
「「え?」」
どうやらシールドエネルギーがなくなったようだ。
「えっ……え?」
「ちょっ!一夏っ!どういうことだよ!?」
翔一はガシャットを取ってレバーを戻しながら言う。
「エネルギー切れ!勝者 葛城翔一!」
「エネルギーか………」
下を向いて呟く一夏に翔一は、
「凄かったよ!君は本当に初心者なの?てっきり最初は演技だったんじゃないかってびっくりしたよ」
「翔一……。そういえばさっきのはなんなんだ?いつもの翔一じゃなかったけど」
「あれ?う~ん………僕はゲームとかしちゃうと性格が変わっちゃうんだ」
「そうなのか」
「じゃあ戻ろうか」
「翔一がクラス代表でいいんだよな?」
「いいんじゃあないかな」
「ここは?」
「目が覚めましたかセシリアさん。何があったか覚えていますか?」
保険の教師だろうか?セシリアに話しかけてきた。
「…………はい」
(そうだ、あの男性に負けてここに)
「傷などは無いようなので少し休んで自分の部屋に戻って下さい」
教師はそう言って退出する。
「……………(思っていたよりも……強かった)」
勝てると思っていた。勝って当然だと。………そう思うのはやめた。胸からはずかしさがこみあげてくる。
(私ならああやって敗者に手をのばすでしょうか………いいえ出来ない………)
両親が死んでからというもの、ずっと一人で生きてきた。周りの強欲な大人達から家を、財産を守るために。ずっと孤独で生きていた。友達なんていなかった。一人で強くなろうとした。結果として何人もの人達を踏み台にここまで来た。頭にあったのはただ強くなる事だけ。他人の事は考えたことが無かった。だから………
「だからこそ、彼がどうしてああやったのか分からない」
いつしか思いは声となっていた。でも暗い声はない。穏やかで気品を感じる声だ。
「…………葛城翔一………優しい人……。………もうここまで来たらいいのかもしれない」
「他人(ひと)を信じても」
感想待ち!このあと別のやつさっさと書きたい。