文豪達の能力持って、魔法科高校に入学した俺の物語 作:Laziness
連載にするかはまだ考え中です。
それでは、こんかいもお楽しみください!!
「気持ちが良いですね。」
俺達は、6人乗りの帆走船に乗っていた。相変わらず、兄は無表情のままだ。
(俺の羅生門を消したあの魔法、一体なんだ?)
俺は、先刻の戦いで兄が使用した魔法が気になっていた。
(・・というか姉さんもなんか考えてるし。気まずいよ、本当に。)
穂波さんが、沖のほうを睨みつけいていた。助手の人も必死の形相で無線機に訴えかけている。兄もまた然りだ。
(なんか妙に焦っているな。船内が。)
「お嬢様、炉生さん、こちらへ。」
「わかっています!」
「え、ああ分かりました。」
なんで深雪さん、怒ってるし。
(あれは・・魚雷か!?」
「ようやく気付きましたか、炉生さん。」
「すみません、そういう能力は劣っているもので。」
兄さんは、海の方へ右手を差し伸べていた。
俺も、魔法を使用しようとした。しかし・・
「・・・・」
兄さんが誰よりも早く魔法を発動し、魚雷が海の底へ沈んでいった。
(なんだよ・・あれ。)
俺はただ立ち尽くしている事しか出来なかった。
その後日、国防軍の方が質問に来たらしいが、省略させて貰おう。
寝ていたから聞いてないんだよ!なんにも!!
また更に後日・・
穂波さんが、琉球舞踊を薦めて、それに決定した。しかし・・
「この公演は女性限定なんです。」
「そう・・。達也、炉生さん貴方たち2人は、今日一日自由にしなさい。」
「「はい」」
「昨日の大尉さんから、基地に誘われていたわよね。良い機会だから、見学してきなさい。」
え、そうなの?
「はい、分かりました。」
「はい、了解しました。俺は誘われてはいませんが・・。」
「問題ありません。炉生さんも行ってきてください。」
「私も、に、兄さんと一緒に行ってもよろしいですか?」
少し、訝しげな表情をしていた。
「あの、私も軍の訓練を覗いてみたくて・・。」
「そう、感心ね・・。」
姉さんの願いは受諾され、敬語についていろいろと言われていた。
俺達は、恩納基地へ向かった。
「防衛陸軍兵器開発部の真田です。」
真田さんの階級は中尉のようだ。
真田さんに案内されたのは、体育館だった。
「ところで、そちらのお方は?」
「はい、自分は2人の弟の炉生と申します。」
「ほう・・君、強いな。」
「・・何故、そう思いますか?」
「雰囲気だよ。何人もの魔法師を見ていると、雰囲気で強い魔法師かそうでないかがね。」
「・・そうですか。」
そう話している内に、ロープの訓練が終わった。
「達也君、炉生君、見ているだけではつまらないだろう?君達も参加してみないか?」
「そうですね、お願いします。」
「では、自分も兄の後にお願いします。」
兄の試合はすぐに終わってしまった。軍曹をすぐに倒してしまったのだ。
「では、よろしいですか?兄さん。」
「ああ、怪我はしないようにな。」
「南風原伍長!」
「おお、次は弟君だね。」
「はい、お手柔らかにお願いします。」
試合が始まった。
(天衣無縫!)
この魔法は、誰にも気付かれずに発動できる。・・1人を除いて。
俺は、伍長の攻撃を余裕をもって避けていく。
「ふっ!」
「はっ!」
俺も反撃に出る。しかし、流石はプロ。俺の攻撃も弾いていく。
(ここだ!!)
俺は、繰り出された左腕のパンチを掴んだ。
そして、相手の勢いを利用して、後ろに投げ飛ばした。
「なに!?」
バタン!伍長が倒れた。
「そこまで!!」
「はぁはぁ・・。」
「いやはや、兄も弟も良い腕ですね。」
「あ、ありがとうございます。」
(天衣無縫、ありえないぐらい使いにくいぞ!!)
受け流すのは簡単だ。しかし、攻撃するときはもう少し慣れなければいけない。
その後、兄さんが桧垣上等兵を倒して、勝負は終わった。
コーヒーブレイクでは、兄さんの魔法について話していた。
「そういえば、話は変わるが、弟君はなんであそこまで余裕を持って回避できたんだ?」
俺は、兄さんの方を向く。すると、兄さんは頷いていた。
「・・あれは、自分の魔法なんです。」
「魔法!?発動兆候が一切見えなかったな・・。」
「あれは、見えるのは兄さんぐらいです。」
「ちなみに、どのような魔法なんだ?」
「完結に言えば、未来予知です。」
「未来予知?」
「5秒程度先の未来が見えるようになるんです。凄く使いづらいですが・・。」
「ふむ・・見たところ、2人ともCADを所持していないようですね。」
「自分は、特化型のCADを使用しているのですが、なかなか会う物が無くて・・。」
「自分も、兄と同じです。」
「2人とも、良かったら僕の作ったCADを試してみませんか?」
それを受諾し、清潔な部屋に案内された。
兄さんは、CADの説明を受けていた。そこで俺は・・
「真田さん、これは何ですか?」
「それは、加重系と振動系に特化しています。特化型ですね。」
(汚れっちまった悲しみに向けかな・・。)
「自分の魔法の中に、加重系があるんですが、それが上手く制御できません。加重系特化はありますか?」
「それなら・・。」
真田さんは、ブレスレット型のCADを出してきた。
「これならどうかな?汎用型デバイスで、加速系・加重系に特化している。」
「そうですね・・重視しているのは、魔法の高速発動ではないので・・。」
「じゃあ、ちょっとこれ、ためしに使ってみないかい?」
「いいんですか?」
俺はその後も、CADについて話していた。
1人の少女はずっとそれを、ポーカーフェイスしながら、見ていたのであった。
天衣無縫は、少しチートなので、
「使いづらい、魔力消費量が多すぎる」
という、足枷を付けさせていただきました。
再度言いますね。この話は、[お兄様最強]です。
次回も、お楽しみください!