東方古ノ物語 ーancient timeー   作:GAIOS

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今度から挿し絵を導入したいと思います。
では、本編どうぞ。
※拙いです
それと今回から天胤→アマツと表記します。
理由は今後区別するためです。


-肆- 今日という充実した日

ガラガラガラ

 

「―――って感じで最期の部屋になりますね。アマツさん永遠亭の構造理解出来ましたか?」

 

「あーはい。まぁこれから生活し、直ぐに慣れると思うので大丈夫です」

そう俺に話しかけてきたのは鈴仙さんだった。俺は今日から永遠亭で借金返しと居候させてもらうことになったのだが、俺は嫌な予感しかしなかった。あの永琳さんのあの顔には何かしらの理由があるに違いないからだ。いざとなったら逃げ出す覚悟もしておこうと馬鹿な事を考えていたら、鈴仙さんによる部屋の案内が終わっていた。

 

「ところで鈴仙さん、先程から何をキョロキョロと周りを見ているんですか…?怪しいですよ。」

 

彼女は部屋を案内している時もそうだったのだがあっちらこっちらと、ずっとキョロキョロしているのだ。まるで何かを探すかのように…

 

「…ハッ!! いえいえ!!大丈夫ですよ!?それより、アマツさんはこれからどうしますか?部屋の案内は終わりましたし、今日はこの永遠亭もお師匠様が出かけているので休みですし…」

 

「それもそうですね…何をしましょうか…」

などと考えていると、頭上から金ダライが落ちてきて見事に鈴仙さんの頭の上に当たった

 

ゴーーン!!

 

「…っ痛ったぁー!!ちょっとてゐ!何するのよぉ!?」

 

と鈴仙さんが話した方向には1人の少女が立っていた

なるほどこれがキョロキョロしてた理由なのか

 

「ありゃりゃ〜鈴仙また引っ掛かったウサか?本当にドジっ子ウサね〜鈴仙は( •´∀•` )」

と話しているのは、身長はとても低く、また頭に兎の耳をつけていて人参のネックレスとピンクのワンピースを着ている少女が立っていた

 

「おっ!そっちの男の人は今日から住むことになった男ウサね!

私は因幡てゐって言うウサ!私のことはてゐの呼び捨てでいいからね!これからよろしくウサね〜」

といい握手を求めてきた。

 

「あ…どうも、これからお世話になります。冥晄明 天胤と申します。アマツと呼んでください」

そう話し、てゐが差し伸ばした手を握ると

 

…ネチャ…

 

ん?あれ?おかしいな、手を握るだけなのになんでこんなにも手がヌルヌルしているだ?うん。

と思っていると

「…あはははは!あんたも引っ掛かったウサね!てゐちゃんは天才ウサね!それじゃあバイバ〜イ!!」

 

そう話し嵐のごとく去っていった…

 

「てゐったら容赦ないわね…」

「えぇ…全くです…」

 

俺と鈴仙さんは互いに顔を合わして笑いあった

 

「で、鈴仙さん水場はどこですかね。この汚らわしいものをのけたいのですが…」

 

「永遠亭にはないわよ?そんな所」

 

「では鈴仙さんの服で落としますね。」

 

「…ッ嘘嘘!!あるわよ!ほらほらあそこに!…だからね?そんな顔して私の方を見ないでくれる…?その光る手がこっちに伸びてこようとしているのだけれど…」

 

「いえいえ、そんなことはありませんよ?たまたま向かう方向が鈴仙さんがいる方向でしたので」

と話し俺は水場に向かい手を洗った

 

その前に鈴仙さんをどうしてやったのかは言うまでもなかろう。

 

それから鈴仙さんが‘’着替えてきて”今度は半袖のワイシャツになっていた(普通に似合っている)鈴仙さんが俺の方を向き俺はボディーブローを食らわされた、、、

 

「そうそうアマツさん、貴方外来人よね?だったら博麗神社に行かなくちゃならないわね」

 

と鈴仙さんは話してきた

「博麗神社とは?一体どのような神社なのでしょうか?」

 

「そんなに対した神社ではないんだけどね、この幻想郷には結界があるじゃない?その結界を張っているのがこの神社の巫女、博麗霊夢という人なのよ。その人の所に行けばアマツさんが何の能力があるのかわかるし、それにこの世界での常識を教えてくれるわよ」

 

「…能力?とはなんのことでしょうか?」

 

「う〜ん私から説明するのは難しいですね…いろいろとあるので…

とにかく博麗神社に向かいましょうか!」

 

そう告げられ俺達は博麗神社に向かうのであった。

 

ーー博麗神社ーー

 

「霊夢〜!!霊夢居るんでしょうー?!」

 

鈴仙さんがさっきから叫んでいるのは博麗神社の中にあるちょっとした民家?倉庫?の様な場所だった

その中から

「あーはいはい、今出るわよ…」

と言い中から紅白の巫女装束を身につけている1人の女性がいた。

 

「で?なに?永遠亭の兎じゃないどしたの?男なんか連れて…もしかして、恋人になったの?」

とふざけた話をふってきたのだが

 

「あーいや。俺はそんなんじゃ「…ッ違うわよ!そんな関係じゃないわよ!!////べべべ、つに、こ、こいび、と、とか!そんなのじゃないからねぇ!!!///勘違いしちゃこっちが恥ずかしいでしよぉ!?////」…(´^ω^`)え?

いや、鈴仙さんなんでそんなに顔を赤くしていらっしゃる…?いや向こうも驚いた顔してるよ?え?え?え?

 

と鈴仙さんがある意味自滅して場の雰囲気は一気に気まずくなっただが…

 

「…コホン、えーと俺は冥晄明 天胤って言います。それでここに来た理由は…」

なんとかこの場の雰囲気を変えようと話を戻したのだが鈴仙さんはやっと正気に戻ったのか今度は更に顔を真っ赤にしながら涙ぐんでいた…

「「なんなんだこの可愛い生き物は…」」

 

と俺と霊夢さんは思う。そこで先に口を開いたのは霊夢さんだった

「あぁそーいえばあんた外来人でしょ?私の名前は博麗霊夢、この幻想郷の結界を守っている素敵なのうきi…巫女よ。あと私のことは霊夢でいいわ」

と向こうが話してきたので、というか今なんか良からぬ言葉が聞こえたような…まぁいいや

「なら霊夢この幻想郷についての常識?というものを教えてくれないか?」

 

と話すと霊夢はわかりやすく話してくれた

 

霊夢曰く、この幻想郷には様々な生き物がいる

曰く、争いごとはスペルカードルールというもので決闘する

曰く、人はそれを弾幕ごっこという

曰く、この幻想郷にいる殆どの人以外の者が能力をもっている

 

「…なるほどつまり俺も能力があるかもしれないのか」

 

「そういうことね。早速調べましょうか面倒だし、早速目を閉じて頂戴」

 

俺は言われた通りに目を閉じると、霊夢は俺の額に手を置き何かを唱えていた。

すると、

「目を開けてもいいわよ」

 

俺は目を開けたと同時に鈴仙さんもいつも通りに立ち直っていた

 

「それでアマツさんの能力はあったの?」

「あるにはあるわよ…でも」

 

何故かそこで霊夢は口を閉じたすると俺の方に向かって

「あんた…何者なの?」

「ただの人間様だろ?」

「はぁ…あんたは能力を2つ持っているわ。でも私が分かったのは片方だけ、あんたの能力は‘’全てを照らす程度の能力”よもう一つは私には分からない…」

 

全てを照らす?程度の能力…?

 

「詳しく教えると多分だけれども光に関わるなんじゃないかしら?私が分かるのはここまでだけ、後はあんたが使ってみてから理解しなさいよねー」

「なるほど…教えてくれてありがとう霊夢。」

「いいのよ。なんならお賽銭でも入れてちょうだい、それでチャラにしてあげるわよ」

「あいにく所持金ゼロなもんでな、鈴仙さんなら沢山持ってるぞ」

と話すと霊夢は鈴仙さんに向けていかにもいまから奪いに行くといわんばかりの顔になっていた

 

「アマツさん酷いですよ…!!私はこのお金でこっそりと里のお茶処に行こうと思っていたのに!」

「そうか〜なら俺にもおごってくれるというのなら助けてやるぞ?」

「ちょっと霊夢こっちに来ないで!?落ち着いて!アマツさん本当ですか!?わかりました、奢りますから助けてください!!??」

 

そう話した瞬間に霊夢は鈴仙さんに向かって飛び込んでいったのだが

次の瞬間、霊夢は何かに弾き返されたように吹っ飛んでいき壁にぶち当たり気絶していた。

 

「…ッ!?あれ、霊夢は??どこに?」キョロキョロ

「鈴仙さんほれほれお茶しにいくぞ〜」

「えっ?あ、ちょ、ちょっと待って下さいアマツさ〜ん!!」

 

俺は何かこの感覚を懐かしく思いながら里のお茶処に向かうのであった。




今回は天胤の能力について明かしました。
最後に霊夢が吹き飛んだ理由は次回明かします、そして天胤と鈴仙が少しずつ打ちとけて行くような感覚を持たせれたかなと思います。

段々と会話のトーンが変わっていったでしょう?(めんどくさいからとかそんなんじゃないからね?うん。もっと和ませてあげたいんだよ)では次回で会いましょう。

厳しい意見や批評などもお待ちしています。
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