ではでは本編どうぞ〜
私達はアマツが阿求さんから渡された書物に目を通していた。
なんでも、アマツはどうやら「白野威人神」と呼ばれる存在だったらしい。私はその事が今でも信じられずにいた…
鈴「ねぇ…阿求さん。本当にアマツは神様なの…?」
阿「おそらくですがね。しかしあの反応からすると…」
妖「神様だったって事ですね…」
鈴・阿・妖「「「…」」」
私達3人は再び沈黙の中に消えてしまった。私はあの夜の流れ星が、【天界から堕ちてきた】アマツだったという事知ってしまった。
彼は何かしらの原因で天界から堕とされ、運良くこの幻想郷にきたというのだ。原因についてはまたあとからアマツに尋ねるとして…
鈴「そういえば阿求さん、その書物はどのくらい昔にあったものなのですか?彼、アマツが太陽神天照大御神の血を引き継いでいるなら私達が名を知っていてもおかしくはないでしょうか…?」
阿「それがこの書物は最近見つけたものなのよ…」
すると妖夢が
妖「最近…ですか?」
阿「えぇ…ここ1週間前の事よ」
『私がこの屋敷の掃除をしていたら、ポツンと棚の前に落ちていたの。こんな書物あったかしらと思いながら中を見てみたのそうしたら、さっきの通りの事が書いてあったのよ…まるで誰かに置かれた様な感覚をその時は覚えたわね…』
私達は阿求さんからそう話され少し納得をした。
それにしても…
鈴「太陽神天照大御神の血を引き継ぎし神様ね…」
妖「普通であれば8人しかいませんでしたよね…しかしその中には【白野威人神】なんてものはいない…となると」
阿「歴史から隠蔽され続けた存在…しかしそれではこの書物の【多くのものから崇められていた】という事実には結びつかない…」
鈴「アマツは一体何者なの…」
そんな事言ったって誰も答えてくれない。誰も知らないからわからない…彼が何者なのかなんて誰も知らない…
なんて事を思っているとあの声が聞こえてきた。
?「俺は俺だろ」
鈴・妖・阿「「「!?」」」
そこにはいつもとは少し違うアマツが立っていた。頬には何か不思議な紋章が入っており、髪もいつもの赤紫色から銀髪に変わっていた。
そんなことより…
鈴「アマツ…いつから起きてたの?」
天「ん〜?阿求が書物見つけたって所ぐらいから?」
鈴「そんなにも…それより、もう痛みはない?」
天「あぁないぜ!しいて言うならばいつもより身体が軽くなったな!
それと…記憶は戻ったぜ!!」
え?
記憶が戻った?アマツは確かにそう告げた。
妖「貴方…いつのまに?」
天「そうだな、眠っている間にってところだな。ある人が教えてくれたよ…なんか自分の年齢を詐称しているような人だったな〜傘を持ってて、髪は茶色で…」
鈴「誰のことかしら…?ま、まぁその人が教えてくれたなら良かったじゃない!」
天「まぁそうだな!とにかく目が覚めとことには変わりねぇしな!」
俺はなんとかその場から離れようとしている所だった。あまり触れられたくないこともあったからだ。
すると、鈴仙と俺が話している所に険しい顔で阿求が俺に聞いてきた。
阿求はやはり俺の痛い所を突いてきた。
阿「冥晄明さん、貴方に尋ねます。貴方は一体何者なんですか…」
はぁ…やっぱりその事を聞くよな。
そうだな…
天「なら阿求…俺は一体何者に見える?」
阿「…?それは質問の意味を理解しかねますが貴方は概ね人間でしょうか?」
天「残念だな。俺は人間と神のハーフだ。しかもなかなか特殊な事例のな。」
阿「…つまりどのようなことでしょうか…」
天「俺は人間でありながら神だった、しかも白野威という狼の姿にもなれる神だ。つまりお前らが知っている名で話すと現人神と言ったところ?まぁ俺はそんなものではないのだがな。」
そう、俺は人間という身でありながらその身では強大すぎる力を注がれていた。
天「そうだな…お前らに昔話をしてやろう」
鈴「昔話?」
天「あぁ…1人の哀れな神の話だよ…」
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むかーしむかし、そこにはある1人の人間がいました。
その人間は特殊で現人神という存在だったのです。
その者は多くの人から信仰を集めており、立派に生涯を全うしたのでした。
しかしある日、とある神がその男に言いました。
?「貴方は地上にいるべき存在ではありません…私どもと天界に参りましょう…」
その神に言われるままの男はその神について行きました。
そこにはたくさんの神々が降臨しており、その中でもひときわ目立っていたのが、男を連れてきた神【太陽神天照大御神】でした。
天照「貴方をここで、信仰を集めてもらいます。そうして他の神々と同様に沢山のものと力を分かち合い、沢山の人々を幸せにするのです。」
男はそう告げられその日から境に他の神々と沢山の信仰を集めておりました。しかし彼だけ以上な程信仰を集められるようになり、ただの現人神ではありえないと思われ他の神々が【太陽神天照大御神】に尋ねたのです。
その男は【太陽神天照大御神】に額を触られ判明したのが【天照大御神の血を引き継ぎし、白野威の力を持っている神 白野威人神(しらぬいいじんしん)】と判明したのでした。
そうして判明した途端多くの神々が彼を憧れそうして妬んだのです。
そうして彼は獣の神であるので自分の配下に13の神を創造しました。
龍・鼠・猿・猫・虎・猪・牛・羊・馬・大蛇・鳳凰・兎・鯨
この獣達を中心に殆どの獣たちからもその男は崇められるようになりました。
しかし、その事を妬んだのです神もいました。
その名は【月読命】の神でした。
彼は姉である【天照大御神】に対して同等の力を持っていることに不満があり彼は夜の力を使い、闇夜の者を召喚しその男を信仰していた人や獣を殺戮しました。
そのことにより月読命は今まで大人しかった性格が一変し狂気に満ち溢れた性格となってしまいました。
その事をしった【天照大御神】はその男を呼び出し再びかの事が起きないように【月読命】を抑えてくれと力を授けました。
そうして【天照大御神】はその男に問いました。
「貴方は私と同じ様な力を持っている…汝その力をどのように使う」
そうして男は答えました。
再びあの出来事が起きないように力を使うと答えました。
そうしてその男は月読命を抑えに行きましたが、信仰を失ってしまった以上、天照大御神の力を授かったとしても月読命には勝てませんでした。そうして男は敗れ、月読命に地上に堕されたのです。
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天「…って感じの昔話だな…」
俺は“哀れな”神様の話をした…そうとても哀れな…
しばらくの間沈黙という時間が流れた…
皆下を向いたまま誰も話さない…まぁこんな話哀れすぎるだろうな…
俺は天を仰いでしまった…もっとも醜いと思う空を…
すると
鈴「…つまりその神様は今どこにいるのかしら?」
天「さぁ?どこかにいるだろう。地上に堕ちたのなら大丈夫だろ」
と話した。すると阿求が俺にこんな質問をした。
阿求「冥晄明さん…貴方はその昔話【月読命】をどう思っていますか?」
俺の心の中でそんなものは最初から決まっていた。
アイツに敗れた時から決まっていたことだ。
天「…そんな事決まってんだろ。あのクソ野郎を殺すっていう思いしかねぇよ。」
そうして俺は本音を吐いた。
すると阿求は微笑み
阿「ではこの幻想郷にいて貴方のする事は決まりましたね…」
え?決まったのか?
鈴仙妖夢も
妖「えぇそうですね、仕方がありませんが貴方の為に付き合って上げましょう。」
鈴「アマツ…任せて。私には貴方を救ったという事があるでしょう?私は貴方に最大限協力するわよ!」
鈴仙はそう言い俺の手を握った
鈴「アマツ!いや白野威人神冥晄明天胤!!私は貴方の事を助けるわ!!
だから…もう1人で行かないで…信仰を取り戻し【月読命】をぶっ飛ばしましょう!あんな奴に月の神を名乗られたくはないからね!」
あぁ…ぁぁ…
俺は頬に何かつたってしまった。何か液体の様なものが。
天「鈴仙…妖夢…阿求…本当にありがとうッ…!!」
俺はその場で泣いてしまった。
それを見た鈴仙が俺を抱き締めてくれた。俺は鈴仙の懐で今まで溜めていたものを吐き出した。
その時の鈴仙はどこか懐かしい母親の様な感覚が残った。
それから少したって俺は恥ずかしくなり1人で隠れていた。
鈴仙も何処か照れてるようでお互いに恥ずかしくなっていたが、阿求に関してはそれをニヤニヤしながらこちらを向いており鈴仙を冷やかしていたが、妖夢に関しては俺に対して殺気を放つばかりであった。
いかがったでしょうか?
今回も駄文となってしまいましたが、ご閲覧ありがとうございます。
次回は投稿は遅れると思われます。すみません。
厳しい意見、批評などお待ちしています。