生命の唄~Beast Roar~   作:一本歯下駄

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『なぁ、何処行くんだ?』

『うん? 酒場さネ』

『……何しに行くんだ?』

『んー? 傭兵雇いに行くさネ』

『また酒を飲みに……って、え?』

『……オマエはアチキが毎日酒しか飲んでないみたいな偏見をヤメろさネ』

『え? 酒場行って酒飲まない? お前偽物だなッ!?』

『何言ってるさネ。酒は飲むさネ。ついでに傭兵を探すさネ』


『説明』

 前傾姿勢のまま一気に駆け抜け、目標としていた長い耳に、白と黄色の毛並み、ふさふさの尻尾。 額には鋭い一角が生えており後ろ足で地面に立っている兎型のモンスターであるアルミラージの一匹をすれ違い様に胴を一閃しそのまま駆け抜け、後方で火炎放射を放とうとするヘルハウンドの首を刎ね飛ばす。

 

 刎ねたヘルハウンドの首を蹴って別の個体の口を塞ぎ、今まさに火炎放射を吐かんとしていたヘルハウンドの口がふさがれた事で小規模な爆発の様な状態になったのを尻目に、爆炎に照らされて動きを止めた残りのアルミラージを一気に仕留めて行く。

 

 十秒もすればそこには首無し死体が複数と、爆ぜたヘルハウンドがいくつか転がる光景が広がっていた。

 

 周囲を囲む壁も、床も、天井も岩盤で構成されており、どこか湿った空気が漂っている。何も知らなければ、天然の洞窟と思わせる雰囲気を醸し出しているフロアの中、カエデは警戒心をそのままに周囲を探る。

 

 現在位置はダンジョン中層、第十三階層。

 

 冒険者とそうで無いモノを隔てる最初の難関にして、最も死亡率が跳ね上がる危険地帯。上層とは比べ物にならない程の危険性を持つモンスターの宝庫でもあり、迷宮の悪意(ダンジョントラップ)の種類も片手で数えきれてしまう上層に比べて比較にならない程の種類が現れ始める階層でもある。

 

 器の昇格(ランクアップ)を果たし、無事に駆け出し(レベル1)から三級(レベル2)へと至ったカエデ・ハバリは二つ名【生命の唄(ビースト・ロア)】に更新された識別票を右腕の手首に巻き付けて新しい得物である片手半剣、バスタードソードを主武装に、ダガーを副武装に装備し。防具として修繕の入った緋色の水干の上から火精霊の護布(サラマンダーウール)を羽織ってダンジョン中層である最初の死線(ファーストライン)に立っていた。

 

 周辺警戒をしていたが、モンスターの気配は遠くの方に少し感じられる程度で近付いてくる気配は無い。

 

 ヘルハウンドが爆ぜる音で近付いてきそうなモノだが。どうやら気付いていないのか、それとも何か別の要因かは不明だか近づいてこないらしい。

 

「カエデさん、どうですか?」

 

 フロアの入口で弓を構えたまま問いかけて来たジョゼットの方を振り返って頷く。

 

「問題ないです」

 

 ジョゼットは周囲を見回してから、吐息を零した。

 

 本来なら、中層に挑むのであれば前衛、中衛、後衛もしくはサポーターの三人から四人程度でパーティを組むのが普通である。

 

 モンスターの突撃を受け止めて足止めする前衛(タンク)

 武器や攻撃魔法等を用いてモンスターを討伐する中衛(アタッカー)

 回復魔法や補助魔法での援護等を行う後衛(ヒーラー)もしくは補助(サポーター)

 

 基本的編成は前衛(タンク)一人、中衛(アタッカー)二人、補助(サポーター)一人である。

 そも、回復魔法や攻撃魔法などの魔法関連はエルフでもない限りは習得者が少ないので後衛(ヒーラー)が居るパーティは少ない。

 

 とは言え、現状で言えばカエデ単体で敵を殲滅しているので無理に組ませる必要は無いと言えば無いのだが、常にジョゼットやラウル、フィンが同行するのも難しいので組ませるべきである。

 

「おー……そろそろバッグが一杯ッスね」

「もうですか……?」

 

 ナイフ片手にモンスターの魔石を手早く抜き取るラウルの言葉にカエデが不思議そうに首を傾げるが、ラウルは半笑いを浮かべてバッグを示す。

 

「この階層、敵の出現が激しいッスからね。気が付けば一杯ってのは良くあるッスよ……まぁ、ここまで早いのは予想外ッスけど」

 

 ラウルの言葉通り、この階層に来てからまだ三時間ほどしか経っていない。上層と比べ物にならない程のモンスターの数……では無く。ヘルハウンドが引き起こす爆発音や燃焼時に発生する臭気等で周囲からモンスターが集まってきてしまうのだ。

 

「いったん戻りますか?」

「んー……稼ぎを優先するなら戻るべきッスね」

 

 ジョゼットとラウルの言葉にカエデが少し考えてから、口を開いた。

 

「まだ戦っても良いですか?」

「その辺りはカエデちゃんに任せるッス」

 

 魔石を集め終わり、パンパンに膨れ上がったバッグを背負ったラウルが笑みを浮かべる。

 

「最悪、ジョゼットも荷物持ちするッスか?」

「……まぁ、あまりそれはしない方がいいと思いますが」

 

 油断しきっていた結果、カエデが瀕死の重傷を負う目に遭った時の事を思い出したのか眉を顰めるジョゼットにラウルが察したのか呟く。

 

「あー……冗談ッス」

 

 今日の探索にはフィンが同行していない。なんでも【恵比寿・ファミリア】との話し合いがどうとかで其方の方に向かったのだ。

 【ハデス・ファミリア】に対する警戒心が薄いと言われそうだが。フィンが【処刑人(ディミオス)】に与えた怪我はかなり深かった様であり、療養しなければならなくなってしまったのだと言う。

 【ディアンケヒト・ファミリア】の神ディアンケヒトが【処刑人(ディミオス)】の治療に携わった様子だが、神の恩恵(ファルナ)が有っても死にかけの重傷だった。との事らしく、暫く所か冒険者としての活動にも支障が出る程の大怪我らしい。

 とは言え一級(レベル6)冒険者と言うのは飾りでは無いらしく。その状態であっても準一級(レベル4)冒険者程度の実力はあるので警戒は一応すべきだが、その代わりに今回の迷宮探索(ダンジョンアタック)には準一級(レベル4)冒険者の【大切断(アマゾン)】ティオナ・ヒリュテが同行している。

 

 『ハーボルニル』と言う【疑似・不壊属性(デュランダル・レプリカ)】の作品を入手する際にカエデに世話になったし、暇だから良いよーと割と軽い感じに同行を容認してくれたのだ。

 

 そのティオナはうんうんと頷きながらラウルの背負うバッグを見て口を開いた。

 

「私が持とうか?」

「あ、それは無しで」

「すいませんティオナさん。貴女が持つと色々と不都合がありますので」

 

 【ハデス・ファミリア】に対する対抗札として同行しているティオナに荷物を持たせていざと言う時に重しの所為で不意を打たれる危険を冒す訳にはいかない。

 

「そっか……あー、でも見守るだけってのも暇だなぁ」

「まぁ、其れが同行条件ッスからね」

 

 今回の目的はあくまでもカエデの補助であり、カエデが対処不可能でない限りは手出し厳禁と言う形をとっている。戦闘種族等と言われるアマゾネスのティオナからすれば目の前で戦っているのに自分が手出しできないのは相当なストレスだろう。

 

「カエデさん、まだ続けますか?」

 

 ジョゼットの問いかけに少し考え込んだ後、カエデは首を横に振った。

 

「そろそろ地上に戻ります」

 

 上手く説明できないがなんとなく、そうした方が良い気がしたから。

 

 カエデのその言葉にジョゼットが少し眉を顰めてから、ティオナの方を見た。

 

「ティオナさん、もしかしたら何かあるかもしれないので警戒をお願いしても良いですか?」

「うん? 良いけど……何か?」

 

 不思議そうに首を傾げているティオナだが、ジョゼットからするとカエデの言う『なんとなく』は時折恐ろしく的確な答えを導き出す。

 

 カエデが『嫌な予感がします』と言えば、直後に怪物の宴(モンスターパーティー)が発生したり。

 『右はやめた方が良い気がします』と言えば、右の通路で半壊した冒険者パーティが怪物進呈(パスパレード)する相手を求めて走ってきていたり等。勘に優れているのか、カエデの『予感』は非常に良く当たる。

 

 まぁ、杞憂に終わる事も少なくは無いのだが。

 

「うーん。まぁいっか。帰ったらなんか買って食べようよ。お腹空いちゃったし」

「じゃが丸くんですか?」

 

 買い食いと言えばじゃが丸くんと思っているカエデの言葉にティオナが苦笑いを浮かべた。

 

「カエデはじゃが丸くん好き?」

「はい、美味しいですよね」

「そっか……私は暫く良いかな……」

「……?」

 

 アイズと仲良くなろうと一緒にじゃが丸くんの屋台巡りを行ったりしたりしているので若干食べ飽きた感じはしている。むしろ三食全部じゃが丸くんでも平然としているアイズの方が異常な様な……。そんな考えが脳裏を過ったティオナは頭を振って口を開いた。

 

「ほら、クレープとか美味しいモノ色々あるんだからそう言うのも食べてみた方が良いよ」

 

 森の奥にある人を寄せ付けない排他的な村で質素な生活をしていたカエデからすれば『クレープ』や『ケーキ』なんてものは目にする事も無かったことだろう。

 そう言った甘味にどんな反応するのか楽しみにしつつティオナは上層へと続く道へ足を向けた。

 

 

 

 

 

 【ロキ・ファミリア】の大食堂、皆の前に立ったフィンの言葉に食堂内がざわめきはじめる。

 

「と言う事だから。詳しい説明は各班に配属される補助役(サポーター)に聞いて欲しい」

 

 何の事かさっぱりわからないカエデは首を幾度も傾げていた。そんなカエデを見兼ねたラウルが囁く。

 

「団長の言ってた『遠征合宿』って言うのは三級(レベル2)冒険者を5人組ませたパーティを複数作って、各パーティ毎に十八階層を目指して一泊して戻ってくるって言う『合宿』の事ッス」

 

 『遠征合宿』

 【ロキ・ファミリア】が二ヵ月に一度行っている迷宮深層への大規模遠征に向けた団員の選別を行う為のモノである。

 基本的に大規模遠征、深層に遠征に向かう組は最低二級(レベル3)以上である事が条件に組み込まれている。だがそれは戦闘要員の話であり、補助役(サポーター)については適正さえあれば三級(レベル2)であっても参加する事が可能である。

 但し、絶対に前線に出される事は無く。あくまで補助がメインで雑用をさせられるだけだが……。

 

 それでも殆どの団員は参加を希望するのだ。

 

 深層に進むと言うのは危険を伴う。当然その危険を乗り越えれば……運が良ければ偉業の欠片を入手できるのだ。

 現在【ロキ・ファミリア】に所属している二級(レベル3)冒険者の半数以上が遠征中に偉業の欠片を手に入れて器の昇格(ランクアップ)を果たしていると言っていい。

 そう、大規模遠征の補助役(サポーター)として参加すると言うのはつまり偉業の欠片の入手機会を得る事である。

 

 故に皆が補助役(サポーター)として大規模遠征に参加する事を望むのだが……。

 

 現在【ロキ・ファミリア】に所属している団員数は300を超える数であり、千人を超える規模の【ガネーシャ・ファミリア】を除けば並ぶファミリアの居ない大規模ファミリアである。

 

 その内訳は一級(レベル6)が三人、準一級(レベル4)が四人、二級(レベル3)が四十人程、三級(レベル2)が百十人程、残りが駆け出し(レベル1)と言う状態である。

 

 通常の中規模ファミリアが団長が二級(レベル3)、片手で数えられる程度の三級(レベル2)、残りは駆け出し(レベル1)と言うのが普通なのを考えればどれほど【ロキ・ファミリア】の規模が凄まじいのか理解も出来よう。

 

 【ガネーシャ・ファミリア】については言う事は無い。しいて言うならあそこは別格だ。団員の練度こそ【ロキ・ファミリア】に遠く及ばない程度だが、頭数は異常に多い。『俺がガネーシャだっ!』と叫んでいるだけの主神に見えるが、やはり群衆の神だけのことはありカリスマに満ち溢れているのだ。

 

「ゴライアスを倒さないといけないんですか……?」

「いや、流石に其れは無いッス。事前に迷宮の孤王(モンスターレックス)は討伐するッスから。一度討伐されたら二週間は出ないッスし」

 

 恐る恐る質問したカエデに笑顔で返答するラウル。その返答に思わずカエデは首を傾げた。

 

「……? それって凄く簡単じゃないですか?」

 

 ラウルの説明にあった『三級(レベル2)冒険者五人パーティで十八階層で一泊して帰還する』と言う条件を聞いたカエデの素直な感想である。

 

 基本的に中層の最初の死線(ファーストライン)とも言われる十三階層に挑む際のパーティの編成の基礎は『三級(レベル2)が一人以上編成された三人から四人のパーティ』と言うモノである。

 

 そして十五階層からは中層の迷宮の孤王(モンスターレックス)を除いたモンスターの中で最高難度を誇るミノタウロスが出現する。その辺りの攻略においては『ミノタウロスを避ける』と言う条件を付けるのであれば『三級(レベル2)が二人以上編成された三人から四人のパーティ』が推奨されている。

 

 もし三級(レベル2)冒険者が五人編成されているのであれば、相当パーティの編成が悪く無い限りは基本的に十八階層に辿り着くのは難しくは無い。

 

 迷宮の孤王(モンスターレックス)が居なければ、だが。

 

 中層の迷宮の孤王(モンスターレックス)は灰褐色の体皮を持つ総長7Mはある巨人であり、ギルドの推奨討伐難度は二級(レベル3)冒険者の6人パーティが四つ以上で挑むか、準一級(レベル4)冒険者が数人で挑むぐらいである。

 

 迷宮の孤王(モンスターレックス)であるゴライアスを三級(レベル2)冒険者が束になった所で倒すなんて不可能なのだ。

 

 だが逆にゴライアスが片付けられているのであれば難易度は下がるどころか……普通に行って戻ってくるなんて余裕過ぎる。

 

「あー、それはアレッスね……カエデちゃんが思う程簡単じゃ無いッスよ?」

「……?」

 

 苦笑いを浮かべたラウルの様子に首を傾げるカエデ。

 

 そんなカエデを見ながらラウルは内心呟く。

 

 これだけ聞けば簡単である。これだけ聞けば。……実際は全く違う。

 

「それは「ラウル、カエデ。今は僕が話しているから少し口を閉じてくれるかな」あっはいッス」

「ごめんなさい」

 

 話に集中していたら団長に注意されてしまい、周囲の団員がくすくすと笑っている。

 

「さてと……今回の邪魔役は五人。アイズ、ベート、ティオナ、ティオネ、ペコラだ」

 

 ラウルの表情が一瞬で引き攣り、カエデが首を傾げた。

 

 邪魔役?

 

「次に各編成を発表していく」

 

 二級(レベル3)冒険者が補助役(サポーター)を中心に、三級(レベル2)冒険者を五人選出したパーティが一組とされる。

 失敗条件は単純に邪魔役に補助役(サポーター)以外が倒される事。

 期限内に十八階層に辿り着けない、十八階層から期限内に戻って来れなかった場合。

 

「邪魔役って何ですか?」

「……ダンジョンの中で襲ってくるッス」

「え?」

 

 小声でどういう事かとカエデがラウルに問いかける。

 

「邪魔役に選ばれた人は、ダンジョン内で『遠征合宿』メンバーを襲って蹴落とすッスよ。要するに準一級(レベル4)冒険者の目を欺くかなんかして十八階層に辿り着くって言うのが今回の目的ッス。無論ッスけど、十八階層でキャンプしてる時も容赦なく襲ってくるッスから……帰りもッスけど」

 

 普通に考えたら無理ではないだろうか? そんな考えがカエデの脳裏を過るが、ラウルが首を横に振る。

 

「無論、手加減はしてくれるッスよ……それでもキツイッスけど」

 

 前回の帰還したパーティは十組中ゼロ。十八階層にたどり着けたパーティですら一組のみだったのだ。結局は十八階層でキャンプしてる最中に襲撃を受けて全滅した。下手をすれば普通に行きだけで全てのパーティが全滅することもあり得る。

 

二級(レベル3)はあくまで補助役(サポーター)ッスから、戦闘については手出し厳禁ッス」

 

 一応、突破すれば大規模遠征の補助役(サポーター)として参加できるかもしれないし、そうでなくともご褒美が出るので()()()()()()()()()

 

 その()()()の中には当然ながら、邪魔役の方も含まれる訳だが……。

 

「次、補助役(サポーター)ラウル。メンバーはアリソン、グレース、ヴェネディクトス、アレックス、カエデだ」

 

 フィンの発表した班に自分の名前が含まれていたのに反応したカエデが耳を澄ませる。ラウルの顔が引きつり、震えてから呟く。

 

「ヤベェッス」

「……?」

「何でもないッス」

 

 呟きに反応したカエデを誤魔化してから、ラウルは聞こえない程度に溜息を零す。

 団長がどういう意図で補助役(サポーター)にラウルを任命して、其処にカエデを筆頭としたメンバーを選出したのかを薄らと理解した。

 

 アリソンとヴィネディクトスの二人は常識的な三級(レベル2)冒険者だが……。いや、カエデも常識的と言えなくもないが。単独(ソロ)が基本なので集団(パーティ)行動について知識が少ないだろう。そこら辺の知識の習得と実戦経験を積む為だろう。

 

 ただ、其処にグレースとアレックスである。

 

 どちらも能力的に高いのだが……。性格に問題あり。

 

 ただ、狼人が含まれていない辺りカエデに配慮したパーティだろう。

 

 ……『孤高奏響(ディスコード)』についてはカエデが『呼氣法』を使い続けていれば他に使う事は無いと言う判断からだろう。

 

 編成はバランスが良い。ただラウルは相応に苦労するだろう。

 想像して溜め息をつくラウルに、カエデが首を傾げた。




 パーティーって、どんな編成が良いんじゃろ。
 魔法使い珍しいっぽいし全員前衛とかが普通だろうからなぁ……。





 パーティーメンバー。

【兎蹴円舞】『アリソン・グラスベル』
兎人(ラパン)の女性。
・武器 棒・槍

【激昂】『グレース・クラウトス』
・ヒューマンの女性。
・武器 短剣

【尖風矢】『ヴェネディクトス・ヴィンディア』
・エルフの男性。
・武器 杖・魔法

【強襲虎爪】『アレックス・ガードル』
虎人(ワータイガー)の男性。
・武器 格闘・拳

生命の唄(ビースト・ロア)】『カエデ・ハバリ』
狼人(ウェアウルフ)の女性。
・武器 大剣・短剣

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