IS-オーズの力を使いし者-   作:コウさん

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十三話

-時は少し遡り-

 

一夏が謎の女性に撃墜され

 

「…………神谷」

 

「はい?」

 

「すまないが―――」

 

「わかりました。助けに行ってきます」

 

「うむ」

 

「そ、そんな!? こんな状況なのにさらに神谷くんにまで危ない目にさらすなんてどうかしてますよ!」

 

山田先生が反論してくるが

 

「山田先生大丈夫ですよ」

 

「そんな神谷くん……」

 

「じゃあ、ちょっとばかし行ってきます」

 

そう言ってアリーナに向かう

 

 

 

 

 

 

 

徐々に通路からひらけてきてアリーナの状況が見えてきた

 

そこには最初に襲撃してきたISが鈴達に向かって銃口を向けていた

 

「チッ! あんにゃろ」

 

すぐさま三枚のコアメダルを装填し

 

「変身!!」

 

『タカ! ゴリラ! バッタ!』

 

タカゴリバとなり、そのままバッタレッグの力で一気に距離を詰めそのまま全力でゴリラアームで無人機を殴りつけた

 

おもしろいくらいに無人機は吹っ飛び、壁にものすごい勢いで叩きつけられた

 

そして鈴に

 

「助けに来たぞ」

 

と声をかけた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「待ってたんだよ~、君が来るの♪」

 

どこか楽しそうな感じで言ってくるのは二人目の襲撃者で一夏を落とした張本人

 

「お前達は一体なんなんだ?」

 

「う~ん、今は言えないかな」

 

「じゃあ何でこんなこと?」

 

「それなら教えてあげる。君達の実力を測るためだよ」

 

「だったらなんでこんなめんどくさいやり方なんだ? 他にもっと方法はあったはずじゃないのか?」

 

「まぁまぁ。おかげで君達の実力が分かったわけだし」

 

「とりあえずさっきの彼。彼の機体自体はおもしろいんだけどねぇ~、肝心のつかい手があれなんだもん。それに比べて君は中々いいね」

 

「私達のところへ来ない?」

 

「(達? 他にも仲間が) まぁ、断るわ」

 

「そっかじゃあ無理やりでも君を連れて行くよ!!」

 

そう言って二丁ビームピストルを構える

 

こちらも両こぶしをガンっと弾いてから構えるが、あっちは飛んでいる状態で遠距離系

 

こっちは飛べない上に完全なる格闘・近距離戦。パッと見こっちが不利である

 

「知ってるんだよ。君が飛べないことくらい」

 

「だったらこれでどうだ?」

 

そう言って両腕を謎の女性に向ける。次の瞬間、両前腕部に付随されているガントレット状武器・ゴリバゴーンをまるでロケットの様に射出した

 

「!?」

 

さすがに予想だにしない攻撃に彼女も驚きを隠せなかったがかわされてしまった

 

「ふぅ、危ない危ない。でももうそれは通用しないと思ったほうがいいよ」

 

「たしかに。だったら戦い方を変えればいい話だ!!」

 

未知数の彼女の実力と不利な状況

 

これを打開する方法は1つ

 

(コンボで一気に決めるか)

 

そうと決まったらすぐさま頭部・脚部のコアメダルととある組み合わせに変え、再スキャンする

 

『サイ! ゴリラ! ゾウ! サッゴーゾ……サッゴーゾ!!』

 

「はぁっ!!」

 

重量系コンボ-サゴーゾコンボ-へとフォームチェンジした

 

「姿が変わったくらいでどうだと言うの?」

 

まだ余裕でいられるがすぐさまこのコンボの恐ろしさを知ることとなる

 

「うおおおおおおおおぉぉ!!」

 

ドラミングをはじめると謎の女性の周りの空間が乱れ、一瞬にして地面に叩きつけられた

 

「な、なんで!?」

 

驚くのも無理は無い

 

これこそサゴーゾコンボ固有能力:重力操作を使用したのだ

 

しかしただただ謎の女性はわけもわからないまま地面に叩きつけられ動けなかった

 

そのまま謎の女性に近づき立たせてからひたすら殴る、殴る、殴るといった怒涛の攻撃ラッシュが続いたのが、突如無人機が立ち直ってこっちに攻撃してきた

 

「チッ!! めんどくさいタイミングで」

 

「さ、さすがにこれ以上君の相手は無理そうだよ。今日は退散させてもらうね」

 

さっきまでの軽い口調ではなくなっていた様子からあと一歩のとこまで追い詰めることが出来たのだが無人機の邪魔が入り逃がしてしまった

 

 

「だったらお前だけでも」

 

コアメダルをスキャンし

 

『スキャニングチャージ!』

 

「うおおおおぉ!!」

 

電子音が流れた後その場で垂直に跳躍し、着地の衝撃と共に発生した3つのオーリングで敵を地面に捕縛し、手元に引き寄せて頭突き・両手フックパンチを同時に叩き込む-サゴーゾインパクト-を

 

「セイヤーッ!!!!」

 

叩きこんだ

 

 

 

無人機はシールドエネルギーが0になったらしく活動停止となった

 

「はぁ……はぁ……」

 

しかしこちらもコンボの疲労からか強制的に変身が解除されてしまった

 

「え、映司!!」

 

鈴が駆けつけてくれたのだ

 

「鈴。悪い後任せたわ……」

 

その言葉を残して俺は意識を失った

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