「「はああぁっ!!」」
映司はトラクローでラウラはプラズマ手刀でぶつかり合う。二人ともパワーは互角で均衡したが
「これなら」
ラウラはAICを放つため逆の手をこちらに向けてきようとしてきたので、すかさず距離をとるが
「甘い!」
ワイヤーブレードに捕まり上半身を捕縛されてしまった
「これだったら身動きも出来ないだろう」
ラウラはどこか勝ち誇った表情でいるが
「それだったらさ指が動かせないくらい徹底的にしないと―――」
かすかに指などは動かせたので腕のコアをトラからカマキリに変えスキャンする
『タカ! カマキリ! チーター!』
タカキリーターとなり身動きを封じているワイヤーブレードを一気に切り飛ばす
「ほらな、こういうことになるだろ?」
そして高速走行からのカマキリソードで切り刻んでいくヒットアンドアウェイの戦術でラウラにダメージを与えていく
「き、貴様ぁ!!」
ラウラはレールカノンをなぜか俺の方向とはまったく違う方向に向ける
「って、まさか!?」
その方向を見ると一夏達の姿があった。すぐさま一夏達に知らせようとしたが
「映司後ろだ!!」
一夏が焦ったように俺に言ってくるのでまさかと思い振り向くと、視線を外しているうちにすでに俺に接近していたラウラがいて
「今度こそこれでどうだ!!」
AICを俺に放ってくる
「チッ! しまった」
さすがに不意打ちすぎたのでかわすことが出来ず、身動きがとれなくなった
「戦場にあのようなお荷物を持ち込んでいる時点ですでに勝負は決まっていた!」
「……はいはい。ああ~、こりゃだるいわな」
「ほぅ、この状況でまだ軽口を叩けるとはな。ずいぶんと余裕だな」
「余裕? ……そりゃ完全体のガメルの重力操作に比べたら、ね!!」
自力でラウラのAICを突破する。そのままカマキリソードで切り裂いたりやチーターレッグで蹴るなどすさまじいほどの連続攻撃をくらわしラウラを吹っ飛ばす
「そ、そんな……」
自慢の決定打すら突破され動揺を隠せないラウラ。そしてむくりと立ち上がり
「……うわああああああああぁっ!!」
四方八方にレールカノンを撃ちまくる。映司にあてるなどの理由はなく、ただ乱れ撃ちまくる
「チッ! このままじゃ、被害が広がるだけだ」
一気に勝負をつけるためスキャニングチャージをしようとしたら
「いい加減にしないか!」
ラウラに刀をつきつける織斑先生
「きょ、教官……」
ラウラは驚きながらも砲撃をやめ、俺も変身を解く
「模擬戦をやるのは構わん。だが、アリーナのバリアーまで破壊する事態になられては教師として黙認しかねる。この戦いの決着は学年別トーナメントでつけてもらおうか」
「し、しかし……」
納得できていないのかラウラは反論しようとするが
「なんだ? 異論があるか?」
「い、いえ! ありません!」
やはりラウラは織斑先生絶対主義らしくすぐに反論をやめ素直に従いISを解除する
「織斑、神谷、デュノア、お前たちもそれでいいな?」
「あ、ああ…………」
さいほどからのこの状況のせいか、つい素で答えてしまう一夏
「教師には『はい』と答えろ。馬鹿者が!」
「は、はい!」
「了解です」
「僕もそれで構いません」
「では、学年別トーナメントまで私闘の一切を禁止する。解散!」
と織斑先生は最後にそう言いこの場を納めたのであった