以上
ラウラの一件から数時間経ち、夕方となっている。そして映司達は鈴、セシリアのいる保健室に見舞いにやってきた。二人とも怪我のダメージはでかいものの、いつも通りの元気を取り戻していて
「別に助けてくれなくてよかったのに」
「あのまま続けていれば勝っていましたわ」
などと言ってきた。
「……はぁ~、だったらもう帰るぞ」
「「駄目!!」」
「何この子達、めんどくさ!?」
「まぁまぁ。それと二人も無理しちゃって~」
シャルルは怪我人二人に水を渡しながら小声で何かを呟くと
「なななな何を言ってるのか、全っ然っわかんないわね!」
「べべべべっ、別にわたくしは無理なんかしてませんわ!」
「んで、どして二人はボーデヴィッヒと戦うことになったんだ?」
「「んぐっ!!」」
一番の疑問であったことを聞くとふたりは飲み物ごと吹いた
「あ、おい。大丈夫かよ?」
「う、うん大丈夫。えっと、それは……」
「その、なんと言いますか……」
二人はどこか気まずそうになる
「言いたくないんなら詳しくは聞かないけどさ今後は――――――」
ドドドドドドドドドドッ…………!!
突如として保健室が揺れ始め
ドカーン!
いきなり保健室のドアを蹴り飛ばし、大量の女子達がやってきた
「ああ゛、いきなりなんだよ?」
「どうしたのみんな?」
「「「「これ!」」」」
女子達がとあるプリントをつきだしてきた
「え? なにこれ?」
「なになに、えっと『今月開催する学年別トーナメントでは、より実戦的に行うため、二人一組での参加を必須とする。なお、ペアが出来なかった者は抽選により選ばれた生徒同士で組むものとする。締め切りは』―――」
「とにかく私と組も? 神谷君」
「私と組んで、デュノア君~!」
「あ~、残念ながらシャルルは今ここにいないが一夏と組んでるから諦めろ」
シャルルの正体がばれるわけにはいかないのでとっさに嘘をついた
「じゃ、じゃあ神谷君は?」
最後の希望とばかりに俺に聞いてくるが
「ごめん、先約が」
「「「「うわーーーーーん」」」」
泣きながら女子達は帰って行った
「ふぅ~。あっ!? シャルルごめんな、とっさに嘘をついて」
「う、ううん。いいよ、僕もそのほうがありがたかったし(映司とがよかったな……)」
心の中でしょげるシャルルであった
「というか映司、さっき言ってた先約って「「映司(さん)!! 一体誰と組んだの(ですか)?」」うぅ、遮られた……」
「いや、あれはあの場をやり過ごす嘘で―――」
「だったら私と組みなさいよ!」
「いいえ、ここは私と―――」
「ダメですよ」
「「「「や、山田先生!?」」」」
いつの間にかいた山田先生に皆驚いた。
「お二人のIS、ダメージレベルがCを超えています。トーナメント参加は許可できません」
それでも納得できないのか食い下がらない二人。そんな様子を見かねたシャルルは
「映司映司、ちょっとちょっと」
「ん?」
「あのね『――――――』って言って。そしたら二人は大人しくなるから」
「あ、ああ。わかった」
さっそくシャルルに言われたことを言ってみる
「あ~、先生の言うことを素直に聞ける女子には惹かれるな~(棒)」
「「!? せ、先生!!」」
「は、はい!!」
「「トーナメントは辞退します!」」
「あ、ありがとうございます。先生嬉しいです」
三人に聞こえないようにこっそりと
「なぁ、シャルル?」
「? どうかしたの映司?」
「本当にあれでよかったのか?」
「ま、まぁ二人とも諦めてくれたんだしいいんじゃないのかな?」
ちなみに一夏はアリーナのシールドを破壊したので、ラウラは今回の騒動を起こしたので別々の教室で反省文を書かされている
ん? 映司? もちろんお呼び出しをくらっているさ