IS-オーズの力を使いし者-   作:コウさん

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ヴァルヴの新OPいいですね~。かっこいいですね~


二十八話

「織斑くん、神谷くん、デュノアくん朗報ですよ!」

 

うずくまっている一夏の元へ、山田先生がやって来た

 

「今日は大変でしたね。でも三人の労をねぎらう素晴らしい場所が解禁になったのです」

 

「え?」

 

「場所?」

 

「労う?」

 

「なんと男子の大浴場です」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

じゃんけんの結果一夏、俺、シャルルという順番となった。一夏が上がったので今は俺がこの浴場を堪能している

 

「はぁ~~~ぁ…………」

 

湯船につかり、全身の力をぬきリラックスしていると今日の疲労からか、またもコクリコクリと眠りそうになってしまっていた。そこへ

 

「お、お邪魔します」

 

シャルルが恥ずかしそうに入ってきてしまったのだが既に意識は夢の世界にいきかけているので気づいていない

 

「って、映司こんなところで寝ちゃったらのぼせちゃうよ?」

 

なんとかシャルルは起そうとゆすっていると

 

「…………ハッ!? しまったこの心地よさに寝てしまった! 悪いシャルル助かったよ」

 

「う、ううん。今日は大変な一日だったんだからしょうがないよ」

 

「だなー。シャルル」

 

「ん? なに?」

 

「なんでいるの!?」

 

「う、うん。あのね映司と二人で話したくて」

 

「いや、それだったら別に他の部屋でもよくないか?」

 

「ご、ごめん。早いうちに話しておきたくて。大事なことだし」

 

「そうか。それで話って?」

 

「その……前に言ってたこと、なんだけど」

 

「……学園に残るって話か?」

 

「そ、そう。それ。僕ね、ここにいようと思う。映司がいるから僕はここにいようって思えるんだよ」

 

シャルルが話し終わるまでとりあえず聞いていることにした

 

「それにね、もう一つ決めたんだ。僕のあり方を」

 

するといきなりシャルルが後ろから密着してきた

 

「お、おい!?」

 

さすがに驚きの声をあげる。そんなことをされて落ち着いていられる男子はいない。それは映司も例外ではない

 

「僕のことはこれから『シャルロット』って呼んでくれる? ふたりきりのときだけいいから」

 

「それが本当の?」

 

「そう。僕の名前。お母さんがくれた本当の名前」

 

「……わかったよ『シャルロット』」

 

「うん……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

-次の日-

 

「え、えっと今日はみなさんに転校生を紹介します」

 

山田先生が気まずそうに言った後転校生が教室に入ってくる。そしてその人物に教室がざわめく

 

なにせ───

 

「シャルロット・デュノアです。皆さん、改めてよろしくお願いします」

 

女子の制服姿のシャルロットが入ってきて、再度自己紹介をしたのだから。事情を知らないクラスの面々は驚きを隠せないだろう

 

「え? デュノア君って女…………?」

 

「おかしいと思った! 美少年じゃなくて美少女だったわけね」

 

「って、織斑君、同室だから知らないってことは───」

 

教室中がいっきにざわめき始める。それで何事無く終わればよかったのだが

 

「ちょっと待って! 昨日って確か、男子が大浴場使ったわよね!?」

 

ひとりの女子が爆弾をぶっこんできた

 

「一夏!!」

 

キレる篠ノ之

 

「ま、待ってくれ! 俺は一緒に入ってない! それは順番的に映司のほうだって」

 

そして方向を全部俺に向かわせる一夏

 

「って、おい! バカ野郎!! なにいって───」

 

ビシュンッ!

 

俺の目の前をレーザーが通り過ぎる

 

恐る恐る飛んできたほうを向くとISを起動しているセシリアがこちらにスターライトmkIIIを向けていた

 

「ふ……うふふふふ……映司さ~ん♪」

 

「は、はい!!」

 

「覚悟、出来ていますわよね♪」

 

「そんな笑顔で怖いこと言わないでーー!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シーン

 

 

 

 

 

 

 

「……あれ?」

 

何も怒らなかったのでかざしていた腕を下ろし辺りを見るとAICでセシリアを止めているシュヴァルツェア・レーゲンを纏ったラウラの姿があった

 

「ラウラー! 助かったよ。このお礼にこん―――んっ!?」

 

俺の胸ぐらを掴まれ、ラウラに引き寄せられ、そして唇を奪われる、つまりキスをさせられた

 

それで終わるならまだ良かった?かもしれないのだがそこからさらに濃厚なものとなったから、さあ大変っと

 

とりあえずキスし終わりラウラの放った言葉が

 

「お、お前は私の嫁にする! 決定事項だ! 異論は認めん!」

 

顔を赤らめながら嫁宣言してきた

 

「「「「「「えーーーーーーーーーーーーーーー!!!」」」」」」

 

そして教室の女子達が驚きの声をあげる

 

「ら、ラウラ!! お前何してくれてんだよ!!」

 

「むっ! なんだ嫌だったのか?」

 

「い、いやではないけどさ」

 

「映司~♪ 何を言ってるのかな?」

 

「すいませんでした!!」

 

シャルロットが笑顔で威圧してくるのですぐさま謝罪する

 

「大体ラウラ、こういうことは大事な人と最初にするものなんだから気軽にしたら駄目だろ!」

 

「わかっておるわ。そういう貴様こそどうなのだ?」

 

「俺だってはじめ―――」

 

「―――初めてではないわよ」

 

教室のドアに寄りかかながら腕を組んでいる鈴が遮ってきた

 

「それってどういうこと?」

 

「映司のファーストキスはこの私がもらったってことよ!!」

 

ババン!! と背景にそのような効果音がつきそうな感じで言い放つ

 

「「「「「「えーーーーーーーーーーーーーーー!!!」」」」」」

 

そしてさらなる驚愕の事実にクラスの女子はまたも声をあげる

 

「……嫁よ。少し調教が必要のようだな」

 

「えっ!?」

 

「まっ、私もさっきの件については許せないものがあるわね」

 

「ええっ!?」

 

ラウラとISを起動した鈴がジリジリと近寄ってくる

 

「……神様……助けて」

 

その言葉が届くことはなかった

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