就活が始まりバタバタとしていて中々書き進めることが出来ませんでしたが、なんとか今回書き終えることが出来ました
シャルとは一時分かれ各々水着を選ぶことになった。さすがに女性物の水着売り場に男性がいるのはよろしくないことだし、なにより女尊男卑が当たり前の風潮なもんだから色々と面倒事が起こるのを防ぐためシャルにはしぶしぶ分かれてもらうことを説得し、別行動となった。
とりあえず気に入ったものが見つかったのでそれを購入し、シャルからの連絡がくるまでとりあえずベンチで一人待っていると
「あ~! いっち~」
前から布仏と相川さんがやってきた
「やあやあ、奇遇だね神谷くん。今日は一人なの?」
「いんや、シャルロットも一緒だが今は別々になって買い物中」
「そっか~、それは残念。一緒に行動したかったんだけどな」
「また今度誘ってくれ」
「は~い。じゃあお二人の邪魔をしたらいけないから私たちはもう行くね」
「ばいば~い、いっち~」
「またな~」
去っていく二人に軽く手を振り見えなくなったところへ
「映司ちょっと来て!」
シャルがいきなり走ってこちらにやって来ては俺の手を掴み、そのままどこかへ連れって行き、女性ものの水着売り場の着替え室に入れた
「いきなしなんだよ?」
「いや、その選んだ水着が似合うか見てもらいたくて……」
「だからって一緒に入ることないだろ?」
「しー」
カーテンを少し開きなぜか外を確認するシャル
「外に誰かいるのか?」
「だ、誰もいないよ! いいから今はここにいて」
そう言ってからおもむろに制服を脱ぎだした
「ば、ばばかやろう!! いきなし何してんだ!」
すぐさま後ろを向く。後ろからは物音がするので本当に着替え始めたようで、なんとか意識をまぎらわそうといろいろと考えたが
(あっ、無理だ。どうしても頭の中によぎってきてしまう~!)
半ば諦めかけてたそのとき
「もういいよ」
「やっとかって、ッ!!」
ナイスタイミングでシャルが着替え終わったようだ
そして振り返るとセパレートとワンピースの中間の様な水着で色はシャルのイメージカラーでもあるイエロー。そして何よりつきだされているせいでより強調されている胸の谷間。まず視界に入ったのがそれだったから思わず驚愕してしまった。健全な男子であったら誰でも同じ反応をするだろう
「変……かな?」
「いえいえとんでもございません。むしろありがとうございます!」
動揺からかキャラでもないことを口走ってしまった
「じゃあ、これにするね」
俺の賛成意見で購入することを決めたところへ
『お客様!?』
外から店員の声がし
『今の声…………もしや』
さらに聞き覚えの声まで、というより織斑先生の声が。そしてバサッと勢いよくカーテンが開かれる
「「うえぇぇぇ!?」」
「か、かかか神谷君、デュノアさん!?」
まさかの光景に驚く山田先生と
「何をしている?」
淡々と問い詰める織斑先生
-数分後-
「いいですか、いくらクラスメイトと言ってもけじめはつけなければいけません! 試着室に男女二人で入るのは駄目です!!」
山田先生による説教が始まりただ今俺とシャルは正座しながら黙ってそれを受けている
そんな様子を物陰から見る二人、セシリアと鈴
「まさか先生方もでいらしたなんて」
「下手に出ていくとやばそうね。ちょっと様子見しよう」
ところ変わってつい違う水着売り場に来てしまったラウラ
「これがすべて水着か。この世にはこんなにも水着があったのか」
店の売られている水着の多さに驚いているラウラ。そんなラウラにほかの客の会話が耳に入ってきた
『しっかり水着選ばなくちゃね』
『似合わない水着着ていったら彼氏に一発で嫌われちゃうもん』
『ほかのことが全部100点でも水着がかっこ悪かったら致命的だもんね~』
その言葉に心を射抜かれたような大きいショックを受けてしまいうっすらと涙を浮かべながらもすぐさまとある人物のところへ電話をかけた
「く、クラリッサ!! 助けてくれ」
電話をかけた相手とはドイツのIS配備特殊部隊「シュヴァルツェ・ハーゼ」副隊長のクラリッサ・ハルフォーフである
『どうされたのですか隊長!? 何か問題が起こったのですか?』
「う、うむ。実は今度臨海学校なるものに行くことになったのだが、どのような水着を選べばよいのか選択基準がわからん……そちらの指示を仰ぎたい」
『了解しました、この黒ウサギ部隊は常に隊長と共にあります。ちなみに現在隊長が所有しておられる装備は?』
「学校指定の水着が一着のみだが……」
『グッ! 何を馬鹿なことを!!確かIS学園は旧型スクール水着でしたね。それも悪くはないでしょうだが……しかしそれでは……』
「それでは……?」
『色物の域をでない!!』
その発言に周りの同じ部隊の隊員から称賛の声があがる
「ならば……どうする?」
『ふっ、私に秘策があります』