IS-オーズの力を使いし者-   作:コウさん

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三十二話

臨海学校当日

 

とある海岸にて

 

「今11時でーす。夕方までは自由行動、夕食に遅れないようにすること。いいですね?」

 

山田先生の一言で各々行動を始めた。しかしなんだろうな、自分と一夏以外が女子なので嬉しいのやら気まずいやらで

 

「居心地悪いな」

 

「だなー」

 

一夏も若干困惑顔でそう言ってくる。先ほどから女子からの視線がこれでもかというくらいこっちに向いているしどうしたもんかと考えていたら

 

「ねぇねぇオリムー、イッチ~私たちと一緒に遊ぼ~」

 

「ビーチバレーしようよ?」

 

タイミング良く布仏達が話しかけてきてくれた。しかし一夏は他のグループに連れて行かれてしまい

 

「……まぁ、人数もちょうどいいしやりますか」

 

とそこへ

 

「おー高い高い。遠くまでよく見えるわ~」

 

いきなり鈴が背中に飛びついてきた。ちなみに鈴の水着はタンキニタイプの水着らしいがよくは知らない。まぁ、鈴の活発なイメージによく合っているからいいのだが

 

「いきなり飛びつくなよ。猫か、お前は!」

 

「いや~、ごめんごめん。あんたを見つけたらついつい飛びつきたくなっちゃって~♪」

 

「あ~楽しそう。私もやりた~い」

 

「その次あたし」

 

次々と布仏達もくっついてこようとしてたので

 

「ええい、やm「な、なにをしていらっしゃいますの!」せ、せシリア」

 

タイミングよくセシリアが割って入ってきてくれた。ちなみにセシリアの水着はブルーのビキニを着て、腰に薄い青色のパレオを巻いたものでセシリアに"とてもよく"似合っていた

 

「見ればわかるでしょ? 移動監視塔ごっこ♪」

 

鈴はさらにぎゅっと抱き着いてきた。それにさらに怒りのボルテージが上がったセシリアは

 

「映司さん、バスの中での約束を忘れましたの!!!!」

 

ざくっ!と力強くパラソルを砂浜に刺す

 

(こ、こわい)

 

そこから一通りのセットを準備し

 

「さぁ映司さん、お願いしますわ」

 

そう言ってサンオイルを取り出しくる

 

「あんたこそ映司に何させるつもりよ!!!」

 

セシリアにつっかかる鈴

 

「見てのとおり、サンオイルを塗っていただきますわ。レディーとの約束を違えるなど、紳士のすることではありませんわよ」

 

なぜこんな約束をしてしまったのか今更ながら後悔しているが、してしまったのはしょうがないので

 

「……わかったよ。やりますよ、やればいいんだろう」

 

頬をパチンと軽く叩き気合いを入れ、手にサンオイルをたらした状態でセシリアの背中に軽く触れると

 

「ひゃん!?」

 

「うぇ!?」

 

「え、映司さん、サンオイルは少し手で温めてから塗ってくださいな」

 

「ご、ごめん。初めてのことで勝手がわからなくて」

 

「は、初めてなんですの? それでは仕方ないですね」

 

「あんたなんで嬉しそうなのよ?」

 

(しかしこう間近で見るとセシリアってやっぱり綺麗だな~)

 

そんなことを考えながら一通り済んだので

 

「あの~、背中だけで……」

 

「い、いえ、せっかくですし、手の届かないところは全部お願いします」

 

ポワーンという効果音が合いそうな表情をしながらも無茶なお願いをしてきた

 

「全部!?」

 

「脚と、その、お尻も……」

 

「なっ―――「はいはい、あたしがやったげる。」

 

割って入ってきた鈴がすさまじい勢いでオイルを塗っていき

 

「きゃあっ!? り、鈴さん、いい加減に!!!」

 

どんどんとエスカレートしていく鈴に我慢できず起き上がってしまったセシリアだが

 

「「「あっ!?」」」

 

オイル中、上の水着は外していたのでセシリアの素敵なものが露わになってしまい

 

「きゃあああああああああぁっ!!」

 

セシリアの悲鳴と同時に腕だけ部分展開し殴り飛ばされた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プカ~

 

「いてぇ」

 

海に飛ばされずっと浮いていると

 

「映司ー、向こう岸まで競争ね~」

 

鈴が勝負を挑んできた

 

「え゛? めんど「負けたらかき氷奢りなさいよ」っておーい! いっちゃったよ」

 

最後まで人の話は聞かず鈴はすぐさま潜水して行ってしまった。とりあえず後を追いかけているとなぜかさっきまで普通に泳いでいた鈴が必死にもがいている。様子がおかしいと思い近づこうとしたらそのまま海の中へ沈んでいった

 

「!? 待ってろ鈴!!」

 

大きく息を吸いこちらも潜水し、そしてどんどん沈んで行っている鈴を見つけ急いでかけつける。そして鈴の手をすぐに掴み、そのまま腕に抱え砂浜まで運ぶ

 

「おい鈴!!大丈夫か?」

 

「だ、大丈夫……」

 

いつもより弱い口調だったがなんとか無事だったみたいだ

 

「災難でしたわね鈴さん」

 

「えっ!?」

 

いつの間にかセシリアが心配そうな表情でおり

 

「私が旅館までお送りしてさしあげますわ」

 

「いや待って!!私は映司と「鷹月さんちょっと手伝ってくれませんこと?」待っててば!」

 

「わかった手伝うわ!!」

 

「えっ! ちょ――― 映司、たすけてぇーーー」

 

鈴の静止の言葉も関係なしにセシリアと鷹月さんはずかずか鈴をどこかへ連れて行った

 

そんな鈴に俺はただ手を合わせることしか出来なかった

 

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