IS-オーズの力を使いし者-   作:コウさん

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夏の暑さにやられ睡眠はまともにとれない状況の中での休みなど無い学校生活と二重、三重苦のせいで完全にグロッキーな状態となり全然投稿できなかったことをここに謝罪します。

申し訳ございませんでした

しかし言わせてください

朝の8時頃にもう十分なほどの暑さって……嫌になりますよ!!

おかしい話ですがわりと台風のおかげで寝れるというありがたい状況


四十二話

「はぁ~」

 

どうしたものかとため息がこぼれてしまった。というのも新聞部の人からもらった映画のチケット使おうかとおもったのだが

 

「カップル専用はねぇーだろ。はぁ~」

 

こんなもんを一夏と使う訳にいかない。というか絶対に変な目で見られるし、噂が……

 

誰と行こうかうんうんと悩んでいると一人適任者がいたのを思い出して、その人の部屋までいくことにした

 

 

 

 

 

ところかわってここは鈴の部屋

 

本来なら祖国に帰るものが多いなか鈴は中国には戻らず、このIS学園に残ることにした。というのも戻ったところで両親が揃って待っているわけでもないし、軍の訓練で夏を潰すのももったいない

 

それになにより

 

「この夏休みくらいあいつと過ごせればな」

 

映司と一緒にいたいがために残ったのが一番の理由。しかし自分からは切り出せずに悶々としていた

 

そこへ

 

「おーい、りーん。いるかー?」

 

部屋の外から想い人の映司の声が

 

「?!」

 

さすがの急な訪問に慌てる。夏ということもありはしたない格好をしていたのだがさすがに人には、なにより映司には見られるわけにはいかないのですぐさま適当なTシャツを着て出るとラフな格好の映司の姿が

 

「い、いきなりどうしたのよ?」

 

まさか考えていたところに来たものだから若干テンパる鈴。いつものように少し強気な反応になってしまった

 

「今日暇か?」

 

「別に予定はないけど?」

 

映司ちらっと時間を確認してから

 

「じゃあこれからここへ出かけないか?」

 

映画のチケットを見せてくる

 

「……いいの!!!」

 

まさかの思いもよらぬ幸運な展開についつい映司詰め寄る

 

「そのためにここまで来たんだから、いいに決まってんだろ」

 

「し、仕方ないわね。行ってあげるわよ(本当にさいっこーーー♪)」

 

心の中では飛び跳ね、駆け回ってるほどの嬉しさだが表面に出さないよう努力しつつ、ツンを出す

 

「じゃあ、準備が出来たら来てくれ。部屋で待ってるから」

 

そういって自室に戻っていった。鈴は去って行ったのを確認してから部屋に戻ると

 

「いやーもう最高! 何これ? 夢? 夢じゃないの?」

 

ベットへダイブし、枕に全力でホールドしながら数回ゴロゴロとした後

 

「はっ!? こんなことしてる場合じゃなかった」

 

すぐさま起き上がり準備を始める

 

 

 

 

 

 

 

 

意外と時間もかかわらずにやってきた鈴と今市街地へやってきた

 

時間的にもうすぐお昼頃となっていたのでまずは食事してから映画に行くことにした

 

それにしてもは鈴はそんなに映画が楽しみなのかさっきから嬉しそうな表情でいるからこちらとしても嬉しい限りだ

 

「さて鈴よ、どこでお昼にするか?」

 

「ん~♪ どこでもいいわよ」

 

未だしまりのまい顔をしている鈴を引き連れとあるイタリアンの店の前まで来た

 

「ね、ねぇ映司? あんまり高い店じゃ……」

 

「まぁ、任せろって」

 

鈴が言い終える前にすぐさま手をとり店へ入っていく。テーブルは少数しかないものの雰囲気と内装と中々良いものとなっていた

 

「いらっしゃいませって、おや映司くんではありませんか」

 

奥から物腰が柔らかしそうなシェフが出てきた

 

「久しぶりです和さん。今日はお世話になります」

 

「ふふ、わかりました。ではこちらへ」

 

そう言って椅子を引く。そして次に鈴のほうに向かい

 

「さ! どうぞ」

 

「あ、ありがとうございます」

 

鈴もとまどいながらも椅子に座る。それを見届けてから和さんは厨房へ向かう

 

「え!? 注文は?」

 

「ああ。基本この店は和さんがその日決めたものを出すようになってるから注文はいらないんだよ」

 

「へぇ~。そうだ、あんたら知り合いみたいだけどどういう仲なのよ?」

 

「ああ。実はな、和さん街で高圧的な女性に捕まっててな」

 

「ふむ」

 

「和さん見た通りの性格なんだよ。だから強く否定することもできずにいたんだが、その女性も結構苛立ち始めてな怒鳴り散らすようになったんだよ。そこをたまたまその場に居合わせた俺と一夏でなんとか解決したんだ。それで助けてくれたお礼にってこの店でご馳走になって、今後も来た時にはサービスしてもらえることになったんだよ」

 

鈴にピースサインをする

 

「へぇ~、そんなことあったんだ」

 

などと話しているうちに一品目が運ばれてきた

 

 

 

和さんの料理に舌鼓を打っていると

 

「そういえばあんたって元は普通の学生なのよね?」

 

「まぁ、ISを動かしでもしなかったら普通の高校に行ってたかもな(ISは動かせるのは決まってたみたいだがな)」

 

「親御さんは反対しなかったの?」

 

「やりたいことはルールに反しないかぎりは好きにやれってさ。そのかわり何かあっても自分で解決しろだってさ」

 

「そう……いい親じゃない。大切にしなさいよ」

 

そこで思い出した。鈴の両親のことを

 

「……ああ。ありがとよ」

 

そっと鈴の頭にさする

 

「……ん」

 

少しだけしんみりとした時間となってしまった

 

 

 

「さて、料理も堪能したことだし映画に行きますか」

 

食べ終わり一息ついてから鈴が立ち上がった。いつまでもしんみりしているわけにもいかないので鈴はさきほどとは一転してテンションを上げていた

 

「そうだな。行きますか」

 

雰囲気を察して厨房で待機していた和さんがやってきた

 

「和さん、今日はありがとうございました。とてもおいしかったです」

 

「それは何よりです」

 

ではと鈴は一足先に店から出る。

 

お会計を済ませようと財布を出そうとしたら

 

「映司くん。今日は僕のサービスということでお金はいりませんよ」

 

「えっ!? でも……」

 

「いいんですよ。ほら彼女が待っていますよ」

 

ちらっと窓から見える鈴を指す

 

「ありがとうございます。また来させてもらいます」

 

和さんに一礼してから店を出る

 

「その時をお待ちしていますよ、映司くん」

 

 

 

 

目的地の映画館に着き、受付のところへチケットを渡したところで

 

「そういえば聞いてなかったけど何の映画見るの?」

 

「ん? それはな―――――――――」

 

 

『いやああああああああああああああぁ』

 

スクリーンから女性の悲鳴が響き渡り、館内にいた人々は各々の反応をしていた

 

「えいじ……これって!?」

 

「ちょうど見たいと思ってたんだよね~」

 

今見ているのは過去に爆発的な人気が出て、これぞジャパニーズホラーと各国でも称賛の声が上がるほどのものとなった大作の続編。前に鈴もホラー系は得意と言っていたので誘ってみたのだが、さきほどからガクガク震えながら俺の腕にしがみついてくる

 

ちなみに俺はホラー大の好物。もちろん怖いとは感じるけどそれ以上に見てみたいという好奇心が上回るほどだ

 

さすがの怖さに俺もびびるがそれ以上に鈴は怖がっているらしくさきほどよりも一層力強くしがみついている。さすがにここで見放すのも可哀想なので鈴の好きなようにさせる

 

そしてその鈴はというと

 

(ラッキー!! まさかこんな堂々と、そして自然とくっつけるとか……ハァハァ!)

 

ホラーの耐性からか本気で怖がっているのではないのだが、せっかくの機会ということで映司にこれでもかというくらいに密着している。ちなみに震えは恐怖からのではなくあまりの歓喜から起こるものだった。

 

鈴の興奮状態が絶頂のまま映画はエンドロールが流れ、終わった

 

「いやー、続編は結構こけるって印象を覆すほどの出来だったな。鈴はどうだった?」

 

「ほっんとうに最高ね♪」

 

満面の笑みでそう答えてくれたので誘ったかいがあるというもんだ

 

今日のことを会話をしながら帰路に着く俺と鈴であった

 

 




書いてた当初は和さんはジョジョのトニオさんだったんですが一通り書いてみて全然キャラが違ったのでジョジョファンにこれは怒られると思いオリキャラにしました

たぶん彼の出番は今後はない……かな?
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