IS-オーズの力を使いし者-   作:コウさん

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七話

「ではこれよりISの飛行操縦を行ってもらう。織斑、オルコット試しに飛んで見ろ」

 

「わかりましたわ!」

 

セシリアはすぐさまブルー・ティアーズを呼び出した

 

「よし俺も」

 

一夏も挑戦したのだが中々起動しない

 

「早くしろ! 熟練した操縦者は展開まで一秒もかからないぞ」

 

「集中…………来い白式!!」

 

先生に渇をいれてもらったおかげなのかなんとか展開することができた

 

「よし、では飛べ!」

 

セシリアはやはり綺麗に飛び上がることが出来たが一夏はどこかあちこちと行きながら上がって行った

 

ちなみにだが俺のISは飛べないと周りから評されているがもちろんタジャドルコンボを使えば自由自在にとぶことが出来る

 

だったらお前も参加しないのかと思う人もいるかもしれないが、授業の度にコンボを使ってたら体がもたないし使った後の授業もうけられなくなるかもしれない。それはあまり好ましくことなのでこの前織斑先生と山田先生に相談したところなんとか許しを得た

 

などと誰に対してわからないが説明をしていると急降下中の完全停止に失敗した一夏が地面に墜落してきた

 

一夏の元へ駆け寄ってみると

 

「おお~、でっかいクレータだな」

 

規模の大きいクレータの真ん中には顔が地面に埋まってしまっている一夏がいた

 

「織斑くん大丈夫ですか? 」

 

「一夏!?」

 

心配しに山田先生と篠ノ之もやってきた

 

「いってぇ~。死ぬかと思った」

 

なんとか大きな怪我はないようで駆けつけた二人はほっとした表情になる

 

「馬鹿者。グラウンドに穴を開けてどうする」

 

しかし織斑先生は相変わらず手厳しく、これといって心配している素振りは無い

 

「…………すみません」

 

「映司さん」

 

後ろから声をかけられたので振り向くとすでにISを待機状態に戻していてISスーツだけとなっているセシリアだった

 

「ん? どしたの?」

 

「そのわたくしのISの操縦はど、どうでしたか?」

 

少し恥ずかしながらも聞いてきたので

 

「うん、さすがは代表候補生なだけはあるよ」

 

「!? …………そ、そのうれしいですわ」

 

試合後からセシリアは人が変わったように物腰が柔らかくなっていて、今のセシリアは素直に好意がもてるほどだ

 

「(根の部分がやっぱりいい子なんだろうな) なぁセシリア」

 

「はい?」

 

「提案があるんだが」

 

「?」

 

 

 

 

 

 

 

 

-食堂-

 

「織斑くん、クラス代表おめでとう!!」

 

その言葉を合図に一斉にクラッカーを鳴し

 

「「「「おめでとう」」」」

 

夕食後の開いている食堂を利用して一夏のクラス代表就任を祝うためちょっとしたパーティーを開いた

 

「なんで俺がクラス代表なんだよ?」

 

一夏はいつのまにかクラス代表になったのかわからず質問してきた

 

「それは俺とセシリアが辞退したからだよ」

 

提案とは一夏にクラス代表を譲ることであった。すでにセシリアはクラス代表は俺に譲るつもりでいたらしく自分はもうなるつもりはなかったので、簡単に話がついた

 

「なんで?」

 

「人をまとめることが出来るカリスマや話題性でいったら俺やセシリアよりお前のほうが適任だろ」

 

正直な話めんどくさいというのも本音だが、カリスマ性で言えば確実に一夏のほうが優れているというのがあるから

 

「いやー私的には神谷くんでもよかったんだけどね~」

 

「私は織斑くんかな?」

 

「織斑くんがんばってね」

 

クラスの女子がそんなことを言いながらも一夏を応援する

 

「そんな…………」

 

「困った時は俺も助けるからさ」

 

「……わかったよ」

 

なんとか折れたみたいでしぶしぶながらも受け止めてくれた

 

「~♪~♪~♪~♪」

 

そして何故だか知らないが俺の隣にいる-布仏 本音-は嬉しそうに俺の腕にくっついている

 

「なんでお前はそんなに嬉しそうなの?」

 

「ん~? だっておりむーに決まったからみんな嬉しいのだ~」

 

「そして何故俺の腕にくっつく? 離れろ」

 

「やだ~。いっちーの隣がいい~」

 

「だからなんで俺なんだよ!?」

 

ちなみにだがいっちーとは俺のことらしく、最初はやめるよう言ってたのだが中々聞かず最近になってこっちが諦めた

 

「ん~。 優しいいっちーへのご褒美?」

 

「俺が? ないない」

 

「だって知ってるよ~。セッシーが変われたのっていっちーのおかげだもん」

 

「なんでそう思うの? 一夏のおかげかもしれないぞ?」

 

「わかるよ~。いっちーのおかげってくらい」

 

「…………はぁ~、わかったよ。好きにしろ」

 

「わぁ~い♪」

 

よりいっそう深くくっついてくる

 

その光景を見たセシリアが表面上は笑顔でいたが内面ではそうとうご立腹となっていた

 

 

「はいは~い、新聞部で~す」

 

いきなり一夏にフラッシュがたかれたので何事かと思えば記者のような格好をした女子がいた

 

「ああ、セシリアちゃんと映司くんも一緒に写真いいかな?」

 

「「俺(わたくし)が?」」

 

「注目の専用機持ちだからね。どうかな?」

 

「まぁ、いいですけど」

 

「映司さんがそうおっしゃられるならわたくしも構いませんわ」

 

「ありがと~。じゃあ三人共立って立って」

 

「ああ~、さすがに三人だと握手は無理か。じゃあ普通になんでもいいからポーズとっていいよ~」

 

「ほら寄って寄って、はい緊張しないでー。それじゃあいくよー、ハーイ」

 

その合図でシャッターを切り、写った写真を見ると

 

「なぜ全員入ってますの!!」

 

クラスのみんな写りこんできた。そして布仏は布仏で俺の背中におぶさってくるし

 

「まぁまぁ」

 

「セシリアだけ男子二人となんてずるいし」

 

「う~~~」

 

「まぁまぁ」

 

ふくれているセシリアをなだめつつ、パーティーはその後も続いた

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