三魔王異世界珍道中   作:ヤマネコクロト

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冒険者登録をするため、協会へ赴いた魔王一行だったが、エミールと名乗る青年に絡まれてしまうが・・・・・・


”怪力戦士”

◇◆◇

 

【side:ディアヴロ】

 

リムルのハリセンによる見事な一撃がエミールの顔面に入った。本当に何製のハリセンなんだ・・・・・・エミールと名乗った戦士が痛みに悶えているぞ

 

「ふっ・・・・・・ぐぉぉぉ・・・・・・!?一体何をするんだお嬢さん!?そこの悪漢どもから、君を救おうとしたというのに!?」」

 

「まだいうかこの野郎!?俺はれっきとした男だ!!」

 

「「「なん・・・だと・・・・・・!?」」」

 

他の冒険者達も、リムルが女性じゃないと知って驚いている。一目見ただけじゃわからないよな・・・・・・

 

「くっ、そうか・・・・・・その可憐な顔で二人をだまして隷従したのか!この外ど「話くらい聞けぇ!!」ぐほぉ!?」

 

エミールの更なる勘違いに、再びリムルが突っ込んだ。きれいな放物線を描いて飛ぶ様は逆に芸術に思える。その光景に周囲の冒険者達があり得ないという表情をしている。そういえば、ここの冒険者の中で一番強いという話だったな。そんな奴がハリセンでいいようにしばかれてるんだから当然か

 

「ぐぅ、見た目に反して中々やるみたいだな!」

 

「……あの、エミール。この首輪は実は」

 

「大丈夫だ、レムちゃん。この俺が絶対に解放して見せる!」

 

……ああ、二人が嫌そうにしていた理由が分かった。要はお節介で、しつこいのだ。本人は善意のつもりなんだろうけど

 

「だから、話を聞けって。別に俺達は、二人を奴隷にした訳じゃない」

 

「ふん、言い訳など見苦しいぞ!」

 

ダメだ、向こうは聞く耳を持ってくれない。リムルもどうしたものかと呆れている。だが、事情を素直に話すのも悩むところだ。シェラは恥ずかしさからだろうが、レムの場合優秀な召喚士がイレギュラーとはいえ、隷従の首輪をかけるつもりが逆にかけられましたでは、恥ずかしいどころではない。現に二人とも、打ち明けるのを戸惑っている

 

……仕方ない。事故とはいえ、責任はとるべきか。それに確認したい事もある

 

『全く、どうしたもんかな・・・・・・』

 

『リムルよ、ここは俺に任せてもらおうか』

 

『え、大丈夫なのか?』

 

リムルが意外そうに聞き返してくる。確かに門の一件があるから、そう思うのも無理はないだろうが、ちょっとは信用してもらいたいものだ

 

『首輪の件は事故とはいえ、俺の反射が原因だからな。二人まで汚名を被る必要もなかろう』

 

『え、ディアヴロさん・・・・・・まさか』

 

アインズは気がついたようだな。その通りだ、魔王は魔王らしく傲慢に振る舞うだけだ!

 

「女に首輪を着けた程度のことでいちいち騒ぐな。雑魚が」

 

「ハッ、それが本性か混魔族(ディーマン)!二人を解放したくば力づくで来いと、そう言いたいのか!?」

 

エミールが挑発に乗ってくれた。計画通り

 

もっとも、レムとシェラはもちろん、アインズとリムルも驚いたようにこちらを向いている

 

『うぉい!?挑発してどうする気だ、エロ大魔王!』

 

『ええい、今朝の惨事を持ってくるな!?それに考えなしで挑発した訳ではない!』

 

『どういうことです?』

 

『小物に絡まれた時から疑問だったのだ。この街の魔術師や冒険者のレベルが低すぎる。ファルトラの街は《クロスレヴェリ》プレイヤーからすれば"序盤の終わり"であり、ここから西に広がる魔族の領地に入ってからが本番なのだ』

 

『確かに、この近辺の適正レベルが60だというのに、それに対してレベル30程度のサラマンダーとそれ以下の召喚獣十数体では壁にもならないはずですよね』

 

そう、それほどにレベル差の強さというのは大きい。適正レベル60のこの街であの程度の強さというのなら、魔族はおろか人食いの森のモンスターにすら苦戦は免れない。あの戦力でよくもったと、逆に賞賛すべきなのか

 

『昨日はアインズに譲ったが、あの時は小物を使って強さの検証を行うつもりだったのだ。見たところ、奴は相当おせっかいなようだしな、乗せるのは容易い。それに、この冒険者協会の中で一番強い奴をねじ伏せたとなれば、絡んでくる馬鹿者も減ることだろう』

 

『あー、成程。確かにけん制にはなるのか。これだけ見物人がいれば広まるのも早いが・・・・・・逆に挑戦者みたいなの来ないか?』

 

『フンッ、魔王は挑戦者を迎え撃つものだろう?』

 

俺の答えに、リムルはおろかアインズも呆れてる。ゲームではいつもの事だったし、むしろ懐かしく思えるんだから仕方ない

 

「来るならいつでも来るがいい。邪魔をするというのなら、蹴散らすまでだ」

 

「レムちゃんとシェラちゃんに無理やり付けた首輪!外してもらうぞ!このエミール・ビュシェルベルジュールは全ての女性の守護者である!女性の前で、俺様が倒れる事はないと知れ!」

 

エミールが高らかに宣言し、提げていたロングソードを引き抜いて腰を低く落とす

 

あの構え・・・・・・≪ソードスマイト≫か

 

戦士系や射手系の職業は≪武技≫と呼ばれる特殊技を習得する事ができる。これは魔術のようにMP(魔力)ではなくSP(気力)を消費する事で放つ攻撃、もしくは防御や移動技の総称だ。しかもSPはHPやMPと違ってかなり早い速度で自動回復する。レベル50ともなればそれなりの武技を習得しているはずだが、≪ソードスマイト≫から何に派生させる気なのか・・・・・・

 

本来、≪ソードスマイト≫とは一瞬で敵の目の前まで接近し、剣による強力な横薙ぎを繰り出す武技だ。しかし、モンスター戦ならともかくプレイヤー相手に横薙ぎなど、簡単に当たるものではない。慣れたプレイヤーならば、≪ソードスマイト≫の突進部分だけを使い、横薙ぎをキャンセルして次の攻撃に繋げるといったテクニックを用いる。いつもだったら、突進を防ぐために魔術で迎撃をするところだが、流石に建物内部でそんな事をすればただでは済まないのは目に見えている

 

「ふんっ、面倒な・・・・・・」

 

「いくぞ、混魔族!二人を解放してもらうっ!」

 

エミールが突進してきた。さて、何が来るか・・・・・・

 

横薙ぎを―――キャンセルしないだとっ!?

 

俺はとっさに、召喚された時に持っていた≪天魔の杖≫で横薙ぎを受け止める。レベル差によるおかげか、吹き飛ばされる事はなかった。エミールが驚いた顔をしている

 

「ほう、これを受け止めるか!魔術師が!」

 

「俺を甘く見たのか?」

 

「馬鹿にするな!俺は全ての女性の為、常に全力を尽くす!」

 

そう言いながら、エミールが剣を大きく振りかぶる

 

あの構えは・・・・・・≪アルプスフォール≫!?馬鹿な!?

 

≪アルプスフォール≫とは、威力は高いが発生までの時間が長いという欠点を持った武技だ。この至近距離でそんな技を使えば、「どうぞ殴ってください」と言っているようなものだ。ゲームでも操作ミスした時くらいしかお目にかかれない大惨事である

 

「せいっ!!」

 

「がっ!?」

 

隙だらけのエミールを、俺は杖を棍のように使って殴り飛ばす。武技は習得していないため、杖による通常攻撃だ。ただし、レベル150の筋力による。

 

吹き飛ばされたエミールは壁板を砕いて、肺から空気を出す。崩れ落ちて、二階に続く階段の横で膝をついた

周りにいた冒険者達がしん、と静まりかえる

 

『なんということだ・・・・・・まさかこれほどまでにプレイヤースキルも低かったとは・・・・・・』

 

『確かに、あれだけ隙があったら殴ってくれと言っているようなものだろうに・・・・・・』

 

『≪ユグドラシル≫でも滅多にない光景ですよ、これは・・・・・・』

 

レベル以前に、技術が伴っていなかった。いや、俺が魔術師だから油断してやらなかったのかもしれないが、これが本当に全力だというのなら話にならない。これの程度で冒険者の中で一番強いとなると、周りの冒険者達の実力もたかが知れる

 

しかし、これで終わりかと思いきや

 

「ぐおおおおっ!!この俺様が!女性の前で倒れるなど!あり得んッ!!」

 

エミールが気合で立ち上がった。意外と根性の男だったらしい。足をがくがくさせているけど

 

レベル50の戦士ならば当然か。魔術師の通常攻撃で行動不能にできないのは確認できたが、彼が大技を使わずに隙の少ない連続攻撃で攻めて来たら、流石に建物を気遣って魔術を使わずに勝つことは不可能だろう

 

「ククク・・・・・・次は手加減できんぞ?」

 

「それは俺も同じ事!俺様は協会一の≪怪力戦士≫エミール・ビュシェルベルジュール!全ての虐げられる女性のため!この命尽きるまで、俺様は剣を振るう!」

 

ちょっと脅してみたが、向こうに引く気はないようだ。どうしたものか・・・・・・

 

そう思った時、レムが静かに呼びかけた

 

「……エミール」

 

「安心しろ、レムちゃん!この悪逆無道の混魔族たちから解放してやるからな!」

 

「……もう止めてください。はっきり申しましょう。この隷従の首輪がはまってしまったのは、私の失敗が原因なのです」

 

「え?・・・・・・そ、それは・・・・・・どういうことだい?」

 

「……詳しくは言いたくありませんが、わたしとシェラは失敗して・・・・・・召喚獣に与えるべき首輪を自らにつけてしまったのです」

 

……言わせてしまったか。レムが唇を噛む。シェラも泣きそうな顔をして、頬を赤く染めている

二人の名誉の為だったとはいえ、彼女は俺とエミールの戦いが、これ以上激化するのを見過ごせなかったようだ

 

「……この隷従の首輪を外すことに、彼らは協力を約束してくれています」

 

「な、なんだって!?」

 

「……まあ、そういうことだ。今はまだ解析中で解除できる状態じゃないから、セレスティーヌさんの方にも調べてもらっている」

 

「……もしかして、俺は」

 

「早とちりってことだな。分かったなら、剣を収めてくれると助かるんだが」

 

エミールの声が弱々しくなり、寒々とした空気が流れる

 

『……なんだか気の毒ですね。勘違いだったとはいえ、レムさん達を心配していたのは本当の事だったでしょうし』

 

『まあ、レムが言い出してくれなかったらあのまま戦闘が激化してただろうし、結果オーライさ』

 

俺達が言っても、相手が聞く耳を持っていなかったからな。レムが止めてくれなかったらその通りになっていただろう

 

そして、しばし沈黙していたエミールが――――笑い出した

 

「ふ、ふふふ・・・・・・よかった!隷従の首輪を無理やり付けられている女性は、いなかったんだな!」

 

『『『この野郎、美談のようにまとめやがった!?』』』

 

実に清々しく、爽やかな笑顔だった。前向きというかなんというか・・・・・・本人が納得しているならそれでいいか

 

「なあ、混魔族よ、名はなんという?そこの二人もよければ、教えてくれないか?」

 

「ディアヴロだ」

 

「俺はリムル=テンペスト。今回は勘違いで済んだが、今度からはちゃんと男でも事情は聴くようにな」

 

「うむ、善処しよう・・・・・・ところで、君は本当に男なのか?」

 

「まだいうかこの野郎!?」

 

「ハハハ・・・・・・私はアインズ・ウール・ゴウンといいます。見た目通り魔術師ですので、よろしくお願いします」

 

「ああ。我が名はエミール・ビュシェルベルジュール!全ての女性と、女性の味方の味方(・・・・・)だ。つまり、お前たちがレムちゃんとシェラちゃんの首輪を外す事に協力しているならば、お前たちの味方でもある!」

 

「お、おう」

 

リムルが若干押され気味に答える。まあ悪い奴ではないようだし、厚意は素直に受け取っておこう

 

「いきなり斬りかかって済まなかった!戦士の力が必要なら、いつでも俺様を頼るがいい!まあ、お前とリムルも、なかなかのものだったがな!」

 

「ま、その評価は有難く受け取っておくよ」

 

「そうか。冒険者登録に行くのだろう?邪魔をして悪かったな。戦士系の職業を選ぶのなら、さっきの攻撃で判定しよう・・・・・・ふむ・・・・・・ディアヴロはレベル40、リムルはレベル50以上といったところだな!」

 

周囲がざわつく。おいおい、この程度のレベルで驚くなんて、本当にこいつらのレベルはそれ以下なのか・・・・・・スタート地点にある街じゃないんだぞ

 

「ちょっと待った。二回も叩いたとは言え、そこまで強くやった覚えはないぞ?」

 

「何を言っている。変わった武器だったのは確かだが、リムルの動きは素人のそれでないことくらいわかるぞ」

 

む、そこはレベル50の戦士といったところか。リムルがただ者ではない事は感じ取れたらしい

 

「へー、流石に協会一の戦士というだけはあるんだな・・・・・・正直ただの女好きかと思ってた」

 

「フッ、それほどでもないさ」

 

「悪いが俺は魔術師でな。戦士系で登録するつもりはない」

 

「何!?それは残念だな。・・・・・・まあ、仕方ないか・・・・・・よし、冒険者として初任務を終えたら俺様を訪ねてこい!祝いに、なんでも奢ってやろう!」

 

「おっ、太っ腹だな。なら、お言葉に甘えてそうさせてもらうよ」

 

「フッ、気が向いたらな」

 

「楽しみにしてますよ、エミールさん」

 

エミールに送り出されて、俺達は二階への階段を上っていく。レム達も隣に並んでいく

 

「……エミールは悪い人ではないですし、実力は確かなのですけど」

 

「なんだかあの人、バカっぽいよねー」

 

「……そうですね」

 

シェラの言い分に、レムはもの言いたげだった。なんとなく言いたい事はわかる

アクシデントはあったものの、いよいよ冒険者登録だ

 

『まるで強くてニューゲームをしている気分になるな』

 

『あ、その気持ちはわかりますよ。ゲームが違うとはいえ、始めた頃のわくわくを思い出しますよね』

 

アインズも共感してくれたようでうれしく思う。広く浅い階段を上ると、ゲームで見覚えのある二階にたどり着く

 

◆◇◆

 

【side:リムル】

 

二階にたどり着くと、そこはロフトのような造りになっており、二階から一階を見下ろせる。そして、冒険者協会のカウンターがあった。構造は銀行や役所に似ているだろうか。木製のカウンターと、受付の三人の少女が立っている。

 

『ゲームならば、右から順に≪初級クエスト≫、≪上級クエスト≫、≪ストーリークエスト≫を紹介していたな』

 

『なるほど、それにしても受付の子って姉妹のように顔がそっくりですね。服の色以外見分けがつきませんよ』

 

『うむ、設定では三つ子だったはずだ。特に右の受付嬢は、プレイヤー達の間では『青い子』と呼ばれていてな。初級クエストを全て終わらせたら「青い子を卒業!」などと言ったものだ』

 

『へー、プレイヤー達から愛されてるんだなぁ』

 

背がちっさくて、それでいてグラマーな体系・・・・・・まさに眼福だな!

レムから突き刺さるような視線を感じたがきっと気のせいだな、うん。気のせいだ

 

≪・・・・・・・・・≫

 

シエル先生からも無言の圧力がかかってる気がするのもきっと気のせいだ!

 

「冒険者登録はどのカウンターで行うんでしょうか?」

 

「……冒険者登録は右のカウンターで行います」

 

アインズの質問に、レムが答えて案内する。青い子のカウンターに行くと、どうやら慌てていたらしく、机の上に広げていた書類を片付けようとして、床へと落としてしまった

 

「あわ、あわわわわわわ・・・・・・」

 

「すみません。冒険者登録をしに来たのですが」

 

「ひゃっ、ひゃい!?ぼぼ、冒険者登録でしゅね!?」

 

青い子は見事に噛みまくってる。恐らく、気の弱い子なのだろうな。アインズの怪しい仮面にビビりまくっていた。その隣にはディアヴロもいる。彼も結構人相怖いからな、余計に委縮しているんだろう

 

そこへ、レムが横から口添えをする

 

「……彼らは私の知り合いなのです」

 

「ああ、レムさんのお知り合いなんですか。ほっ・・・・・・それなら、大丈夫そうですね。よかった。恐い人だったら、どうしようかと思いました」

 

「……恐ろしい人ではありましたが」

 

レムが、指先で耳をなでた。ああ、ディアヴロくんにセクハラされた事を引きずってるんだな。少し頬が赤い

ディアヴロが気まずさから、咳払いをする

 

「早くしろ」

 

「え、えっと、それではお名前を」

 

「とうとう冒険者登録するんだね!ねえ、ねえ、あたしが先にやっていい?」

 

シェラが、嬉しそうにディアヴロの横から顔を出してねだってっくる。ついでに俺達の分も書いてもらうか

 

「シェラ、悪いけど俺達の分もついでに書いてもらっていいか?俺達、この国の文字が書けないんだ」

 

「そうなの?じゃあ、あたしのが書き終わったらやっておくね!」

 

「フン、勝手にするといい」

 

「あ、あのー・・・・・・」

 

俺達のやり取りに、青の子が物申したそうに手を上げる。何か不都合があったか?

 

「何かまずかったか?」

 

「い、いえ。代筆はいいんですが・・・・・・サインと血判だけは本人がしていただかないといけないので・・・・・・」

 

「血判なんて必要なんだ!?」

 

シェラが驚いている。まあサイン自体は本人が書かないといけないよなぁ

 

『それにしても血判が必要なのか』

 

『ふむ、設定にもなかったが、流石にプレイヤー登録の事までいちいち書かないか』

 

『血判なんて初めてしますけど、うまく切れるかな・・・・・・』

 

 

・・・・・・・・・・・・

 

 

『『・・・・・・血判?』』

 

どうやら俺達の苦難はまだ続くようだ

 

 

◇◆◇

 

【とある三大魔王の思考会議その8】

 

『いやー、それにしても受付の子スタイルいいなー。眼福、眼福』

 

『いやらしい視線向けてると、そのうちセクハラで訴えられますよ?』

 

『そこまで見つめないって。ディアヴロくんじゃあるまいし』

 

『リムルよ、さらっと引き合いに出すんじゃない!?』

 

 

 




お気に入りがとうとう700超えてうれしい反面、戦々恐々としております(gkbr
エミールの相手はディアヴロ様に任せました。クロスレヴェリに一番詳しいからね!仕方ないね!

血判で戦慄していた理由については次回明かされます
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