いや本当にお待たせしました!いろんな意味で!
その分、今回はネタ多めにしてます。
それもこれも全部今季のアニメが豊作なのが悪い…
「入り辛ぇなぁ……」
ギルドに帰還報告を済ませた俺は、アクシズ教会に戻っていた。
いや……戻ってきたはいいが、中々教会の門を開けられずに悶々としていた。
「……さっむ」
ふいに吹いてきた北風に思わず身を揺する。
冬が終わり春が顔を出してきているとはいえ、この世界の夜はまだまだ冷える。
三寒四温とか言われてるが、こちらは四寒三温くらいな春の遅さだ。
馬小屋で寝泊まりしている冒険者達はさぞ寒かろう。
なんで俺がこんな寒空の下、自分ん家の前で入るのを躊躇っているのかというと、俺が旅をしている間にセシリーが帰ってきているかも知れないからだ。
一応、旅に出る前に書き置きは残してきたが、アイツに言わせればそんな事は関係ないのだろう。
留守にした事に付け込んで、どんな理不尽な要求をされるか分かったものじゃない。
そう考えるだけで気が重くなってくる。
とはいえ、いつまでもこうしている訳にはいかない。
ギルドで夕食を済ませてきたのもあり、日はとっくに落ちている。
野宿の準備もやろうと思えば出来るのだが、何が悲しくて自分の家の前でテントを立てなきゃならんのだ。
だけど外泊するお金も勿体ない。
深夜まで飲んで帰ってくる全国のお父さんとか、こんな気分で帰ってきてんのかなと思いつつ、意を決して教会の門を開ける。
アクシズ教会の中はしんっと静まり返っていた。燭台に灯された蝋燭が教会の席を優しく照らし、一番奥でアクア像がランプの灯りに包まれて神々しく佇んでいる。
そして、そのアクア像の前で一人の修道女が膝をついて祈っていた。
「あぁアクア様、どうか私を捨てて逃げたあの男に天罰をお与えください。旅先で夜な夜なアンデッドに襲わせてください。山の麓の薬草を取りに行くだけで遭難させてください。妙な連中と知り合って街中で根も葉もない噂を流させてください。どうかどうか……」
うわ、めっちゃ怖い。
後ろからでもはっきりわかる。
未だになにやらブツブツと呟いているが、アクア像の前で呪詛を唱え続けてるのは紛れもなく同居人のセシリーだった。
というかアイツの呪い全部叶ってんじゃん。後で『ブレイク・スペル』唱えておかなきゃ。
やっぱ同居人の修道女ってロクなのいねぇな。大食らいだったり、噛み付いてきたり……。
やっぱり時代は女神官なんだろう。いや声は牛飼娘なんだけど。
なんにせよ幸いなことに、セシリーは呪いをかけるのに夢中でこちらの存在に気づいてない。
よし、逃げよう。
そっとバレないように教会の扉を閉めようとする。
その時、ふいに一陣の風が教会内に吹き込み燭台の灯りを消していく。それに気付いたセシリーがこちらをハッと振り返った。
「ハ、ハチマンくん……?」
……不幸だ
「よ、よう……」
ぎこちなく声を返す。
するとセシリーは手を胸の前でぎゅっと握り、恐る恐る口を開いた。
「ほんとに……?ほんとにハチマンくんなの……?」
「お……おう。久しぶりだ……な?」
様子を伺いつつ答えると、セシリーは一歩、二歩と歩を進めだし、次第に速度を増して最後にはほぼ走った状態でこちらに突っ込んできた。
握った拳で殴られる!と思い、咄嗟に目を閉じる。
しかし衝撃は顔には来ず、腹部に走るだけだった。
それも鋭いものではなく、ぎゅっと包み込むような感触が腰回りにやってくる。
恐る恐る目を開けると、セシリーは俺の腰に手を回して顔を腹の位置に埋めていた。
密着した彼女の鼓動が直接、冷えた体に温かな体温を伴って伝わってくる。
途端に、殴られると思った自分が恥ずかしくなった。
セシリーの身体はプルプルと小刻みに震えている。
さっきまで散々呪詛を唱えていたが、もしかしたら本当に捨てられたのかと思ったのかもしれない。
それに……俺はもしかすると、どこかでセシリーが居ないことを恐れていた。
教会の門を開けた時、そこに広がっていたのが閑散とした光景だったら俺は何を思っただろう?
きっとセシリーはそんな教会で何日も待ち続けていたのだ。
本来、言って貰える言葉も言われぬままに。
だとしたら、俺は彼女に言うべきだろう。
怒られるのは分かっている。それは俺が負うべき責任だ。
だから勝手に家を空けた俺は、待っていてくれた彼女に言うべき言葉があるはずだ。
「ただい「だらっしゃぁぁああああ!!」
まセシリー」と続けようとした瞬間、世界が回った。
そして何が何だか分からないままに後頭部に凄まじい衝撃が走る。
「よくもおめおめと戻ってきたわね!これは天罰よ!これに懲りたらもう二度と逃げ出さない事ね!」
遠のく意識の中、セシリーが言い放つ。
いや天罰っていうかただのジャーマンスープレックスじゃねぇか……
▼▼▼▼▼
目を覚ました俺は教会のベッドに寝かされていた。
セシリーにやられた頭はまだズキズキと痛んでいる。
「『ヒール』」
痛む頭に回復魔法をかけつつこれからの事……もといセシリーの機嫌の直し方を考える。
といっても女性の機嫌のとり方なんて分からない。
小町だったら素直に謝って好きな食べ物でも買ってきたらコロリと良くなるのだが……。
セシリーの好物禁制されてんだよなぁ。
まぁ手に入らない訳では無いのだろうが、わざわざその為に危ない橋を渡るのも馬鹿馬鹿しい。
投獄された理由はスライムだった件ーーなんてのはさすがにゴメンだ。
となると高級なアクセサリーとかが喜びそうなところなのだが、生憎俺の財布はエリス様から愛されてないのでそれも無理だ。
それから色々と考えてはみるものの、どの案も実現出来そうにないか、やりたくないものばかりだった。
とはいえ、機嫌が悪いままだとセシリーが何をやらかすか分からない。
もういっその事、アイツに埋め合わせ何がいいか聞いてみるか。
悩むのも面倒だし、その方がもう手っ取り早いだろ……。
▼▼▼▼▼
……そう思っていた時期が俺にもありました。
「ハチマンくん!今日はエリス教徒が炊き出しをする日よ!二人でたんまり持ち帰ろうじゃない!!」
「断る。俺は養われるのは構わないが、施しを受けるつもりは無い」
翌日、俺はセシリーに付き合わされアクセルの街に出ていた。
あれからセシリーの部屋に行き、埋め合わせを尋ねた結果、俺の休日は死んだ。
『今日1日セシリーに付き合う事』
いや、元々今日は溜まっているだろう教会の仕事を片付けたかったので、ゆんゆんに話し休みにしていた。仕事をしなきゃならない休みだったので元々死んでるかのような休みだったのだが、仕事以上に面倒な事をする羽目になった。
そういう訳で、俺とセシリーは二人並んでアクセルの街を歩いている。
まぁ1日付き合うと言っても、セシリーのやりたい事に付き合うってことだから行き先を決めないでいいだけマシである。
しかし周囲を行き交う人々からは奇異な目で見られ、自然とこちらを避けるように歩かれているからか、足の動きに反して如何せん居心地が悪い。
しかも、まずセシリーの口から出てきたのがエリス教徒への迷惑行為だったから尚更だ。
……通報されたりしないよね?
「何言ってんの!せっかくタダ飯が食べれる上にエリス教徒を困らせられるのよ!敬虔なアクシズ教徒なら行くべきだわ!」
「タダ飯は魅力的だけど、アレは今日の糧すら賄えない可哀想な冒険者にお情けで分け与えてる物だろ?俺はそんな施しを受けるつもりはない。それに敬虔な信徒じゃないし」
むしろ信仰心とか欠片も無い。
無さ過ぎてもはやゼロの信望人とか名乗れるレベルだ。
「まだそんなこと言ってんの!そんなんだから久しぶりだっていうのに目がアンデッドのままなのよ!」
「あのな?割と皆に言われまくってもはや座右の銘みたいな気もしてきたけど、そこまで酷くはねえからな?」
旅をしてる時に3日に1回くらいの頻度で夜中アンデッドの群れに襲われたから分かる。あそこまで酷くは無いはずだ。
というかこの世界ゾンビ居すぎだろ。あまりに多く襲われるから結界魔法覚えなきゃなんなかったし。佐賀にだってそんなに居ねぇよ。
「え?ウソ。私、寝起きにハチマンくんの顔見ると思わず浄化魔法撃ちそうになる時あるんだけど?」
思った以上にゾンビ扱いされてた。
というか俺は今まで朝になるたびに魔法を撃たれそうになってたのか。
そうなると少しはこの目の濁りも治した方がいいのかもしれない。
ハリウッドレベルの特殊メイクでなんとかならないかしらん?
「つっても、敬虔なアクシズ教徒になれば目の濁りが取れるとも思わんけど」
むしろ俺の場合、ダメ人間に拍車がかかり尚更腐りそうだ。
ゾンビのような人間によるひたすら怠惰なだけの日常系ダメ人間ストーリー!ゾンゾンびよりあんでっど!
いけるか?……いけねえな。
「何言ってんの!!」
「うおっ!?」
ちょっ!?近い!近い!
突然、セシリーがずいっと顔を近づけてきて思わず変な声を上げてしまう。
「ほら私の目を見なさい!この一点の曇りもない澄んだ目を!これが日頃からアクア様に感謝を捧げてる敬虔な信徒の瞳よ!」
ずずいっと更に顔を近づけてセシリーが言う。
やっだから近い!近いって!
「お、おぅ……そうだな」
と言いつつ二、三歩後ずさりする。
するとセシリーは、それに合わせて再び距離を詰めて両手を俺の頬に添え顔を覗き込んできた。
「ちょっ……えっ、なに……?」
もしかしてコイツ俺の事好きなの?ごめんなさい。確かに春の日差しを浴びて優しくきらめく金髪と、空のように澄んだ青い瞳に一瞬騙されかけましたが、すんでのところで悪魔のように男心を弄ぶ後輩の手口を思い出したので無理です。
あっぶねー……危うくみてくれに騙されるとこだったわ。
一度も告ってないのにフリまくってくれた一色に感謝だな。
……どんな感謝だよ。
「……やっぱり。よく見るとハチマンくんの瞳も青いわよ?濁ってて分かりにくいけど」
「へ?」
そうだったか?
いやいや、うちは親父もお袋も日本人だし小町の瞳もそんな色じゃなかったはずだ。
だとしたら転生の影響か?そういやアクアの瞳も青だったし。
「だからあなたも敬虔な信徒になって目の穢れを祓いましょう?きっとアクア様みたいな美しい瞳になれるわ!」
「……やめとく」
正直これ以上変にアクアの影響を受けたくない。
いつか髪色まで頭の悪い水色とかになりそうで怖いし。
「まぁまぁ聞いて?ハチマンくんはその目でだいぶ損してると思うの。目以外はそこそこ整ってるし、アークプリーストっていう上級職だから、その目さえなんとかしたらきっとモテモテよ?」
「マジか、最悪じゃねえか。やっぱこのままでいいわ」
ふっ甘いな。去年までの俺ならともかく、今の俺にはそんな勧誘は通じない。
伊達に三浦やら一色やらの葉山争奪戦を見て来ていない。部外者の俺ですら見てて怖かったのに、仮に当事者とかになったら胃に穴空いちゃう。
あぁいうのは葉山のようなリア充が受けるべき苦痛なのだ。
これがリア王の受難とかいうやつなのだろう。葉山まじシェイクスピア。
「え……えっ?なんで?まさか……前々から怪しいと思ってたけどやっぱりホモ─」
「違う。てかお前は俺をなんだと思ってるんだ」
なんでこいつは事ある毎に俺をそっちに持っていこうとすんの?
「えー?でもアクシズ教徒の男ってだいたいアブノーマルな性癖の持ち主よ?実の母だったり、妹だったり、オッサンだったり、魔物だったり」
「一緒にすんな。レパートリーがハード過ぎんだろ」
唯一、共感出来そうなのは妹くらいだな。
いや小町は誰にもやらんけども。例え自分自身でも兄として俺なんかには小町はやれない。
……我ながら卑屈な事だが。
「でもアクシズ教徒はそれくらい開かれた宗派なの!特に恋愛には力を入れていて、前にも『恋に年の差や血縁関係、性別も種族の壁も関係ない!ゆりかごから墓場まで!アクシズ教徒でも恋がしたい!』っていう触れ込みで宣教した事もあったくらいだわ」
「最低なキャッチフレーズだな」
まだ中二病の方が可愛げがあっていい。
モリサマSS復活しねぇかな。
「それに私の無垢なる瞳によると、ハチマンくんは一度くらい同性を意識した事があると思うの」
「……いや、ねぇから」
一瞬ドキリとしたが冷静になって考えてみると、戸塚と俺が同性な訳がないので否定しておく。
だって
え?ハヤ×ハチ?なにそれ知らない。
ちなみにザイ×ハチはもっとねーから。
「ほんとに?でもそうなるとますます分かんないわね……」
否定するとセシリーは急に真剣な顔をしてブツブツと小声で呟き出した。
「なんで私がお風呂上がりにアラレもない姿で誘惑しても無反応なのかしら……?」
「……」
……いや、アレは普通に目の毒だからやめてね?
確かに見た目はいいんだ。
柔らかい金髪に澄んだ青い瞳。俺より歳上だというのに幼さが残る可愛らしい顔立ちと、それに反するかのようにダボついた修道着の上からでも分かる抜群のスタイル。
初めてあった時は思わず見惚れてしまったのを覚えている。
しかし、そう言うとコイツはさらに得意気になるだけだろう。
だから褒めたりせずに、ここは強引に話題を戻す事にする。
「……で?結局これからどうすんの?俺、炊き出しなんて行きたくないんだけど?」
「えぇー?でも私お金持ってないんですけど?」
……今なんと?
「は?いやお前は正規のシスターなんだし教会から給料出てるだろ?」
教会の責任者なセシリーは安定した収入があるはずだ。
それこそ冒険者の俺なんかよりよっぽど貰ってる筈である。
「え?そんなのとっくに使っちゃったわよ?」
「なにやってんのお前?」
あっけからんと言うセシリーに思わずノータイムで突っ込む。
コイツに計画性というのはないのか?……ないよな、アクシズ教徒だったわ。
「ともかく私はお金ないから、エリス教徒にたかりに行くわよ!」
俺の呆れた視線を気にするそぶりも見せず、セシリーが決定事項とばかりに高らかに告げる。
「……まぁ仮にそうするとして、その後の予定は?」
そもそもコイツは金もないのにいったい何をするつもりだったのだろう?
何か嫌な予感がするので念のため一応聞いておく。
「とくには決めてないわよ?エリス教徒を馬鹿にして、ついでに炊き出しのパンを掻っ攫って、お店の人にイチャモンつけてただでご飯を食べて、純粋な子ども達に布教をして、捕まってなかったら酒場で飲み代をギャンブルで稼いで大騒ぎするつもりだったわ!」
「セシリー……」
……驚いた。思わず彼女の名が口から零れる。
そして自信満々な彼女に俺は万感の思いを乗せて言葉を続けた。
「却下で」
いやマジ驚いたわ。想像してたものの数倍悪かった。
なんなんだこのプラン……どこで通報されてもおかしくないだろ。
「じゃあどうしろっていうの!?私にはお金がないの!お金を使わず遊ぶなんてこれ以外できっこないわ!」
開き直って人目も気にせずギャアギャアと叫びだすセシリー。
心なしかさらに通行人との距離が開いた気がする。
……はぁ、しょうがないか。
「とりあえず金は俺が出すから気にすんな」
「へ……?」
俺の言葉が予想外だったのか、セシリーが目を丸くしてこちらを見てくる。
「いいの……?」
「……ん。まぁさすがに警察沙汰とか勘弁だし、それにもともとお詫びの付き合いだからな。費用はこっちが負担すんのが当然だろ」
普段の能天気な振る舞いから一変して、しおらしく聞いてくるセシリーに少し戸惑いながら答える。
「あっでもあんまり高いやつとかは無理だぞ?なにせ財布に三千エリスくらいしか入ってない」
「えっそれで足りるの?」
まぁ昼と夜の飯代くらいにはなるだろう。
最悪、旅の途中で手に入れた金目の物を売ればいいしな。
「じゃあ早速エリス教徒への嫌がらせ……もとい炊き出しに行きましょ!」
「なんでだよ」
「ぐえっ!」
意気揚々と向かおうとするセシリーの襟首を掴んで止める。
後ろから襟首を掴まれたセシリーは、とどめを刺されたジャイアント・トードのような呻き声を上げ動きを止めた。
「なにすんのよ!?」
「こっちのセリフだバカ。お前、俺の話聞いてた?」
なんでわざわざ金を出してやるつってんのに炊き出しに行くんだよ。
「あっ!バカって言った!アクシズ教の聖典によるとバカって言った方がバカなんだからね!?やーいバーカ!」
聖典ってより小学生の悪口ノートだろそれ。
そしてその理屈で言うならやっぱりお前もバカだ、バーカ。
「いやそんな事よりも、なんで俺が金を出すのにわざわざ炊き出しいくんだよ?やっぱりバカだろお前」
「バカはあなたですハチマンくん。例えハチマンくんが今日お金出してくれたとしても、明日以降の私の糧はどうなるんですか?」
「バカはおまえだ。そんなもん俺が用意すればいいだろ」
今さら何を言ってんだコイツ。
これまでそうして来ただろうが。
「えっ!?そ……そうよね……ハチマンくんと一緒だもんね……」
「?」
いやなんで照れんだよ。
相変わらずコイツの思考はよく分からん。
「……まぁなんにせよ、警察沙汰になりかねないのはダメだ」
「う、うん……ならまずはご飯からよね……そうだ!ハチマンくんは普段いったいどこで食べてるのかしら?」
「家」
「は?」
いや……普段とか言うから。
後は旅の時のキャンプ飯くらいだし。
だからそんな冷たい目で見ないで……。
「あー……サイゼとか」
「なにそれ?」
「あ、悪い。今のもなしで」
えー?サイゼ知らないのー?うっそー?なんて思ったけど、そりゃ知ってるわけないな。異世界だもんな。
しかし、家以外で俺が食べに行く所となると……
「あとは……ギルドくらいだな」
こう言ってはなんだが、あんまりなラインナップだった。
家かギルドって。家か会社でしか飯を食わないうちの親父みたいな選択肢だ。やだ遺伝って怖い!
「ふーんギルドね……まぁいいわ一度行ってみたかったし!」
え?いいの?
てっきり冷たい目で却下されると思っていたんだけど……。
行き先が決まりセシリーは鼻歌交じりに先を歩き出す。
「ほらハチマンくん早く行きましょう!ほら早く!」
先を歩くセシリーが振り返りウキウキと嬉しそうに声をかけてくる。
まぁ納得してくれてるようならそれでいいけど。
……っていうかアレ?これ結局行き先俺が考えてね?
あっれー?
というわけでセシリー再登場です!
本当はセシリーの再登場は原作ではもっと後だったんですがそれまで出さないのもあんまりだと思い『脚光を!』基準でかなり早く出すことにしました!
今回はアニメネタ多く使っちゃったんで分からない人いれば申し訳ないです。
今期はほんと面白くて困ります。皆さんは今季のイチオシなんですか?
誤字脱字等あればご指摘よろしくお願いします。