由嶌欧許…そんなキャラいたっけ?   作:鯵の干物

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プロローグ

「いや〜…遂に終わったなぁ…BLEACH」

 

俺、九条 望は、家のベッドに寝転んで、今日買ってきたジャンプを読みながら、そう呟く。

 

「BLEACHとの付き合いも彼此15年…か…」

 

俺はそう言いながら、ジャンプをジャンプタワー(積まれたジャンプ)に置いて、ベットに再度寝転がる。

 

「ハァ〜、眠くなってきたな…」

 

俺は欠伸をしながらそう呟く。

 

もう夜も遅いし…明日も早いから…このまま…

 

そして、俺の意識は途切れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ハァ〜…よく寝たぁ!」

 

家の中に入り込む日差しで目を覚ました俺は、欠伸をしながら起き上がり、辺りを見渡す。すると、そこは俺の部屋とは似ても似つかない、木造住宅になっていた。

 

「えっ…どういう事!!!」

 

俺は、自分の今置かれている状況に理解が追いつかず、大声で叫ぶ。

 

「落ち着こう…よし!落ち着いた」

 

俺はなんとか自分を落ち着かせ、家を出る。するとそこは、俺の好きなジャンプ漫画…BLEACHの世界…尸魂界だった。

 

「あれ?これってもしかして…俺…BLEACHの世界来ちゃった!!!」

 

俺はここがBLEACHの世界であると認識すると、再度、大声を上げてしまう。

 

「嘘だろ!マジかよ…しかもよく見たら、俺の枕元に置いてある服って、真央霊術院の制服じゃね?」

 

俺はそう呟くと、自分の家の中に戻り、服を確認してみる。すると、案の定、真央霊術院の制服だった。俺はそれを見て、自分の頬を引っ張る。

 

「夢では無い…それじゃあこれは現実…ハァ…諦めよう。今の現状では俺には何も出来ない。今の現状をみると、この男に憑依してしまっていて、尚且つそいつは真央霊術院にの生徒だと、そんでもって自分の顔や髪を見る限り原作キャラではない」

 

俺は家の中に戻り、座りながら現状確認をする。

 

「まず、この身体の男の名前は…」

 

俺がそう呟くと、頭の中に一つの名前が浮かび上がってくる。

 

由嶌欧許

 

由嶌欧許(ゆしまおうこ)…これが…名前か?」

 

俺がそう呟いた瞬間、激しい頭痛が俺を襲う。

 

「がぁっ!なんだッ…この痛み…」

 

俺の頭の中に、俺の知らない知識が溢れ出す。

 

鬼道

 

縛道

 

斬魄刀

 

真央霊術院

 

尸魂廷

 

死神

 

その他

 

これ…もしかして、この男が学習した知識?こいつ…どんだけガリ勉なんだよ…滅茶苦茶知識が頭に入ってくる…いや…違うな…戻ってきたが正しいのか…

 

暫くして、頭痛が治る。

 

「ハァ…クソ痛かった。まぁ、お陰で一番の心配だった知識はなんとかなった訳だけど」

 

俺は頭を抑えながらそう呟くと、真央霊術院の制服を着る。

 

「よし!色々、わからない事だらけだが、取り敢えず、友達作って、死神になって、BLEACHの世界を楽しむぞぉぉぉ!!!」

 

俺は自分の今の状況をネガティヴに考えず、ポジティブに考える事を心に違って、そう叫んだ。

 

 

 

 

 

今考えると、なんて愚かな選択をしたのだろう…あんな事になるなら、死神なぞにならない方がマシだった…

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