Fate/Grand Order〜復活するブレイヴ使い〜 作:ブレイヴ
〜序章 〜
〜プロローグ〜
この世界は地中に埋め込まれているコアの影響で、地球リセットが始まろうとしていた。その地球リセットを防ぐ為、此処バトルフィールドに、二人のカードバトラーが神々の砲台の引き金を引く役割りを賭けて、戦っていた。一人は炎のように真っ赤な髪の青年・・・名は、馬神弾と言い、異界グラン・ロロと元いた世界を救った男。もう一人は、金髪で異界魔族と言われる種族の住人・・・名は、月光のバローネと言う。そして、今・・・その戦いが終わろうとしていた。
「これで終わりだ、バローネ。」
「…無念だな…引き金を引くのは…お前か」
バローネは、負けを認める様にダンにそう言った。
「ああ…このバトルをお前と出来たこと、俺は忘れない…!」
ダンは、今の気持ちをバローネに言う。
「行けッ!!ブレイヴアタック!!」
「来いッ!!ライフで受ける!!」
バッキイイイイイイン!!
バローネの最後のライフが砕け散り、ダンの勝利となった。
「お前の勝ちだな・・・馬神弾」
膝を付き、バローネはそう言った。
「太古の神々よ!引き金は俺が引く!」
ダンの言葉に反応する様に、ダンのデッキとバローネのデッキから十二宮Xレアのカードが出て来ると、シンボルとなって上空に十二星座が描かれた。
ズゴゴゴゴゴゴ…!
すると、神々の砲台が現れた。
「これが、神々の砲台・・・・」
ダンがそう言うとダンのバトルフォームが粒子となって消えた。
「よし、コアブリット回収スタンバイ!」
「了解!(ピッピッピッ)え…あ、あれ?変だよ…ダンのコアブリットが戻せない…システムが反応しない…!」
「は、反応しないって…何だよそれ!」
「キャッ!」
「まさか!ジェミナイズがぶつかったあの時!!」
ダンの仲間、硯秀人が立ち上がってそう叫んだ。
そう、ダンのコアブリットは双子座と獅子座の激突時の衝撃で故障したのだった。
「そうか。そうか・・・・分かったよ、俺が…引き金なんだ。」
「お前が・・・引き金だと!?」
「あ…あ…」
ダンの仲間である紫乃宮まゐは、信じられないと言う表情でモニターに映るダンを見た。
「これは、引くものじゃない…なるものだったんだ。」
ダンがそう言うと同時に、虹色の光がダンのコアブリットから光り出し、ダンを包み始めた。
「神の力…強き引き金より放たれて、数多のいさかいを静めた…。」
「確かに引くとは書いてなかったけど…そんな…!」
それを見ていたダンに関わった人間と魔族が、泣いたり、悔しがったりしていた。
「…バローネ」
「…?」
「ありがとうございました…!いいバトルでした…!」
バシュウウウウウウウ!!
ダンの言葉と同時に、バローネのコアブリットが離脱する。
「馬神ダンーーーーーーッ!!」
バローネは、ダンに叫ぶ。
「あ…あ…あ…!ダン…!ダメ…!ダメぇぇっ…!」
モニターに映るダンのところまで、ダンは駆け出す。
「嫌ああああああああああーーーーっ!!」
しかし、如何する事も出来ず泣き叫んだ。
「・・・(ごめんな、まゐ・・・・)」
ダンはまゐに謝って、光と共に消えた。
「・・・・・。」
ーーー・・・って・・・・ーーー
「・・・ん・・・・。」
ーーーお・・・・ダ・・・・ーーー
「(・・・・何だ?)」
ーーー起き・・・・ン・・・・ーーー
「(俺を呼んでる?)」
ダンは、段々と聴こえる声に意識を覚醒させた。
そして・・・
ーーー起きて、ダン・・・ーーー
その声が、はっきり聴こえたダンは目を覚ました。
「この声・・・マギサ?マギサなのか!?」
ダンは、聴こえた声の主にそう叫んだ。
ーーーそうよ。久しぶりね、ダン・・・。ーーー
「姿は、見えないけど・・・ああ、久しぶり、マギサ!」
ダンは、嬉しそうにそう言った。
ーーーええ、そうね。ーーー
「マギサが、ここにいるって事は・・・此処はグラン・ロロなのか?」
ーーーいいえ、違うわ。ーーー
「じゃあ、此処は・・・。」
ーーー此処は、異世界に通じる狭間・・・貴方の消滅を防ぐには、こうするしか方法がなかったのーーー
「そうか・・・・。」
ーーーそれから、ダンが引き金になった後・・・・世界は救われたわ。クラッキーは、未来に残って・・・剣蔵くんと硯くん・・・そして、まゐちゃんは元の時代に帰って行ったわ。ーーー
「そうか、まゐ達は救われたんだな・・・・。」
ダンは、安心する様に微笑んだ。
ーーーホントならダン、貴方を元の世界に帰したかったのだけど・・・・ごめんなさい、出来なかったわ。ーーー
「いや、まゐ達が無事ならそれでいい。ありがとう、教えてくれて・・・」
ーーーダン・・・・。ーーー
「それに、こうして、マギサに会えたんだ。俺は、良かったと思うよ。」
ーーーふふ・・・・ありがとう、ダン。ーーー
マギサは、そう言った後・・・直ぐに、真剣な雰囲気になる。
ーーーダン、帰れない貴方にこんなお願いをするのは気が引けるけど・・・私の頼みを聞いて貰えないかしら?ーーー
「俺に・・・?何だ、その頼みって・・・・。」
ダンは、マギサの頼みを聞く事にした。
ーーー貴方に別の世界を救って欲しいの・・・・。ーーー
「別の世界・・・?」
マギサの言葉に、ダンは首を傾げた。
ーーーその世界は、人類絶滅の危機に晒されているの。ダン、お願い・・・・その世界を救ってあげて・・・・ーーー
「マギサ・・・・分かった。俺に任せろ!」
ーーーッ!ダン・・・ありがとう。ーーー
「礼を言われる程じゃないさ・・・・それで、どうやってその世界に行くんだ?」
ーーーその前に、ダン・・・・デッキを出して目を瞑ってもらえないかしら?ーーー
「・・・・分かった。」
そう言って、ダンはデッキを取り出し、持ったまま目を瞑った。すると、デッキとダンを包み込む様に光り出した。暫くして、その光りも止んだ。
ーーー・・・はい、終わったわ。目を開けても大丈夫よ。ーーー
「今のは・・・・」
ーーーまず、手に持っているデッキを見てちょうだい。ーーー
「っ!カードの絵柄が変わっている?」
ダンがデッキを見ると、BSとあったところが、別の絵柄になっていた。
「マギサ、これは・・・」
ダンは、手に持っているデッキをマギサに聞いた。
ーーー今から行く世界では、バトルスピリッツのカードは存在されていないの・・・・その為、バトルスピリッツの本来の力が発揮されないわ。だから、向こうの世界に使用できる様に力を与えたの。ーーー
「そうか ・・・・ありがとう、マギサ。後、俺の体から溢れ出すものは何だ?」
ーーーそれは、魔力よ。コアの代わりに魔力のマナでカードを使用出来るわ。ーーー
「ありがとう、助かるよ。」
ーーーふふ、それじゃあ・・・・そろそろ送るわね?ーーー
マギサがそう言うと、ダンの立っているところが光り出した。
「行って来る・・・。」
ーーーええ、行ってらっしゃい・・・。ーーー
マギサはそう言ったと同時に、ダンは光りと共に消えたのだった。
ーーーお願いね・・・・ダン・・・・ーーー
マギサの声はそれだけを言って消えたのだった。
ーーーENDーーー
FGOをやっていた時に思いついて、小説にしてみました。
この小説では、まゐさんを出すかは未定です。
後、ハイスクールD✖️Dの小説も出来るだけやっていきます。後・・・・この小説では、スピリット同士の戦いはなく・・・・ダンさんのリアルファイト、少しスピリットが戦う程度です。ダンさんのデッキには、殆どのスピリットが入っていない代わりに、十二宮Xレアと蛇遣い座のカードが入っています。それから、ToLoveるの世界にダンさんを出す小説も書くかもしれません。とりあえず、ハイスクールD✖️Dの小説をある程度進めたら書くかもしれません。どうぞ、応援お願いします。