海未色の君と   作:カレー魔人

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初めて投稿します。
楽しんでもらえれば幸いです。
では、どうぞ!


海未色の君との出会い

「…ん…?ここは…?」

目を開けると、見慣れない天井が

眼前に広がっていた。

「…病院…か…?」

鼻を突く独特な薬品の匂い、

俺は、寝起きで上手く機能してい

ない脳を無理矢理覚醒させ、

状況を確認するために起き上がろう

とした。

「痛っ⁉︎…包帯?」

しかし、起き上がると同時に右足に

激痛が走った。右足を見やると、

包帯やらギプスやらでガチガチに

固定されている。

「……っ」

ためしに右足を動かそうとしてみる

も、やはり激痛が走る。

「っ〜〜。…けど、なんで病院に…」

コンコン

「…?はーい?」

そんなこんなしているとドアをノックする

音。誰だろうと思いながら返事を

すると、白衣を着た40代ぐらいの男性が

入ってきた。

「…!目が覚めたようだね」

「え、えーと…?」

「ん?ああ、すまない。僕はここ、西木野

病院の院長をしている”西木野晴臣”だ」

入ってきた男性…西木野晴臣さんは俺の姿

を見ると少し驚いたようだったが、困惑し

ている俺の様子に気づいたのか自己紹介を

した。

「…あっ!えーと、俺は上村勇人といいます」

「あはは、わかっているよ…ところで具合は

どうだい?」

慌てて自己紹介をした俺に笑顔を向けていた

晴臣さんは、笑顔のまま俺の容態を聞いて

きた。

「はい!おかげさまで」

「…なら良かった。…勇人君、ちょっといい

かい?」

「…?はい?」

晴臣さんの質問に笑顔で答えた俺を見た晴臣

さんは、先刻までの笑顔を解き、

一転して真剣な顔で質問をしてきた。

「勇人君は何故自分がここに居るのか、わか

るかい?」

「…君は、人を助けようとして…車に轢かれ

たんだ」

「!」

「覚えているかい?」

(そうだ…俺は…あの時…)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーー回想中ーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺の名前は「村上勇人」

つい最近、ここ、東京都千代田区にある

音乃木坂学院に転入することになった、

アニメやラノベが大好きな

どこにでもいる普通の男子高校生である。

…今皆は「なんで男が女子校に転入してんだ!」

と思ったかもしれないが、話すと長くなるので

また別の機会に

話を戻そう

そんなこんなで音乃木坂学院に転入する事に

なった俺は、学校の下見も兼ねて町を見て回る

ことになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…ふう〜〜いい買い物が出来た」

「まさか家の近くにあんな穴場があった

なんてな〜〜」ニヤニヤ

「…て、…あ‼︎」

「しまった!学校!…はあ、荷物家に置いて

からいくか…」

俺は大急ぎで家に向かった

「ハア、ハア…ん?」

「……」

家に荷物を置いた後、俺はまた急いで学校に

向かった。その途中、反対側の道から歩いて

くる女の子に目が止まった。

「…美人だな…ん?なんだ…?」

「……」

「なんか見覚えが…まあいいか…って⁉︎」

(車⁉︎…やばい!)

俺がしばらくその女の子に見惚れていると、

丁度、女の子に突っ込むように車が

猛スピードで走ってきたのである。

「おい‼︎避けろ‼︎」

「……えっ」

(くそっ…間に合え…っ!)

女の子は自分に向かってくる車に気づいた

様だったが、突然の出来事で体が硬直して

しまったのか、避けようとしなかった。

「オラァッ!」

「きゃっ」

気づいた時には体が勝手に動いていた。

俺はその女の子を思いっきり反対側の道に

突き飛ばした。

「……ぁ」

次の瞬間、ドゴンッという金属が柔らかいもの

に当たったような生々しい音と誰かの悲鳴が

聞こえた後、俺の意識は途絶えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーー回想終わりーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…あの…」

「なんだい?」

「あの女の子は…大丈夫なんですか?」

「…ああ、君のおかげで」

「そうですか…良かった…」

「……」

コンコン

「おや”今日”も来たようだね」

「えっ…?」

ガチャ…

「失礼します…!」

「あっ…あの時の…」

彼女が無事であると知り、安堵していると

なんと病室に例の女の子が入ってきたのである。

「彼女はね、君がここに担ぎ込まれてから毎日

お見舞いに来ていたんだ」

「そ、そうだったんですか…」

「……あ、あの!」

「あの時は…助けていただいて…あ、ありがと

うございました!」

「あと…怪我をさせてしまって…!」

「俺は大丈夫だから、君が無事で良かった」

彼女がお見舞いに来てくれていたという事に

驚いていると、彼女は俺に謝罪しようとしてきた。

俺は反射的に彼女の頭を撫でていた。

なぜかって?だって彼女は今にも泣いてしまい

そうだったから。

「で、ですが…!」

「俺は、君が泣いている方が辛い、だから

…ね?」

俺はもう一度彼女の頭を撫でた。

「…はい!」

(やっと笑ってくれた…)

「…やっぱり笑った方が可愛いな…」

「〜〜⁉︎///」

「ど、どうした?顔が赤いけど…具合が悪い

んじゃ…」

「だ、大丈夫です!///」

急に真っ赤になったと思ったら撫でていた

手を振りほどかれてしまった。

…どうしたんだろう?

「それじゃ、僕は失礼させてもらうよ」

「あ、…ありがとうございました!」

晴臣さんは一礼して病室を出て行った。

「……」

「……」

((き、気まずい…!))

((な、なにか話さないと…))

「「あ、あの!」」

「「……」」

(やっちまったー!)

(や、やってしまいました…!)

「あ!そうだ!自己紹介しよう!」

「そ、そうですね!」

「じ、じゃあ俺から、俺は村上勇人って言います

…ど、どうぞ」

「あ!え、えと、私はーー

 

 

 

 

 

 

 

 

ーー園田海未と言います」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これが俺、村上勇人と園田海未の出会いである。

 

 




ちょっと展開ぎ無理矢理すぎましたかね?
こんな感じでやって行くので暖かく目で見守ってくれれば幸いです
それでは!
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