嬉しくなって投稿してしまいました!
では、どうぞ!
私の名前は園田海未。
音乃木坂学院の2年生です。
私は今、真姫のお父様が院長を務める
西木野病院に来ています。
そのわけは…「おはよう、園田さん」
「おはようございます、上村君」
「せっかくの休みなのに、毎日来なくて
もいいって」
「いいえ、そうはいきません」
「はあ…」
彼…上村勇人君は、私の…命の恩人です。
回想中
私は、穂乃木達と別れたあと、μ'sの
トレーニングメニューを考えながら
帰っていました。
(本当に穂乃木には困ったものです。
…階段ダッシュを10セットほど追加しま
しようか…)
そんなことを考えながら、いつもの信号
に差し掛かり、
(いえ…いっそのこと20セット…)
信号が青になったのを確認して
渡り始めました。
そして、半分ほど渡ったところで、誰かの
緊迫した声が聞こえてきました。
「おい‼︎避けろ‼︎」
「……え」
私は、その時ようやく、自分に突っ込んで
くる信号無視の車に気づきました。
早く逃げなければならない頭がそう警報
を発しますが、まるでそこに縫い付けられ
たように動くことが出来ませんでした。
(私は…死ぬのでしょうか…)
もう、そんなことしか考えることができませ
んでした。
(穂乃果…ことり…みんな…)
(さようなら…)
目を閉じ、すぐにでも襲いかかってくる
であろう衝撃に身を固くしていると…
「オラァッ!」
「きゃっ」
私は、一瞬なにが起こったのか理解
出来ませんでした。
顔を上げると、先程まで私がいた場所に
男性が立っていました。
男性はこちらを見やると、安堵した様な
表情を浮かべました。
「……あ」
私はそんな言葉…いえ、言葉と呼べるかも
わからないような音が、喉から出てきま
した。
そして次の瞬間、ドゴンッという鈍い音
と共に、男性は車に跳ねられました。
私は、またしてもなにが起こったのか理解
できず、呆然としたまま座り込んでいまし
た。
男性は、他の人が呼んだ救急車に乗せられ
病院に搬送されました。
私も救急車に乗り込み、担架の上で横たわ
る男性の姿を見て、罪悪感で心が押しつぶ
されそうでした。
「わ、私…は…」
「海未ちゃん…」
「……」
騒ぎを聞きつけ、穂乃果達も病院に駆けつ
けてくれました。
「私の…せいで……っ!」
「大丈夫…大丈夫だから…」
「うぅ…ひぐっ…えぐっ…」
「…!パパ!彼の容態は⁉︎」
「.…右足を骨折しているが、命に別状は
無い」
「……!良かった…」
「ぐすっ…」
「海未ちゃん…大丈夫だって…ね?」
「…はい…ぐすっ」
「今日はもう夜遅いから、皆家に帰りな
さい」
「…はい…」
「さようなら〜」
「海未ちゃん、元気だすにゃ」
「真姫ちゃんも、またね〜」
「ええ、またね」
そして、次の日から、私は彼の病室に通い
続けた。
通い続けて、一週間ほどたったある日…
「…?この声は…晴臣さん…?」
私はいつもの様に彼のいる病室に入ろう
とすると、中から話し声が聞こえてきた。
「誰か来ているのでしょうか…
とりあえずノックしないと」
コンコン
「はーい?」
「失礼します…!」
「あ、あの時の…」
病室に入ると、彼が目を覚ましていま
した。
「…あ、あの!」
「あの時は…助けていただいて…あ、
ありがとうございました!」
「そ、それと…怪我をさせてしまって
…!」
突然の事で焦ってしまった私は、口ごも
りながらも、なんとかお礼を言うことが
できました。
しかし、彼の右足が視界に入り、罪悪感
で涙を流しそうになるのを堪えながら
謝罪しようとすると、彼は私の頭を撫で
始めました。
「俺は大丈夫だから、君が無事で良かった」
「で、ですが…!」
「俺は、君が泣いている方が辛い…
だから…ね?」
私は、彼の言葉を聞いて、溜まった涙が
溢れてしまいそうになりました。
それほどまでに、彼の言葉は嬉しい
ものでした。
「…はい!」
私は涙を浮かべながらも、気がつくと
笑顔を浮かべていました。
「…やっぱり、笑った方が可愛いな…」
「〜〜///⁉︎」
えっ⁉︎そ、そんなっ、可愛い、なん
て…!///
「だ、大丈夫か?顔真っ赤だけど…
具合わるいんじゃ…」
「だ、大丈夫です!///」
私は、彼に頭を撫でられているのが
恥ずかしくなり、思わず手を払い
のけてしまいました。
「それじゃ、僕は失礼するよ」
「…あっ、ありがとございました!」
晴臣さんは一礼して病室を
出て行きました。
「……」
「……」
((気まずい…!))
………………………………………
回想終わり
「…なんですか?つまり私が来る
のは迷惑だと?」
「いやいや‼︎そういう事じゃなくて‼︎」
「…ふふっ、冗談ですよ」
「はあ〜〜〜…」
「クスクス…リンゴ、食べますか?」
「ん?ああ、いただくよ」
「わかりました。少し待っていて
下さい」
…本当に、ありがとうございます。
上村君…いえ……勇人。
今回は海未視点で書いてみました。
結構難しいですね…(汗)
これからも精進して行くので、
よろしくお願いします!
それでは!