バディファイトLoveLive 〜女神たちと少年の紡ぐ軌跡〜 作:穂乃果ちゃん推し
電車に揺られて10分ほど……さらにバスへと乗り換えて5分ほど移動した私たちは、とうとう真姫さんの別荘へと辿り着きました!
千歌[い、行くよ!]
花丸[何時でも良いずらよ!]
善子[(アンタらはここに何しに来たと思ってるのよ……)]
私は真姫さんの別荘のインターホンを鳴らしました。すると、中から声が聞こえました!
真姫[あら?いらっしゃい、Aqoursのみんな]
Aqours[こんにちは!]
真姫[今夜は宜しくね?さ、上がりなさい?]
Aqours[お邪魔します!]
私たちは挨拶もそこそこに、別荘の中へと入りました!まだ飾り付けが途中なのか、颯樹君や雷花ちゃんがヘルプに廻っていました!
颯樹[おっ、待ってたよ!]
雷花[颯樹君、この飾り付けは此処でいいの?]
颯樹[ちょっとゴメンね?……うん、大丈夫だよ]
雷花[ありがとう!]
颯樹君の確認を受けた雷花ちゃんは飾り付けをしに行きました。その間に私たちは、颯樹君の案内で空いてる部屋に荷物を置きに行きました。そして暫くした頃……。
海未[遅いですね……]
ダイヤ[どうかしたのですか?]
海未[はい、実は穂乃果と雪穂と花陽と絵里にパーティーで使う物を買って来てもらうように促していたのですが……どうにも遅いのです]
颯樹[ねぇ、それってさ……これで代用できたりする?]
いきなり颯樹君は持って来てたバッグの中から、ある物を取り出しました。それはサンタ帽やいろんな被り物が沢山ありました。
海未[さ、颯樹……これは、何処で……?]
颯樹[ん?Xmasパーティーなら、サンタ帽は必需品でしょ?それにちょっとした余興になればと思って……猫耳に、悪魔の羽とか、いろいろあるけど……]
真姫[あら、沢山あるじゃない……]
亜里沙[ハラショー……これは何ですか?]
颯樹君が見せた物を見た海未さんは驚きを隠せず、真姫さんは感嘆の表情で、亜里沙ちゃんに至っては、猫耳等を知らないのか、少し驚いていました。
海未[………ハ、]
颯樹[?ハ?]
海未[破廉恥です///////!!]
颯樹[ありゃりゃ、やっちゃった……]
海未さんは破廉恥だと言い出し、それを颯樹君が必死に慰めていました……。大変だね……こういうのに耐性が無いって……。
善子[はっ……!!悪魔の羽……、是非ともこのヨハネが……!!]
海未[こんな物は燃やすべきです!にこ、ライターを持ってますか?]
にこ[ど、どうしたのよ……いきなり]
海未[取り敢えず答えてください、持ってますか?]
にこ[も、持ってないわ]
海未[そうですか……だったら、へし折ります!]
そう言って海未さんは颯樹君が持って来た被り物の中のサンタ帽以外の物を破き、へし折り、ゴミ箱へと捨てました……。なんと凄惨な……。暫くした頃、穂乃果さん達が戻ってきて、Xmasパーティーが始まりました!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私たちはある事をする為に、空き部屋に集まっています。勿論颯樹君たちには内緒で……。
千歌[どうする?]
梨子[決行……する?]
ダイヤ[そうですわね……薄々気づいてはいましたが、曜さんのその紙袋の中には、サンタ服が入っていますのよね?]
曜[うん、これは単なるドッキリのつもりで用意しただけなんだけどね?]
鞠莉[ん〜っ!!良いじゃない!!マリーは賛成!!]
8人[シーーーーーーッ!!]
鞠莉[oh……Sorry……]
いきなり鞠莉ちゃんが大きな声を出したので、私たちはそれを全員で阻止しました!何やってるの、鞠莉ちゃん!!聞こえちゃったらドッキリの意味無いじゃん!!颯樹君や他のみんなを驚かす為にやろうとしてるのに!
ダイヤ[成功か否かは、梨子さん……貴女次第ですのよ?]
梨子[ダイヤさん……]
曜[私たちが働きかけてあげられるのはここまで]
千歌[あとは自分の想いをしっかり颯樹君に伝えて、それで完璧!!]
梨子[千歌ちゃん、曜ちゃん……]
ルビィ[梨子ちゃん……ガンバ୧(๑•̀⌄•́๑)૭✧ルビィです!!]
花丸[自信を持って当たっていくずら!!]
善子[もうここまで来たら告白あるのみよ、上級リトルデーモン……リリー?]
梨子[最後のがよく分かんなかったけど……ありがとう!!ルビィちゃん、花丸ちゃん、善子ちゃん……]
鞠莉[健闘を祈ってるわ!]
果南[梨子、しっかりね!良い報告、期待してるよ!]
梨子[鞠莉さん、果南さん……はい!!]
千歌[それじゃぁ決行の時だよ!]
梨子[ええ!]
そう言うと梨子ちゃんは、どこかと連絡を取り始めた。頑張ってね……梨子ちゃん!!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
~颯樹 side~
僕たちはAqoursのメンバーを待つ間、過去の出来事について振り返っていました。
絵里[それでね〜]
希[そんな事があったん〜]
μ's,MUSIC[アハハっ!!]
と、その時!!僕の携帯が突然鳴り始めました!
颯樹[何だろ……ん?梨子ちゃん、どうしたんだろう?]
発信元は梨子ちゃんの携帯からでした。僕はこの場にいた皆に少し断りを入れて、外で会うことにしました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
外に出た僕は、梨子ちゃんの指示で目を瞑って待っていました。ここの浜辺から感じる風はとても気持ちよくて、心がリラックスします。そして暫くした頃、砂の音が聞こえ始めました。誰かが来ているのは分かるのですが、目を瞑っている為に何も見ることが出来ませんでした。すると、僕に近づいた謎の人物は僕の背後で止まり、声を発しました。
?[良いですよ、目を開けて……後ろを振り返って下さい]
僕は言われた通りに目を開けて振り向きました。すると目に入ったのは、白いサンタ服を着てブーツを履いている梨子ちゃんでした。でも何処か顔が紅くなっているような気がしました。
颯樹[どうしたの?こんな所に呼び出して……]
梨子[あ、あのね?颯樹くん……]
颯樹[ん?]
梨子[私は……貴方の事が、世界で一番大好きです!!結婚を前提として、付き合って下さい!]
梨子ちゃんから出て来た言葉は、結婚の告白でした!僕はその理由を聞こうとしましたが、梨子ちゃんがいきなり僕の唇を奪って来ました!
[んっ……ああっ……ふちゅっ……♡]
暫くキスが続いた後、僕と梨子ちゃんの間には卑猥な銀色の絹のような糸が続いていました。
梨子[ごめんね、いきなりこんな事して……]
颯樹[良いんだけど……どうして?]
梨子[颯樹くんに私を見てもらいたかったの……曜ちゃんに頼んで服まで作ってもらって……]
そう言われてもう一度見てみると、よく細かい所まで製作が行き届いていて、表現が成されているのに気付きました。
梨子[どう……かな?似合ってる?]
颯樹[うん、もう完璧だよ……今までも可愛かったけど、これはそれ以上だ……]
梨子[んもぅ……褒めるのが上手いんだから♡]
颯樹[こんなのを見せられたら、ちゃんと答えないといけないね]
梨子[………]コクッ
僕は暫く悩んだあと、梨子ちゃんに向き直ってこう答えました。
颯樹[梨子ちゃん……]
梨子[はい]
颯樹[ごめんね、梨子ちゃんとは付き合えない]
梨子[え……、どうして?]
僕が決断を言うと、梨子ちゃんが理由を聞いてきました。僕はそれにこう答えました。
颯樹[先ず僕は、絵里ちゃんと付き合ってる……しかも婚約、婚約指輪でさえも済ませてる]
梨子[………]
颯樹[そんな中で付き合おうだなんて出来ないよ……僕もそこまで器用じゃない]
僕は今自分が思っている事を、全部梨子ちゃんに伝えました。心做しか、梨子ちゃんの目に涙が溜まってきている様な気がして、止めそうになりましたが、これでは梨子ちゃんに申し訳なさすぎるので、最後まで言うことにしました。
颯樹[でもね?友達としてなら、僕も大好きだよ……だってここまで友達の事を考えてくれるんだ、僕も見習いたいと思ったよ……だから、ね?家には何時でも遊びに来ていいし、来てくれたら何でもする……そんな訳で、一旦この場は手を引いてくれる?]
梨子[ありがとう、颯樹くんの想い……充分に伝わった……なら、私からお願いがあるの]
颯樹[何?]
梨子[私とファイトして?それでこの件は一旦保留にするから……]
颯樹[分かった、今の僕の全力を以て相手をするよ]
梨子ちゃんからのお願いで、ファイトをする事に!頑張らないとね、梨子ちゃんの思いに見合うだけの僕の全てを見せる!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
梨子[絆の力……今一つになりて、私の未来を掴め!ルミナイズ、《サンシャイン・スター》!!]
颯樹[滅びし理想は、新たなる誓と共に蘇る!!ダークルミナイズ、《誓いの翼》!!]
オープンTHEフラッグ
梨子[スタードラゴンワールド]
颯樹[ドラゴン・ツヴァイ]
梨子[これからもよろしくの気持ちを込めて、全力でぶつかります!]
颯樹[良いよ、梨子ちゃんの全力……僕の全てを以て受け止める!]
今回はここまでです!!それではまた次回!次はいよいよクリスマス記念回のラストとなります!今回の曲は、
水樹奈々「TESTAMENT」