バディファイトLoveLive 〜女神たちと少年の紡ぐ軌跡〜   作:穂乃果ちゃん推し

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ごめんなさい、今回は前書き無しで!今回の視点は颯樹君視点です!


束の間の休息

僕と零君、楓ちゃんの3人は少し街を観光して周り、十千万へと戻って来た。零君と楓ちゃんの2人はダイヤさんとルビィちゃんとのファイトの後からか、直ぐに眠ってしまった。

 

 

颯樹(ふふっ、よく寝てる…。まあ昨日から連戦だったからね…仕方ないよね。しかしこうして見ると本当に兄妹なんだね、寝る時の形が一緒だ。)

 

 

僕は2人を起こさない様に部屋を出た。十千万のロビーで涼んでいると……。

 

 

千歌[あのね、颯樹君……]

 

颯樹[どうしたの?千歌ちゃん]

 

千歌[私ね、考えたんだけど、零君と楓ちゃんとAqoursのメンバーでトーナメントをしたいなって思って。]

 

颯樹[トーナメント?]

 

千歌[うん、零君と楓ちゃんは、まだ花丸ちゃんと善子ちゃんと戦ってないよね?]

 

颯樹[そうだね]

 

千歌[それに私たちは学園祭があって大会には出られないので、せめてAqours主催の大会を開きたいなって。みんなも参加してくれるし、零君と楓ちゃんもバディファイトの大会がどのような物か経験できると思うから、一石二鳥だと思うんだ、どうかなぁ?]

 

颯樹[成程、そこまで考えられてるとは……分かった。2人には僕から話して置くよ。]

 

千歌[ありがとう!]

 

颯樹[あ!そう言えば僕、君たちの文化祭にお邪魔する事になったよ。]

 

千歌[そうなんですか!?]

 

颯樹[うん、もし千歌ちゃんさえ良ければなんだけどね……。]

 

千歌[大丈夫だよ、私から理事長に頼んでみるよ!それで何をするの?]

 

颯樹[バディファイトの講習会を開こうかと思ってるよ?勿論ファイトもするよ?]

 

千歌[分かった!じゃあね!]

 

颯樹[うん!]

 

 

その後僕はお風呂に入って、汗を流して砂浜に出ることにした。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

~砂浜~

 

 

僕は砂浜へと出た。見下ろすと、桜色の髪留めを付けている娘がいた。

 

 

颯樹[どうしたの?梨子ちゃん?]

 

梨子[颯樹君かぁ〜。ビックリしたよ。]

 

颯樹[誰だと思った理由?]

 

梨子[んー、千歌ちゃん?]

 

 

実に的外れな回答をされたので少しガッカリした。気を悪くした僕を気遣ったのか、梨子ちゃんが慰めてくれた。少しおいて話し始める。

 

 

颯樹[砂浜に出るなんて…どうしたの?]

 

梨子[私ね、少し不安だったんだ。]

 

颯樹[それまたどうして?]

 

梨子[貴方はどんどん強くなって行く…同じスタードラゴンワールド使いとして憧れていたの……貴方に。]

 

颯樹[ふむふむ……]

 

梨子[でもね、ちゃんと力を付けられているかなって少し不安になるの。少しでも貴方に追い付きたくて……]

 

颯樹[そうなんだ]

 

梨子[だから……貴方に私の実力を見て欲しいの、明日のトーナメントで。貴方の隣に居られる様な私でありたい……。]

 

颯樹[ねぇ、梨子ちゃん?僕はね、そんなに尊敬を受けられるような存在じゃないんだよ。]

 

梨子[どうして?]

 

颯樹[だってさ、最初はμ'sのみんなと敵として戦って負け、臥炎カップではそれ以上の敗北を経験したからね。しかも未来に飛ばされた時なんて、自分の甘さから敵に付け込まれた……そんな僕に尊敬を受けられるような資格なんて無いよ……]

 

 

僕は思いつく限りの事を梨子ちゃんに全て話す。すると言い終わらない内に梨子ちゃんが抱き締めてきた。

 

 

梨子[そんなに卑下する事は無いよ、だって颯樹君は強いから……。キョウヤの野望を止める時、必死になって止めようとしてた。これってすっごく大切な事じゃないの?皆が動揺している中で一人だけ立ち止まってなかった、皆から注目されるのは当然のこと……。]

 

颯樹[ありがとう、そう言ってくれると嬉しいよ。]

 

梨子[何だか貴方に話したらスッキリしちゃった、これで頑張れそう。]

 

颯樹[こっちも。今まで以上にやる気が出たよ!]

 

梨子[それじゃぁまた明日ね。]

 

 

僕と梨子ちゃんはそう言って別れる。明日の戦いに備える為に……。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

~旅館『十千万』~

 

 

僕が砂浜から戻ると、顔を赤くした楓ちゃんと紅葉のような跡の付いた零君が部屋にいた。千歌ちゃんが楓ちゃんを何とか宥めてたけど、2人の様子から察するに何かあったみたい。

 

 

颯樹[いい加減に……しろーーーーー!!]

 

零/楓[!?]

 

千歌[ちょっと颯樹君!?]

 

颯樹[何があったのか理由を聞かせて!]

 

 

そう言って僕は2人に説明を求める。すると千歌ちゃんが口を開き……、

 

 

千歌[ごめんなさい……ウチの旅館、10時を過ぎると男湯と女湯が入れ替わるんです……。]

 

颯樹[成程、そのせいで零君と楓ちゃんが同じ湯で鉢合わせをしてしまい、零君の頬に引っぱたかれた跡があるという事か……。]

 

零[……]

 

楓[……]

 

颯樹[全く、今回は不可抗力だったって事でとやかく追求やお咎めはなしにするけど、今後以降10時以降の入浴を禁止する!分かったね!]

 

零/楓[はい……]

 

颯樹[話は終わり!さっさと寝る!!]

 

3人[はい!!]

 

 

そう言って僕たちは寝床につく。全く……油断も隙もないな……。そして決戦の朝を迎える……。




今回はここまでです!それではまた次回!トーナメントの形式について何か提案がある人はメッセージまでお願いします!昨日が三連続投稿したので、今回も三連続投稿するかなっと思います。今回の曲は、


Guilty Kiss「コワレヤスキ」
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