バディファイトLoveLive 〜女神たちと少年の紡ぐ軌跡〜 作:穂乃果ちゃん推し
ウチらは、さつき君のお陰で死神から自分のデッキを守ることが出来た。その後、さつき君がさっき言っていた言葉の意味を知ろうと、部室に集まっている。
盛谷「あの〜?みんなどうしてそんなに詰め寄るの?」
海未「さあ、話して下さい。」
穂乃果「さつき君が何故ヤミゲドウ事件の事を知ってるの?」
絵里「教えてくれない?」
真姫「教えなさい!」
にこ「教えなさいよ!さつき!」
凛「さつき君、教えて欲しいにゃ!」
花陽「教えてくれませんか?」
希「ウチも気になっとるんよ。」
ことり「お願いします…!」
盛谷「うーん、どうしよう〜!!」
ウチらが聞いてるのに、さつき君は頑なに答えない。ここでウチは最後の手段を取った!
希「言わへんと、わしわしするよ〜?」
盛谷「え?!ここで?!いやいや、男の胸をわしわししてどうする?!」
絵里「そ、そうよ!希!何か得でもあるの?!」
希「うーん、主にウチかな〜?」
盛谷/絵里「だと思った…。」
ことりちゃんは左胸に手を当てて、涙目になった。
く、来るで!ウチや海未ちゃん、傍や親でさえも心を射止めてしまうアレが……!
ことり「おねがぁい!♡」
盛谷「うっ!」
さつき君にも手応えありやんね。その後は〜?
盛谷「まさかとは思ったけど、ここで来る〜?普通。」
希「(どうなんや?)」
盛谷「分かったよ。全て話すよ。」
ことり「(やった〜!!)」
絵里「で、まずはなんでヤミゲドウ事件を知っていたの?」
盛谷「うん。実は、ヤミゲドウをバディにした時、カードを通じて僕の中にイメージが送り込まれたんだ。」
穂乃果「イメージ?」
海未「つまり、ヤミゲドウが伝えたい事が映像となってさつきの頭の中に入り込んだって言う事ですね?」
穂乃果ちゃんが言いたかったことを海未ちゃんが代弁する。
盛谷「そう。そして僕はヤミゲドウが過去にしてきた過ちを知ったんだよ。それがヤミゲドウ事件を知っていた理由。」
にこ「じゃあ元部長の立場からもひとついいかしら?」
盛谷「どうぞ。」
にこ「さっき私は結界が貼られた時に、ヤミゲドウがまた広げたのかと思ったけど、アンタはそれを否定した。それは何故?」
盛谷「さっきの話と繋がるけど、イメージを見せられる中で、ヤミゲドウの中に悪意は無いことを確認したんだ。それで、にこちゃんの思った事を否定したんだよ。」
にこ「そうなのね?ありがと。」
真姫「最後に私からいいかしら?」
盛谷「なに?」
真姫「アンタは結界が貼られた時に、これはキョウヤの計画の一部だと言った。あれは何故?」
盛谷「それについては簡単な話だよ。選ばれた者しか生き残れず、選ばれざる者は生きる資格を剥奪される。キョウヤの創りたい世界は、大人を子供が掌握する世界。子供が絶対主義の世界。そんな世界さ。」
真姫「なんて酷い。」
盛谷「信じられないと思うけど、これが真実。この計画を止めるためには、ディザスターを全員倒すしかない。」
凛「そんな事になっていたなんて!」
花陽「今でも信じられないよぉ〜。」
希「でも実際、こうやって結界も貼られてるんやし、信じるしか無いんやない?」
海未「そうですね。さつきの言葉通りに従ってみましょう!」
8人「うん!」
盛谷「あ、話を変えるんだけど、そう言えばWBCの後から深淵のデッキが行方不明なんだよね〜。」
9人「え?!」
盛谷「今までは臥炎カップとかもあったし、気づくのが少し遅れちゃったんだけど…、誰か知らない?」
希「ん?」
行方不明のデッキの話になった途端、ことりちゃんが突然部室を出ようとしていた。
希「ことりちゃん、どないしたん?」
ことり「ぴぃ!な、何でもないよ〜?」
希「でも気ぃつけてなぁ。」
ことり「う、うん。」
盛谷「もしかして、ことりちゃんが抜き取ったの?」
ことり「………。」
8人「…………。」
しばしの沈黙……。そして、ことりちゃんがこの沈黙を打ち破った!
ことり「さらば!」
9人「ああっ!」
穂乃果「待って!ことりちゃん!」
盛谷「ごめん!僕が追いかける!」
そう言ってさつき君はことりちゃんを追いかける。無事に見つかるといいんやけど……。
~ことり side~
私は今校舎の中を走り回っている。それはさつき君に追いかけられてるから!
盛谷「待て〜!!ことり〜!!」
ことり「ふぇーん、止まれないよ〜!!」
私は空いてる教室に駆け込んだ。駆け込んだのは、保健室。保健委員として保健室に来る事もあったので、すぐに入ることが出来た。そして、後からさつき君もやって来た!
盛谷「さあ、ことりちゃん!話してもらうよ?あ、あれ?」
さつき君が戸惑ってる!今の内に鍵を閉めちゃおう!
盛谷「ことりちゃん?!これは一体どういう事?」
ことり「鍵を閉めちゃいました!」
盛谷「え?!」
ことり「ことりとじっくり話がしたいんですよねぇ〜?」
盛谷「うん。でも、聞くのは最低限だよ?」
ことり「分かりました!」
~ことり side out~
~さつき side~
僕はひとつひとつ、ことりちゃんに質問している。そして、驚くべき真実を知る!
盛谷「え?!僕の家の合鍵を作って入った〜?!」
ことり「うん。ことり、あなたの事が好きなの。好きだとしてもやったら〜、ダメ、かな?」
盛谷「へ?僕には絵里ちゃんっていう彼女がいるんだから両想いなんてのは無理でしょうに!それにどうやって合鍵を?は!まさか!」
僕は思い出した!授業後、僕は眠くなることがあり、机の上に頭を乗せて寝ていたんだけど、昼休みの時になり、バッグの中を探ったら、鍵が無かったことを!まさかあの時に!
ことり「へへへっ。拝借しちゃいました!」
盛谷「もうなんか、怒る気も失せた…。」
ことり「じゃあ、こっちはデッキの事については話したので、ひとつお願いを聞いてもらっても良いですか〜?」
盛谷「なに?お願いって?」
ことり「1日だけ、ことりの彼氏になって下さい!」
盛谷「え、えええええええ?!」
ことり「ダメですか?」
盛谷「もしかして、本気で言ってる?」
ことり「はい!本気じゃなければこんな事は言いません!」
盛谷「うーん、分かったよ…。1日だけね。」
ことり「本当ですか〜?」
盛谷「本当です!」
ことり「やった〜!!」
盛谷「あ、少しだけガロウズと話をさせてくれる?」
ことり「はい!分かりました!」
ガロウズ「どうしたゲ?」
盛谷「君はさ、ことりちゃんと一緒にこれからもいたい?」
ガロウズ「んー、さつきと同じ、飽きさせないような匂いをコイツからは感じるんだゲ。オレは、ことりと一緒にいたいゲ!」
盛谷「分かったよ。ことりちゃん!」
ことり「ふぇ?なんですか?」
盛谷「そのデッキはことりちゃんにあげるよ。ガロウズも一緒にいたいって言ってたし。」
ことり「本当ですか?」
盛谷「うん!大切にしてね!」
ことり「ありがとう!さつき君、大好き!!」
なんとかことりちゃんを説得するのには成功したけど、とんでもない事に!絵里ちゃんに怒られなきゃいいけど…。
~さつき side out~
如何でしたか?今回は少しだけ内容を変えて、前回の続きということで話を進めました!まさかのことりちゃんがさつき君のデッキを抜き取った事が発覚!!さらに1日だけさつき君をことりちゃんが彼氏にするというなんともいただけない展開!果たして、これから先どうなるのか!次回もお楽しみに!