ISとHALOが混ざってしまった件について… 作:コレクトマン
1337よ、強く生きろ(苦笑)
僕は僕で今、色々と混乱していた。何で義妹であるシャルが此処IS学園に来たのだろうかという事だ。主に父さんの差し金であるけど。取り敢えず織斑先生の合図でHRが終わり、次の授業であるIS模擬戦闘を行う為にグラウンドに向かう時に織斑先生に呼び止められた。
「おい泉谷、デュノアの面倒を見てやれ。同じONIの者だろう」
「えっ……はい」
そんなこんなで僕は織斑先生の指示の下、シャルの面倒を任された。正直言ってまだ混乱しているのだが………。
「……取り敢えずシャル、もしかして前に父さんが言っていたサプライズって……」
「うんっ、僕だったんだ。これから宜しくね?」
「あぁ分かった。取り敢えず、すぐに移動するぞ。他の女子生徒が情報を聞きつけてやって来るはずだ」
「えっ…ふぇえっ!?」
そう言って僕はシャルの手を掴むと何かに驚く様な声をあげたが時間がない為に気にせずシャルを連れて更衣室まで向かう。すると案の定なのか他の女子生徒達が転校生の情報を聞きつけて来たのかぞろぞろと集まって来た。
「ああっ!転校生発見!しかも泉谷くんと一緒っ!!」
「情報通りっ!こっちにいたわ!」
「皆の者、出会え出会え〜っ!」
……何か時代が違う人がいた様な気がするが、ここまで集まって来るとは………転校生に関する情報が漏れているのか?
「厄介だな、面倒なことになる前に突っ切るぞ」
「ふぇっ!?わ……分かった!」
そして僕とシャルは女子生徒たちの包囲網を強行突破し、それぞれの更衣室に到着してそれぞれのスーツに着替えるのであった。そして何とか時間内にグラウンドへ到着した。
「星矢、大丈夫か?遅かった様だけど…?」
「あぁ…転校生の情報を聞きつけた女子生徒達に追い回される前に強行突破して何とか到着した」
「そうか……大変だったな」
「よしっ全員揃ったな?では本日から格闘及び射撃を含む実戦訓練を開始する」
IS模擬戦闘の授業が始まって女子生徒達も織斑先生に返事をする。その時に織斑先生はISの模擬戦を代表候補生である鈴とセシリアを抜擢するも、当の本人は若干やる気が無かった。しかし織斑先生はセシリア達に何かを囁くとセシリア達がやる気が満ち溢れ返った。一体何を囁いたんだろうか?すると織斑先生からある事を告げた。
「……一つ言い忘れていたが、今回は先ほど教師としてやって来たSPARTAN以外の新たなSPARTANがここにやって来る。そしてそのSPARTANが今回の模擬戦の相手となる」
他のSPARTAN?一体どういう意味だろうと考えていると自分のISから一つONIの通信が入って来た。
「通信…?一体誰が……こちらS105、どうした?」
『SPARTAN、今すぐそこから退避させてください!』
「何?それはどういう「…………ぁ〜〜れ〜〜〜っ!!?」………!?」
通信中に他の声が聞こえたので上を見上げてみるとSPARTANが落っこちて来ているのを確認した僕は直ぐにその場から離れた。他の女子生徒達も同様にその場から離れて退避した。ある程度離れた時に上から落ちて来たSPARTANはグラウンドに激突し、大きなクレーターを作り上げた。
星矢Side out
???Side
その頃、ONI本社ステーションではIS学園に送り込んだSPARTANに関する事である問題が起きていた。
「はいっ?滑って落ちた?」
星矢の父である清十郎はあまりにも間抜けすぎる報告に唖然してした。するとコルタナと束、一人のSPARTANはそのSPARTANの正体を見抜いていた。
「えぇっ……1337こと“サンジ”ね」
「あちゃーあの不運のSPARTANの“イササナ”くんね……せーくんは大丈夫かな?」
「あいつかぁ……なあチーフ、彼は大丈夫なのか?」
「彼にはよくある事で………あっ、いやっ1337はあれで立派なSPARTANの一員です。心配には及びません」
「マスターチーフ、お前がそう言うなら心配は無いんだが……」
清十郎が話し合っていたSPARTANはこの世界のSPARTAN-Ⅱ Sierra117“ジョン”こと“マスターチーフ”である。その話し合いの中にコルタナと束は付け足すが………
「確かに彼らしいといえば彼らしいけど……」
「ん?」
「でもちょっと心配かな?」
「私もちょっとイササナくんの不運っぷりは聞いたことないけど、多分ちーちゃんのアイアンクローの餌食になっていると思うっ」
「………だな」
何だかんだで不運のSPARTANである1337ことサンジ(星矢が声優ネタで命名した)のこと案じるのであった。
チーフSide out
1337Side
私はこの世界に飛ばされてからこの世界のONIに拾われて以降世話になっていた。私が驚いたとするならチーフがここにいると思いきやこの世界のチーフであることだ。そしてこの世界のSPARTANである星矢から私用の戸籍を作ってくれたそうだ。丁重なことに偽名まで用意した様だ。そんな私は、この世界の兵器であるISを使う者を教育する学校であるIS学園から依頼が来て、ISとの模擬戦を頼まれて私は降下艇でその場所に向かって行ったのは良いがIS学園が見えた時に足を滑らせてそのまま落っこちてしまった。運が良いのか悪いのか、そのままIS学園のグラウンドに激突し、数十秒立って何とか起き上がり、クレーターから這い上がる。
「いつつ………また降下艇から滑り落ちてしまうとはな……」
「サンジ……お前なぁ、何処を如何したら降下艇から滑り落ちるんだ」
「むっ?星矢か。それにほとんどが女子達なのか」
私はグラウンドに激突した際にアーマーに土ホコリが付いていた為手で払っていると金髪ロールの女性が星矢に話しかけて来た。
「あのっ星矢さん、この方は一体?」
「あぁ……そう言えば紹介がまだだったね?彼はサンジ、僕と同じSPARTAN−Ⅱのメンバーだ」
「は……はははっ説明どうも星矢、手間が省けたよ。では改めて教えてあげよう!この私こそ、全銀河にその名が轟く宇宙最強の戦士SPARTAN!ナンバー“1337”なのだっ!」
私がそう説明した途端他の女子生徒達が何故か青ざめていた。その原因を知っているのか星矢は私にある警告を促がす。
「サンジ、一応言っておくが絶対に後ろを振り向くな」
「大事なセリフを流したな……安心したまえ、私は宇宙一強い!」
そう言って私はその背後を確認しようと振り向くと一人の女性の手が私のヘルメットごと掴み、そのまま私を持ち上げた。……テェッ!?
「…ったく、何で私の所にはこうもバカが集まって来るのだ……!」
「あだだだだだだっ!?何だこの握力はっだだだだだだ!?」
織斑先生特有のアイアンクローで500kgもあるミョルニル・アーマーを軽々と持ち上げて握力でサンジのヘルメットを破壊せず、内部にダメージを与える位の力を入れてサンジをしばかれていた。
1337Side out
星矢Side
1337ことサンジは織斑先生にしばかれてカオスな状況となっていた。これを何とかしようと僕は織斑先生に授業の再開のことを伝えた。
「あの……織斑先生、その辺にして授業を再開しないと不味いのでは?」
「むっ………それもそうだな」
そう言って織斑先生はサンジを前に放り出す様に軽く投げ出し、アイアンクローから解放したが………
「あったたた………何のこれしきっうき!?」
止めの追撃と言わんばかりにサンジを踏みつけて、地べたに這いつくばらせるのであった。
「諸君、色々なハプニングがあったかもしれんが、オルコット達には彼と模擬戦をしてもらう」
「え?あの、二対一で…?」
「いやっ流石にそれは……というよりあのSPARTANは大丈夫なんですか?」
「それについては問題ないよ、彼は他のSPARTANと比べて不運すぎるけど実力は本物だ」
そう説明してもセシリア達は納得は出来なかった。それもそうだろう。何せ最強の兵士であるSPARTANが初代ブリュンヒルデと言わしめた織斑先生の手でああなっているのだから。
「泉谷の言う通り、こいつの場合は日常のみ不運であって、戦場においては強力な悪運の持ち主だ。オルコットはIS学園に来る前に一度ONIとの合同演習で星矢達のSPARTANと模擬戦を行ったそうだな?」
「えぇ…あの時は星矢さん達を含めてSPARTANの恐ろしさを経験しましたわ」
「そういうことだ。お前達もこの模擬戦を良く見て改めてSPARTANの強さを再確認する様に」
「あの……織斑女史、そろそろ……どいてくれませんか?」
「むっ……すっかり忘れていたな」
そう織斑先生は足をどかして、1337は何とか立ち上がり、自前のMA5Dを構える。そしてセシリア達もISを展開して模擬戦の準備を終える。
「それじゃあ始めるとするが、準備はいいか?」
「勿論でしてよ?」
「こっちもいいわよ!」
「それぞれ準備は良いな?では、始め!!」
その合図と同時に鈴が先行して、セシリアは上空へと上昇し、空からスターライトmkⅢで援護射撃を行う。1337はこの攻撃を予測していたのか横にステップしてセシリアの攻撃を回避して、鈴の双天牙月を紙一重で回避する。セシリアと鈴は互いに連携を取りながら1337に挑む。すると織斑先生はシャルに1337が使用しているアーマーについての解説を指示した。
「さてそうだな……デュノア、あのSPARTANが使用しているアーマーについて解説をしてみろ」
「はい。あの1337ことサンジさんが使用しているアーマーはSPARTAN-Ⅱ及びSPARTAN-Ⅲの兵士達の戦闘能力を向上させる為に作られたミョルニル・アーマーGEN1の“Mk-Ⅳ”は初期SPARTAN-Ⅱのアーマーと言っても過言ではありません。装甲には特殊合金の多層構造で、表面はエネルギー兵器を拡散するコーティングが施されており、装甲内部にはジェル層があり、衝撃を吸収するため、2000m以上の高さから落ちても無傷で済むこともあると言われています。なおMk-Ⅳにはシールド機能は着いていますが、Mk-Ⅴに搭載されているオート・リチャージシステムを持たない為シールドが削りきったら危険な状態になる事はありますが……」
「ふむっ……もうその位でいいだろう。向こうもそろそろ決着がつきそうだ」
織斑先生が言う様にセシリア達と1337の模擬戦に決着が付きそうであった。セシリアは1337の背後に回ってBTの両腰部のミサイルビットから弾頭型ミサイルを発射させ、鈴は正面から双天牙月を振るおうとするが、逆に1337が突っ込んで来て鈴を踏み台にする様に伸し掛りながらもMA5DのM118 7.62x51mm フルメタルジャケット アーマーピアッシング弾を鈴の肩の関節部分に集中砲火するもSEのお陰でダメージを受ける事は無かったが、そのまま伸し掛れたまま倒れ込み、双天牙月を手放してしまう。1337は鈴が手放した双天牙月を掴み取り、そのままブーメランの要領で投擲してセシリアが発射したミサイルを迎撃し、そのままセシリアの方に直撃する。そこで織斑先生から模擬戦終了の合図を出す。
「そこまで。状況終了だ」
「あ…侮っていた訳ではないのですが……ここまで強いとなると、正直きついですわ。やはり経験の差でしょうね」
「ま……まさか突っ込んで来るなんて予想もしなかったわよ」
「いやいやっ、君たちも即席とはいえ良い連携をしていた。そこは誇っても良いくらいだ」
「さてっ諸君、改めてSPARTANの強さを知ったかもしれんがこれはまだ序の口だ。いくらISが空を飛べるとはいえSPARTANは地上戦のエキスパートだ。どんな手段でもISを叩き落とすのも容易い事だ。これを機に精進する様に。次は専用機持ちを中心に七人ずつ六つのグループになって実習を行う」
その後の僕達は、女子生徒達をISの操縦法などをレクチャーしながらも時間が過ぎて行き、ちょうど昼休みの時間となった。その時に僕は趣味で料理した弁当を持ってシャルと共に屋上で昼食を取ることにした。その屋上には一夏達の姿があった。
「おっ…星矢か、お前もここに?」
「あぁ…そうだけど、他のみんなも?」
「あぁ…私は一夏と一緒だったのだが、途中でセシリア達と会って一緒に屋上に来たのだが……」
その結果、ラウラを除く星矢達が屋上に全員集合という形になったそうだ。偶然ってある意味恐ろしいな………。
「…まぁとにかく、一旦昼食にしよう。せっかく作った弁当が冷めたら意味ないし」
「あれっ?星矢って料理作れたっけ?」
「レシピを見ればレシピ通りに作れることは可能さ、もしかしてそっちも作ったのか?」
「あぁ、腕が鈍らない様今日は弁当で来たんだ。シンプルな物しかないけど」
「じゃあさ、せっかく集まったんだからみんなで弁当を見せ合わない?」
鈴がそう提案すると他のみんなも了承して持ってきた弁当箱を取り出した。一応僕も弁当箱を取り出して中身をみんなに見せた。
「これが僕の作った弁当なんだけど、どう思う?」
「へぇー、意外と普通ね?」
「普通ですわね?」
「普通だな」
「普通かな?」
「ごちゃごちゃ感がない方かこれは?」
「まぁ多くも少なくもないシンプルの方だけどね」
僕が作った弁当を見て、鈴、セシリア、箒、シャル、一夏はそれぞれの反応を見せた。そしてみんなの弁当を見てみたところ鈴は酢豚弁当でセシリアはサンドイッチ、箒は唐揚げ弁当でシャルはONIの女性スタッフから日本料理を学んだのか筑前煮が入った弁当、そして一夏は銀鮭の両面焼き弁当だ。因みに僕は肉じゃが弁当である。それぞれ自分の弁当を見せ合ったところで弁当を食すのであった。それから放課後、山田先生から自分達の部屋の調整が出来たということなので僕は荷物をまとめてその部屋に持っていき、今までセシリアの部屋でお世話になったセシリアにお礼をいう。
「セシリア、色々と有難う。少し寂しい感じがあるけど……」
「い…いえいえっ、私も星矢さんにはお世話になりなりましたわ。そ…それと星矢さん?」
「ん、どうした?」
「もしよろしければ、再来週の学年別個人トーナメントで私が優勝しましたら“ppp…”……えっ?」
「ん……メールか?送信者は……父さん?」
僕は父さんが送ってきたメールの内容が気になったので開いてみるとこう書かれていた。
“星矢へ、このメールを見ているということはIS学園での青春を楽しんでいる様だなwww( ・∇・) それは何よりだ。だけど青春し過ぎてシャルのことをほったらかししたらダメだぞ?o(`ω´ )o そうでないとマジでオワタ\(^o^)/コースへ一直線だぜ?後、イギリス代表候補生の気持ちも気づいてやれよ?ほな、頑張れ(・ω・)ノ 清十郎より。 P.S. ドイツの方で黒い噂が出回っているとのことだ”
父さんが送って来たメールを見た僕達は若干恥ずかしく思った。セシリアさんも何かと顔を赤くしているし、大丈夫かな?
「あの…セシリア?大丈夫?」
「ひゃい?!だ…だだっだ、大丈夫ですわよ?」
「だと良いけど……取り敢えず僕はもう行くね。お世話になりました」
そう言って僕はセシリアの部屋を出て、部屋の調整で空いた僕の部屋に向かうのであった。その時にシャルが何かと不機嫌であることに気づいた僕はシャルの機嫌が取れるまで側にいてあげる他なかった。その翌日、僕は早朝に起きてグラウンドに向かい、ウォーキングを行なっていた。その時に志野が偶々やって来た。
「よっリーダー、おはようさん」
「あぁ…おはよう。珍しいな志野、朝からウォーキングしに来るとは」
「あぁ…ちょっとな。それよりも星矢、こいつを簪の嬢ちゃんに渡してくれるか?」
そう言って志野は簪の専用機である打金二式の追加武装のデータが入ったUSBメモリを星矢に渡した。
「こいつは、この前簪がお前に頼んだやつか?」
「応、何とか嬢ちゃんの要望通り完成させたんだぜ。打金二式の追加武装である専用の盾“写し雨”と、物のついでに山嵐専用のマルチロックオン用のOSのデータがそれに入っているからよ。そんじゃ俺は先に戻るけど、もし嬢ちゃんに会ったらよろしくと伝えてくれ。じゃあな」
そう言って志野は早めに切り上げてグラウンドから立ち去る。そして僕もある程度歩いた後で自分の部屋に戻るのであった。
星矢Side out
???Side
私の思った通りにこの世界は面白い形で融合している。これは想定内でもあり想定外でもある。先ずはコヴナントの存在である。コヴナントのムダマ軍と預言者軍の二つの勢力が存在する。そして何より、あの古の闇とも言える存在“フラッド”と呼ばれる知的寄生生命体。このISの世界は着々と確実にHALOの世界観と融合しつつある。されどフラッドが全銀河に拡散してしまったら全知的生命体は全滅してしまう可能性が極めて高い。
「非常に興味深いところですが、これ以上の世界の融合は危険ですね。特にあのSierra105と呼ばれる人物はこの世界を守れるかどうか一時不安も気がします。ならば、別世界の住人を増援として組み込んだ方がよろしいですね」
「確かに、我々には最早残された時間もありません。もしこれが駄目だとしたら最終的にHALOを起動するしかありません」
「しかし、そのHALO何ですが、預言者軍は大いなる旅立ちという目的の為に何かしらの手段でHALOを起動する可能性もあります。万が一の為にプロメシアン達とセンチネル達を各HALOの防衛に振り込んだ方がよろしいかと…」
「…今はそれしかありませんね。では今回の会議はここまでにいたしましょう」
我々にはこの世界を護り通せる力はありませんが、まだ希望はない訳ではありません。今はこの先の事を考えましょう。
続く……。
シャルがIS学園に来てまだ混乱する星矢。
1337の安定すぎる不運率の件。
清十郎の意味深なメールに困惑する星矢とセシリア。
簪のISの強化フラグ達成。
次回は、日本で女尊男卑勢が色々とやらかします。