ISとHALOが混ざってしまった件について…   作:コレクトマン

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第1章の第17話、始まります。


転生者よ、後始末が大変だぞ?


無事解決と思ったら違うと言うオチの結果…

 

 

時は二日前に遡り、“SPARTANドイツ代表候補生半殺し事件”から二時間後……

 

 

桂Side

 

 

桂は“SPARTANドイツ代表候補生半殺し事件”のことで職員室にいた。此処には一夏を除く各SPARTANのメンバー達と織斑先生が集まっていた。そしてサンジは桂が行ったドイツ代表候補生の半殺しに関して怒っていた。

 

 

「おーまーえーなー…!一体何を考えているんだ!?」

 

「アァッ?」

 

「幾ら代表候補生の暴走を止めるといっても半殺しする必要は何処にあるんだ!!アレは幾ら何でもアレはやり過ぎだろうが!!その結果、ドイツから苦情が送られてこっちまでとばっちりを受ける羽目になったんだぞ!」

 

「それだけではない。二人の容体の方は凰が軽傷でオルコットが意識不明の重傷だ。イギリスや中国からONIからISの修復依頼が出ている。もっともこの騒ぎを引き起こしたのはドイツの方だが、SPARTANの介入で事態がややこしくなったのも事実だ」

 

 

サンジの言う通り桂はラウラを半殺しにしてしまった為にONI本社はドイツからの苦情に対処しているのであった。そして鈴とセシリアのISはONIが回収してイギリスと中国にこれらの事を報告してから正式に修復依頼をもらいONI本社で修復している。因みに余談ではあるがイギリスと中国から修復依頼と同時にISの改良依頼を出してきたのは今の星矢達には知らされていない。

 

 

「少し殴ったぐらいで大げさなんだよ……」

 

「お前の言う少しは半殺しを意味するのかよ!?」

 

「……俺は桂に何回もしばかれた者とはいえ彼奴に対してはやり過ぎだろ。医療班からの報告によるとかなりの骨が逝っていたそうだ」

 

 

サンジと志野のツッコミの間にさらにデイジーとカルが付け足す。

 

 

「あの時星矢がお前を止めなかったら半殺しどころではすまなかったはずだ。少なくとも腹部の骨は五、六本位は確実に折れているだろう」

 

「幸い顔面を殴り掛かろうとした時に星矢が止めてくれたおかげでさらなる重傷を負わずに済んだものの、未だにラウラの意識が戻っていない分重傷に変わりないわ。少なくとも少しでは済まないはずよ。それに、桂の軽率な行動の所為でこの学園は色々大変なことになったんだからそこはちゃんと責任を取りなさい」

 

 

何故かカルから責任を取る様に言われた桂は何故自分だけなのか理解できなかった。

 

 

「ハァ?!なんで俺だけなんだよ?」

 

「黙りなさい!桂がラウラを半殺しにした所為でこの学園の生徒達の雰囲気は最悪な状況よ!」

 

「な…何でだよ?」

 

「ヘルメットに返り血を浴びてラウラを半殺しにした桂を見た他の生徒達が何もなかった様にいられる訳ないでしょ?!一年のほとんど一部の生徒達は食堂で夕食を食べず寮室で閉じこもったり、しまいには退学届けを出す生徒だっていたのよ!」

 

 

カルの言う様にIS学園の生徒達はアリーナの観客席で桂がラウラを半殺ししている所を目撃してしまいその結果(SPARTAN)という存在が生徒達にとっての恐怖対象と化してしまったのだ。幸いなのは星矢が桂を止めてくれたおかげで星矢が桂のストッパーと認識したのであった。だが、生徒達に恐怖という名の傷が出来てしまったのは変わりないのである。

 

 

「ISが兵器である以前にSPARTANが恐怖の対象になっちまったら元も子もねえな」

 

「……今回のことでラウラが一夏を殺害しようとしている映像をこちらの監視カメラに取られている分ONIとドイツの両方に非があるということだが、問題はこの後の処理と学年別個人トーナメントの調整する必要があるだろう。私たちものんびりしてはいられん」

 

 

織斑先生がそう言うと桂はあることを思い出して職員室からさろうとする。

 

 

「そうだった…俺もスケジュールの調整をしなけりゃな。一夏に謝らなけばならねえし、いつまでもうるせえ不運SPARTANとオカン的なSPARTANの相手をしたくねえしな」

 

「此処ぞとばかりに喧嘩売ってくるわね?本当に貴方は…」

 

 

桂が反省していない様な態度を見ていたサンジは呆れていた。

 

 

「あいつ本当に反省してねえな…」

 

「まぁ…あいつの場合は憎まれ役をあえて負っているんだけどな」

 

「憎まれ役を…?それは一体……」

 

 

カルが志野の言った意味を聞き出そうとした時に星矢が職員室に入ってきた。

 

 

「失礼します。織斑先生、池上先生はいますか?」

 

「むっ?池上先生なら今ここから出たところだ。それよりも泉谷、お前の持っているその手紙はなんだ?」

 

「これですか?これはONI本社から池上先生宛に届いた手紙なんですが、池上先生は今どこに向かったのですか?」

 

「フム……おそらく池上先生は織斑のいるところに向かっているだろう。織斑に謝ろうとしていたからな」

 

 

星矢は“そうですか”と行った後に職員室を後にして一夏がいる寮に向かうのであった。

 

 

桂Side out

 

 

 

一夏Side

 

 

その頃一夏は寮室でラウラのことを心配していた。その時に箒が一夏の部屋に御邪魔してラウラのことについて話した。

 

 

「一夏、ボーデヴィッヒのことだが織斑先生の話によるとONIが持ってきたメディカル・カプセルで一日中寝かせることで全回復するそうだ」

 

「そうか……まだ意識の回復とかは聞かされていないのか?」

 

「あぁ……しかし一夏、何故お前はボーデヴィッヒのことを気にするんだ?一度お前を殺そうとしたんだぞ」

 

「あぁ…その事なんだが「一夏…いるか?俺だ、桂だ」……!」

 

 

一夏が箒に説明しようとするとドアからノックが聞こえた。ドアを開けると桂は一夏に謝ろうとしたその時…

 

 

「一夏、お前に少し話が…「…この馬鹿桂が!!」!…ゴッ!?」

 

「?!……一…夏?」

 

 

一夏が桂に殴ったのだ。これ程にもない怒りを表して。その様な一夏を見た箒は動揺し、恐怖した。

 

 

「お前…一体どの面下げて来たんだ!」

 

「…ったく、何だよいきなり?……!」

 

 

桂が何かを言う前に一夏は桂のシャツを掴み一夏の方に引き寄せた。

 

 

「お前ラウラを殺そうとしただろう?!あいつはまだ意識が戻っていない事を聞いたぞ!血反吐吐かせて骨折って、それが俺たちSPARTANのやり方かよ?!」

 

「ま…待て一夏!流石にそれは……」

 

「ラウラの事はこっちで調べて分かっている。けど…いくらドイツの軍人とはいえどあいつはまだ二十も満たないんだぞ!命令なら何でも許されるのか?!命令なら例え子供でも殺すのか?!」

 

「一夏、辞めないか!いくら何でも言い過ぎだ!」

 

 

箒は一夏を宥めようと落ち着かせるが桂はぶっきらぼうに一夏の問いに答えた。

 

 

「殺すさ」

 

「「……!」」

 

 

桂の冷酷な答えに一夏達は何も言えなかった。それでも桂は言い続ける。

 

 

「それが命令であればな」

 

「桂…」

 

「池上先生…」

 

「だが…アレは流石にやり過ぎたと思っている。すまなかった、別に殺そうとした訳じゃない。後二、三日も有れば目が覚めるだろう」

 

 

桂は一夏に一言謝った後に部屋を後にしようとした時に星矢がやって来た。

 

 

「桂、居るか?ん…一夏達も一緒か」

 

「星矢か。どうしたんだ、こんな所に来て」

 

「星矢?どうして此処に?」

 

「いやね、ONIから桂宛に手紙が届いているんだ。それと僕たちに悪い知らせが二つある」

 

 

星矢が言う悪い知らせの内容が気になったのか桂は詳しい内容を求めた。

 

 

「悪い知らせ?一体何なんだ?」

 

「その悪い知らせは軽い方と重い方の二つが在るんだがどっちから聞く?」

 

「……何か嫌な予感するから重い方で」

 

 

一夏が悪い知らせの重い方に推薦する。桂も同様に重い方から聞くことにした。

 

 

「それじゃあ…悪い知らせの重い方の内容は僕の階級が一階級降格になった。その結果、少佐から大尉になってしまったけどね」

 

「ハァッ?!何でお前が降格しているんだ?」

 

「まぁ…誰とは言わないけど何処かの馬鹿がドイツの代表候補生を半殺しにした所為でウルフチームの連帯責任としてリーダーである僕の階級が降格する羽目になったけどね」

 

「うぐっ……」

 

「まぁ僕はあまり階級には興味ないけどね。それと軽い方なんだけど、桂にとってキツイ内容なんだ」

 

「池上先生にとってキツイ内容?」

 

 

箒は星矢が言う桂にとってキツイ内容とは一体何なのかを考える。星矢は手に持っていた手紙を広げて桂達に向けて読み上げる。

 

 

「俺にか?」

 

「それじゃあ読み上げるぞ。[ONI特殊機甲部隊ウルフチーム所属ウルフⅡこと“池上 桂”を三日間の謹慎処分と処す]…だそうだ」

 

「なっ……!」

 

 

それを聞いた桂は唖然とし、その場を動けないでいた。一夏達は想像していた内容が違っていた事に桂と同じ唖然としていた。

 

 

「……思っていたほど軽い方なんだな」

 

「ああ……俺はてっきり長い方かと思ったよ」

 

「まぁ…ね。でもまぁ本来なら二、三週間くらいの謹慎処分を下されると思っていたんだけど、ここ最近事件が起きやすくなっている為なのかSPARTANをすぐ現場復帰させる為にあえて今回だけは軽い方になったんだと思うよ。まぁ桂がやった行いは正直言ってやり過ぎだからな、何かしらのペナルティが化せられたんだろうな。今の状況からして取り急ぎだろうからまた後からくるあるかもしれないけど……」

 

 

そういって星矢は桂の方を見て見ると、桂は何かが燃え尽きたかの様に真っ白になってかなり落ち込んでいた。

 

 

「でもまぁ…ど真面目仕事人間の桂にとっては、三日でもかなり堪えるか……?」

 

「け、桂!?」

 

「い…池上先生!?」

 

 

その後、一夏達は桂を何とかしようと必死に励ました。事実これが一番苦労したのは今いる一夏達だけである。

 

 

一夏Side out

 

 

そして二日後の現在……

 

 

星矢Side

 

 

今現在の星矢は破損したミョルニル・アーマーのヘルメットであるRecruitのバイザー修理に徹していた。とはいえ…二日間の間修理に徹していた為、ヘルメットの修理が完了し、バイザーの罅が奇麗さっぱり無くなっていた。後は直接被ってHUDの確認を取るだけであった。その結果無事に修理が完了した。その後の星矢はセシリア達の見舞いに向かう為に医務室に向かう。因みに余談ではあるが星矢は織斑先生からONIがセシリア達のISを回収してイギリスと中国にこれらの事を報告してから正式に修復依頼をもらったことを聞いた。それとラウラの方は無事に目を覚ましたがやはりトラウマを抱える事になった事も、一夏と箒がラウラのメンタルカウンセリングをしているのである事も聞いたのであった。医務室に入ると其処には軽傷で済んだ鈴と重傷で未だに目覚めないセシリアの姿があった。

 

 

「あっ……星矢」

 

「鈴か…その様子からして身体はもう大丈夫なんだな?」

 

「まあね、頑丈なのがあたしやアンタ達SPARTANの取り柄でしょう?」

 

「そうだな。……ところで、セシリアの方はどうなんだ?」

 

 

星矢は鈴からセシリアの状態を聞き出すと医務室にいる医療斑の人が代わりに答えた。

 

 

「オルコットさんは今もまだ意識不明です。ですが徐々に回復して来ています。あと二、三日待てば目を覚ますと思います。それと鈴さん、一応身体が動けるまで回復したとはいえまだ完治していないのですから暫く安静が必要です」

 

「わ…分かりました。……あっそうだ、星矢!あたし達のISはどうなったの?」

 

「その事なんだけど鈴達のISはONIが回収して今現在修復中だよ。どのISもダメージレベルがCを超えているからしばらく修復に時間がかかるみたい。どのみちトーナメント参加は無理みたい」

 

 

鈴が自分やセシリアの専用機はONIが回収してイギリスと中国にこれらの事を報告してから正式に修復依頼をもらっている事を説明した後に医務室からシャルが入って来た。

 

 

「星矢、いる?」

 

「シャル…?どうしたんだ?」

 

「実はちょっと星矢に伝えておきたい事があって……」

 

 

すると医務室の外から何かが走り出す足音を起ててものすごい勢いで此方に向かって来ている。その瞬間医務室の扉から女子生徒達が一斉に入って来た。

 

 

「「「泉谷くん!」」」

 

「うぉっ?!な…なんだ?」

 

「泉谷くん!これ見てっこれ!」

 

 

一人の女子生徒が星矢にあるお便りの紙を見せた。その紙の内容にはこう書かれていた。

 

 

「えっと…なんだ?[今月開催する学年別トーナメントではより実践的な模擬戦を行う為、二人組での参加を必須とする]……つまり、誰かが僕とタッグを組みたいってこと?」

 

「そう言うこと。最初は織斑くんとペアを組もうと思ったんだけど、織斑くんはボーデヴィッヒさんと組むことになって諦めたんだけどね」

 

「一夏がラウラと?意外……と言う訳じゃないか」

 

 

一夏はラウラとペアとなってSPARTAN(というより桂という存在)に対してのトラウマを克服する為に一夏はあえてラウラとペアを組んだと思われる。

 

 

「そうなの?とりあえず泉谷くん、私と組みましょう!」

 

「あっずるーい!私と組んで泉谷くん!」

 

「あー……ごめん、僕はシャルと組むから。同じONIのテストパイロットだから一緒に組んだ方が連携が取りやすいと思っていたから諦めてくれないかい?」

 

「ふ…ふぇっ?!星矢?」

 

 

シャルは星矢が言った内容に驚く中、他の女子生徒達は既に星矢はペアが出来ていた事を聞いた瞬間何かしらの望みが絶たれたかの様に落ち込んでそのまま渋々と医務室を後にするのであった。

 

 

「えっと…ごめんシャル、勝手に決めちゃって。……あれっシャル?」

 

「星矢、アンタ一夏に負けない程の鈍感なの?デュノアの顔がまっ赤になっているわよ」

 

「アウアウアウアウッ………///」

 

 

シャルはただ頭の中が空回りする中星矢はシャルが落ち着くまでただ待つ事にした。

 

 

星矢Side out

 

 

 

 

ラウラSide

 

 

私は今、憎き存在である織斑一夏が学年別トーナメント戦でペアを組まないかと提案して来たのだ。最初は屈辱ではあったが、あのSPARTAN()に敗れてからトラウマが残っていた。何れにせよこのトラウマを克服しなければまたあのSPARTANに負けてしまう事になる。そうなれば私という存在価値がなくなる。織斑教官のご期待に応えなければならない。その結果、私は止む無く織斑一夏の提案を呑むのであった。

 

 

「意外だな、お前の事だから断るかと思った」

 

「……最初はそう思った。言っておくが、私はまだ貴様をあの人の弟とは認めていないからな」

 

「何度も言うが俺はSPARTAN-Ⅲの一夏だ。それ以上でもそれ以下でもない」

 

「フン……ところで貴様に聞くが私が気絶している間、あの後どうなった?」

 

「あの後星矢はお前を助ける為に桂と殴り合う形になって最終的に星矢が桂を取り押さえられた」

 

 

私が手も足も出なかったSPARTANをあのSPARTANの隊長が取り押さえた様だ。圧倒的な力の差に悔しさを感じた。

 

 

「……ところで、私のISはどうなった?」

 

「整備の人によるとラウラのISはあまり目立ったダメージがなかった様だ」

 

「そうか……ならばやる事は一つ。織斑一夏、私の特訓に強制的に付き合ってもらうぞ」

 

「特訓……トラウマの克服の為か。……分かった、手伝おう」

 

 

そして私は、私の中に眠るトラウマを克服する為にトーナメントに向けて激しい特訓を行うのであった。

 

 

ラウラSide out

 

 

 

バックSide

 

 

女尊男卑勢がONI日本支社を独占し、俺達ODSTはONI日本支社を奪還してから三日が経った。その日にONI本社の社長から俺達ODSTの一部にSPARTAN-Ⅳ転属指令が下った。無論俺にも転属指令が届いていた。俺は長年経験し、会得した戦闘技術をいかしてSPARTAN-Ⅳに転属するのであった。ロミオは前の作戦で負った傷の完治次第、リハビリを終えた後にコルテスやオブライエンと同様にSPARTAN-Ⅳに転属するのであった。ダッチはこれを機にODSTを引退してONIの新人教育機関の教官に転属し、ミッキーもODSTを引退して日常生活に戻るのであった。そしてルーキーはODSTに残り、次に来るODSTの補充兵の隊長を務める為にコミュミケーションの練習を行うのであった。その時に俺は思った。

 

 

「……そういえば一夏の奴は元気にしているだろうか?」

 

 

一夏の事を気にしていた。何故バックが一夏の事を知っているのかと言うと、一夏がSPARTAN-Ⅲになる際に一度教官として戦闘技術を一夏にみっちり叩き込んで鍛え上げた事があるのだ。

 

 

「今思えば彼奴の朴念仁の酷さには手を妬かされたな……せめて女の気持ちを理解出来るところまで直せただけでもよしとするか」

 

 

バックは一夏を鍛え上げている際に女の話を持ちかけた時に一夏の朴念仁ぶりに呆れさせられた。以前一夏は中学の頃一人のとある女子生徒の告白を買い物の付き合いと勘違いしたのだ。当の本人は自分が持てる筈がないと思っていた為に女性の気持ちを察する事が出来なかったのであった。この時にバックは一夏を鍛えると同時に朴念仁を直す事にしたのだった。一夏に対して良く言っていた言葉がある。

 

 

「“惚れるなら、肝の据わった女”ってよく何度も一夏に言い聞かせたな。今頃彼奴はいろんな意味で大変そうにやっているだろう」

 

 

バックが言う様にその一夏は今、主に女性関係の意味で大変な目になっている事は今のバックには知る由もなかった。そう考えながらも俺はSPARTAN-Ⅳになる為に必要な書類を纏め、書類を封筒に入れた。

 

 

「……さてっそろそろ転属書類を提出しておかないとな。俺も晴れてODSTからSPARTANか。……ある意味複雑だな。まあ、老兵として丁度いい転属だろう」

 

 

そう思いながらも俺は転属書類を持ってそのままこの場を後にするのであった。

 

 

続く……。

 





桂は他のSPARTANや織斑先生にどやされる。
その後星矢から謹慎処分を聞いた桂は凄く落ち込む。
セシリアは未だに意識が戻っておらず。
バック達ODSTの一部はSPARTAN-Ⅳに転属する。


次回は、トーナメント戦です。

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