ISとHALOが混ざってしまった件について… 作:コレクトマン
転生者よ、買い物には気を付けろ?
IS学園でシャルやラウラのことで色々なことがあったが、何だかんだで無事にIS学園に一時的な平和が訪れている。因みにラウラのことなのだが、未だに精神が不安定な為にメンタルケアの為に箒と同室になったり、ラウラがこっそり一夏の部屋に入って一緒に寝たのは余談である。限りある平和な時間を無駄にしないために僕は臨海学校に必要な物を買う為にシャルと一緒に買い物に出かけるのであった。その時に偶然一夏と箒、ラウラの姿があった。そして一夏は星矢を見かけて声をかける。
「おっ、おーい星矢。どうしたんだ?」
「一夏か。ちょっとシャルと買い物しに行こうと思ってね。……もしかして一夏達も?」
「ああ。私は臨海学校で必要な水着を買おうと思ってな。それとラウラも一緒に」
「あっはい…そうです」
ラウラは少しぎこちなく星矢に挨拶する。しかし、やはりまだ封印されているトラウマのことで少し不安が残っているのか少しまだ怯えていた。そこで星矢は一夏達にあることを言う。
「一夏、箒。一緒に買い物に行く時にラウラと手を繋いでやってくれるか?」
「え?それはそれで構わないけど……」
「?…わかった。ラウラが不安ならば手を繋いでいよう」
そう言って一夏たちはラウラと手を繋ぎ、そのまま買い物しに向かっていった。まるで兄妹のような感じであった。
「…出来るならばラウラが記憶が戻った時に一夏と和解することを願いたいな。あの様子だとまるで兄妹な感じだ」
「そうだね。……それよりも兄さん、僕たちも臨海学校の準備のために買いに行こう」
「そうだな。行こうか、シャル」
そう言って僕はシャルと共に臨海学校に必要な物を買う為に駅前のショッピングモール“レゾナンス”に向かうのであった。その時に僕たちの背後から誰かがこっそりとついて来ていることに気づかずに……
星矢Side out
鈴Side
星矢達がレゾナンスに向かっている様子を自販機の陰に隠れながらも目撃した鈴とセシリアがいた。その時の鈴達の目のハイライトは消えていた。
「ねぇ……」
「ナンデスノ〜……」
「あれって…手ぇ握ってない?」
「ニギッテマスワネ……」
「そっかー…見間違いでも白昼夢でもなく、やっぱりそっか…………ヨシ、殺ソウ!!!」
鈴は右腕にISを部分展開していつでも殺れるようにスタンバッていると……
「いやっ…駄目でしょ。そんなことをしちゃ……」
鈴達の背後からカルがやって来て鈴の暴走気味の殺害宣言?にツッコンで暴走を止める。
「あっ……カル先生。何時からいらしてましたの?」
「ついさっきよ。 あなた達が自販機に隠れているところからだけど。……それはそうと、もしよかったら何だけど私と一緒に買い物に行かないかしら?」
つまりカルは最初から目撃していたことになる。その時にカルは鈴達を買い物に誘う。
「え……買い物でしょうか?」
「えぇ。あくまでもしよかったらの話なのだけれど、いいかしら?」
「「もちろん行きます!」」
「そ……そう?分かったわ(汗)」
カルは鈴達と共に買い物に向かうことになったものの当の本人の二人は買い物に行った星矢達(セシリアは星矢、鈴は一夏)を追うのが目的であったが故に好都合だった。そんな形でカルの買い物に同行するのであった。
鈴Side out
星矢Side
レゾナンスに到着した星矢達は水着を買うために水着売り場を探していた。
「確かこの辺りなんだけど……最近ここには来ないからだいぶ変わっているな」
「そうだな。……ところで星矢達も水着を買うのか?」
「あぁ……久しぶりの海水浴を味わえるかもしれないから。泳ぐ為に買っておかないと思ってな」
「うん。ところで星矢、もし水着のことで迷った時は星矢が見てくれる?」
シャルが星矢に水着選びで迷った時は見てもらうことを頼むと星矢は“分かった”と了承した。
「……それじゃあ一旦別れて買いに行こう。三十分後にはここで合流しよう」
「うん、わかった」
「……星矢は別れて行動するとして、こっちはラウラがいるからな。一緒に行動しようか」
「そうだな、まだ完全に記憶が戻ったわけではないからな。ラウラ、私たちと共に水着を買おう」
「はいっ兄様、姉様」
星矢とシャルは自分の水着を買う為に一旦別れて、一夏と箒はラウラのことを思って一緒に水着を買うことにした。そしてその星矢達の後を追っていた鈴達はこっそりと星矢達のことを観察していた。
「ねぇ」
「なんですの?」
「あれってデートなのかな?」
「何やっているの?あなた達……」
カルはカルで鈴達の行動にただ呆れる他なかった。因みに、鈴がセシリアから何か良い香りがすることに気づいたのは余談である。
それから三十分後……
星矢は水着を買い終わってシャルと合流するべく合流地点に向かっていると……
「よぉ…ねえちゃん?こんなところで一人かい?」
「すみません。僕、義兄さんとここで待ち合わせをしているんです」
「兄さんねえ?……ちょっとくらいここを離れたってどうってことはねえよ?」
「そうそう、俺たちと一緒に遊んだ方が一段と楽しいぜ?ねえちゃんの兄さんだってわかってくれるさ?」
よく漫画にある不良達が女性にナンパしているシーンがシャルという形で再現されていた。流石のこの状況は不味いと思い僕はその不良達に声をかける。
「……すまない、僕の義妹に何か?それ以前にあんた達の言っている意味が全然解らないのだが?というより解りたくもない」
「あぁ?なんだテメェ〜…」
「あっ…義兄さん!」
シャルは星矢を見た瞬間に走り出して星矢に抱きついた。
「ごめんシャル、待った?」
「ううん。丁度ぴったりだよ?」
「そっか。……なら少し待ってくれないか?彼らとは少しHANASIをしてくる」
「う……うん。ほどほどにね?」
そう言って星矢は不良達に近づき、HANASIAIをするのであった。
「この野郎…せっかくいいところを邪魔しやがって!」
「見た目からして少しがたいが良いが所詮は見せかけだ!」
「あのね……僕としては穏便にHANASIAIで解決したいだけなんだ。ここは一旦……HANASIをしよう?」
「「ザッケンナゴラァァアア!!」」
1分後……
「まぁ……取り敢えずだけど、これを機に悪質なナンパなどはやめといた方がいい、それが己自身のためでもある」
「「はいっ……すいませんでした……」」
お約束?と言うものなのだろうか、不良達は星矢のHANASIAIという名の肉体言語で解決しました。その結果、今の不良達はボロボロです。更に分かりやすくいうと瞬獄的な技で鎮圧しました。
「これに懲りたらもう二度とやらないように。でないと……HANASIAIが待っているよ?」
「「ヒィッ!?す……すんませんでした〜〜!!」」
そう言って不良達は一目散に蜘蛛の子を散らすように逃げて行った。そして僕はシャルと再び目を向き合う。
「ごめん、時間掛かった」
「う……ううん、大丈夫。それにしても星矢、あの人たちに対して少しやりすぎなんじゃ……」
「……その点は自覚している。もう少し加減すべきだった」
星矢は怒る時に加減を忘れてしまい、相手を完膚無きまでに叩き潰してしまうことがある。今追い返した不良達の様に話し合い(物理的)で若干の恐怖心を植え付けてしまった。正直いってこれは僕の悪い癖だ。
「……そういえばシャル、そっちは買い物もう終わったの?」
「あ…ううん。それについてちょっとね。星矢に選んでほしいなぁって思って」
「そうか……わかった、行こうか。(僕の場合、この手のセンスとかは正直微妙なんだよな……大丈夫かな?)」
そう思いながらも星矢はシャルと共に水着売り場に入るのであった。
星矢Side out
シャルSide
僕は星矢に水着選びに選んでもらおうと水着売り場で僕はいろんな水着を見て選んでいた。…でも恥ずかしいかな?
(ちょっと恥ずかしいけどやっぱり本人に木の実を聞くのが一番だよね?やっぱりオーソドックスなかわいいやつかな。ちょっと大胆なのもセクシーでいいかな?もし星矢がマニアックだったら……いやっ星矢はそういうのには興味はなかったかな?)
「これは……なぁシャル、こういうのはどうだろうか?」
そう考えているうちに星矢はとある水着を取り出してシャルに見せたのは黄色と橙色が混ざったホルター・ビキニと黒と橙色のトラ柄模様のフリルスカートがセットの水着であった。
「シャルは何かとオレンジ色が合うと思ってこれにして見たんだが、どうだろう?」
「え?そ…そうかな?そ……それじゃあ試しに着てみるね」
そういって僕は星矢に選んでもらった水着を持って近くの試着用の更衣室に入る。……星矢は色的に僕色の水着を選んでもらったけど、改めて見るとこれって結構大胆な水着だよね……?
シャルSide out
星矢Side
僕はシャルに水着を渡したのはいいものの、正直言って不安である。僕はこの手といったセンスは非常に結構微妙なのだ。取り敢えず僕は自分のセンスに当たりが来る様にとただ願う他なかった。そう考えていると一人の女性が僕に声を掛けられた。
「ちょっとそこの貴方。そこの水着、片付けておいて」
それも命令口調で。……どうやら女尊男卑に染まった女性の一人の様だ。ただでさえシャルを待っているのに本当についてないな。取り敢えず僕は冷静に対処するのであった。
「……失礼、お嬢さん?先ほどの発言の意味が理解できないのですが?」
「あら?聞こえなかったのかしら?私はそこの水着を片付けてと言ったのよ」
「いえ、声ははっきりと聞こえているのですが発言の意味が全く理解できないと言っていますが?」
「へぇ、そう言うこと言うんだ。男が女に口答えできると思ってるの?こっちは訴えることもできるんだけど?」
「それは止めた方がいい。それと、僕はこう言うものです」
そう言って僕は懐からある名刺を取り出して女性に見せる。その女性は僕が出した名刺を見た瞬間顔を青ざめた。
「お……ONI社!?それもSPARTAN!?」
「まぁそうことなのですが、他に何か?」
「い……いえいえっ?!何でもありません!し……失礼しました!!」
流石に不味いと思ったのか女性はすぐに散らかっていた水着を片付けた後に直ぐにここから退散した。SPARTANの名は今でも女尊男卑勢の抑止力になっていた。
「やれやれ……まだ女尊男卑が終わりそうにない様だね……」
「星矢、終わったよ」
シャルの声が聞こえた星矢は更衣室に振り向くとそこには先ほど渡した水着をきているシャルの姿があった。正直可愛いのだが、普通の男性が見れば赤面するのは間違いないが、僕達SPARTAN-Ⅱにとっては可愛いだけである。
「……どうかな?」
「あぁ…結構似合っているよ。とってもね」
「本当?じゃあこれにするねっ」
そんな感じでなんとかシャルの水着選びは決まった。その後に一夏達と合流した後に薄々と気づいたのだが背後に隠れている鈴達と会うのであった。
「なんか背後から付いて来る様な気配があったと思ったら鈴達だったのか…」
「ま……まぁそろそろ出てこようかと思ってたのよ」
「え…えぇタイミングを計っていたのですわ。オホホホ…」
「その割には殆どストーカー的行動だったけどね……」
カルはカルで鈴達の行動に度が過ぎない様に観ながらも買い物をすませるのであった。そう会話していると桂と千冬さんが偶然やってきた。……なんて言うか、珍しい組み合わせだ。
「ん?…お前達、ここで買い物か?」
「あっ……池上先生に織斑先生」
「泉谷、また良からぬことを考えているのか?」
「いやっそれとは真逆です。むしろ桂と千冬さんが一緒にいるのが珍しくて……」
「……っ!」
箒が桂に挨拶している中ラウラは桂を見た瞬間、まるで天敵でも会ったかの様にすぐ一夏の背後に隠れた。
「一夏、ラウラは確か……」
「あぁ……聞いているかもしれないが、ラウラは記憶喪失なんだ。だから出来るだけ怖がらせる様なことは……」
「わかっている。俺を何だと思っているんだ……」
「あれだけやっておいて自覚せんとまたONIから処分が下るぞ、池上先生?」
桂は痛いところ突かれて千冬さんに返す言葉も出なかった。取り敢えず僕は急遽話題を変える。
「……ところで千冬さん達は臨海学校用の水着を買いに?」
「まぁそんなところだ……。織斑教頭に頼まれてな、水着を選んでほしかったそうだ」
「……以外だ。まさか千冬姉が他の男性に水着選びを頼むなんて……」
「……お前は私をどんな風に見ていたんだ?馬鹿者が……」
千冬さんは一夏の反応に呆れつつも、千冬さんは二つの水着を桂と一夏に見せる。
「……それはそうと桂、それに一夏、二人はどっちの水着がいいと思う?」
千冬さんが桂達に見せた水着は黒のフロントタイビキニと白のホルター・ビキニであった。桂と一夏は悩んだ。
(うわぁっ際どいなあ……千冬姉の場合、黒にすると少しアウトラインギリギリなんだよな。色香に釣られて男たちが寄り付いてくるんじゃないか?…いやっ絶対寄ってくるだろ……)
(……と一夏は考えているだろうな。確かに黒色の水着だと男どもにとって寄ってきそうな感じの色香をしているからな。織斑教頭はどんな水着でも合う体格している故に寄ってくることは先ず間違いないだろう。しかし、だからといって白の水着を選んだとしてもだ逆に返って男どもが寄ってくるとなると汚点もいい所だ。そんなことになったら、いやしかしそれでも今後の仕事に支障が出る。カルの野郎にグチグチ説教受けそうだしな、何より織斑教頭の目にこれ以上……)
「それで、どちらなんだ?」
そう考えている内に千冬さんは答えを待っていた。桂と一夏は直ぐに考えることを辞め、答えを出した。
「「黒の方…………ん?」」
偶然にも一夏と桂の答えは一緒であった。それに関して千冬さんはふと笑みを浮かべる。
「全く、二人して考えていることが分かり易い。心配するな、大体私がその辺りにいる程度の男になびくような女に見えるか?」
「いやっ見えないけど……でも千冬姉……いやっ何でもない」
「案の定察しられていたと言うわけか……「あっ、お兄ちゃーん!」ん?」
千冬さんの水着選びの最中に一人の女性?がやって来た。これを見た箒達は一瞬“…誰?”と思った。するとセシリアが先ほどやって来た女性?の言葉に気づいた。
「……あれっ?聞き間違いではなければ今この人、池上先生のことを……」
「?……お兄ちゃん、この人たちは?」
「「「……お兄ちゃん?」」」
その女性は桂の妹であるかの様な言葉に思わず声を出す星矢達。
「お友達なの?」
「……正確には俺の生徒達だ。ONIの仕事でIS学園の警護兼教師になっている。カルや星矢は俺の仕事仲間だ」
「そうなんだ。皆さん、今後ともお兄ちゃんをよろしくね!」
「「「あ……はい」」」
桂に妹がいたことに驚きを隠せないでいた一夏達、しかし星矢はあることに疑問を抱いていた。
(妹……とは思えないほどの声がカウンターテノールだったな。……もしかして彼は……)
「しかし、あなたに妹がいるなんてね」
「あぁ。俺も初めて聞いたよ」
「しかし…池上先生の妹さん、かなり美人であったな」
「うん。僕もそう思ったよ」
「本当に綺麗だったわね」
「そうですね、お洋服も可愛いことですし」
「本当に…綺麗です」
それぞれ桂の妹?に対して感想をする中、星矢は千冬さんにあることを聞き出した。どうやら千冬さんも桂の妹?さんにある疑問を抱いていた様だ。
「あの千冬さん、僕の考えが間違っていなければ彼女……いやっ
「あぁ……星矢の考えている通り弟だろうな。桂、どうなんだ?」
「……弟だ」
「「「……えっ?」」」
一夏と箒達女性陣は桂の答えに一瞬に固まる。それでも桂は答える。
「俺の
「あっ申し遅れました。“池上 直也”です」
「「「嘘ーーーーーっ!!?」」」
まさかの桂の兄弟がいるのと同時にその弟は男の娘であったことの衝撃的な事実に驚きを隠せない一夏と箒達女性陣であった。
星矢Side out
エヴォルSide
同時刻、エヴォルは預言者軍にISコアを渡した後に地球に隠されているガーディアンに帰還した後にフォアランナー独自のネットワーク技術で、とあるISコア・ネットワークに侵入していた。
「フムッ……かの天才が生み出したコア内のネットワークか……悪くはない」
エヴォルは段々とネットワークのファイアウォールを突破しつつ奥へと進み、ネットワークの最深部に到達する。そこにあったのは一つの光る球体であった。エヴォルはそれに近づき光る球体に触れる。
「貴様の力を有効に使わせてもらうぞ。……
するとエヴォルから一種のデータを光る球体に流し込み、ある程度流し終えた後に己が痕跡を消すようにこのネットワーク内から消えた。
エヴォルSide out
???Side
とても非常によろしくない事態が起こった。本来なら存在する筈のないウォーデンと同じ存在であるエヴォルのことである。この人物の出現によりますます世界のバランスが崩れ掛かっていることである。
「ウォーデンと同じ存在であるエヴォル。これを如何にして対処すべきか……」
「ここはSierra105にエヴォルを任せてはどうでしょうか?彼ならSierra117と呼ばれる人物と同等の力を保有しております」
「しかしこそれでは彼らに我々の使命を押し付けることになります」
「ですがそれ以外の道はありません。……残念ですが、我々ではエヴォルを止める主導権すらありません」
今の我々が出来るとするならば、彼らの手助けする他ありません。それでも叶わぬとならばこの世界は破滅へと突き進むでしょう。
続く……。
星矢とシャルは水着を買いにレゾナンスに向かう。
いろんなトラブルに遭遇するも星矢は何とか対処する。
その後に桂と会うと同時に桂の弟と出会う。(その弟は男の娘であった)
エヴォルは何かしらの工作をする。
次回は、星矢達は海に向かいます。