ISとHALOが混ざってしまった件について…   作:コレクトマン

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コラボ回の第2話、始まります。


来訪者たちよ、これが並行世界だ。

惣万
「本当に前書きが短いんだな?」

シュトルム
「この世界の理なんでしょう。……第2話、始まります」



来訪者と情報を交換しあった結果…

 

 

戦兎Side

 

 

オレこと因幡野戦兎は今いるこの世界の千冬達(HALO)と互いの情報を交換する。そしたらオレの知らない情報が沢山存在していた。

 

まず第一にこの世界にはONIという民間軍事会社で日常品製造メーカー、そしてISの武器や装甲とシステムの開発の三つで構成されている会社が存在しているということ。…やはりこの世界に篠ノ之 束の存在がある限りISもまた存在する様だ。そしてONIにはある特殊機甲部隊“SPARTAN”という対IS兼エイリアン戦闘に特化した超兵士部隊が存在し、その結果、ISは最強の兵器ではなくSPARTANという超兵士が世界や女尊男卑勢にとっての抑止力になっているそうだ。……というか、この世界にはエイリアンがいたのか?!そのエイリアンの多種族連合、宗教国家である“コヴナント”というらしい。

 

特に気になったのがにオレが作ったビルドドライバーやスクラッシュドライバーなどのライダーシステムはこの世界にとっては特撮の架空の存在らしい。その証拠に日朝にやる特撮の“仮面ライダービルド”があった。その物語は主人公である“桐生 戦兎”が悪の組織ファウストと戦うということにオレ達は驚いた。しかしその特撮は女尊男卑勢の女性たちのいざこざがあったり、いろいろな事件があった為に中々始められず、早ければ今年の秋に放送する予定だそうだ。そして千冬達(HALO)もオレ達の世界についても驚いていた。

 

 

「平行世界……それにライダーシステム。まさか実在するとはな……」

 

「まさか向こうの世界の一夏が特撮のヒーローなんてね…」

 

「けど……なんとなくだけど理解できるわ。こっちの世界の織斑くんと向こうの世界の織斑くんの身長が違ったり、こうも性格が違っていると別世界の織斑くんだと納得がいくわ。それに……向こうの私だとそのファウストにスマッシュ?という怪人にされたと聞いたけど……」

 

「あぁ…あの時の俺は更識会長がスマッシュになっていたことには気づかなかったけどよ、エンプティボトルで成分を採取して助け出せたのはいいんだが……その会長はスマッシュ化の影響で記憶喪失になっちまった。その結果、簪が十八代目“更識 楯無”として襲名したんだ」

 

「嘘っ……!向こうの世界のお姉ちゃんが、記憶喪失?そんなのって……」

 

 

一夏(EVOL)の言う通り戦兎達の世界の楯無はスマッシュ化の影響で記憶喪失になり、簪が十八代目の更識 楯無として襲名したのだ。

 

 

「向こうの世界の一夏も辛い思いもしたのだな……」

 

「兄様……」

 

「まぁな……それと思ったんだが、こっちの世界のラウラ。兄様って俺のことか?」

 

「あぁ……私はあることで記憶喪失になってしまった。今は何とか一部は思い出したのはいいが、記憶喪失になる前にトラウマを覚えてしまって以来、一夏や箒の事を兄様と姉様と呼んでいる」

 

「記憶喪失って………マジか」

 

 

一夏(EVOL)はラウラが体験した出来事を聞かされて何か言おうにも言葉が思いつかなかった。その時に鈴は思ったことを口にする。

 

 

「よくよく思ったんだけど、そっちの世界って人外魔境な世界な訳ね?まぁ……私も似た様なものね……」

 

 

そう言って鈴は左腕の義手を戦兎たちの前で外した。これを見た千冬達以外の戦兎たちは驚きを隠せないでいた。

 

 

「なっ!?鈴、お前……その左手は……!」

 

「あぁ、これっ?過去のある事件で巻き込まれた際に左腕はダメになっちゃって義手になったの。まぁ……最初の頃はなれなかったけど、時間が経てば案外なれるものね」

 

「鈴……」

 

「鈴ちゃん……」

 

「まぁ、これに関してはIS学園に入学する前に起きた事件だからもう割り切っているわ。……ただ、気になっているとしたら向こうの世界の千冬さんに彼氏がいるのには驚いたんだけどね?」

 

「鈴さん、それっ織斑先生にとってNGです!」

 

 

鈴は“しまった!”と思いつつ千冬を見てみると、そこには初代ブリュンヒルデ、IS学園の教師ではなく、未だに彼氏ができない織斑千冬の姿があった。

 

 

「鈴……貴様後で覚えておけ……!」

 

(あっ……地雷踏んで詰んだわこれっ……)

 

「それ以前にちーちゃん、家事洗濯をいっくん(HALO)に任せきりだからかだらしなく見えるよ?」

 

「ガフゥ!?」

 

 

束から追い打ちと言わんばかりにハッキリと言われて吐血する千冬。……そういえば、臨海学校でこういう似た様な出来事があったな?そうこう考えていると束が戦兎たちが何が起きてここに来たのか改めて聞いて、情報を整理するのであった。

 

 

「じゃあ、イナちゃんと向こう側のいっくん(EVOL)はあのワームホールの向こう側の世界にある“エニグマ”っていう装置が暴走してこっちの世界に来たってことだね?」

 

「あぁ、そういうことになる」

 

「……それと最後の確認なんだけど、イナちゃんは()()()()()()()なんだね?」

 

「……その通りだ。正直いうと最悪だ、まさかこの世界のオレと合うなんて、嘗て俺が篠ノ之 束だった頃に箒ちゃんとの関係を裂いてしまったきっかけを作ってしまったオレ自身に……けど、オレはちゃんとそのことはちゃんと割り切った。今のオレは因幡野 戦兎として、ラブ&ピースの為に戦う仮面ライダーとして、オレは戦う」

 

「イナちゃん……」

 

 

戦兎も辛い経験していることを知った束は何も言えなかった。もしも束が戦兎と同じ運命になって箒との関係が裂かれてしまうことを考えるだけで心を痛める。しかし戦兎は心が折れそうな時に向こうの世界の千冬達(EVOL)の支えがあったお陰で、因幡野 戦兎として罪滅ぼしを行うことが出来たのだ。そして一夏(EVOL)はあまりにも下向きな雰囲気を変えるべく別の話題を出すのであった。

 

 

「あー…話してること悪いけどよ?今更かもしれないけどよ、俺たち……なんか宇宙にいるっぽくねえか?」

 

「そう……それなんだよ一夏!いくらてぇん⤵︎さい⤴︎科学者のオレでも想像を超えるこの科学力は初めて見るよ!しかもこれほどの宇宙ステーションを作り出す科学者もそうだけども、一体どういう構造なのかオレですら予想外だよ!」

 

「…って戦兎、アンタは少しは緊張感を持てよ!?」

 

「あはは……並行世界の私もこの世界の私とほとんどが同じなんだね……」

 

 

話題を変えたのは良いものの、圧倒的な科学力であるONI本社に色々と暴走する戦兎に突っ込む一夏の図ができていた。後にここが宇宙ステーションであり、ONI株式会社の本社であることがこの世界の束から聞かされて分かった。……ONIって凄いな……?

 

 

戦兎Side out

 

 

 

束Side

 

 

束博士は並行世界から来た戦兎達をONI本社全体を案内した。戦兎が色々と子供っぽい反応でONIの科学力に驚いていた。……並行世界の私なのだからか少し自分が恥ずかしいと思ったのは内緒である。するとONI本社によって監視されているマッドサイエンティスト兼SPARTAN-Ⅱ計画の生みの親のハルゼイ博士とSPARTAN-Ⅱであるカルとデイジーと偶然会う。

 

 

「騒がしいと思えばあなたたちだったのね?」

 

「あっハルちゃん!やっほ〜!」

 

「相変わらず何ですね、束博士……」

 

「そう…だな。それはそうと、彼らは一体誰だ?特にそこにいる一夏は私たちが知る一夏ではない」

 

「そうね……それにその隣にいる人物は一体誰なの?」

 

 

そしてカル達は一夏(EVOL)を見てすぐ一夏(SPARTAN)ではないことに気づき、M6Hをいつでも引き抜ける様に身を構える。その時に織斑先生から戦兎たちのことや事情をカル達に説明する。

 

 

「待てっデイジーにカル、彼らは束が作った並行世界へ行き来できる装置から出て来た別世界の一夏と因幡野 戦兎という者だ。彼らは一応その並行世界の転移者の被害者だ」

 

「並行世界?束……貴女またおかしなものを作ったの?」

 

「あはは……興味本位で作ってみんなに見せようとしたらちょっと事故っちゃって……」

 

「貴女のその興味本位がその様な事態を招いたんでしょ?少しは自覚しなさい」

 

「あー……ごめんなさい」

 

 

ハルゼイ博士に謝る束を見る戦兎と一夏(EVOL)は何かしらとシュールに感じ取れた。まるで親が子に叱る様な関係な感じであった。この時戦兎は思った。オレにも母親見たいな友人がいたらこんな形だったのだろうか?……と。そして戦兎はハルゼイ博士にSPARTANについて聞き出してみる。

 

 

「……お説教中にすいません。えーと……」

 

「キャサリン・ハルゼイ……ハルゼイで良いわ。向こうの世界の()()() ()()?」

 

「!……どうしてそう思ったんですか?」

 

「似ているのよ、貴女はこの世界の束と同じ様にね」

 

 

同じ科学者同士なのかそれだけでオレが向こうの世界の篠ノ之 束である事を見抜いたハルゼイ博士を見て俺は思った。何となくだけど、この人には敵わない様な気がする。

 

 

「……一応オレのこと戦兎でお願いします」

 

「分かったわ。詳しいことはあまり聞かないわ……それで、貴女は何を聞きたそうだったけど何が聞きたいの?」

 

「そうだった。実は……」

 

 

戦兎はSPARTANたちは表向きは対IS兼エイリアン戦闘部隊として生み出された部隊なのだと千冬達(HALO)から聞いて知ったが、その裏のことを戦兎が気になったんだ。一体何のためにSPARTANが生み出されたのかハルゼイ博士に聞き出した。ハルゼイ博士が発する言葉には驚きを隠せないことがあった。それはSPARTANの中で主にSPARTAN-Ⅱの者は非人道的な計画によって誕生した超兵士部隊だったのだ。適性の高い子供たちを戦兎たちの誘拐し、クローンと入れ替えた後に13歳になるまでは軍事教育を施され、13になった時に改造手術で超兵士SPARTAN-Ⅱにさせる。しかし、その改造手術で死者は出たのは変わりなかった。

 

 

「ふざけんな!!アンタはその子供を拐って、計画の為に子供らを兵器に変えたのかよ!」

 

「よせ一夏っ!ハルゼイ博士だって本当はこんな事はしたくなかったかもしれないんだぞ!」

 

「止めんな戦兎!お前はあんな奴に肩を持つのかよ!?」

 

 

これを聞いた一夏(EVOL)はハルゼイ博士の非人道的行動にキレたが戦兎が一夏を制し、ハルゼイ博士は続けて説明する。

 

 

「貴方がそう思うならそうでしょうね、向こうの世界の織斑 一夏。一から教育し、肉体を改造するのには適応力の高い子どもが適応力の高い子供が最適だったからよ。そして、完璧な兵士が誕生した。彼らがいたからこそ、人類はコヴナントやプロメシアンに対抗できた」

 

「それはアンタの都合のいい解釈にすぎねえだろ…!」

 

「……確かにね。表向きでは知られていなけど、コヴナントが現れたのはちょうどIS学園のクラス代表戦の時とプロメシアンは学年別個人トーナメントの時に現れた時ね。コヴナントやプロメシアンがIS学園に攻撃した時、世間は改めてSPARTANを人類が絶滅から救う希望になった。大切なのは結果であって、過程に意味はないわ」

 

「そしてアンタの行いも正当化されるって訳かよ……!」

 

「私の研究が新たな希望を生み出したのよ」

 

 

ハルゼイ博士が言う様にそれは揺るがしようのない事実であり、同時に世間にとって何とも言えない事実でもあった。だが、ハルゼイ博士のやり方を認めない一夏(EVOL)は反論する。

 

 

「それがそうだとして、SPARTANとなった奴らから人間性を奪ったのも研究の一つだと言いたいのかよ…!」

 

「……何が言いたいの?」

 

「アンタが言う様にSPARTANが強ぇ奴になったのは良いが、もしそいつらの出番が終わった後にちゃんと人間としての生活に戻れるか保証があるのかよ!もし戻れなかったらアンタは……」

 

「その事の危機的状況への対応能力はSPARTANに教えたわ。それを支援する為の手段も、ちゃんと与えたわ。……けど、SPARTANは物や兵器として生み出した訳じゃないわ。私の作ったSPARTANは人類の未来、人類の運命よ!それに、私を憎むSPARTANだっているわ」

 

 

SPARTAN-Ⅱ計画で選ばれた子供たちの中にはハルゼイ博士を憎む者もいた。それがハルゼイ博士と共に来たデイジーもその一人だということに。しかしデイジーは割り切ってSPARTAN-Ⅱとして戦うことを決めたそうだ。デイジー曰く、ハルゼイ博士を完全に許した訳じゃないが全てが終わり次第、SPARTANをやめるつもりだそうだ。

 

 

「……アンタはそれでいいのかよ?」

 

「私は彼女を許したわけじゃない。だが、誰かがやらねばならない。それが私たちSPARTANだ。先ほど言ったが、コヴナントやプロメシアンとの決着をつけるまではSPARTANでいるつもりだ」

 

 

一夏(EVOL)はあまり納得しなかったが、デイジーの覚悟を聞いて納得する他なかった。そしてハルゼイ博士は戦兎たちが使うライダーシステムが気になったのと、戦兎たちしかない力に興味を持ち、ある提案を持ちかける。

 

 

「ライダーとSPARTANとの模擬戦?」

 

「えぇ……貴女たちが使うライダーシステム、それを作った人物はきっと人類の為に作った物でしょ?なら…彼女らと模擬戦を行い、貴女たちの戦闘技術を磨くのと、カル達が身につけているGEN2のデータ収集の為でもあるわ。模擬戦の場所はIS学園のアリーナよ」

 

 

その時に戦兎はハルゼイ博士の真相や、科学を悪用していないかを見極めるために模擬戦を受けることにする。

 

 

「……分かりました。オレ達でよければ」

 

「戦兎、良いのかよ?」

 

「正直いえばオレだってあまり厄介ごとをこの世界で作りたくない。けど、ファウストのことやBSのこともある。ハザードレベルをここで上げるのも手だ」

 

「決まった様ね。それじゃあ降下艇に向かってちょうだい。それで地球に降りるわよ」

 

 

戦兎の了承を得たハルゼイ博士は模擬戦をするために全員降下艇に向かい、一旦地球に降りるのであった。

 

 

束Side out

 

 

 

千冬Side

 

 

降下艇でIS学園のアリーナに到着した戦兎達は模擬戦の準備を行う。そして観戦席で千冬達は戦兎たちとカル達を見守っていた。

 

 

「模擬戦になったのは分かるが、肝心の泉谷達はどうするのだ?まだこっちには戻っていないのだぞ?」

 

「あー…それも分かるけど、せーくん達なら何とか箒ちゃん達を連れて帰ってくると思うよ?」

 

「星矢さんもSPARTANですから多分問題はないでしょうが、確かに心配ですわね……」

 

「まぁ……星矢や一夏にとってはこういうのは日常茶飯事なんでしょうね」

 

「……何となく思ったのだけれど、対暗部用暗部の更識家よりもSPARTANのほうが一番大変そうね?それはそうと………」

 

(初めてビルド達の変身が見られる。凄く楽しみ……!)

 

「簪ちゃんがもの凄く大の特撮オタだから結構楽しみの様ね……(汗)」

 

 

縦無は簪の異常な特撮好きに少し引いていた。その際、カル達SPARTANはハルゼイ博士から以下の武器の使用禁止条件が下される。

 

 

ロケットランチャー、ハイドラ、レールガン、スナイパーライフル、グレネード、グレネードランチャー、スパルタンレーザーの使用禁止。

 

 

それらの禁止条件を理解したカル達はアリーナに入り、戦闘準備を終える。そして戦兎達もアリーナに入り、フルボトルを確認して戦闘準備を終える。その時にカルが戦兎達に軽く勝利条件と敗北条件を説明する。

 

 

「それじゃあ確認だけど、そちら側敗北条件はダメージ蓄積による変身解除と降伏。私たちの敗北条件はSEがゼロになるか降伏よ。よろしい?」

 

「あぁ、それについては問題ない。さあっ…実験を始めようか!」

 

「実験というよりは模擬戦なのだが……」

 

「気にするな、戦兎の口癖みたいなものだ。じゃあ、俺も行くか!」

 

 

そう言って一夏(EVOL)はスクラッシュドライバーを装着してドラゴンスクラッシュゼリーの蓋を開封してスクラッシュドライバーに差し込む。そして戦兎はビルドドライバーを装着し、兎と戦車のボトルを取り出て上下に振り、蓋を開封してビルドドライバーに差し込む。

 

 

【ドラゴンゼリー!】

 

【ラビット!】

 

【タンク!】

 

【ベストマッチ!】

 

 

戦兎はビルドドライバーの右側に付いた“ボルテックレバー”を何回もぐるぐると回すと……ベルトから透明な管がプラモデルの様なランナーを造り、その中を赤と青の液体で満たされて行く。

 

 

【Are you ready?】

 

 

戦兎と一夏(EVOL)ファイティングポーズをとると、様々な世界で正義の為に戦う者へと変わる、力を持つ“あの言葉”を告げる。

 

 

「「変身!」」

 

 

その言葉が響いた途端、前後の赤と青のランナーが合わさり、戦士の姿を形成(ビルド)し、一夏(EVOL)はスクラッシュドライバーの“アクティベイトレンチ”殴るように叩きつけ、ゼリーを潰す。その時に一夏(EVOL)の周囲にビーカーの様な装置が生まれ、その中が水色のゲルで満たされていく。

 

 

【鋼のムーンサルト!ラビットタンク!イェーイ!】

 

【潰れる!流れる!溢れ出る!】

 

【ドラゴンインクローズチャージ!ブラァァァ‼】

 

 

変身した戦兎はフレミングの法則の様な決めポーズをとる。二人のSPARTANに向かい合う仮面のライダー達。“仮面ライダービルド”と“仮面ライダークローズチャージ”がこの世界に姿を現すのであった。

 

 

「さてっ……始めるか!」

 

「おっしゃ!いくぜ!」

 

「それじゃあカル、手はず通り私は向こう側の一夏の相手をする」

 

「分かってるわ。私は戦兎を相手ね?行くわよ!」

 

『それじゃあ、いくわよ?模擬戦、開始!』

 

 

ハルゼイ博士が試合開始のブザーを鳴らした瞬間、仮面ライダーとSPARTANの模擬戦が開始された。

 

 

千冬Side out

 

 

 

惣万Side

 

 

その頃ブラッドスターク、レフトカイザーに変身した惣万達はコヴナントから無事に撃退し生き残ったブルートから有力な情報を聞き出し、有力な情報を入手するのであった。

 

 

『成る程な……お前たちのエイリアンの多種族連合兼宗教国家“コヴナント”の地球潜伏兼偵察部隊って言ったところか?差詰め地球侵略の為の偵察か?』

 

「フンッ……!異端者である貴様らに我らが大いなる旅立ちの素晴らしさを理解できるはずもない!」

 

『あぁ…確かにお前たちの考えることは分からんし理解したくもねえよ。俺、あまり宗教に興味ないからなぁ?』

 

「貴様……言わせておけば!」

 

 

ブルートが怒りを露わにする中、スタークはコヴナントが使っていた武器などを手にして見てみた。

 

 

『成る程な……エイリアンの技術力はスゲーな?携行性プラズマ兵器なんざ今の俺たちの世界のあいつらを除いて作れる奴が少ねえかもなぁ。それにエイリアンといえば宇宙船がお約束だよな?』

 

「……?何が言いたい……」

 

 

スタークが何の話なのか理解できなかったブルート。その時にスタークがある事を告げる。

 

 

『確かお前ら、俺のこと異端者、とか言ったよな?戦っていて分かったんだが……、どっちかっていうと俺そっち側だわ』

 

『あぁ、星狩り(ブラッド)族でしたね、マスター……』

 

「何……?一体どういう意味……“ドスッ!”うぐっ!?」

 

 

その時、スタークが証拠隠滅の為に伸縮ニードル“スティングヴァイパー”をブルートに刺し、体内に崩壊毒を流し込ませ消滅させる。

 

 

『悪いが、そっから先は秘密事項なんでな。………さてっと、エニグマの事故に巻き込まれた戦兎たちを探すとするか。シュトルム、お前は別行動でこの世界の情報を集めてくれ』

 

『了解です、マスター』

 

『そんじゃま……行くか?』

 

 

そしてスタークはエニグマの事故に巻き込まれた戦兎たちを探す為にスターク達は一応変身を解除せずそのまま別行動をとり、スタークは戦兎たちの捜索。レフトカイザーはこの世界の情報収集を行う為に行動を開始するのであった。

 

 

惣万Side out

 

 

 

エヴォルSide

 

 

ガーディアンが存在する施設にてエヴォルは投影ディスプレイでIS学園のアリーナを見ていた。それは並行世界からやって来た束こと因幡野 戦兎と一夏(EVOL)がSPARTANと模擬戦を行なっているところを見ていた。

 

 

〔想定外が起きることは予想していたが、むしろ好都合だな。彼の能力を測るのには丁度いい相手だな〕

 

 

そこでエヴォルは、新しく手に入れた異世界の兵器の実戦を兼ねたテストを行う為にIS学園のアリーナへと繋ぐワームホールの準備を行う。その時にエヴォルによって再生され、記憶改竄された織斑一秋が一夏(EVOL)を見た瞬間、脳裏に異常な憎悪を感じ取る。

 

 

(何だ……脳裏に走るこの異常な憎悪は……?俺は、奴を知っているのか?……だが、分かっていることが一つある。奴を排除しなければこの憎悪という不純物を取り除くことが不可能ということだ)

 

 

この様子を見たエヴォルは一秋に声をかける。

 

 

〔どうした?何やらあの男を見て憎悪を抱いている様だが、何かしらの因縁があるのか?〕

 

「貴様には関係のないことだ。任務は遂行する………ただ、それだけだ」

 

〔フッ………その様であれば良いな?織斑一秋よ。お前の力を見させてもらうぞ……〕

 

「……フンッ」

 

 

一秋はエヴォルに対してぶっきらぼうに交わした後、一夏(EVOL)に対して自身の不純物を生み出す元凶であることを思いつつ装備のメンテを行いながら出撃の準備を行うのであった。

 

 

続く……

 





戦兎たちはこの世界の千冬(HALO)たちと情報を交換する。
ハルゼイ博士の頼みであるSPARTANとの模擬戦を受理する戦兎たち。
コヴナントを撃退したスターク達は二手に分かれて行動する。
エヴォルは何かしらの介入準備を行う。


次回は、仮面ライダーとSPARTANとの模擬戦です。
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