ISとHALOが混ざってしまった件について… 作:コレクトマン
ライダー達よ、これがSPARTANだ。
カル
「そういえば思ったんだけど、SPARTANと仮面ライダーってどちらに軍配があがるのかしら?」
デイジー
「さぁ……それに関しては私でも分からない。……第3話、始まるぞ」
一夏(EVOL)Side
仮面ライダーとSPARTANという異なる世界同士の模擬戦は激しさを増していた。一夏(EVOL)はド根性精神でデイジー相手に何とか互角の戦いを見せる。そしてデイジーは武器の使用制限に従いながらも重火器を使用せず、使用可能のMA5Dで一夏(EVOL)を攻撃するも一夏(EVOL)はISのハイパーセンサーを超える反射神経で軽々と躱す。
(反射神経は私たちと同じ?…けど!)
【ツインブレイカー!】
【アタックモード!】
「うぉおおらぁ!!」
一夏(EVOL)はツインブレイカーを出現させてアタックモードの打撃装置“レイジングパイル”でデイジーに格闘戦を仕掛ける。しかし超兵士SPARTAN-Ⅱであるデイジーは少なからず余裕を残して一夏(EVOL)の攻撃を往なしてカウンターに蹴りを一夏(EVOL)にかました。その時に一夏(EVOL)は本能的な直感なのか無意識に咄嗟に後へ下がってダメージを抑えた。
「マジか……今のを躱すか?」
(今のは入ったと思ったが、咄嗟に下がってダメージを抑えたか。だが……今のは本能によるものか?警戒するに越した事はないな……)
「やっぱ強ぇな……だったら!」
【ビートクローザー!】
そう思いながらもデイジーは一夏(EVOL)の攻撃に備えてあるアーマー・アビリティを発動するタイミングを見計らった。その時に一夏(EVOL)はビートクローザーを出現させ、ツインブレイカーのツインブレイクスロットにクローズドラゴンを差し込み、ビートクローザーのフルボトルスロットにドラゴンフルボトルに差し込み、グリップエンドを3回引っぱる。
【Ready go!】
【スペシャルチューン!】
【ヒッパレー!ヒッパレー!ヒッパレー!】
そのビートクローザーからはリズムカルな待機音声が流れると同時にビートクローザーの刃である“ドラグバーンスラッシャー”とツインブレイカーのレイジングパイルの先端からエネルギーが収束し、一夏自身にもエネルギー状のオーラを纏う。そしてビートクローザーの“クローズビートリガー”を引いて必殺技を放つと同時にツインブレイカーの“ブレイグリップ”のスイッチを押して必殺技を放つ。
【メガスラッシュ!】
【レッツブレイク!】
「ウォオリャアァァーー!!」
ビートクローザーからエネルギー状の青い龍を放ち、ツインブレイカーも同じ様に青い龍が放たれるとその青い二つの龍は一つとなり、巨大な龍になってデイジーを飲み込む勢いで突っ込んで行った。その瞬間デイジーは地面に拳を叩きつけてその場でじっとするとデイジーのアーマーの外回りに白いオーラらしきものがデイジーを被さる様に包まれる。そして巨大な青い龍がデイジーに直撃した瞬間、爆発が起きて爆煙が舞う。……って、ヤベェ!?
「やべっ!?力加減ミスったか?!」
そう焦っている一夏(EVOL)は徐々に爆煙が消えてデイジーの姿を目視できるくらいになってデイジーの様子を見てみるとその場に居るのはSEを全く消耗していない無傷のデイジーの姿があった。
「まさかの無傷?うそーん……」
「……正直今のは危なかった。(今のはコヴナントのメガタレット並みの火力のある技の様だな)……だったら次をやらせなければ問題ない!」
そう言ってデイジーはM7で弾幕を張り、一夏(EVOL)が攻撃する隙や時間を与えない様にする。そして一夏(EVOL)はデイジーの精確な攻撃を躱しながらもデイジーが弾切れするタイミングを見計らった。
「くそっ…!これじゃあらちがあかねえ!(もうそろそろ弾切れを起こすはず……それまで持ちこたえりゃ……!)」
そう考えているその時にデイジーのM7の弾が尽きて攻撃が止んだ。
「…!リロード!」
「…!させっかよ!」
【スクラップブレイク!】
デイジーがリロードする前に一夏はアクティベイトレンチを叩きつけてゼリーを潰して必殺技をデイジーにかます。
「甘い…!」
「のわっ…やっべ!」
しかし、デイジーはこれを待っていたかの様にM7を一夏(EVOL)の前に投げ飛ばしたと同時にスライディングしながら一夏(EVOL)の必殺技を躱してM45Dを呼び出したと同時に8ゲージマグナムシェルバックショット弾を一夏(EVOL)の背後に一発撃ち込む。…だが、一夏(EVOL)は必殺技を放っているのにも関わらず身体を回して腕をクロスさせて防御する。一夏(EVOL)の異常なほどの反射神経にデイジーは内心驚きつつも対策手段を考えていた。
「厄介な反射神経だ。(このままではジリ貧になり得るな)」
「あっぶねー……もろにくらうかと思った。だが、二度はくわねえ!」
そして一夏(EVOL)は再びデイジーとの戦闘を再開するのであった。
一夏(EVOL)Side out
戦兎Side
その頃戦兎はカル相手にだいぶ苦戦していた。最初はラビットタンクフォームで格闘戦を仕掛けたが、カルの放つ拳の桁違いの強さと重さがワイルドチェストアーマーとパンツァーチェストアーマー、BLDアンミリテッドスーツの防御力を貫通し、戦兎自身の肉体に少なからずダメージが入る。
「くっ……!思ったより凄いパワーだっ……だったら!」
そう言って戦兎はドライバーからボトルを抜き出し、ゴリラフルボトルとダイヤモンドフルボトルを取り出し、降って蓋を開封してドライバーに差し込む。
【ゴリラ!ダイヤモンド!ベストマッチ!】
そしてボルテックレバーを回して、新たなアーマーを形成させる。
【Are you ready?】
「ビルドアップ!」
【輝きのデストロイヤー!ゴリラモンド!イェイ…!】
「姿が変わった?……少し要注意ね!」
ゴリラモンドフォームにビルドアップした戦兎は右腕に装着された“サドンデストロイヤー”でカルに攻撃を仕掛けるが、カルは警戒しながら軽々と躱して拳を叩き込むが、戦兎は左グローブの“BLDプリズムグローブ”で目の前にダイヤモンドの壁を作り、カルの攻撃を防いだ。
「…!ダイヤモンドの壁!?」
「隙有りっと!」
一瞬の隙を狙ってサドンデストロイヤーでダイヤモンドの壁を破壊してカルのアーマーに叩き込む。流石のカルでもこの様な想定外なことに対処する思考が遅れた。
「くっ…!」
「まだまだっ!」
そう言って戦兎はドライバーからボトルを抜き取り、また別のフルボトルを振って開封して、差し込む。
【ローズ!ヘリコプター!ベストマッチ!Are you ready?】
「ビルドアップ!」
【情熱の扇風機!ローズコプター!イェーイ!】
戦兎はローズコプターフォームにビルドアップして“ホバリングチェストアーマー”の背面に装着されている“バトローターブレード”を高速回転させてホバリングしながら右腕の“イバラッシュアーム”から伸縮自在の黒いムチでカルをじわじわと攻める。カルはホバリングしながら攻撃してくる戦兎をどうするか考えながら耐え忍んでいた。
「くっ!これじゃあジリ貧ね……けど!」
そしてカルは行動を起こし、戦兎から距離を取った後にPICで飛行してMA5Dで射撃する。この時に戦兎はカルが飛べることを予想できなかった為に少し攻撃を受けて戸惑った。
「うわぁっ!?SPARTANのアーマーに飛行機能があるのか?」
「私やデイジーのアーマーにはISコアが入っているから飛行自体は可能よ」
「それは厄介だな………だったら!
一旦地上に降りた戦兎はフェニックスフルボトルとロボットフルボトルを取り出して開封し、ドライバーに差し込んでいるフルボトルと取り替える。
【フェニックス!ロボット!ベストマッチ!Are you ready?】
「ビルドアップ!」
【不死身の兵器!フェニックスロボ!イェーイ!】
フェニックスロボフォームにビルドアップした戦兎は“エンパイリアルウィング”で体を炎で包み、飛翔してカルに向けて炎を飛ばす。流石にカルはこの攻撃を受けるのは不味いと判断して飛行しながらMA5Dで牽制するが、戦兎の右腕の燃焼攻撃ユニット“フレイムリヴァイバー”から発する炎で防御してMA5Dから放たれる7.62×51mmNATO弾を全て防ぎきる。
「…やっぱり唯の炎じゃないのは分かっていたけど、これほどの物とはね……」
「よしっ!勝利の法則は……ん?」
戦兎は勝利の法則を見出してドライバーのレバーを回そうとしたその時、ISアリーナ内にて謎のワームホールが出現する。一夏(EVOL)やデイジーも突如と出現したワームホールに気づく。
「あ?……何だありゃ?」
「ワームホール……だと?……まさか!」
デイジーが何かしら察するとワームホールから出てくる何かに警戒して、アーマーのリミッターを解除する。カルもデイジーと同様にアーマーのリミッターを解除する。するとワームホールからこの世界の敵である古代フォアランナーのエヴォルと薄茶のフードコートを被った人物が出てくる。その時に戦兎たちはエヴォルの姿がラウラと似ていることに驚く。
「なっ!?ら……ラウラ?!まさかファウストの……!」
「いやっ一夏(EVOL)、あいつはオレ達の世界やこの世界のラウラとは違う様だ。それに奴はBSの
〔我はエヴォル・ドミナント。ガーディアンを守護を義務とする者。初めまして…と言ったところか?向こう側の世界の住人よ〕
「エヴォル…!」
「貴方……一体何しにここに来た…!」
デイジー達はMA5Dをエヴォルに向けていつでも撃てる様に構える。この時にフードコートを被っていた一秋は一夏(EVOL)を見た瞬間、脳裏に掛ける異常な憎悪の元凶であることを再認識していた。
(やはり俺の中の不純物である憎悪が溢れ出る原因は奴の存在か。……ならば、その不純物を排除するまで!)
一秋は機械的に不純物要素である一夏(EVOL)を排除しようと考える。この時に戦兎たちや一秋すら気付けなかったがギアエンジンに何かしらの小さなスパークが一回だけ生じた。
〔何……そう邪険になるな。私は彼……いやっ、正確には異世界の兵器の性能を試しにここに来ただけのことだ〕
「彼?それに異世界の兵器の性能?どういう意味だ?」
〔向こうの世界の織斑一夏よ、彼は貴様とは縁のある奴だ。今ここで語り合うがいい……〕
そう言ってエヴォルは一秋を残して先に戻り、高みの見物を決め込む。そして場に残った一秋は被さっているフードを脱ぎ、戦兎たちの前に顔を晒す。
「なっ……嘘だろっ!?お前は……!」
「そ……そんなっ!君は……」
「「一秋!?」」
戦兎たちは一秋がここにいることに驚いていた。一秋の顔面には“ノ”の字の傷の跡があった。しかし、エヴォルによって記憶改竄されている一秋は戦兎たちを知る由もなかった。ただ、自身の名を知っている程度にしか思っていないからだ。
「お前たちは俺のことを知っている様だな。……ならば、貴様らは不純物要素そのものだ。ここで排除する!」
そして一秋は紫色の銃を取り出す。その時に戦兎たちはその紫色の銃に見覚えがあった。
「アレは……シュトルムが使っていたやつか!」
「それとブリッツって野郎も同じやつも使っていたからな。それ以前に、何でお前がそれを持っている」
「エヴォルが異世界……いやっ、正確にはお前たちの世界の兵器をエヴォルが複製したと言えばいいか?だが、そんなことはどうでもいい。貴様らをここで排除する…!」
そう言って一秋は紫色の銃に白色と水色の歯車のボトル順に差し込む。
【ギアエンジン!】
【ギアリモコン!】
【ファンキーマッチ!】
そして銃口を正面に向けて一秋はある言葉を告げる。
「……潤動!」
【フィーバー!】
そう告げると同時に引き金を引くと濃い黒い霧が覆い、上空には白と水色の歯車が火花を散らしながらも展開して、一秋に覆っていた濃い黒い煙が晴れるとそこには人とは思えない黒い怪人になり、そして上空に展開していた歯車はその黒い怪人に装着される様に合体し、歯車の怪人と化して姿を現わす。
【パーフェクト!】
「合体しちゃったよ……」
「あれは、バイカイザー……!」
この時に戦兎はかつて戦ったバイカイザーと酷似していると同時にカイザーシステムの模造品であることを見抜く。
『任務開始……むっ!』
一秋が行動を起こそうとしたその時、カルたちはMA5Dで情け容赦なしにヘルブロスとなった一秋に火力を集中するも全く怯むこともなく立っていた。
「あなた達、今感傷に浸っているところ悪いけど今はその場合じゃないわ」
「奴は我々の敵と見て間違いない様だが、彼とは知り合いなのか?」
デイジーは戦兎たちに一秋について聞き出してみる。戦兎が答える前に一夏(EVOL)が答える。
「……俺の従弟だった奴だ。もう奴は死んでいるはずだ、身体を消滅させて…!」
「消滅?……あまり詳しく聞かないでおくわ。今は…!」
「あぁ……奴を倒さなければここにまた被害が及ぶ。戦兎、貴女は大丈夫か?」
「……覚悟はしていた。いずれはこうなる可能性があることを。……けど!オレはもう逃げたりはしない!」
『邪魔をする者は何者であろうが関係ない……障害は、取り除く!』
こうして仮面ライダー達とSPARTAN達はエヴォルが連れてきた怪人ヘルブロスを相手に戦闘を開始するのであった。
戦兎Side out
惣万Side
その頃、IS学園にやって来たスタークが戦兎たちを発見すると同時にEOSとは全く違うパワードスーツを着た兵士とヘルブロスを見かける。
(あれは……ヘルブロスか?つーか何でこの世界にいるんだ?それとEOSとは違うパワードスーツを着たあの兵士は何なんだ?この世界の情報収集はシュトルムに任せてあるから後で聞くとして、今分かっていることと言えば厄介なことになっていることは確かだな。とりあえず、彼奴らの戦闘データを取りつつ、此処ぞとばかり出てみるとするか)
スタークは戦兎たちや謎の兵士、ヘルブロスの戦闘データを取りつつもタイミングを見計らって介入することにする。
惣万Side out
シュトルムSide
その頃スタークとは別行動を取っていたレフトカイザーは、ONI日本支社の隣のビルの影裏でPCを開き、ONI日本支社からネットワークにハッキングしてこの世界の情報を収集していた。
『なるほど……ONIという存在がISの抑止力となっているようですね。……?このデータは……!』
その時シュトルムは更にセキュリティの高いファイアウォールを突破してトップシークレットであるデータ、SPARTAN-Ⅱ計画を開示する。
『まさか、これほどの超兵士計画がこの世界に存在するとは……。これを計画した科学者は相当のマッドサイエンティストの様ですね』
そのデータをよく観覧してみると、SPARTAN-Ⅱの主な目的は対テロリスト、反乱軍鎮圧用に作られた部隊だったのだが、エイリアン連合であるコヴナントや古代フォアランナーことプロメシアンの出現によりそれらは対エイリアン戦闘用にシフトされ、事実上SPARTAN-Ⅱはコヴナントやプロメシアンとの戦闘では人類の希望となり、ISによってできた女尊男卑勢の抑止力という役割を兼ねていた。
『対テロリスト及び反乱軍の鎮圧目的に作られた殺戮マシンと化した兵士は皮肉にもエイリアンの出現によって人類の希望となる……か。………ですが、この戦闘データは使えます。出来るだけ情報を収集する必要があるようですね』
レフトカイザーは引き続き情報の収集を続けようとした途端、突然PCに開示されていたウィンドウが独りでに消えた。
『……!どうやら、ハッキングされたことに気づかれたようですね』
「その通りだ。どこの馬鹿がONIにハッキングしている場所を突き止めていたらコヴナントとは違うタイプの様だな?」
『……!』
レフトカイザーはPCを閉じてネビュラスチームガンを声がする方向に向けると其処にはM6Hを構えるSPARTAN-Ⅲウルフチームの桂の姿があった。
「……こんな所で堂々とハッキングしてくるとはな。貴様の目的は何だ!」
『それを素直に答えると思っているのですか?』
「そんなこと思っちゃいねぇから言っているんだ。逃げようとしても俺が貴様を逃がさん」
『……でしょうね。ですが、他のお客がいらしている様ですよ?』
「何…?それはどういう『SPARTAN、六時の方角に敵!』!何っ!?」
その通信を皮切りに桂の後方から多数のエリート達がステルスを解除して姿を表す。
「悪魔よ、その命貰い受ける……!」
そう言ってエリート達は親衛隊用の槍やらエナジーソードを構える。
「貴様……こいつらの仲間か!」
『いえっ、どちらかと言うと
そう言ってレフトカイザーはネビュラスチームガンのワープを使用してこの場から去る。この場に残ったエリート達はレフトカイザーには目もくれず、ただ桂を抹殺するべく突撃する。
「ちっ、てめえら……少しは空気を読めやゴルゥラァァアアーーー!!」
桂は収まることのない怒りを襲撃したエリート達に向けて打つけるのであった。その結果、桂に襲撃をかけたエリート達は逆に返り討ちにあい、全滅するのであった。そしてエリート達の死体を片付けにきたONIスタッフ達は桂の怒りに恐れつつも仕事をこなすのであった。
続く……
仮面ライダーとSPARTANは模擬戦で互角の戦いを見せる。
そこにエヴォルと戦兎たちの世界で死んだ筈の一秋が姿を現わす。
一秋は紫の銃を使い、歯車の怪人へと変身し、スタークがアリーナに到着する。
シュトルムはONI日本支社にハッキングし、データを収集するも途中で発見されて撤退する。
次回は、歯車の怪人と戦います。