人生の再テスト!?   作:鎖麗

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結構長く書けたと思います


六章 覚醒

 リクオSide

 

僕は昨日妖怪が悪い奴らだって分かってから

気分は沈んだままだ

 

いつからいたのか僕の隣には璃乃音がいた

 

璃乃音は僕のほうを見ずに 何も言わずに聞いてて

と言って話し始めた

 

「私たちってさ 妖怪の血と人間の血 両方入ってて

 人間の血のほうが 四分の三で 多いでしょ

 だから 人間っぽいのもしょうがないなって思うの

 ・・・でもね私たちの生活には妖怪たちが 必然的に関わってくる

 彼らは 私たちを襲おうとした? 喰おうとした?

 確かに 敵の妖怪たちは 私たちを敵視する  

 だけど 私たちの周りにいる 妖怪たちはどう?

 私たちに笑いかけてくれたでしょ 守ろうとしてくれたでしょ

 その妖怪たちを 家族を否定しては いけない

 リク兄様が 人間になろうが 総大将になろうが 

 自由にしてもいいと思う 自分の人生なんだから」

 

そう言ってこちらを向き にこりと笑った

優しい笑みだった

 

「私たちは どちらも選べるの

 人間も 妖怪も どっちかを なくすなんて考えないで」

 

そう言った後 私は行くね

と言って いつの間にか来ていたバスに乗り込んだ

 

そのあと カナちゃんとも話した後 

僕は頭を冷やしたくて 歩いて帰ることにした

・・・まあ 結局鴉天狗に見つかり

一緒に飛んで帰ることになったけど

 

「ねえ 僕の中には四分の一は妖怪の血が入ってるんだよね」

 

その言葉に当然と言うように答えた鴉天狗は

 

「堂々としていればいいのです」

 

なんていった

 

家に着くと みんなが いつも以上に 

帰ってきたことを喜んでいた

 

ああ 璃乃音の言う通りだね

みんな 笑いかけてくれる

 

みんなが喜んでいる最中だった

 

「ちょっと待て 璃乃音はどうした!?

 一緒じゃないのか!?」

 

爺ちゃんの声を聞いて 一瞬頭が真っ白になった

 

「…え? 璃乃音なら バスで帰ったけど・・・

 まだ 帰ってないの?」

 

そう聞いただけなのに みんな顔が真っ青になった

 

どう したの

 

「これを見い バスが事故に会ったのじゃ…」

 

そう言って見せられたテレビは ニュースで…

 

『中継です!!

 浮世絵町にあるトンネル付近で起きた崩落事故で路線バスが

  生き埋め に・・・

 なかには浮世絵小の児童が多数乗っていたとみられ・・・』

 

頭が完全に真っ白になった 

 

[私たちは どちらも選べるの

 人間も 妖怪も どっちかをなくすなんて考えないで]

 

[あれを逃すと三十分後だよ ほっときなよ 乗ろ!]

 

璃乃音 カナちゃんを助けに行かないと・・・

そう思って 立ち上がり出て行こうと立ち上がった時

それを止めたのは 木魚達磨

 

「リクオ様 あなたが行っても足手まといになるだけです

 あなたはここで待っていて ほかの妖怪に任せておけばいいのです。」

 

そのあと 青と木魚達磨との言いあいが始まった

 

ぐっとこぶしに力を入れる

 

「や 止めねえか!

 時間がねえんだよ おめ―の分かんねえ理屈なんか

 聞きたくないんだよ 木魚達磨」

 

みんなが目を見開いた

 

「若 そのおすがたは・・・」

 

口々にみんなが口にする

 

「なあみんなおれが「人間だから」駄目なんだな

 だったら・・・人間なんてやめてやる

 おめーら着いてきな」

 

そう言ってあるきだした若にみんなが付いていく

 

「今夜はなんだか・・・血が・・・あついなぁ」

 

そう手のひらを見つめたリクオに

 

「リクオ様言ったでしょう それが妖怪の血です」

 

鴉天狗が答えた

 

「・・・血?」

 

訝しげに聞き返したリクオに

 

「おじい様の血です

 リクオ様は わしらを率いていいんです

 あなたは総大将の血を四分の一も継いでいるのですから!!」

 

 

 

 

 

璃乃音Side

 

 

「きゃあああああっ」

 

トンネルに入った瞬間何か大きな衝撃を受け気を失った

夢を見た 真っ黒の髪を揺らしながら歌って踊って楽しそうだった

最後には 歌手や役者がコンサートなんかで終わったあとにやるように綺麗にお辞儀をしたあと 

 

「黒アゲハの祝福を」

 

そういって黒アゲハになって舞い上がっていった

すると どこからか声が聞こえた

 

「黒アゲハの祝福とは美しさ。

たが その代償に生命を奪われる

お前はその祝福を受けた

・・・意味は分かるな...お前の命は玉章との戦い 中学一年までだ」

 

そう言われたあと 目を覚ました

何だ 今の夢

それにここは…トンネルの中?

バスの中には まだ人が残っていたけど何だか少ない気がする 

外に人影が見えて 外にいるのかと思い外に出ようとして、残っている人達をもう一度見た

怪我してるんだよね 

昔 父を助けられなかった歌

だけど この中には頭から血が出ていて放っておくと危ない子もいる

 

私の歌にまだ力があるのなら…

すうっ と息をすう

 

空へ羽ばたく 大きな翼

あなたを支える道しるべ

 

あなたが鳥なら私は風に

いつまでも 傍で

あなたを支える道しるべに

          なれるように

 

あなたが迷えば

私は指すよ 光指す道を

あなたが支える道しるべに

        わたしがなろう

 

ふうっと歌い終わり怪我をしている子を見回すと怪我がなおっていた

 

良かった

もう 放っておいても大丈夫かな

そう思って外に出ようと足を動かそうとした が 足を止め 運転席へ向かった

 

「…あった」

 

見つけたのは懐中電灯

それを手に バスから降りた

けがをした子たちを

 

「大丈夫 みんな・・・しっかりして」

 

そういってみんなを元気づけている

でも 無理してるのが分かる 

 

「カナちゃん 私見てるから休んだほうがいいよ 気を張り続けるのは良くないよ ・・・大丈夫助けは来るよ」

 




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