報告です
璃乃音の年を リクオと同い年の
年子にさせてもらいました
理由は
物語を進めにくいからです
理解していただけたら嬉しいです
そう言ってカナちゃんに声をかけると カナちゃんの大きな瞳は
切なげにゆれていた
大丈夫 私が 傍にいるから
そう言い続ける
途中俯いてしまったけど ただただ 続けた
「もう 大丈夫 ありがとう 璃乃音ちゃん
・・・それで お願いがあるんだけど ほかにけが人がいないか見てきてくれない」
そう言ったカナちゃんの瞳は潤んでいた
こくんと頷いて探しに行くことにした
・・・それにしても この中に美亜がいなかったことには
良かったとしか 言いようがないな
まあ 事故に巻き込まれた人たちには悪いけど
そんなことを考えながら いる人たちに声をかけながら
歩いている時だった
「キャアアアッ」
声が カナちゃんの声がした
「っ」
走ってカナちゃん元へ走る
「い 家長くん!?
ビックリするじゃあないか・・・」
そんな会話が聞こえた
近寄ると清継は冷や汗をかいているのか
汗をかいているように見える
「どうしたの」
そう言った私
そしてなんでか 驚いた表情をした二人
私がもう一度聴いたら やっと答えてくれた
「えっと…そこに…人が…並んでて…」
何を言ってるんだとでもいうように カナちゃんのが指差した
ほうを照らした島は
「ヒッ」
と 声を漏らした
・・・情けない声
「な…なんか…おかしくないか…?」
「清継くん…あれ何……?」
「え…さ さあねえ」
そんな会話を余所にじっと照らされた方を見る
・・・大丈夫 怖くない 怖くない
「みんな バスの陰に隠れて」
みんな きょとんとした顔をしている
「ち… 結構生き残ってんじゃねーか」
ぼそりとこぼしたガゴゼの仲間の声に
みんなが怯える
「みんな 早く 逃げて!!」
そう叫ぶように言ったあと ガゴゼは私たちに襲いかかってきた
走り出したカナちゃんたちは いや 正確に言うと清継が
走りながら「これは何かの間違いだ」とか 叫んでる
現実を受け止めなさい
私はガゴゼたちの前に立ちふさがり 言った
「ガゴゼ様言ったでしょう 馬鹿な真似はよしなさいっと
それに あなたが狙っているのは 私とリク兄様でしょう
みんなを巻きこむのは 止めてください」
そう言うと一歩ガゴゼに近づいた
「あなたは今この瞬間を後悔することになるでしょう」
そう言って一歩下がった
ガゴゼは震えている
怒りからか…そうだろうな 怒気をめっちゃ感じる
そんなに怒んなくてもいいのに 私はただ 自業自得だよ
って教えてあげたいだけなんだけどなあ
「くっそっ 総大将の孫だからって調子にのんじゃねえ」
そう言って私に触れようとしたガゴゼに
「あーあ ゲームオーバー 時間切れね」
そう言った瞬間だった
ドーンっと無駄にでかい音を響かせて入ってきた
私の家族たち
「おほ・・・見つけましたぜ 若ア
生きてるみたいですぜ」
ああ 来てくれたリク兄様
たくさんの妖怪たちを引きつれて
さっきまで 悩んでたリク兄様が嘘のよう
「・・・・ガゴゼ 貴様…なぜそこにいる?」
鋭い眼光でガゴゼを睨むリク兄様にガゴゼが小さくふるえたのが分かった
地上に降りてきたリク兄様はカナちゃんに視線を向けると
「よかった・・・無事で
カナちゃん怖かったら目つぶってな」
それからは 圧倒的な強さで倒されていくガゴゼたち
「こ こんな馬鹿な
私の組が そんな 誰よりも 殺してきた 最強軍団なのに」
ガゴゼ妖怪の主になろうってもんが
人間いくら殺してきたって 自慢になんのかい
そう言ったリク兄様は凛々しく美しかった
「くっ」
声を漏らしたガゴゼと目があった
こっちにむかってきたガゴゼ
だが リク兄様のカッコイイ一言であっさりやられた
「世の妖怪たちに告げろ 俺が魑魅魍魎の主となる!!
全ての妖怪たちは 俺の後ろで百鬼夜行の群れとなれ」
さすがだね さすが私のお兄ちゃんだ
そんな時ガゴゼがやられ消える数秒前
私はガゴゼと目があった
私はじっと見ていると
ガゴゼの声が耳元で聞こえた
なんで ガゴゼの声が耳元で聞こえたのかが謎だけど
私はガゴゼに言われた言葉がひっかかた
「誰にでも闇はある …お前にもわしにもな」
そう言われた瞬間だった
一瞬でいろんなものが頭の中に流れ込んできた
前世で 自分の本当を誰にも見せられず
ただただ家族のために自分を偽そったこと
無我夢中でいろんなことをやって 家の名を少しでも
広めようとしたこと
名家の家の娘だからと金銭目的で誘拐され
二日間ぐらい地下室に入れられていたこと
それから 狭く暗いところが駄目になって
どこかで私は可哀想な子と自分で自分を慰めてたこと
こっちの世界で自分には父親を救うことのできる力
を持っていたのに 助けられずに 自分を優先してしまったこと
本当は全部知っているのに 忘れていたから それを理由にして
私は悪くないと逃げていたこと
黒アゲハの祝福とその意味を知って 気にしてないふりをして
考えるのをやめ、私はいい人だとでもいうように
いつもは直さない癖に今日はけがを直して
・・・私は どうしてここにいるんだろう
頭がくらくらして 吐き気がする
ふらふらする足取りでリク兄様のところへ足を運ぶ
「リ さま…」
ばたんと倒れた私を抱きとめてくれたリク兄様に
にこっと笑って意識を手放した
雪女 氷羅Side
ああ なんと凛々しいお姿
これで 奴良組も安泰!
むしろ 鯉伴様のころよりも大きくなっちゃったりして
むふむふと妄想に身を任せていた私は
「リ さま…」
とか細く今にも崩れちゃいそうな声でこっちに戻った
あれは 璃乃音様?
おまり大きくない声だから良いものの
大丈夫かしら… 顔色があまりにも悪い
あーゆうことを言うのね
璃乃音さまは 若の胸元に倒れこみ 意識を失った
璃乃音の頬には 涙 がつたっていた
もっと小さいころからあまり泣かない子だった
璃乃音様の涙に私たちはひどく同様した
「璃乃音様!」
駆け寄ろうとした私たちを手で制した若は
璃乃音様の頭を優しく撫で
「大丈夫 俺はここにいる
お前のこと 守ってやるからな…」
そして ご学友のほうを向き
「こいつは俺が家まで送るから心配しなくていい
だんだん 助けが来るはずだ」
そう言った だが その数秒後
若も倒れてしまい
一日の四分の一しか 妖怪になれないことが判明しました
総大将の複雑そうな顔は 私たちと同じだったと思う
しかも その覚醒した時のことを覚えていない
と分かった時は
「はああ」
と 総大将は残念そうに
次に期待する と行ってしまわれた
次から 中学生編にいきます