では、どぞ
だんだんと冬の名残も消えていき、春が近づいている。
そんな風に感じるようになった今日この頃。
男は大学生となり、新しい環境に戸惑いながらも
楽しく過ごしていた。
♪♪♪♪
そんな忙しい日々を過ごしていき、だんだんとこの生活に慣れて来たある日、男は趣味のソシャゲをしていた。
「…うーん、やっぱ当たんないかー。☆5の当たる確率低いなー。なぜアイツはキャラばっか当たるのにおれは概念礼装の☆5ばっかなんだよ!ふざけんな!」
最近話題になっているFate:Grand Order(FGO)をプレイしていた。
詳しいことは省くが、このゲームはガチャの☆5確率がでないことで有名でもあるが、なにより全7章からなる壮大なストーリーと膨大なシナリオがあるという、とてもソシャゲとは思えないほどのボリュームが魅力のゲームである(ダイナマ感
「でも確率が低いからこそ当たったときの嬉しさも大きいし、なによりめちゃくちゃ育てたくなるんだよなー」
しかし残念なことに俺は☆5を一体しか持っていなかったため育てたくても育てるやつがいないのが原状である。
「さて、ゲームはこれくらいにして飯食ってさっさと風呂にはいるかー」
そうして男は携帯をスリープモードにした。
わずかに携帯から光が点滅していたことに気づかず。
→→←
夕飯を食べ、風呂にはいった男は携帯を起動し、明日の予定を確認した。
「明日は午前中はとくになにもなくて、午後からサークルだな。やっぱ明日が休日だとうきうきするなー。」
そう思いながら男は予定を確認し特にすることもなくなり
男は早めに寝ることにした。
↑→↑
時刻は深夜3時
机の上にある携帯から直視できないほどの光がでる。
そして、数秒ほどすると急にもとに戻り、辺りは先程と同じく暗闇に包まれた。
しかし、そこには人影のようなものが見える。
???「ふーん。 ここがマスターの過ごしている部屋なのね。」
部屋の主しかいないはずの空間に綺麗で透き通った声が響き渡る。
???「マスターはどこにいるのかしら。」
そういって人影は辺りを見渡すような動きをする。
???「あら? そこにいたのね。」
そして、人影は宝物を見つけたかのような顔をしながら、ベッドに近づいていく。
???「ふふっ、気持ち良さそうに寝ちゃって。襲われても知らないわよ。」
そういって人影はベッドに寝ている人物に顔を近づけた。
???「他のサーヴァント達のせいで中々コチラ側にこられなかったけど、こんなに近くにマスターを感じられるなら頑張った甲斐があったわね。」
そう言いながら人影はベッドのなかに入り男の腕に抱きつき、まるでマーキングをするかのように頬を男の腕に擦り付けていた。
???「おやすみなさいマスター。………もう離さないから。」
そう言いながら人影は眠りについた。
そして辺りは、また物音ひとつしない静かな空間に戻った。
???
小鳥のさえずりが聞こえだしベッド横カーテンの隙間から朝日が漏れ、辺りがだんだんと騒がしくなっている中、男は自分の左腕に違和感を感じながらも目を覚まし始めた。
男「ふぁーあ、よく寝た。 ん?なんで左側の布団が膨らんでるんだ?」
目が覚めてとなりの違和感に気づいた男は、膨らんでいる部分の布団をめくった。
そこには、
???「……んっ。なに〜もうあさぁ〜?」
とても綺麗な白髪をもち、顔立ちは見慣れた日本人の顔とはかけ離れたものであり、まるで外人のモデルのような顔立ちであった。さらに、肌は病的なほどに白くふとしたことがあれば消えてしまうのではないかと思うほどの儚さを感じた。
男「うわー、綺麗なひとってそうじゃない!誰だこの人?はっ!?まさか彼女いない歴=人生のおれにラノベみたいに神様がチャンスをくれたとか!?」
???「うるさいわねー 朝くらい静かにしなさいよ、マスター」
男「? マスター?俺いつのまに君の師匠になったの?」
???「なにアホなことを言ってんのよ。マスターはマスターでしょうが」
そこで男は改めて目の前の女を見ると1人頭の中に浮かんだ人物がいた。
男「まさか、オルタ?FGOのジャンヌ・オルタなのか?」
???「ふん! やっと気がついたのかしら。それともこう言ったほうがいいかしら、んんっ!ゴホン [サーヴァント、アベンジャー。召喚に応じ参上しました。……どうしました、その顔は? さ、契約書です]これでわかるかしら?」
男「うそだろ?まっ、まあ(汗)一応信じるとしてそもそもどうやってカルデアからきたんだよ。」
オルタ「ふん! そんなの聖杯を使ったに決まってるじゃない」
男「はぁ!? おいその聖杯ってあの聖杯か!? サーヴァントも使えるのかよ!?」
オルタ「当たり前じゃない。 まあ少し邪魔はあったけどね。」
男「何か嫌な予感がするだが、その邪魔をどうやって抜けてきたんだ。」
オルタ「愚問ね。そんなの邪魔するから全部燃やしてきたわ!!(ドヤァ」
男「(´・ω・`)」
そんなオルタを残念な子を見るような目で見ながら
男は自分の携帯を起動してFGOを見てみた。
男「オルタさん? これはどういうことだ?」
オルタ「?なにが?」
男「いやね。 FGOを見てみようと思ってアプリを立ち上げて、タイトルをタップするといつものお知らせ画面とかになるじゃない?そうおもって進んだら数ヶ月前に見たチュートリアルみたいな画面になっているんだが。どういうことだ?」
オルタ「そのことなら、私がこっちに来るときになんか聖杯がいってたような?」
男「なんて?」
オルタ「んー、たしか向こうに行けるかわりにこちらがわのものはすべて消えてしまいます。それでもいいですか?って、なんか笑っているような口調で行言ってたわよ」
男「まさかの聖杯くんも愉悦部だったか。じゃねーよ!
なんでデータ消されなきゃなんねーんだよ。意味わかんねぇーよ!」
オルタ「なっ、なによ!?私はマスターに会いたい一心で来たのに!そんな言い方ないじゃない!」
そう言いオルタは俯いた。
オルタ「いっ、嫌なら出ていくわよ……バカぁ」
っとまるで捨てられた子犬のように小さくなっていた。
男「はぁー、すまん俺も言い方が悪かった。べつに嫌じゃないし、ただデータが消えてビックリしただけだ。それにお前を放っておいてのんきに生活し続けていくほど腐ってねぇーよ。」
そう言いながら男はオルタの頭を慈しむように撫でた。
オルタ「んっ……、ありがと。」
そしてだんだんと心なしかオルタの機嫌がよくなっているように感じた。
男「さて、これからどうしようかねー」
と男はオルタを撫でていた右手を話ながらそう言った。
オルタ「あっ……」
男「ん?どうしたもっと撫でてほしいのか?かわいいやつめ笑笑」
オルタ「っーーー////// うっさい!気持ちよく撫でたあんたが悪いんだから!………だからあとでまた撫でてよ////。」
っとオルタは上目使いで涙目になりながらあなたに頼んできた!
男は9999のダメージを受けた!
どうする?
1:撫でる ←
2:抱きしめる
3:押し倒す
4:話を変える
男は4を選んだ!
男「おっ…おう、 ま、またあとでな(汗」
オルタ「うん……、ありがと////」
男「そっそれよりマスターって呼ばれるのはちょっと恥ずかしいから、呼び方変えてくれないか?」
オルタ「そんなこといっても、私あなたの名前しらないわ(´・ω・`)」
男「そんな落ち込むなっ! 俺の名前は神崎 武だ。」
オルタ「神崎 武……たける、 武ね、うん、覚えたわ」
武「じゃあ、俺はオルタって読んでもいいか?」
オルタ「いいわよ、ジャンヌって呼ばれるとあの聖処女様を武が呼んでいるみたいで、腹が立つからやめて」
っとどす黒いアヴェンジャー特有のオーラを出しながらオルタは言った。
武「おっおう、わかった。ところでさっきから気になってたんだが、その服どうしたんだ?なんでカッターシャツを来てるんだ。普通転移?してきたんなら、画面でよく見るあの礼装で来るんじゃないのか?」
オルタ「あー、あれね。こっちに来る途中に礼装だけ消えたわ」
武「なんだそのターミネーター見たいな登場の仕方は。だからテレビの前の床が少し焦げてんのか。とゆーか、まてよ、とゆーことはお前が来ているのは誰のだ?」
オルタ「? そんなの武のシャツだけど?」
武「なぜにシャツを着た」
オルタ「それは……//// いっ、一番武の匂いがしてたから////」
武「ふーんそっか、ヘソカっじゃなくて!はぁ!?匂い?なんで匂いわかるんだ!?」
オルタ「なんでってカルデアのマイルームの枕とか布団とかの匂いと一緒だったから////」
武「おいおい、なんでゲームのなかにまで自分の匂いが反映されてるんだよ。なんだ携帯がすごいのかそれともゲームがすごいのか」
そして武は気づいた
武「オルタよ、カッターシャツを着ているのは見て分かるが下とか着ているのか?」
オルタ「//////。」
武「おい、うそだろ?まさか、ノーパn………」
武が最後まで言おうとするとオルタが某アニメの船◯さんのように真っ赤になっているのを見て武は最後まで言葉を紡ぐことができなかった。
どうやらオルタちゃんは昨夜転移してすぐマスターの寝顔を見たせいで、乙女回路が発動したせいで細かいことを考えていなかったようだ。 かわいいですねぇ〜
オルタ「うっさい! オルタちゃんって言うな!」
武「?どした?」
オルタ「んっ、なんでもないわ///」
武「しょーがない午前中は時間があるから、買い物に行くか。その間は、俺のジーパンを着て我慢してくれ。すまんな」
オルタ「しょ、しょーがないわね///あんたの匂いで汚れた物を着てあげるわよ! 感謝しなさい////」
武「へいへい、ありやとーごさいやーす」
オルタ「なによ!バカにして………………でもありがと(ポショリ」
武(素直じゃないねーまったく)
武は最近のラノベ主人公とは違い耳はいい方であったため、オルタのポショリ声をバッチリ聞いていたのである。とゆーか鈍感難聴主人公とかいまさら流行らないと思った作者の考えではないと一応言っておこう。
武「よし、そうと決まったらさっさと起きて、ご飯を食べて、出掛けようぜ。これから大変だと思うがよろしくなオルタ」
オルタ「よっ、よろしく///マスt……、じゃなかった!たっ、武!!」
武「なんだよー、いまさら照れてんのかよー。かわいいやつめ。」
オルタ「うっさい!////照れてないわ!!」
そんなこんなで本来会うことのなかったマスターとサーヴァントとの日常の記録の始まりである
一応連載としていますが、次回の話は作る予定ですが、いつになるかは全く確定していないので、気長に待ってもらえれば幸いです。
それでは、ここまで読んでくださった読者様すべてに感謝を。
次回があればよろしくおねがいします。