駄文ですが、どぞ。
私は復讐者《アヴェンジャー》として、カルデアに召喚された。
だから私は積極的に他のサーヴァントと関わろうともせず、マスターとも、必要最低限の会話しかしなかった。
しかし、夜1人で寝ているといつも思い出す、燃え盛る炎に焼かれる自分を、初めは神のお導きであると信じ、決して見捨てた民たちに恨む心などなかった。
だが、だんだんと心のなかに黒く燃え盛るような感情が芽生えてくる。
そうして、私の心は変わっていく、どうして私なのか?なぜこんな思いをしなければならないのか。
身に余るほどの腹黒い炎を感じながら、私は暗い闇のなかに、1人存在し続けた。
「どうして、私なの、どうして、どうしてドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテ。」
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「はぁ!」
私は、そこで目が覚めた。
いつも夢の中でだれかを恨みながら、私は独りでいた。
「なんでいつもこんな夢ばっかり」
そこで私は、汗だくなった身体を洗うためにシャワーをあび、
水分を補給するために、共用スペースへ行った。
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時刻は夜中の3時、辺りが寝静まりかえっている中、私は共用スペースに行くために廊下を歩いていた。
廊下は深夜なためか非常灯のみ点灯しており、辺りはさながらホラー映画にありがちないわゆる、霊が出てくるような雰囲気を醸し出していた。
そんな暗闇のなかひとり歩くオルタはここでも孤独感を感じていた。
共用スペースに近づくにつれて、何かを紙に書いているような音が聞こえ出してきた。
そこでオルタは前を向いて、共用スペースの入り口を見ると、わずかながら中から光が漏れていることに気づいた。
「誰かいるのかしら。」
こんな夜中に誰かがいるとは全く考えていなかったオルタは、少し困惑していた。
「他のサーヴァントならまだしもスタッフだったりしたら、めんどくさいわね。」
そうこのカルデアには、マスターやサーヴァント以外にも元から勤務していたカルデアのスタッフがいる。
レフ教授の裏切りによって、全員が残っている訳ではないが、全スタッフの3分の1ほどはいまだに、このカルデアで職務を全うしている。
スタッフの中には魔術系や技術系他にも医療系など、さまざまな種類のスタッフがいる。
だが、当然といえば当然なのだが、魔術系のスタッフならともかく、他のスタッフたちは一般の人間つまりは、常識のなかで生きてきた人間なので、オルタを含めたカルデアにいるサーヴァント達に対して、少し恐怖を感じるものもいる。
サーヴァントは、神話や歴史の中の英雄などさまざまなものたちがいるが、そのすべてが人間離れの力や知識を保持している。(一部を除く。)
スタッフの中には、サーヴァントに対して好意的接することができるものもいるが、やはり大半は話しかけられるだけで、恐縮したり目を合わせたりしなかったりと、接触を避けようとする。
そのようなことがあると知っていたオルタは、スタッフがいる可能性があると考え、部屋に戻ろうと考えたが、喉の乾きには勝てなかったのか、少し緊張しながらも、共用スペースに入った。
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「あー、種火が足んないし、火力をあげるためにガチャを引いても、なぜか概念礼装の☆5しか当たんないし、いつの間にか兄貴に至っちゃ、そろそろ倉庫が兄貴だらけになるぞ。なんだいま兄貴のピックアップでもしてんのか」
そこには、このカルデアの中の唯一のマスターが、資料片手にぶつぶつといいながら、事務処理のようなものをしていた。
そうこのカルデアには、多くのスタッフはいるが、サーヴァントや施設の大半を使用できるのはマスターである彼1人であるので、必然的にやることが多くなっている。
そんなことを知るよしもなかったオルタは、この光景に少しだけ、面をくらっていたためか、入り口の前に立ち止まっていた。
「……、ん?だれだー?」
そこでマスター気配に気づいたのか入り口を見た。
オルタは隠れたつもりはなかったが、いつまでも立ち止まるのもどうかとおもい、マスターの方に近づいた。
「おおー、お前か。どうした寝れないのか?」
と心配そうにオルタを見ながら言った。
「ふんっ、そんなことあるわけないでしょう。少し喉が乾いたから水分を補給しにきただけです。」
「そちらこそどうしたのです。そんなに大量の資料を1人で処理するなんて、何?誰も手伝ってくれないのかしら?はっ!滑稽ね」
オルタはマスターに対して気づかいを見せることなく、皮肉を言った。
「はは、まあしょうがない、自分の我が儘のせいでこうなったんだからね」
とマスターは自重気味に答えた。
「どういうことかしら?」
「手伝うと言われたことは結構たくさんあったんだよ。でもやっぱりサーヴァント達は俺が呼んで手を貸してもらってるからさ、それなのに自分が好意に甘えたりしたら、ダメだと思ったんだ。やっぱり自分が受け持った仕事は全部自分で責任をもって管理して成功させないとね。」
マスターは何てことはないと言うような風だが、実際は大変であると、初期の方に召喚されたオルタは知っていた。
このような事務処理のほかにも、サーヴァント達とのコミュニケーションをとることによって絆を深めたり、スタッフ達への差し入れやそこでの交遊このカルデアで彼が関わっていないところはないといっても過言ではないほどに、彼は動いている。
さらには、人類の滅亡を防ぐというとても1人の人間が背負うものではないものを、抱えているにも関わらずこのような仕事をしていることから、彼の精神力の高さが見てとれるであろう。
だがオルタはなぜそこまでして、頑張るのか気になり、彼に聞いた。
「そりゃ、最初は怖かったし辛かった。なんで俺が、どうして、とか色々考えた。でも、振り返ってみると自分の人生のなかでここまで自分を必要としてくれてることなんかなかったからさ、やっぱり嬉しいって思ったんだと思う。それがどんなに辛いことでも、俺にとっては必要とされることが1番の原動力だったんだ。
でもいまは少し変わってきたんだ。」
そこで彼はオルタを見た。
「少し変わったといっても、必要とされることはまだ1番だけど、いまはサーヴァント達との関係がなくなるのが嫌になったんだ。」
人類史が焼却されることは、マスター自身も消えて、カルデアでの出会いや絆もすべてなくなるということにほかならなかった。
「色々なサーヴァントと、話していくうちにさ、初めは拒否されたり、馴れ合いたくないとか言われたり散々だったけどさ、だんだんみんな心を開いてくれて、とても嬉しかったんだ。サーヴァントってさ、英雄だったり、神話の神だったりさ、普通の人間のおれとは違う生き方や価値観や人生を歩んだりしてさ、一人一人が物語を持っていて聞いていて楽しかったんだ。でも中には、辛い人生を送って死んでしまったサーヴァントもいた。本来そんなサーヴァント達と話をしたりとかできないけど、いまの俺はそれができる。なら俺はそんなサーヴァント達の話を聞いて少しでも安心してもらいたい、そして笑ったり、楽しいと思ったりしてほしいって考えたんだ。」
そこで、彼は少し頭を下げて、自重気味に改めて話した。
「それが、偽善って言われてもしかたがない。ただの独りよがりだってことも分かってる。でもやらないよりましだって思うんだ。」
そして、彼は頭上げてさきほどの自重気味な態度からうってかわり、覚悟を決めたかのような、まっすぐな目をオルタに向けながら言った。
「そういう風に考えていたらさ、サーヴァント達と楽しく話したり、例え拒否されたりしても、この関係や《絆》を無くしたくない、忘れたくないって強く思ってきたんだ。」
「それが、俺の今の原動力かな。」
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オルタは悪夢を見たあとのせいで頭が少し動いていないせいか、マスターの考えを聞いていて自分との価値観の違いなど、色々と頭に入ってきてしまったので、少し混乱しながらもマスターに答えた。
「ふんっ! 拒否されても話続けるなんてあなた相当なMね。気持ち悪い。」
「ははは、なんも言えねーや。とゆーか俺はMじゃない!」
「まあ、せいぜい頑張りなさいな。無理して死なないようにね。死んでもらったらこっちが困るのだから。」
「ああ分かったよ。ありがとう最後まで聞いてくれて。」
そういって彼は椅子から立ち上がりオルタの頭を優しく慈しむように撫でた。
「お前もジャンヌオルタっていうからには、負の感情が俺のことをあまりよくないと思っているかもしれんが、俺はお前と話したり、遊んだりして仲良くなりたい。だから何かあれば俺に話してほしい。」
そういって何の曇りのないオルタが見たことのないような笑顔をマスターは見せた。
「ふん!どうせそれみんなに言ってるんでしょう」
「まあ、確かに言ってるかもなー」
それを聞いたオルタは何故かはわからないがに目の前の男に対して無性に腹が立った。そしてオルタはムスッとしながら、頭に置かれた手をはね除け足早に飲み物を取りに行き、それを飲み、部屋に戻るために入り口へ向かった。
「俺は諦めないからなー、なんてたってそれが取り柄だからな!」
そういいまた、先程と同じような笑顔をオルタに向けた。
「はぁ、勝手にすればいいじゃない。」
そういいオルタは部屋へと戻った。
そして、彼はそんなオルタの頬が少し赤くなっていることに気づかなかった。
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部屋に戻ったオルタは、すぐにベッドに横たわった。
そして、さきほどのことを考えていた。
「なんなの、あいついままでの男とは違う感じだし、調子が狂うわ。」
オルタは今まで、男とは自分の身体にしか興味がない下品な男または、人とは見ずに神格化して崇めるような目で見る男の二種類しか見たことがなかったため、あんな風に自分を見る目とあのような考えを持った男がいなかったため、どういう風に対処すればいいのかわからなくなってしまった。
「なんだか頭が混乱してるし、息苦しいし、しかもなんか暑いし、もうなんなのよ!」
自分の今の心情がわからなくなったオルタは1度考えるのをやめ、素直に寝ることにした。
「明日になったら、直るでしょう」
そういってオルタは目を閉じた。
そのときどこか頭に、言い表すことのできない安心感を感じ、数分もたたないうちに意識を離した。
そして、オルタは生まれて初めて悪夢見ずに穏やかな朝を迎えることが出来た。
オルタがマスターに対する思いに気づくのはまだ先の未来。
カルデアでのマスターの行動やなんでカルデアに主人公とがいるのかなど独自設定だったり、ご都合主義だったりしますが、どうか見守ってやってください。
あっ、あと前回の書き方から少し変えてみたりと、試行錯誤しながらやっていっているので、駄文になりますがご了承下さい。
それでは、ここまで読んでくださった皆さんに感謝を
また次回。