僕アカの世界に転生した。 作:円堂 雷
(俺は神様転生させられた。
転生先、そこは前まで生きていた世界と大差はないような気がする。
ただ俺は知っている。
何故かというと生まれ落ちる瞬間に、ついた特典と転生先の情報が頭の中にスーっと入ってきたからだ。
ここは、僕のヒーローアカデミアの世界。
そして、あふろ てるみ という名前や能力とかその他もろもろと、神のアクア、エイリアン石の恩恵を常時デメリット無しで受けられる。
多分、これらはイナズマイレブンの奴だと思う。
結論から言うと悪くない。
アフロディは能力は確か原作でもトップクラス。
それに、神のアクアやエイリアン石はドーピングとしては最強だろう。
デメリットが無いのもいいね。
それに、アフロディは容姿端麗だし、髪の毛切りゃイケメンだろう。
せいぜい、照美という名前が女っぽいのが欠点か…)
今作の主人公、亜風炉 照美は現在、生後一週間も経ってない。
その状況でさせられる赤ちゃんプレイは言わずもがな、彼にとっては苦痛であるため、省略させていただく。
時は進み、現在アフロディは3歳とちょっと。
ちなみに、何の因果か幼稚園でのあだ名はアフロディである。
そんな彼は母と個性の検査を受けていた。
「…照美の個性は、複数あるという事でいいんですよね?」
「ええ、そうでしょうね。現在確認できている中で、背中から翼を生やす能力と我々、周囲の人間の反応時間というか、体内で感じる時間と言いましょうか?それを凄く遅らせる能力。そして、常時発動されているであろう身体能力を大幅に上昇させる能力。
この3つが少なくとも、照美君の個性であると確認できます。
私も長いこと医者をやっていますが、ここまで使える個性をしかも複数持つというのは見たことがないですよ。将来有望ですね。お母さん。」
「よかったね!照美!きっと凄い人になれるよ!」
照美の母。明美はテンション上がっていた。
最愛の息子。照美の個性が凄いという事が分かったからである。
正直、夫の個性は体が凄く光る。私は無個性。
この夫婦から生まれる子がそんな凄い事になるとは思っていなかったからだ。
もちろん、所詮"没個性"と呼ばれるような人でも社会的に上位の位置に立つことはできる。
現に亜風炉一家は韓国と日本を中心として東アジアの広域や欧米の一部に展開する多国籍企業のトップだ。
その為、彼女自身も個性が全てでないというのは分かっていた。だが、嬉しいものは嬉しい。
「もしもし?貴方?聞いて!てるくんの個性が凄いのよ!ええ!だから仕事に区切りがついたら一旦戻ってきてくれる!?…そう!分かったわ!待ってるから!」
やはり彼女のテンションは上がっていた。
「まーまー?」
「何?照美!?」
「ここびょーいん。静かにしなきゃ…めっ」
「っは…」
明美は周囲を見渡す。どうやら騒ぎすぎたらしい。周りの視線が痛い。
(うぅ…恥ずかしい…)
一方その頃照美は、
(あー、幼児言葉使うの恥ずかしい…
それにしても、俺の個性やばいな…
周囲の体内時間を遅らせるのは多分ヘブンズタイムだよな?
それから翼が生えるのはゴットノウズやゴットブレイク。
身体能力は例のドーピング。
やべぇ…チートやん。無理して、神様にきつく言ってよかった…
母さんも美人だし。まあ、父さんは知らないけどな。
そういや、俺はサッカーボールを使えばもっと強くなったりするのかな?今度実験してみよう)
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「お帰りなさいませ。奥様。坊ちゃま。」
家の使用人が、帰ってきた二人を出迎える為、車の前まで行き、そして扉を開ける。
「うん。ありがとね。照美は車の中で寝ちゃったから、起こさないようにしてね。後でベッドにでも寝させてあげてちょうだい。」
照美は心の中で実験と評し、ヘブンズタイムを連続して使用したら不意に眠気が襲ってきたため、寝てしまったのである。
使用人も了解したと一礼をし、照美をそっと持ち上げ、寝室まで運んだ。
そして、ここからまた1ヶ月ほどたったある日。
「あーちゃん!てるくーん!!帰ってきたよー!!」
家の主人であり、国際的な大グループの総まとめ役。亜風炉 照(あきら)が帰ってきた。
肩書き自体は凄いが、所詮、家族が大好きな普通の父親である。
「おじさん。だれ? もしかして…不審者??」
ただ、今作の(一応)主人公は今まで、会ったことは数える程もなかった。
その為、父親だとは分からず、家の財産を取りに来た強盗と思い、大慌てで母親のもとに向かって言ったのであった。
「あらあら、てるくん、この人は貴方のパパよ。けれど会ったことはあまり無いと思うから、不審者って疑ったのは褒めてあげるわ。よしよし。」
ちなみにこの母親、何処か天然が入っていたりする。
雄英入学までは適当にすっ飛ばしていきます。
無理があるかもしれませんが、ご了承くださいm(._.)m