一誠「随分時間掛かったな…作者のやつ、だらけすぎだ」
ゼット「ここでようやく、自分の最強形態の御披露目ですぞ!!」
一誠「ま、活躍は短いけどな」
ゼット「ウルトラショック!?」
一誠「いいから、さっさと本編を始めんぞ」
ゼット「それもそうでございますね。では皆、本編をお楽しみください!!」
作「遅くなりましたが皆さん、新年明けましておめでとうございます。今年も遅筆になると思いますが、作者の作品をよろしくお願いいたします」
ついに始まったガッツ星人との最終バトル。それは3組に別れて行われている。
ゼット&ゼロ VS ストロングゴモラントside
「ゴアァァァァァッ!!」
「チッ!!うるせぇ奴だな…」
『ゼロさん、あの怪獣ストロングゴモラントって言うんですよね?だったら、こっちもストロングで行きませんか?』
「お!良いねぇ…パワー対決としゃれこむか!!ゼット!!お前もいいな?」
「もちろんですとも、師匠ッ!!」
『むしろ、そっちが俺の専売特許だッ!!』
『ULTRAMAN Z・BETA SMASH』
エリオの提案に乗ったゼロはストロングコロナに、ゼットはベータスマッシュに変わると同時に飛び上がり…
「ゼェェリャァァッ!!」
ストロングゴモラントにゼロがゼロキックを決め…
「ウルトラマァァァァァァァンゼェェェェェェェット!ベェェェェェタスマァァァァァァァァァァァァシュ!!イエァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
続けてゼットが自身のフォーム名を叫びながら、ドロップキックを喰らわせた。
『おい、うるせぇぞ!!』
「いや~、この姿の時はテンションがウルトラ上がっちまいまして…」
『なんでもいいけどよ…ちょっと体借りるぜ』
そして一誠が主導権を持つと、ストロングゴモラントの首元に水平チョップを2回からのモンゴリアンチョップを繰り出す。
「チェヤ!!チェヤ!!チェェェェェヤッ!!」
「ゴギュアッ!?」
その連撃に怯むストロングゴモラントに、ゼットは素早くスリーパーホールドを仕掛ける。
『ぐぇッ!?ぐ、ぐるじぃ…!!』
『ついでにこの角…もぎ取るか!!』
―ガシッ!!グググググ…!!―
『いだだだだだだだだだだッ!?や、止めろォッ!?』
さらに鼻先の角を掴むと、全力で曲げていき…
『オラァッ!!』
―ベキィッ!!―
その角をもぎ取った。
「ゴギャアアアアアアアアアアアッ!?」
『ぎゃあああああああああああッ!?お、俺の角がァッ!?』
「トッタドォォォォォォォォォォォォォォ!!…イランッ!!」
某無人島芸人みたくもぎ取った角を掲げた後は、すぐさま放り投げて首を離し、腕を捕まえてからゼロへと投げ飛ばす。
『モンディアルッ!!』
『解りましたッ!!』
その呼び掛けにエリオは答えると、投げられたストロングゴモラントにフライングボディプレスを喰らわせた。
『うぎゃあッ!?』
「へへッ!!まだまだこっからが本番だぜ?」
今の攻撃でふらついている相手に、ゼロは逆さまになるようにして持ち上げ、頭から地面に叩きつける技…パイル・ドライバーを繰り出す。
「オリャアッ!!」
『ぶぎゃあッ!?』
「ゼット!!手伝え!!」
「お任せを!!」
そしてゼットを呼ぶと、2人がかりで再びストロングゴモラントを肩の高さまで逆さまに持ち上げると、今度は後ろに倒れながら頭から叩きつけるブレーンバスターを喰らわせる。
『ごぎゃあッ!?』
『今度はコレだッ!!』
次にゼットがストロングゴモラントの尻尾を掴むと、ハンマー投げのように思いきり振り回し始める。
『ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!?め、目が回るぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅッ!?』
『ぶっ飛べ!!』
そしてある程度加速がついたところで手を離して、ゼロのいる方へと投げた。
「ダァッ!!ダァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!」
気合いの雄叫びを上げるゼット。そして投げられたストロングゴモラントは…
「ゼリャアッ!!」
『べごぁッ!?』
ゼロのドロップキックを喰らって、地面に叩き落とされる。少し地面を転がってから立ち上がるストロングゴモラントに、ゼロとゼットは右腕を横に伸ばしながら前後から迫り…
「ゼヤァッ!!」「チェヤッ!!」
『ガハァッ!?』
ラリアットで首を挟み撃ちにするクロス・ボンバーを喰らわせた。これで完全にピヨったストロングゴモラントに、ゼロは両手を打ちつけながら迫り、頭と腰を抱え込むと…
「ウルトラハリケェェェェェェェェンッ!!」
回転を加えながら頭上に投げ飛ばし、空で拘束する。
「ゼット!!トドメを刺せッ!!」
「押忍ッ!!キアイダ!!キアイダ!!キアイダァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!」
ゼットが胸元に両手を持っていく動作を数回しながら、胸部のリベット部を輝かせ、右手に真っ赤な炎を纏わせて空へと飛び上がり…
「ゼスティウム…アッパァァァァァァァァァァァァァッ!!」
必殺の拳【ゼスティウムアッパー】をストロングゴモラントに叩き込んだ。
『うぎゃあああああああああああああああああッ!!』
その一撃を耐えきれなかったストロングゴモラントは爆散し、ガッツ星人の分身は消えた。
「うしッ!!俺たちの勝ちだ!!」
『はい、ゼロさん!!』
「『勝ったどォォォォォォォォォォォォッ!!』」
「そんじゃ、俺達も大隊長の援護に行くぞ!!」
オーブ&ジード VS キングギャラクトロンside
「ジェヤッ!!」
「ハアッ!!」
ナイトリキデイターになったオーブとジードは、両腕から光刃を伸ばして斬りかかるが、キングギャラクトロンはそれを棒立ちで受け止める。
「く…!!さすがに硬いですね」
「どうする!?」
『話し合いをしてる場合ですかな?』
決定打を与えられない事に悩む2人。しかし、キングギャラクトロンはそんな隙を与えずに右腕のランチャーで攻撃を始める。
「「うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!?」」
『ハハハハハハハハハッ!!ウルトラマンといえども、所詮はこのてい…『ウルトラマンオーブ!!ライトニングアタッカー!!』「ジェヤ!!」ん?アガァッ!?』
その攻撃で勝ちを確信するが、黒煙の中からライトニングアタッカーになったオーブが飛び出して、キングギャラクトロンを電撃付の拳で殴る。
「電光雷轟…闇を討つ!!」
そこから拳のラッシュが始まる。何とか防ごうとするキングギャラクトロンだが、電撃による痺れで体が上手く動かず防御が出来なかった。しかも拳のダメージは無くても電撃は防ぎきれずダメージが蓄積していく。
『ええい…!!小癪なマネを!!』
「そうやって相手を見下してばかりだと……勝機を逃しますよ?」
『何を「プラズマ光輪ッ!!」ッ!?グギャアアアアアッ!?』
痺れを切らしたキングギャラクトロンが反撃しようとした時、オーブの言葉で動きを一瞬止めたところを狙って、爆煙に紛れて空にいたジードがプラズマ光輪を投げつけながら落ちてきて、光輪でキングギャラクトロンの両肘両膝の間接部を斬りつける。
「やはり、間接部が弱点ですか!!」
「弱点さえ解れば、こっちのもんだッ!!」
そこから2人の見事な連携にキングギャラクトロンは押されていく。オーブが前衛で攻撃して隙を作りだし、ジードが光刃や光輪を用いて弱点を攻めていく。
「ジェヤ!!」
「ハアッ!!」
『ウグォアッ!?こうなったら…喰らいなさいッ!!』
それが頭にキたキングギャラクトロンは、右腕のランチャーを手当たり次第に撃ちまくり始める。
「く…!!」
「危なッ!?」
『そこですッ!!』
オーブ達はすぐさま離れると、それを狙っていたのかキングギャラクトロンは右腕にエネルギーを充填すると必殺技【ペダニウムハードランチャー】を放ってくる。
「ッ!!レッキング…フェニックスッ!!」
それにジードは自らの光線で対抗。力が拮抗する中で、オーブはインナースペースで新たなカードをオーブリングに読み込ませる。
『覚醒せよ、オーブオリジン!!』
「オーブカリバー!!」
そして出てきた剣【聖剣オーブカリバー】を手にし、ダイヤルを回してから頭上に掲げトリガーを引く。
「オォォォォォォォォォォブッ!!」
そしてハーモニカの音色と共にオーブの真の姿【オーブオリジン】となり、再びダイヤルを回して剣に宿る火・水・土・風の4つのエレメントを全て発動、空に虹色の輪を描き剣先にエネルギーを集束させていく。
「オーブスプリーム…カリバァァァァァァァァッ!!」
そこから光線を放ち、キングギャラクトロンに直撃させる。それにより攻撃が解除され、押し止めていたレッキングフェニックスまでもが加わる。
『ぎゃあああああああああああッ!?』
さすがに2人分の光線には耐えられなかったのか、キングギャラクトロンは爆散した。
「撃破完了ですね」
「それじゃ、父さん達の援護に行こう!!」
「ええ!!」
ベリアル&ケン VS 禍々アークベリアルside
「行くぞ、ベリアル!!」
「俺に命令するな!!」
そしてベリアルとケンは、言い合いをしながら禍々アークベリアルに挑んでいた。
『これでも喰らえ!!』
「デアッ!!」「フンッ!!」
禍々アークベリアルから放たれる熱線。しかし、2人はそれを飛び越えて腕に掴みかかり、禍々アークベリアルの防御を崩して同時に蹴りを叩き込む。それで下がったところにベリアルが自身の爪や蹴りを使って攻め立てる。
「どうしたどうしたッ!!テメェの力はそんなもんかッ!!」
『この…!!嘗めるなァッ!!』
「おっと!!」
それを振り払う為に尻尾を振るうも、ベリアルは下がって回避する。そこに…
「デヤッ!!」
ケンの【ファザー光線】が禍々アークベリアルに炸裂。身体中から火花を散らして後ずさる。
『うわぁぁぁぁぁぁぁッ!?』
そこから今度はケンが前に出て攻めていく。拳のラッシュから蹴りと、ベリアルの荒々しい戦法とは違い高い技術を駆使して、反撃を許さぬ攻勢に手をこまねいていると…
「どけ、ケン!!」
「フッ!!」
「ヌェアッ!!」
ベリアルの声で下がったケンの数瞬後に、ベリアルの【デスシウム光線】が迸り、禍々アークベリアルに命中する。
『うおぉぉぉぉぉぉぉぉッ!?』
「まったく…相変わらず突然だな、お前は?」
「お前だからやってんだよ」
「それは一応、信頼の言葉として受け取っておこう」
「父さんッ!!」
「無事か、大隊長?」
ベリアルの突発的行動に呆れながら禍々アークベリアルに向き直ると、2人の元に他の4人のウルトラマンが集まる。
「ああ…だが、奴は中々しぶといようだ」
そう告げるケンの視線の先には、多少はダメージを受けてはいたが、未だに健在な禍々アークベリアルがいた。
『ぐぎぎぎぎぎぎぎぎ…!!貴様らァ!!絶対に許さんぞ!!』
「それはこっちのセリフだ。テメェこそ…生きて帰れると思うなよ?」
「それじゃベリアルさんの復活を記念して、ここはベリアルさんと関係あるフォームで行きましょう!!」
「「おう!!」」
「ああッ!!…って俺はジードライザーが壊れてたんだ…」
「なら、コレを使え」
リョウの提案に賛成しようとしたリクだが、自身の変身アイテムが壊れていてフォームチェンジが出来ない。そこに、ベリアルが赤い光の玉を右手に出すと、それをジードのカラータイマーへと渡した。インナースペースにいたリクがそれに手を伸ばすと、光の玉が消えて代わりにジードライザーが握られていた。
「コレって…!!」
「俺が使ってたやつだ。もう使わんからお前にくれてやる」
「ありがとう、父さん!!」
「では改めて…ゾフィーさん!!ベリアルさん!!光と闇の力…お借りします!!」『フュージョンアップ!!ウルトラマンオーブ!!サンダーブレスター!!』
オーブはベリアルとゾフィーのカードをリードしてサンダーブレスターに…
「それじゃエリオ、頼んだぜ!!」
『はい!!ギンガさん!!オーブさん!!ビクトリーさん!!エックスさん!!』
エリオはゼロから渡されたニュージェネレーションカプセルαとβを起動、装填ナックルに入れゼロアイNEOを取り付けたジードライザーで読み込み…
「『(オレ/ボク)に限界は(ねぇ/ない)ッ!!』」
『ニュージェネレーションカプセルα・β!!ウルトラマンゼロビヨンド!!』
口上を述べて顔の前でライザーのトリガーを引き、ゼロビヨンドに…
「ウルティメイトファイナル!!」
『アルティメットエボリューション!!』
「繋ぐぜ、願い!!ジィィィィィィィィド!!」
『ウルトラマンジード!!ウルティメイトファイナル!!』
ジードはギガファイナライザーを使い、ウルティメイトファイナルに…
そしてゼットも変わる為に、インナースペースにいる一誠がホルダーを叩いて飛び出たメダルを指の間に挟み取る。それはゼロとジードのウルトラメダル、そしてベリアルが描かれた怪獣メダルだった。するとその三枚を包むように光が走るとゼロメダルが【ゼロビヨンドライズメダル】に、ジードメダルが【ジードライズメダル】に、そしてベリアルメダルが【ベリアル・アトロシアスライズメダル】にパワーアップする。
「闇を飲み込め!!黄金の嵐!!」
それを確認すると、メダルをスロットに填めていく。
「ゼロ師匠!!ジード先輩!!ベリアル!!」
『あ、一誠!!ベリアルメダルは抵抗がすご「フンッ!!」(カシャン!!)あ、填められるのね…』
途中、ゼットが何か言いかけたが心配は杞憂だったらしく、メダルに抵抗されるも一誠は力ずくでベリアルメダルを填め、ブレード部をスライドさせてメダルを読み込んでいく。
『ZERO BEYOND・GEED・BELIAL ATROCIOUS』
「オッッッシャアアアアアッ!!!!」
『ご唱和ください、我の名を!!ウルトラマンゼェット!!』
「ウルトラマン…ゼェェェェェット!!!!」
そしてゼットライザーを掲げてトリガーを押す。するとゼロビヨンドが金の軌跡を描き…
『シュッ!!』
ジードが赤の軌跡を描き…
『ジュワッ!!』
ベリアル・アトロシアスが紫の軌跡を描き…
『ヌェアッ!!』
一誠へと集束すると、炎を伴った赤と青の光、赤黒い稲妻と青い光の渦、緑色の光の粒子が吹き荒れる空間を上半身が青で下半身が赤、両足と両腕には青いクリスタルが付き、金と銀の装甲を纏ったゼットが出てくる。
これがゼットの最強形態。その名も…
『ULTRAMAN Z・DELTA RIZE CRAW』
ウルトラマンゼット・デルタライズクローだ。
そして右手に赤黒い稲妻が集まると、鍔にベリアルの顔がくっついた自我を持つ奇抜な黒い剣【幻界魔剣ベリアロク】が握られる。
「へぇ、コイツがベリアロクか…」
『俺様を手にして、お前は何をする?』
「ハッ!!んなの決まってんだろ?」
ベリアロクの問いに、一誠は不敵に笑い…
「喧嘩屋のやる事はたった1つ…目の前の敵をボコる。それだけだ」
そう答えた。確かに彼にとって敵は殴り倒す対象でしかない。
『フハハハハハハハハッ!!単純な理由だな?だが…逆に面白い!!』
「それに目の前にいるのは、お前と似た存在なんだぜ?斬りたくねぇか?」
『ほう…俺様と似た存在か。面白い、斬ってみるか!!』
「そうこなくっちゃな!!」
ベリアロクの協力を得られた事で、戦闘が再開されるかと思っていたら…
「おいッ!!なんだその俺の生首が付いた剣はッ!?」
ある意味予想通りではあるが、ベリアルがベリアロクにツッコミを入れた。
『なんだお前は?文句があるなら斬るぞ?』
「ああ?上等だ、その前に俺がへし折ってやるよ」
『面白い、やってみろ?』
「いや、今はそれどころじゃないでございますぞ!!」
『フン、貴様とは後でケリをつけてやる』
「臨むところだ!!」
そこにゼットの介入で何とか収まり、ケンはウルティメイトソードを、ベリアルはギガバトルナイザーを手にして禍々アークベリアルの前に並び立つ。
「さあ、ブラックホールが吹き荒れるぞ…!!」
『うるさぁい!!全員まとめて死ねぇッ!!!!』
「させませんぜ!!」
禍々アークベリアルが熱線を放つと、ゼットがベリアロクで熱線を吸収して撃ち返した。
『うがァァァァァァァァァッ!?』
「今だッ!!」
それによって生じた隙に、ジードとオーブが突っ込んでいく。オーブはマッシブな両腕を左右に広げ、ジードはギガファイナライザーを横に持ち、ウルトラ一族伝統の【回れば何とかなる】の理論が如く大回転しながら禍々アークベリアルに叩きつけていく。
『うごあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!?』
その攻撃に禍々アークベリアルがふらついたところに、ジードはジードライザーでギガファイナライザーを読み込んでレバーを三回動かし、オーブは右手に赤い光輪を作る。
『目覚めよ、最強の遺伝子!!』
「クレッセントファイナルジィィィィィドッ!!」
「ゼットシウム…光ォ輪ッ!!」
そして2人の斬撃技が、禍々アークベリアルの背中の突起を斬り落とした。
『うぎゃあああああああああああッ!?』
「ゼェリャアァァァァァァァァァァッ!!」
「チェヤァァァァァァァァァァァァッ!!」
痛みにのたうち回る禍々アークベリアル。そこにゼロとゼットが懐まで飛び込み、ゼロが頭部に【ゼロ百烈キック】を、ゼットが腹部に【ゼット百烈パンチ】をお見舞いしていく。
『やあァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!』
『オラオラオラオラオラオラオラオラオラァッ!!』
『ブゴハァァァァァァァァァァァァァァッ!?』
怒濤の連続攻撃に禍々アークベリアルの意識が飛びかける。その間にゼロは背部に移動してゼロツインソードを持ちエネルギーを集め、ゼットがベリアロクを持ってレバーを3回押す。
『フンッ!!ヌェアッ!!ハアッ!!デスシウムスラァァァァァッシュ!!』
「俺の刃を刻み込めッ!!ツインギガブレイク!!」
そして前後からデスシウムスラッシュとツインギガブレイクでZ字に切り裂く。
『あぎゃああああああああああああッ!?』
「2人とも、今だッ!!」
「合わせるぞ、ベリアル!!」
「言われなくても!!」
そう叫ぶゼロの呼び掛けに、今まで武器にエネルギーを限界以上に溜め、必殺の一撃を放てる状態にいたケンとベリアルが全力で武器を振り抜いて、必殺の斬撃【ベリアルデスサイズ】と【ウルティメイトスラッシュ】を飛ばす。
「デヤッ!!」「ヌェアッ!!」
それが禍々アークベリアルの体に命中し、十字に易々と斬り裂いた。
『あ…ああ……俺の…俺の優雅な老後がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!!』
そのセリフを叫びながら禍々アークベリアルはゆっくりと後ろに倒れ、大きな爆発を起こした。
「お前みたいな奴が、豊かな老後を送ろうなんざ…2万年早ぇんだよ」
こうして、ベリアルを巡る戦いは終わった。
戦いが終わったウルトラマン達はホテル・アルピーノの前に降り立ち、ケンとベリアル以外が変身を解いた。
「良くやったな、お前達のお陰でベリアルを倒さずに最高の形でこの事態を終息できた」
「おいッ!!ケン…テメェまさか、俺を一度殺すつもりだったな!?」
「安心しろ。その為にマリーから固形化した命を預かってきたんだ」
「何処に安心する要素があんだよ!!」
そんな2人の光景は、因縁のライバルというより長年の親友を彷彿とさせる。
「とりあえず、私は一度ベリアルを連れて光の国に戻る」
「え…?それってまさか…!!」
その言葉にリクは悪い予感が浮かぶも、ケンはそれを否定する。
「安心してくれ。別に彼を断罪するわけではない…彼の体はクローニングで作られている。その異常がないかを診断するためだ」
「ほ…」
ケンの話に安堵するリク。どうやらベリアルの安全は保証されているようだ。
「ただ……光の国からの追放処分は変わらんと思うが…」
「フン……もともと戻るつもりなんか無いぞ?」
「私としては、大隊長補佐として宇宙警備隊に入ってほしかったのだが…さすがに無理だとマリーに言われてしまってな…」
「テメェの面倒をみるとか、そっちの方が心底ゴメンだ!!」
「…………こうして見てると、まるで漫才コンビですね」
「何やってんだよ、父さん…」
そんな2人の会話にリョウは苦笑し、リクは呆れていた。
「それでは、我々はそろそろ出発する。ゼロ、お前は彼等を元の宇宙に送ってあげなさい」
『ああ、そのつもりだ』
「頼んだぞ……行こう、ベリアル」
「わかったよ」
そして2人は光の国へと飛び立っていった。
「…………眠らせてあげる筈が、思いもよらない結果になりましたね。リク?」
「うん……だけど、こうやってまた父さんと話せるのは……やっぱり嬉しいな」
「お~~~~~い!!皆ァ~~~~!!」
そこに一応避難してた曜達と子供組、合流してた剣士組とパラドに魔導師達がやって来た。
「はぁ~…アイツが怪獣になった時は、どうなるかと思ったわよ…」
「お疲れ、ティア」
「エリオ君もお疲れ様♪」
「中々カッコ良かったわよ?」
「ありがとうキャロ、ルーテシアも」
疲れた様なため息を吐くティアナをスバルが労い、エリオの所にもキャロとルーテシアが労いに行く。
「一誠君もお疲れ様、大丈夫だった?」
「お見事でした、兵藤先輩」
「ああ、ゼットのお陰で何とかな」
『こちらこそ御協力、ウルトラありがとうございます!!』
「だから脳内で大声出すなッ!!」
『ウルトラすんませんッ!?』
一誠の元にも曜と栞子がやって来て労い、一誠はゼットの声の大きさに怒鳴る。
「それじゃ皆~、ご飯にしましょうか?」
「「「わーい!!!!」」」
そしていつの間に準備していたのだろうか、メガーヌとなのはがバーベキューセットを用意して肉を焼いていた。それに子供三人が駆けていく。
「かすみんも負けてられません~!!」
「……さすがに大人げないよ~?」
小学生相手に本気になる高校生……確かに大人げない。
そこからは大バーベキュー大会となり、全員で焼かれていく肉や野菜と海鮮に舌鼓を打つ。場所によっては仲良し組で談笑しながら食べていたり、かすみとリクと侑がエリオ相手に大食い勝負を挑んで圧倒的差で敗北していたり、栞子がフリードに恐る恐る肉をあげて食べてくれたのを喜んでいたり、彼方はお昼寝していたり、月はパラドと一緒にはしゃいで曜に正座させられて窘められたり、一誠はヴィヴィオとアインハルトに技を幾つか教えていたりと楽しい時間が過ぎていき、翌日……一誠達はゼロの次元移動で帰る事となった。
「皆さん、お世話になりました」
「中々楽しかったぜ」
「貴重な体験でした」
エリオと分離したゼロの手に乗った一誠達異世界組。それを見送る魔導師達。
「もう行っちゃうなんて……寂しいです…」
「兵藤さんから教えてもらった技……必ずものにしてみせます」
「おう、頑張れよ」
「「まったね~!!」」
寂しそうにするヴィヴィオと、技を教えたアインハルトにエールを送る一誠に、月と曜とパラドは手を振っている。
「もしまたこっちに来たら、何時でも寄ってね」
「機会がありましたら、是非」
『それじゃ、出発するぞ』
ゼロがウルティメイトイージスを装着し、一誠達を光のバリアで包むと別次元への通路を開き、その中に飛び込む。
「にしても……ソレ、持って帰っても大丈夫なの?」
「ソレって……コレの事?」
その途中、月が心配そうな顔をして曜に聞き、彼女はポケットから小さな赤い玉を取り出す……実はコレ、あの戦いの後で発見された【ギルバリスのコア】なのだ。最初は破壊しようとしたが、パラドによって初期化され安全が確認されたので曜の提案で倒されたバロッサ星人が持ってた三面怪人ダダのミクロ化機を使って小さくし、持ち帰る事にしたのだ。
「パラド君が大丈夫って言ってたから大丈夫だよ」
「う~ん、ボクとしては不安なんだけど…」
『ほら、もう着くぞ』
そして次元の通路を通り抜けると、目の前に地球が現れる。
「うわぁ~!!まさか宇宙から地球を見れる日が来るなんて…ボク、感激だよ!!」
「かすみんもです!!」
「本当に青かったんだね~」
「いや、海の面積を考えれば青の比率が多いんですけど…?」
その光景に感激する面々。ここでゼットが一誠との一体化を解く。
『皆様、この度はウルトラ感謝っすよ』
「俺もお前のお陰で助かったからな。感謝してるよ」
『そう言っていただけると、なんか照れるな』
「元気でやれよ。またな」
『一誠達も、また会うときまでお元気で!!』
そう言葉を交わしてから、一誠達は光に包まれ気づけば駒王町……正確には、一誠達が飲み込まれた次元の穴があった場所に立っていた。
「なんか……かすみん色々凄い経験しちゃったよ…」
「そうだね~…」
「トキメキが溢れそうだよ…!!」
「ですが、貴重な実戦経験を積めたのは有難いです。では先輩達も、夏休み明けにまたお会いしましょう」
「うん、4人もまたね~!!」
「さて、家に帰ると(ガサッ)ん?コレは…」
剣士組ともここで別れ、家に帰ろうとした一誠だがポケットに手を入れた時に何か入っていて、ソレを取り出すとゼット・オリジナルが描かれたウルトラメダルだった。
「あ?…何でコレが入ってんだ?」
「これって持ってて大丈夫なのかな…?」
「ま、必要だったら後で取りに来るだろ」
「「ええ…」」
「そんな事より、帰ったらゲームしようぜ!!」
そんなおざなりな対応の一誠に呆れる曜と月にいつも通りなパラド。
その後、一誠のアパートによって行く事にした曜と月は、ポストに入っていた夕刊の日付を見て、飛ばされた日から変わってなかった事に再度驚きの声を上げるのだった。
「う~ん…」
「どうしたゼット?そんな足りないオツムを捻って…」
「ウルトラ酷いッ!?」
その頃、ゼロの手に掴んで次元移動中のゼットは、あることに頭を悩ませていた。
「いや、実はですね…一誠と一体化していた時に、彼の中に何か変な闇の力を感じまして…」
「変な闇の力?もう少し具体的に言え」
「そうですね…」
「あッ!!バカ…!!」
「へ…?」
ゼロに言われて両腕を組んで必死に考えるゼット。しかし、中々良い例えが浮かばなかった。
そして、この時ゼットは致命的なミスをしてしまった。それは……両腕を組んで
この次元空間はかなり荒れていて、ウルティメイトイージスがない限り、まともに飛ぶ事さえ不可能なのだ。それを持つゼロと離れてしまえば……
「助けてェェェェェェェェェェェェェェッ!?」
簡単に吹き飛ばされて、何処かの次元へとはぐれてしまうのだ。
「だから、手ぇ離すなっつったろッ!!」
それからゼロがいろんな次元を探した結果、山頂に喋る光の輪が浮かぶ星にいたのを回収したそうな…
いかがでしたか?後半になるにつれ、かなり雑になってしまった……
花丸「そして次回から遂に…遂に!!ディオドラ編が始まるズラよッ!!マル達もまた登場するから、楽しみにしててほしいズラ!!」
次回【三人のTransfer Student】
「それでは次回でまた会うズ(ゾク!!)ひッ!?な、なんズラ…?今、オラの背筋にものすごい寒気が…」
ルビィ「|ω・)」(じーーーーー)
花丸「る、ルビィちゃん!? ナズェミテルンディス!!」