ゲームの力でこの世界を生きていく   作:疾風の警備員

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花「ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ…」(ズタボロで土下座中)

ル「これに懲りたら、1人で抜け駆けしないでよ?……という事で、前回のあらすじ♪屋上で皆でご飯を食べていたら、お姉ちゃん達が何処かにとばされて、駒王学園にはバグスターが襲撃してきたよ♪」(左頬と右拳を血で濡らしながら)

千・美「「ガタガタガタガタガタガタガタ…」」

曜「あ、あんなルビィちゃん…見たことないよぉ…!!」

一「マウントからのタコ殴りか……黒澤妹も、中々やるじゃねえか」

ダ「どう見ても貴方の影響ですわよッ!!返してくださいません!?可愛い頃の私のルビィをッ!!」

一「いや、知らねぇよ。それなら前章の前書きに出てた国木田に言え」

ル「それじゃ皆、本編を見てね♥️……もし見なかったら…………わかってるよね?」(ハイライトの消えた瞳で、血濡れの拳を見せつけながら)

ダ「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!?元に戻ってルビィィィィィィィィィィィィィィィッ!?」


そのRIDERは敵か味方か?

歩夢達がバグスター達と戦っている頃、突如ゲームエリアに巻き込まれたヴァーリ達はと言うと…

 

 

千歌side

 

皆さんこんにちわ、高海千歌です!!私達はいきなり廃工場のゲームエリアに飛ばされて、気づけばグレモリーさんとシトリーさんにその眷属の人達も一緒で、そこで約10万のバグスター兵達を倒さないと出られないというルールの下、戦おうとしていたんだけど実際は兵藤君だけが戦っていて、私達は見てるだけだった。

 

「ねぇ、梨子ちゃん?」

 

「何、千歌ちゃん?」

 

「あれは何?」

 

だって、私が指差す場所では……

 

「ハハハハハハハハハハハハハハハハハハッ!!!!こりゃ良いぜッ!!グラファイトから教わった新技の試しによぉッ!!」

 

「「「「「「「「「ピピィッ!?」」」」」」」」」

 

兵藤君がバグスター兵達を、生身で圧倒していたの。しかも、彼の攻撃を喰らったバグスター兵達は粉々に砕かれている。

 

「兵藤君が暴れてるわね」

 

梨子ちゃんの言う通りの現状だけど、私が気になってるのはそこじゃない。

 

「そうだけどそうじゃなくてさ……何で兵藤君が攻撃した場所が、粉々どころか()()()()()()()()()()()の?」

 

そう、さっきから兵藤君が何かを攻撃すると、その場所が粒子レベルで粉砕されている事だ。一体、何をどうしたらあんな事が出来るのかな?

 

「たぶんアレじゃない?ほら、最初に拳を立てて殴って、すぐに拳を折って2撃目を叩き込む破戒僧のやつ……」

 

その方法について考えていたら、梨子ちゃんが答えを教えてくれた。

 

「ああ、あれかぁ!!」

 

確かにあれなら、あんな風になるよね!!それじゃあ…

 

「なら、空中でジャンプしたり、足を振って斬撃を飛ばしたり、瞬間移動並みの速さで動いたり、指で体を貫いたり、槍の穂先を無傷で受け止めてたり、まるで紙の様に回避したりしてるのは?」

 

更に目の前では兵藤君が人には到底出来ない動きで、バグスター達を蹴散らしていた。

 

これらの異常な動きはなんなんだろう?完全に人間離れしてるような…

 

そんな兵藤君を無表情で見ていたら、また梨子ちゃんがこれがなんなのか教えてくれた。

 

「それはアレだよ。どこかの海軍が教えてる、特殊な武術の…」

 

「ああ、あれかぁ!!」

 

確かにあれなら、あんな風になるよね!!……あれ?さっきも同じ事言ったような…?

 

「………………兵藤って、本当に人間なのか?」

 

そんな彼の姿を見て唖然としているシトリー眷属の匙君。

 

ツッコミたい気持ちはわかるけど、コレ…事実なんだよね。

 

「そうだよ。一応ね」

 

「いやいやいやいやッ!?どう見ても人外だろッ!?何で【二重の極み】とか【六式】使えてんのッ!?つか、二重の極みって実現不可能な技だろ!!何、平然と使ってんのッ!?」

 

「「それは、兵藤君だからとしか…」」

 

「それで納得出来るかッ!!」

 

そんな事言われても、それしか言い様がないもん…

 

「ええいッ!!しょっぱい奴め!!お前はこのソルティ伯爵が塩揉みに…「うるせぇッ!!オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァッ!!」ゴブッハァァァァァァァァァァッ!?」

 

「「「うわぁ……」」」

 

途中、一定数倒したせいなのかソルティ(色違い)が出てくるけど、兵藤君のオラオララッシュ(二重の極みver)で瞬殺された。

 

「もう、ここは兵藤君に任せてお茶でもしない?」

 

「さんせ~い!!」

 

「お気楽過ぎだろ……俺はここで戦いを見てるよ。何か手伝えるかもしれないし」

 

「分かった。シトリーさんには伝えておくね」

 

匙君と別れた私達が、ヴァーリ君達のいる場所に戻るとガシャットを入れた端末にパソコンを繋いで、高速タイピングしていた。

 

刺さってるのは……ダイヤさんのベリアルモンスターかな?今度は何をやるんだろう…

 

「ヴェアハハハハハハハハハハハッ!!!!これでアップグレードの完了だァッ!!」

 

そう、いつもの笑い声をあげながら、ヴァーリ君はガシャットをダイヤさんに手渡した。

 

「それで、どこが強化されたんですの?」

 

「ガシャット以外にも怪獣召喚や怪獣変身用に、新たに【ダークZライザー】と【怪獣メダル】を装備に追加した。これなら狭い場所でも戦闘しやすいし、変身前でも戦闘や召喚、怪獣への変身に使える上、召喚時にガシャットを抜いてカプセルを読み込む手間も省ける」

 

「確かに……ギガナイザーは広域では役立ちますが、通路などでは使いづらかったですし、召喚にも時間が掛かってましたから助かりますわ」

 

「それにちょうど雑魚がたくさんいるし、練習には困らないだろう?」

 

「ええ…なら、そうさせてもらいましょう」

 

そしてたくさんのバグスター兵の前で、ダイヤさんはジュエル・モンスタートレジャーゲーマーになると、左手に取り出したダークゼットライザーを持つ。

 

「敵に囲まれたこの状況……久しぶりに血が騒ぎますわ…!!」

 

「「いや、貴女バグスターだから血は流れてないです」」

 

そんな私達のツッコミは無視され、ダークゼットライザーを起動させた。

 

 

 

 

 

 

 

ダイヤside

 

気分が乗った私は、仮面の下で不適に笑いながら正面に現れた私とベリアルの横顔が描かれたカード【フェイクウルトラアクセスカード】を手にし、ダークゼットライザーの中央部分に装填して認証させる。

 

『KUROSAWA ACCESS GRANTED』

 

そして右腰に光が集まり紫のメダルホルダーになると、その中からゼットンとパンドン、マガオロチが描かれた3枚のメダルを手にしてブレード部のスリットにセットしていく。

 

「ゼットンさん、パンドンさん、マガオロチさん」

 

そしてブレードを動かして読み込ませる。

 

『ZETTON,PANDON,MAGA-OROCHI』

 

「待たせましたわね…さあ、お行きなさいッ!!」

 

『ZEPPANDON』

 

「ピポポポポ…ゼェェェェェガガアァァァァァッ!!」

 

召喚された【合体魔王獣 ゼッパンドン】は、シールドやテレポートを駆使して相手の攻撃を避けつつ【ゼッパンドン撃炎弾】でバグスター兵達を倒していく。その間に私は別のメダルをセットして読み込んでいく。

 

「ゴルザさん、メルバさん、超コッヴさん」

 

『GORZA,MERBA,SUPER-C.O.V』

 

「さあ、お行きなさいッ!!」

 

『TRI-KING』

 

「グギャオオオォォォォォォォォッ!!」

 

次に呼び出した【合体怪獣 トライキング】は、頭やお腹から光線や光弾を撃ちまくり、遠距離から攻めていく。そして私は更に別のメダルをダークゼットライザーにセットしていく。

 

「ホロボロスさん、ギルバリス、ギャラクトロンmk-Ⅱ」

 

『HOROBOROS,GILBARIS,GALACTRON Mk-Ⅱ』

 

「さあ、お行きなさいッ!!」

 

『METSUBOROS』

 

「ラ"ァァァァァァァァァァ…ギュオガアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!」

 

次に出した【寄生破滅獣 メツボロス】は、高速で駆け回りながら、そのギルバリスの腕を振るってバグスター兵達を薙ぎ払っていく。

 

「これで、こちら側からの攻撃は防げそうですが……しかし、兵藤さんは相変わらずの強さですわね…」

 

そう呟きながら見上げる先には、何の親切設定なのか撃破カウントが表示されていまして、開始から3分程しか経っていないのに、撃破数は既に1万を越えていました。

 

ちなみに、私が戦い始めた1分程前は8千辺りでした。本当にあの人何なんですの?短時間で雑魚とはいえその数を倒すなんて…バグスターの私が言うのもおかしいですが、人間辞めてますわよね?

 

「ですが、今は頼もしく思えますけど…」

 

これならおよそ30分で脱出できる。けど、それでも時間が掛かり過ぎてる……ルビィ達の方にもおそらく敵がいるはずですし、無事だといいのですが…

 

私はルビィ達の心配をしつつ、怪獣達を操ってバグスター兵達を撃破していった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、その頃の駒王学園はというと…

 

「せつ菜スカーレットストォォォォォォォムッ!!」

 

マ グ ネ テ ィ ッ ク ス ト ー

 

「…ストームしか合ってないね~…」

 

『『『『『ピピーッ!!』』』』』

 

「おっと……全集中、水の呼吸・肆ノ型…打潮~」

 

3年の教室階では、バルカン・アサルトウルフになったせつ菜がバグスター兵達にショットライザーからの必殺技を浴びせ、彼女を抜けてきたバグスター兵達はブレイズになった彼方が切り伏せていた。

 

そして1年の階では…

 

「えいやッ!!」(ゴスッ!!)

 

「いったぁッ!?おま…!!銃は殴る物じゃないぞ!?」

 

「それならこっち!!」(ベシッ!!)

 

「おっふぅ!?だから…剣も叩く物じゃないだろッ!?」

 

バルキリーになったしずくが、アランブラの脳天をショットライザーのグリップで殴り、それに抗議されると今度はエスパーダになったかすみが雷鳴剣黄雷の腹で脛を叩いていた。

 

「このぉ…!!シビ・レール!!」

 

「「はッ!!」」

 

それに怒ったアランブラが魔法を放つも、高速コンビにアッサリと回避される。しかし、廊下が狭いのもあって接近はできなかった。

 

「あ~もう!!こんなに狭かったら、かすみん達の速さが活かせないよ~!!」

 

「なら、校庭に叩き出しちゃお!!」

 

「お、しず子ナイスアイディア!!」

 

「何をするのか知らんが、このきゅ「「でりゃあッ!!」」べばぁぁぁぁぁぁぁぁッ!?」

 

そうと決めた2人はすぐに行動に移し、魔法を使おうとするアランブラを殴り飛ばして壁を突き破り、校庭へと吹き飛ばしてから自分達もその穴から外に出る。

 

「よっし!!この広さなら、かすみんが大活躍…(ガシャアアアアアアアアンッ!!)うひゃあッ!?」

 

制限が無くなった事でやる気を漲らせるかすみだが、その直後に上からガラスが割れる音が響き、びっくりしてるとガットンとカイデンとソルティ(全員色違い)が落ちてきて、その後に4人のライダーが華麗に着地する。

 

「歩夢先輩ッ!!せつ菜先輩も!!」

 

「しお子に彼方先輩ッ!?」

 

「大丈夫、しずくちゃん?」

 

「どうやら無事みたいですね」

 

「かすみさんは……大丈夫そうですね」

 

「いや心配してッ!?もっと心配してよ、しお子ぉッ!?」

 

「それだけツッコめるなら大丈夫だよ~」

 

「…ところで、そちらの2人は誰ですか?」

 

互いの無事を確認した事で安堵した後、しずくがセイバーとブレイズを見て呟く。エスパーダは共に変身したのでかすみだと知っているが、他の2人は皆わからないのだ。

 

「それなら、皆で自己紹介しない?」

 

「良いですね!!では私から…「いつまでふざけてるんだ、お前らはッ!!」あ、忘れてた…」

 

自己紹介をしようとしたところで、空に飛んでいた悪魔が叫ぶ。まぁ、眼中に無いような扱いをされたら誰でもキレるだろうが…

 

「どうしよっか?向こうに構いつつ自己紹介しないと…」

「待たせたら、またうるさく叫びそうだし~…」

 

「皆さん、それなら私に良い案がありますよ…(ゴニョゴニョ)」

 

「なるほど!!なら、それでいきましょう!!」

 

「え…?それ、本当にやるんですか?」

 

「良いですね!!かすみんは賛成です!!」

 

悪魔の対応しつつ、どうやって自己紹介しようかとなった6人だったが、せつ菜の案で全員が横1列に並び立った。

 

「な、何をする気だ…!!」

 

悪魔が6人を警戒していると、ゼロワンがその場でアタッシュカリバーを振るい始める。

 

「仮面ライダーゼロワン、上原 歩夢」

 

「同じくバルカン、優木 せつ菜」

 

「同じくバルキリー、桜坂 しずく」

 

「同じくエスパーダ、中須 かすみ」

 

「同じくブレイズ、近江 彼方」

 

「お、同じくセイバー…三船 栞子うう、恥ずかしい…!!

 

最後の栞子だけ、少し恥ずかしそうに名乗ってからゼロワン以外が傅くようにしゃがみこむ。

 

「天下御免の侍戦隊!!シンケンジ「待て待て待て待てッ!?それ以上はアウトだし、お前ら侍じゃないだろッ!!」え~…」

 

そしてこれから最高潮になるという瞬間、悪魔のツッコミで妨害されてしまい、歩夢がガッカリしたような声を出す。そう、せつ菜が提案したのは某戦隊の名乗りを利用した自己紹介だった。

 

「何をやってるんですかッ!!名乗りの妨害など、マナー違反も甚だしいですよッ!!悪役の風上にも置けませんッ!!」

 

「「「そーだそーだ!!」」」

 

「え?俺が悪いの?……って、そうじゃなくて!!」

 

せつ菜に怒られ、しずくとかすみと彼方のブーイングを受けて悪魔も少したじろぐが、すぐに頭を振って持ち直す。

 

「しかし、どういう事だ…?仮面ライダーや管理者の悪魔達は別空間に閉じ込めたはず…!!だが、私の有利は動かない!!行けッ!!バグスターども!!」

 

「「「「「おおッ!!」」」」」

 

「皆、来るよ!!」

 

悪魔の男の指示でバグスター達が突撃しようとした瞬間…

 

―バァン!!―

 

「「「「「ウギャアアアアアアアアッ!?」」」」」

 

「「「「「「え?」」」」」」

 

何処からか飛んできた弾丸を喰らって、バグスター達が吹き飛んだ。

 

「な、何が起きたんだ…!?」

 

「一体、何処から…?」

 

「あッ!?彼処です!!」

 

全員が攻撃してきた者を探していると、しずくが指差す先……学校の屋上に、3人の少女(1人は大型の銃を持っている)が立っていた。

 

「な、なんだ貴様達はッ!?」

 

叫ぶ悪魔の男に答えるように、謎の3人は転移を使って両者の間にやって来た。

 

「私達の獲物を、横取りしないでもらえる?」

 

「ッ!?あ、貴方達は…!!」

 

「なんで貴方達が…!!」

 

「一体どうして…」

 

「…?先輩方のお知り合いですか?」

 

その3人を見て、歩夢、せつ菜、しずくの3人は驚く。なぜなら現れた3人は…

 

「久しぶりね、歩夢♥️」

 

「皆、元気だった?」

 

「やっほ~」

 

「朝香さん!!ヴェルデさん!!天王寺ちゃん!!」

 

彼女達が敵対している【朝香 果林】【エマ・ヴェルデ】【天王寺 璃奈】だったのだから…

 

因みに、先ほど攻撃したのは璃奈らしく、手には黒に水色のラインが入った大型銃【アタッシュショットガン】が握られていた。

 

「何故、貴方達が此処に…!!」

 

「何故って……今回の襲撃はクロノスが関係しているんだもの。私達がいても、不思議じゃないでしょ?」

 

「やっぱり…なら、3人の狙「でもね……」え?」

 

その狙いを予測するせつ菜だったが、果林がそれを遮りながら右手を少し上げると…

 

「えいや」(バァン!!)

 

「「「「「ホゲェェェェェェェッ!?」」」」」

 

璃奈が持っていたアタッシュショットガンの引き金を引いて、仲間であるはずのバグスター達を吹き飛ばした。

 

「「「え…?」」」

 

その光景に、歩夢達は唖然としていた。

 

「何をするッ!?お前達は俺の味方じゃ…!?」

 

「クロノスが私達に何の相談もなく、勝手に進めたこの作戦に少しムカついててね…悪いけど、邪魔させてもらうわよ?」

 

そう言うと、果林は銀と黒、金のラインに彩られた【サウザンドライバー】を、エマと璃奈は黒に黄色の爪のようなパーツが付いた【フォースライザー】を取り出して腰に装着する。

 

そして璃奈が鷹が描かれたピンクのプログライズキー【フライングファルコンキー】を上に投げてからキャッチし、エマは蠍が描かれた紫色のプログライズキー【スティングスコーピオンキー】を右手に持って横に伸ばし、果林は右手に既に絶滅した生物、アルシノイテリウムが描かれた【アウェキングアルシノゼツメライズキー】を持つと、ドライバーの左側に差し込んだ。

 

『ZETSUMETSU EVOLUTION』

 

続けて今度は、コーカサスオオカブトが描かれたプログライズキー【アメイジングコーカサスキー】を持って正面に翳し、起動ボタンを押してキーを展開し腕をゆっくりと左右に広げ、それに合わせてエマと璃奈もキーを起動させる。

 

『GREAT HORN!!』

 

『WING!!』

 

『POISON!!』

 

最後に3人はドライバーにそれを装填し、果林のはバックルが開き、エマと璃奈はレバーを引いてキーを強制展開させた。

 

「「「変身」」」

 

『PERFECT RIZE!!』

 

『FORCE RIZE』

 

すると、3人のベルトから鷹、蠍、アルシノイテリウム、コーカサスオオカブトの計4体のライダモデルが現れ、鷹は翼で璃奈を包み込み、蠍は尾の針をエマに突き刺し、アルシノイテリウムとコーカサスオオカブトは果林の頭上で角を絡ませて回り始める。

 

『When the five horns cross,the golden soldier THOUSER is born.』

 

『STING SCORPION!!』

 

『FRYING FALCON!!』

 

そして鷹と蠍が弾け飛び、エマが紫の、璃奈がピンクのボディスーツに身を包み、全身から伸びたバンドが、弾けたライダモデルを引き寄せて鎧とし、果林は金と黒のボディスーツを纏い、弾けたライダモデルを金色のエネルギーワイヤーで引き寄せて鎧とする。

 

『Presented by ZAIA』

 

『BREAK DOWN』

 

そうして変身を終えると、エマと璃奈は黒と銀の継ぎ接ぎ的な装甲に璃奈はつり上がった緑の、エマは少し垂れ下がった黄色の複眼の姿に、果林は金、銀、黒の派手な姿に顔には5つの角と紫の複眼を持つ姿となった。

 

「その姿は…!?」

 

「仮面ライダーサウザー、朝香 果林」

 

「同じく(ほろび)、エマ・ヴェルデです♪」

 

「同じく(じん)、天王寺 璃奈だよ」

 

そして名乗った後、サウザーが悪魔を指差し…

 

「予告してあげる。貴方の命……頂くわよ?」

 

「「「「「「「……………………」」」」」」」

 

そう告げるが、何故か周囲が沈黙してしまった。

 

「…あら?やっぱり、正義のロードを突き進むの方が良かったかしら?」

 

「違うよ果林ちゃん、ここは人も知らず、世も知らず、影となりて悪を討つの方が…」

 

「それも違う。荒ぶるダイ◯ガッツが正解」

 

「「「「「「そうじゃない、そうじゃない」」」」」」

 

それが気まずかったのか、3人で検討違いの相談を始めたので、歩夢達がツッコんで止めさせた。

 

「でしたら、燃え立つ激気は正義の証なんてのも…!!」

 

「せつ菜先輩、ややこしくなるから黙っててください」

 

「しゅん…」( ´-ω-)

 

そこに蒸し返そうとするせつ菜だったが、しずくに怒られてしまった。

 

「貴方達はクロノスの陣営にいるのに、こんな裏切り行為をしても大丈夫なんですか?」

 

「別に?私達とクロノスはビジネスパートナーみたいなものだし、気に入らなくなったらさっさと切り捨てるだけよ」

 

「それに、敵の敵は…味方って言うでしょ?」

 

「今は共同戦線……しよう?」

 

「…………………………分かりました」

 

「良いんですかッ!?」

 

「今は他の生徒達を守る事が最優先だよ。私達のイザコザで皆を危険に晒す訳にはいかないし…」

 

歩夢が共同戦線を受けた事に驚くしずくだが、歩夢が懸念してるのは果林達がどちらの仲間にもならず、第三勢力となる事だ。もし、そうなってしまった場合は2組の敵を相手にしないといけなくなる。そうすれば、守るべき生徒達への警戒が薄れてしまい、危険に晒してしまう可能性も出てくる。それを無くし、戦力を増やすという事でも、この提案を断る事を彼女はできなかった。

 

そして、それとは別の感情も歩夢は持っていた。

 

(もしかしたら、異世界の私達みたいに仲良くアイドル活動出来るかもしれないし…)

 

夏に会った異世界の自分達……その光景を自分達もやってみたいと思っていたからだ。

 

「それじゃ、決まりね」

 

「はい、よろしくお願いします」

 

こうして、9人のライダーが並び立った。

 

「ぐぬぬ…!!こうなったら、お前ら全員倒してやる!!」

 

「あら、貴方程度が私達に勝とうなんて……舐めすぎじゃない?」

 

「そもそも、私達と出会った時点で……貴方の運は尽きてますよ」

 

「ふざけるなッ!!終わっているのはお前らだッ!!」

 

「なら、丁度いいわ」

 

果林と歩夢は主犯の悪魔に拳を向け…

 

「「貴方の運、試してあげる!!」」

 

そう宣戦を告げた。




いかがでしたか?

今回は45周年を迎えた某シリーズのネタでお送りしました。


次回【囚われのGIRL】

「ねぇ、璃奈とトモダチになってよ」


では、次回でお会いしましょう。
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