ゲームの力でこの世界を生きていく   作:疾風の警備員

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どうも、疾風の警備員です。

今回は特訓回………………………なのに特訓シーンめっちゃ少ないです。

そしてエールの変身者が決まります。

では、どうぞ。


攻略の為のTraining

ヴァーリside

 

あれから俺達は全員で特訓施設へと向かっていた。何でも松浦先輩達も俺達がどんな特訓をしてるのか気になって見たいからだそうだ。

 

「言っときますけど、真似だけはしないでくださいね?」

 

「それは以前、鞠莉さんの話を聞いて理解してますわ。」

 

「何て説明したんだ?」

 

俺はグラファイトの腕に抱き着いている鞠莉を見ながら言ったら……

 

「私は朝の日課を話しただけだけど?」

 

そう返され、それで納得した。そりゃ100万倍の重力の中で一時間マラソンとか、常人に出来るわけないよな。

 

「他にはどんなのをやるの?」

 

「主に基礎訓練ですね。後は全員でバトル・ロイヤルとか連携訓練とか…」

 

そして訓練場に着いたら、真っ先に実戦練習場に向かいそこの中央でグラファイトが仁王立ちになった。

 

「さて、今日は俺がお前達の今の力量を見てやる。先ずは兵藤一誠……いつでもかかってこい。」

 

「おい…お前は強いのか?」

 

「その点に関しては問題ない。何故なら…」

 

一誠の疑問にグラファイトは笑みを浮かべ、バグヴァイザーのAボタンを押して右手のグリップに取り付けた。

 

「培養。」

 

『INFECTION!! レッツゲーム‼ バッドゲーム‼ デッドゲーム‼ ワッチャネームッ!? ザ・バグスター‼』

 

それによって紅蓮の龍人のバグスター態に変わった。

 

「俺は人間が言う所の怪人【バグスター】だ。そしてレベルは99(ナインティナイン)……お前達が今使っているガシャットの約2倍だ。これでも文句はあるか?」

 

「ハッ‼い~や、無いね‼俺の心も高ぶってきたぜッ‼」

 

『SAVIOR STORY!!』《Savior is Around the world‼》

 

「変身ッ‼」

 

『デュアルガシャット‼ガッチャーン‼デュアルアップ‼』

 

『立てよ勇者‼纏え龍を‼セイヴァー・ストーリー‼』

 

『ガシャコンガントレット‼』

 

イッセーもドラゴネスになると籠手を装着して構えた。

 

「そんじゃ、ガチでやらせて貰うぜッ‼」

 

「全力で来いッ‼」

 

グラファイトも背中の薙刀を抜き放ち、二人は走り出すと拳と薙刀をぶつけ合わせた。

 

 

 

 

 

 

 

曜side

 

バグスターのグラファイトさんと模擬戦を始めたイッセー君。最初はイッセー君が勝つと思っていたけど、今目の前では膝を着いているイッセー君に薙刀を肩に担いで余裕そうに立っているグラファイトさんという光景があった。

 

「グッ…‼クソ…」

 

「お前の戦いのセンスは中々のものだ。将来は人間の中でも上位に入れるだろう……だが、まだ動きに無駄が多い。もっと振りを小さくしろ、そうすれば体力の消耗を抑えられる。」

 

「だったらこれならどうだッ‼」

 

『Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!』

 

イッセー君が右手の甲にあるボタンを5連打すると、機械的な音声が鳴りさっきまでと全然違う速さで駆け出した。

 

「ふんッ‼」

 

「なッ!?」

 

そして拳を振るうも、グラファイトさんは余裕そうにそれを受け止めた。

 

「確かに倍加をすれば問題ないかもしれないが、振りが大きければ対応する事など造作もない。」

 

「ち…‼ダメだ、こりゃ勝てねぇや。俺の負けだ。」

 

『ガッチョーン、ガシューン。』

 

イッセー君は負けを認めると、変身を解いた。

 

「うそ……イッセー君が負けた…」

 

私はそれが信じられなかった。イッセー君は今まで負け無しだったのに…

 

「だがお前は鍛えれば、生身で中級悪魔を楽に倒せる力を得られる。変身すれば上級・最上級悪魔とも余裕で渡り合えるだろうな。」

 

「へッ‼なら、テメェの期待に応えてやろうじゃねぇか。」

 

「いい意気込みだ。だが…」

 

ゴッ‼

 

「でッ!?」

 

「目上にはある程度敬意を払っとけ、将来に影響するからな。」

 

「おおぉぉぉぉぉ……ッ‼‼」

 

イッセー君の態度にグラファイトさんは頭に拳骨を振り下ろした。うわぁ…痛そう……

 

「次は高海だ、準備しろ。」

 

「は、はいぃッ!?」

 

千歌ちゃんは今の1発を見て、ちょっと萎縮した返事をしていた。

 

それから一時間半位掛けてルシファー君に梨子ちゃん、鞠莉さんに善子ちゃんも戦ったけど誰もグラファイトさんに勝てなかった。

 

「全く、お前の強さは末恐ろしいな…」

 

「そう作ったのはお前だろうが。俺にじいさんのボディガードをやらせる為に。」

 

「そうだったな……つまり本当に恐ろしいのは、俺自身の才能かッ‼」

 

「桜内、早くお前の旦那を何とかしろ。暴走し始めてるぞ?」

 

「だだだだだ旦那じゃないですッ‼まだッ‼!?」

 

グラファイトさんの言葉に顔を真っ赤にして梨子ちゃんはルシファー君の元へと駆けていった。わっかりやすいなぁ。

 

「さて、今日の特訓も終わったし、ライダーじゃない子は私の所に来て。」

 

明日那さんに呼ばれた私達5人が彼女の所に行くと、彼女は首から聴診器みたいなのを下げていた。

 

「これで誰がエールに適合するのか診断するから、皆横一列に並んで。」

 

そう言われて並ぶと彼女は私達一人一人の前に聴診器を翳し、その前に出てくる空間ディスプレイを見ていた。てか、空中に映像が出るなんてスゴくない?

 

そして全員を診終わったら、そのデータをパソコンに入れて調べ始めた。

 

「え~と………………ん?ウソッ!?完全に適合してる!?しかも全部の数値に1つの誤差もないッ‼」

 

「「「「「えッ‼誰誰ッ‼!?」」」」」

 

その言葉に私達も我先にとパソコンを覗き込んだ。

 

お願い…私を選んで…‼

 

私は思わず願った。彼の助けになれるかもしれない力に選ばれるのを。しかし現実は残酷で、その画面に映っていたデータは……

 

「ふえ?わ、わたし…?」

 

ルビィちゃんのデータだった。

 

「まさかルビィが…」

 

「ホントに1つも誤差がないや…」

 

「ルビィちゃん、すごいすご~いッ‼‼」

 

皆がルビィちゃんを褒める中、私はそっとその場を離れて廊下を歩き、外に出た。

 

「ハァ…「どうしたの、曜ちゃん?」うひゃあッ!?」

 

私がため息を吐いたら、すぐ近くから千歌ちゃんの声がして驚いた。

 

「な、何だ千歌ちゃんか~……驚かさないでよ。」

 

「えへへ、ゴメンゴメン。部屋から出ていった曜ちゃんが気になったからついね。それで、どうかしたの?」

 

おどけた様にしつつも、私を心配するように見てくる瞳に私は思ってた事を話すことにした。

 

「私がエールに選ばれなかったのが、少し悔しくてね…本当は私がイッセー君の手助けをしなくちゃいけないのに……」

 

「え?それってどういう…」

 

それから私は前に黒澤先輩達に話した事を千歌ちゃんにも話した。

 

「そっか……でも、その喧嘩の原因って何だったの……って曜ちゃんッ!?」

 

千歌ちゃんの疑問に私は思わず震えた。彼女が見ても分かる位に。

 

「大丈夫ッ!?どうしていきな…「その喧嘩の原因は…私なの…」…え…?」

 

私は体の震えに必死に堪えながら、言葉を紡いだ。

 

「あの頃、兵藤練二の取り巻き達は彼の名を使ってやりたい放題やってたの…特に女の子の被害が多くて、その日の標的は…………私だった。」

 

「……………………」

 

「私は全力で逃げたんだけど向こうは3人で完全に囲まれて………諦めかけた時にイッセー君が助けてくれた…」

 

あの時、イッセー君が来なかったら私はどうなっていたか分からない。でも、そのせいで彼は危険な道を歩む事になった。

 

「だから私は彼の力になりたかった…‼一緒に戦えればイッセー君の負担を減らせたかもしれないのに…‼‼」

 

「それは違うと思うよ?」

 

「へ…?」

 

「と言っても、兵藤君の考えは分かんないから、私の勝手な想像だけどね?たぶん彼の願いはそれじゃないと思う。」

 

イッセー君の願い……?それって何だろう…

 

「おやぁ~?可愛い女の子達がここでなにやってんのかなぁ?」

 

千歌ちゃんの言葉を考えていたら、ルシファー君に似たナイスミドルなおじさんが立っていた。

 

「あッ‼リゼヴィムさんッ‼‼」

 

「や~や~千歌ちゃん、こにゃにゃちわ~♪」

 

「千歌ちゃん、この人は?」

 

「この人は【リゼヴィム・リヴァン・ルシファー】さん‼幻夢コーポレーションの社長さんで、ヴァーリ君のお祖父ちゃんだよ‼」

 

「え………………ええええぇぇぇぇぇぇッ‼‼!?」

 

この人が社長!?若ッ!?ルシファー君のお祖父ちゃん若ッ!?

 

「今日はどうしたの?」

 

「グレモリーとフェニックスとレーティングゲームをやるって聞いたから、今日はお祖父ちゃんから千歌ちゃんにフェニックス攻略の秘策を持ってきました~♪」

 

そのお祖父さんは、千歌ちゃんに持ってたケースを手渡した。

 

「これは?」

 

「それは千歌ちゃん用に作ったやつでね?ものすご~~~い能力を持っているのだ‼‼」

 

「わあッ‼ありがとうッ‼」

 

「なんのなんの、千歌ちゃんもそろそろレベル20じゃ辛いだろうしね。んじゃ、仕事があるからこれにてバイビ~♪」

 

そう軽い挨拶をして、リゼヴィムさんは魔法陣の中に消えていった。

 

「な、なんか………色々スゴい人だったね?」

 

「そう?けっこう気さくな人だよ。」

 

この短い時間での驚きの連続で、私は普段の部活以上に疲れを感じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一誠side

 

ルシファーからこれから放課後10日間は特訓をやるというのと、今日の特訓は終わったから帰っていいと言われ家路に着いていた。

 

「さすがにレベル差がキツかったか…」

 

あのグラファイトってヤロー、本当に強かった。それに言われたアドバイスは俺が気にしていた部分でもあったので、アイツの教えを受けるのに抵抗はなかった。

 

「さて今日はどうする…「オーイ、イッセー♪」この声は…」

 

突然聞こえたその声に振り向くと、そこにはパラドがいた。

 

「なあ、暇なら俺と遊ぼうぜ?」

 

「ワリィが今は疲れて………ッ!?」

 

俺は疲れていたので断ろうかと思ったが、アイツの()()()()を見て驚いた。

 

「何でお前が…‼」

 

「お前に教えてやるためさ。」

 

そしてガシャットギアデュアルを取り出し、ニヤリと笑った。

 

「そのガシャットの真の力をな?」

 

「………ちょうどいい、なら相手してくれよ?」

 

俺はそのままパラドと勝負し、ガシャットギアデュアルΣの力に気づいた。その後、放課後はルシファーの所で特訓を行い、夜はパラドとその力に慣れる為にバトルしまくる日々を送り、10日後のゲームの日を迎えた。




いかがでしたか?

次回はレーティングゲームが始まりますが、あるキャラが最初からクライマックスします(笑)

そしてやっとあのセリフが言えます‼

では、次回でお会いしましょう。
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