最近職場の人が怪我で入院して、今月のシフトがかなり厳しくなって、小説を書く時間が減っています。
まさか36時間を2連続とそこから24時間勤務を2連続とか、マジで死ぬ……
おまけに今日の朝、職場で事故が発生して対応に追われるとは…………ああ、休みが欲しい……
もし感想の返しが遅かったり、無いときは仕事疲れでぐったりとしてると思っててください。
メッセージを送ってくれてる方達も、返信が無ければその状態だと思っててください……
では、なんとか時間を見つけて書いた本編……どうぞ。
変身した千歌と美歌の二人はポーズを決めると、周囲にガシャコンウェポンのアイコンが出てくる。しかしその数は多く、全ガシャコンウェポンがあった。
「豪勢ね……ワタシはやっぱりコレ。」『ガシャコンキースラッシャー‼』
「私はコレにする‼」『ガシャコンマグナム‼』
そのアイコンから美歌がキースラッシャー、千歌がマグナムを手に取る。
「ゼノヴィア、準備はいい?」
「ああ。」
教会のエクソシストで聖剣使いであるイリナとゼノヴィアも自身の剣を構えると、先に千歌が二人へと向かって駆け出した。その少し後を美歌が付いていく。
「ハハッ‼正面から堂々と来るなんて…ねッ‼」
それを面白そうに笑いながら、イリナは剣を突き出す……
「よいさぁッ‼‼」
が、千歌はそれを高くジャンプして二人を飛び越えながら回避し、ガシャコンマグナムのBボタンを押して引き金を引き、二人の周囲に弾丸をばら蒔いて土煙を上げさせる。
「く…‼」
「視界が…‼」
「貰ったわ。」
イリナ達が動けなくなっていた所に美歌が現れ、キースラッシャーを振るうも二人は聖剣で防ぐ。しかし、力任せに振られた為、二人は煙の中から弾き出された。
「この力は…‼」
「いらっしゃーい♪」『ズ・キューン‼』
「ッ!?ハッ‼」
「フンッ‼」
その瞬間、ライフルモードのマグナムを構えた千歌が銃撃する。イリナはそれを横に跳んで回避し、ゼノヴィアは聖剣を盾にして防いだ。
「やっぱり、これくらいは防げるよね…」
「この程度で倒される雑魚が、派遣される訳無いでしょう?」
「だね。じゃあ、次いこうか‼」
「ゼノヴィアッ‼分断するわよ‼」
「了解した‼」
千歌達が動く少し前に、ゼノヴィアが聖剣を振り上げ地面へと叩きつける。その衝撃で地割れが発生しまっすぐに二人へと向かっていく。
「千歌ッ‼」
「うんッ‼」
二人はそれを左右に跳んで回避する。それを見てイリナが千歌、ゼノヴィアが美歌の方へと駆け出す。
「さあ、今度は一対一と洒落込みましょうッ‼」
「それは遠慮するよ‼」
楽しそうに笑いながら剣を振るうイリナに、千歌はマグナムを撃ちながら距離を取る。一方美歌とゼノヴィアは激しい剣撃を繰り返しているが、美歌の方が優勢だ。
「ほい。」
「く…‼はあッ‼」
片手で振られるキースラッシャーを聖剣で受け止めるも、その力に両手を使わざるを得ず、それでも押し返すのがやっとで反撃は出来なかった。
「私が、こうも圧倒されるなんて…‼」
「そりゃそうよ、今のワタシ達は二人とも【レベル
「レベル?何の事か知らんが……‼」
剣を構え直したゼノヴィアは再び美歌へと突っ込んだ。
千歌の方は距離を保ちつつ銃撃を行うも、イリナの聖剣が形を自在に変える事で、悉くを防がれていた。
(銃じゃ埒を開けられない……それなら‼)
「やあぁぁぁぁぁぁぁぁッ‼‼」
「狙いが御座なりよッ‼」
千歌は銃撃を強めるも、狙いが雑になりイリナはこの隙を狙う事にした。銃弾の嵐の中を体を屈め、捻りながら時には剣で弾を切り捨てながら接近していき、ついに自分の攻撃可能範囲にまで近づいた。
「貰ったぁッ‼‼」
そこで振られた剣は、千歌の手からマグナムを落とす事に成功した。
「弓の無い射手なんて……‼」
そして踏み込みながら剣を突きで繰り出す……
「ところがどっこい…‼」
しかしそれは、千歌がしゃがむ事で回避され、更に武器アイコンが浮かぶとその手に籠手が装備される。
『ガシャコンガントレット‼』
「なッ!?」
「まさかの武闘派あぁぁぁぁぁぁぁぁッ‼‼」
立ち上がりの勢いを乗せて放たれた千歌のアッパーは、的確にイリナの顎を捉えた。
「ガッ!?」
イリナは綺麗な放物線を描いて地面に落ちる……
「…………………………ハハッ」
前に小さく笑うと、体を捻り四肢を地面に着けて衝撃を分散させながら着地した。
「いいわ……良いわねェ…‼これなら本気でやれるものよッ‼‼」
イリナは胸元へ手を入れると、そこから銃の形をした注射器を取り出し、自分の首へと押し当てた。
「ッ!?イリナッ‼‼それはコカビエルとの戦いまで使わない約束だろうッ‼‼」
「うっさいッ‼‼このまま悪魔にやられてたまるもんですかッ‼‼」
ゼノヴィアの言葉に耳を貸さず、彼女はその注射器のトリガーを引いた。
ヴァーリside
「あれは…?」
「恐らく教会がエクソシスト達に持たせているドーピング剤かと…」
「ドーピング?」
ソーナからの聞き覚えの無い言葉に、俺とリアスは首を傾げた。
「教会はここ数百年異端とされる者が多く、それはエクソシストにまで及んでいるそうです。そのせいで人手不足に陥り打開策として…」
「数より質を選んだという訳か…」
「ただ……副作用と依存性がかなり強いそうです。」
「どんな副作用なの…?」
「記憶障害と精神汚染…………今の紫藤イリナの様に段々と戦闘狂になっていくそうです。それと肉体に掛かる負荷も相当だと…」
全く……教会も不細工なものを作る……
「しかし……高海さんもスゴいわね…」
俺が薬の内容に辟易としていると、リアスがポツリと呟く。そこに視線を向けると……
「アハハハハハハハハハハハハハハハハッ‼‼‼」
「オリャリャリャリャリャリャリャリャリャリャリャリャリャリャリャリャリャリャリャリャリャリャリャリャリャリャリャリャリャリャリャリャリャリャリャリャリャリャリャッ‼‼‼」
笑いながら剣を振るいまくるイリナと、それを全て殴り落としている千歌の姿だった。
「あれだけの剣撃を、拳のみで防ぐなんて…」
「おいルシファー、後で俺を高海達と戦わせろよ?」
「断る。つか、アイツら本来の目的忘れてないか?」
確か木場と兵藤錬二が二人に喧嘩を売って負けて、消化不足を補う為に始めた模擬戦だったはず……
「つってもよ……こりゃ、ケリ着くまで収まらねぇぞ?」
「だよなぁ…」
俺は目の前で繰り広げられる光景に、大きくため息を吐くのだった。
「やっぱり、教会ってのはサイテーね……‼」
「いつもなら怒る所だが、この件に関しては私も同感だ……‼」
「あ?」
つばぜり合いをしている美歌の呟きを拾ったゼノヴィアの答えに、仮面の中の美歌の表情が怒りに染まる。
「ワタシはこの件に関して
「ぐあッ!?」
力任せにゼノヴィアを吹き飛ばした美歌は剣を下げ、ゆっくりと……だが、その身に怒りのオーラを纏いながら歩いていく。
「
そして、その口から発せられる言葉は教会への明確な殺意が籠っていた。
「お前…「キャアアアアアアッ‼‼」ッ!?イリバッ!?」
ゼノヴィアが美歌の言葉に何かを察し、口にしようとするもイリナの悲鳴によって遮られた。彼女がそちらを見ると、仰向けの彼女が自身へと向かって飛んできていた。その距離は既に1メートルを切っていて、ゼノヴィアは回避できずに激突した。
「イェイ、ガッツポーズ♪」
そしてそのイリナを飛ばした
「さっすが千歌ね♪」
「美歌、一気に攻めるよ‼」
「OK‼」
『ガシャコンソード‼』
千歌は新たにガシャコンソードを持つと、美歌と同時に黄色いエナジーアイテムを取り込む。
『『高速化‼』』
「「ハアッ‼‼」」
その力で目にも止まらぬ速さで動き、二人の間に立っているゼノヴィア達の左右をすり抜ける様にして切り裂く。そして止まると振り返りながら千歌はゼノヴィア、美歌がイリナへと向かい合いそこから怒濤の勢いで剣を振るいまくる。二人は背中合わせで立っている為、下手に動くともう一人が集中攻撃を受けるために、必死で剣撃を防いでいくが、千歌達の動きに付いてこれず剣を打ち上げられてしまう。
「「そこッ‼」」
その隙を逃さず、二人はゼノヴィアとイリナの顎にアッパーを当てて上に飛ばす。
「そろそろフィニッシュと行きましょう。」
「だったら、必殺技で決まりだね。」
『『ガッチョーン、キメワザ‼』』
二人は持っている武器を投げ捨てると、ベルトのレバーを閉じて右足にカラフルなエネルギーを溜めていき、それが終わるとレバーを開いた。
『『ガッチャーン‼MIGHTY MIRACLE!! CRITICAL STRIKE!!』』
そのまま二人は飛び上がると、先に打ち上げたイリナ達に飛び蹴りを喰らわせて更に打ち上げ、二人は落ちる前にブロックで足場を作り再び飛び上がって今度は相手を入れ換えて蹴りを喰らわせる。それを数回繰り返しながら上に上げていき、ある高さで二人を1度追い抜いて横にブロックを作り、それを蹴って丁度同じ高さに飛んできた二人を挟む様に蹴りを放って爆炎が二人を襲った。
「「アアアアアアアアアアアアアッ!?」」
『『会心の1発‼』』
そして爆炎の中から千歌と美歌が出てきて華麗に着地し、イリナとゼノヴィアはそのまま地面に落ちた。
「………………これって、オーバーキルだよね?」
「どう見ても、そうね。」
「やり過ぎだ…‼」
変身を解いて小声で話す二人の背後にヴァーリは移動し、その頭を拳骨で叩いた。
「「アイタァッ!?」」
「全く……これで天界との大騒動になったらどうするつもりだったんだ…?」
「「だってぇ~…」」
「だってもなにもない。」
ヴァーリは二人の襟首を掴むと、そのまま引きずっていく。
「ソーナ、悪いが俺はこの二人に説教してくるから、後で方針を教えてくれ。それと、やり過ぎた詫びにこれを渡しといて欲しい。」
「こ、コラッ‼離しなさいよ…‼」
「く…首が絞まる……‼」
「え、ええ……解りました…」
ヴァーリはソーナにフェニックスの涙を2つ渡すと、暴れる千歌と美歌を無視して転移していき、それをソーナとリアス、一誠は呆然と見送った。
「お~い、アンタ等生きてるか?」
一誠は二人に近づき声を掛けると、ゼノヴィアはゆっくりと、イリナは全身をバネにする感じで起き上がった。
「アハハハハハハッ‼‼良いわぁ…‼アイツ等はいつか必ず私がぶった斬る‼」
「だけど、薬を使ってまで「黙れ。」おっと。」
薬について一誠は一言言おうとしたが、その途中でイリナが聖剣を振るってきたので、それを背を反らしてかわした。
「アンタには解んないでしょ‼何をしてでも、力が欲しいと思う理由なんてッ‼」
「ああ?」
「フン……ゼノヴィア、行きましょう。」
「ああ、騒がせて済まなかったな。」
「いえ……それと活動は許可しますが、あの薬は…」
「解っている。今後は私が管理して無闇に使えないようにしておくさ。」
「分かりました。それとこれはやり過ぎたお詫びだそうです。」
「おお、フェニックスの涙か……助かる。」
ゼノヴィアはそれを受け取ると自分に掛けて回復し、もう1つを懐にしまった。
「では、次は敵として会わない事を願っているぞ。」
そう言い残すと、ゼノヴィアはイリナの後を追って去っていった。
「さて、俺も帰るとするか。」
「あ、兵藤く…‼」
ソーナが帰ろうとする一誠を呼び止めようとするも、彼は聞く耳を持たずに帰路に着く……
「さてと…コカビエルって奴を探すか。」
訳ではなく、この事件の首謀者であるコカビエルを探そうと動き始めた。
「さて、どっから手を着けるか…「お前はこの件に関わるな、一誠。」……その声は…」
探す場所を決めようとした時、何処からか声が聞こえその方を見ると家の塀に腰掛けているパラドがいた。
「どういう意味だ?」
「そのままさ。今のお前じゃコカビエルには勝てないからな。」
「んだとぉ…‼」
「忠告はしたぜ?」
それだけを告げると、パラドはノイズを散らしながらその場から消えた。
「一体なんだってんだ?」
一誠はその言葉を不思議に思いながらも、町の探索を始めるのだった。
いかがでしたか?
次回は久々にあの男が出てくる………………と思います。
では、次回でお会いしましょう。