仮面ライダービルド、結構面白いですね。相手の力を自分の力に変える……なんかブレイドのアンデッドを思い出しましたよ。
ボスとしてコウモリとコブラ……これが各都市のボスだとしたら後一体は蜘蛛がモチーフなんでしょうかね……
それは今後の楽しみとして、本編をどうぞ。
ヴァーリside
「というわけで、新しく仲間になった美歌だ。」
「……………………どうも…‼」
あの後、転移で家に戻った俺は梨子達に経緯を説明して美歌を紹介していたが、何故か全員が呆然としていた。
「お前ら、どうした?」
「どうしたも何も…」
「何で千歌とこっちの…美歌だっけ?は波板の上で正座して膝に三枚の石板を抱えてるのよ?」
そう……今、千歌と美歌はギザギザした板の上に素足で正座させ、その膝の上に厚さ5㎝の石板を三枚乗せている状態なのだ。二人は目の端に涙を浮かべているが許す気はない。
なるほど、呆然としていた理由はそれか。
「ちょっとしたお仕置きだ。」
「「もう…………膝が……限界……‼」」
「後一時間したら終わりにしていいぞ。」
「「鬼ぃ~ッ‼‼」」
「俺は悪魔と人間のハーフだが?」
そんな定番なツッコミを返して、俺は椅子に座ってパソコンを開き、ガシャットの開発を始める。
(コカビエルの力は確実にレベル50を上回ってくる……しかし、まだ新型ガシャットの完成にはデータが足りない。なら、新しいエナジーアイテムを作るか?いや、そんなものは焼けた刃を付けただけ……やはり切り札となるのは、千歌の【マキシマムマイティX】と一誠の【セイヴァー・サバイバル】か……)
千歌のリプログラミングで堕天使の力を無力化すれば俺達も対抗できる……しかし、問題は千歌が当てられるまで俺達で抑えて置けるかだ。これはレベル50だけでやるのはさすがにキツい……それに、聖剣を盗んだのに使わないとは限らない。つまり、それを使える協力者がいる筈だ。
「やはり、レベル
「でも、データ不足じゃ作り様がないよ?」
「そうなんだよなぁ…」
「「う~ん…」」
あまりのデータ不足に俺と梨子が頭を悩ませていたら…
「だったら数を増やせば?」
「「え?」」
そこに善子が思わぬ提案をしてきた。
「増やす?」
「そうよ、千歌のマキシマムマイティXをもう一個作っちゃえばいいのよ。本物は千歌が持ってるし、使えそうなのもその隣に居るでしょ?」
「さっすがヨハネ、nice idea‼」
「……なるほど、それは盲点だった……‼」
同じガシャットを作るなら時間もそこまで掛からないから早く戦力の強化が出来るし、装着者の問題も美歌ならば問題はない‼
「よし、なら俺は早速複製に取りかかるから、ソーナ達から何か要請があったら頼むぞ‼」
「「「了解ッ‼」」」
「「り……了…解……‼」」
「あ、千歌と美歌はもう止めていいぞ。」
「「おおぉぉぉぉぉ……歩けない……‼」」
石板を退かしてようやく楽になった二人だが、正座と重石のせいで立てずに這うように動く姿はさながらゾンビみたいだった。ついでに俺の頭にエレキギターの音が響いたのは言うまでもない。
「しかし、ただ複製するのも面白くないな……ある程度は改造するか。なに、それくらいならこの神の(特典として貰った)才能を持った俺には容易いこと……ハーッハッハッハッハッハッハッ‼ヴェアーハッハッハッハッハッ‼‼‼」
「「「「「うるさいッ‼‼」」」」」
「Σ!(・8・)」
善子side
次の日、私はマリーと一緒に町を歩いていた。これは支取会長から町の見回りをルシファー眷属も依頼されたからだ。因みに梨子はガシャット開発の手伝いで、千歌は美歌と別の場所を回っているわ。
「にしても、結構歩いたのに何にも無いわね…」
「向こうもそんな簡単には、尻尾をcatchさせないわよ?」
「でもさすがに疲れたわ……彼処のファミレスで少し休みましょ…」
「そうね、そうしましょ。」
一時間以上歩き回ってさすがに限界になった私の提案にマリーも乗ってくれたので、そのファミレスに入って二人でコーヒーを注文する。
「次は何処を回る?」
「千歌達が住宅地だから……駅前にしましょ。」
「分かったわ。」
「お待たせしました、コーヒーになります。」
注文したコーヒーが来て、砂糖やミルクを入れていたらドアベルが鳴って新しい客が入ってきた。
(これは……悪魔と聖剣の気配?)
その時、自身に駆け巡った相反する2つの感覚にふと入り口を見ると、そこには兵藤錬二と搭城小猫、更にはヴァーリから聞いていた容姿と同じ人物……聖剣使いの二人が一緒に入って来ていたのだ。
「なにかしら、あのmemberは?」
「さあ……少し様子を見ましょう。」
丁度良く四人は私達の敷居の反対側に座ってくれたので、こちらの姿は見えていないし会話も良く聞こえた。
「して…君達の頼みとやらはなんだ?」
「俺達に聖剣を破壊する許可を欲しい。」
(ちょっと……何を考えてるのよ!?)
兵藤錬二の口にした提案に、私とマリーは冷や汗を流す。それは下手すれば冥界と天界で戦争が起きかねない内容だからだ。
「何でアンタ等にそんな許可出さないとなんないのよ?」
「それは、木場の為だからだ。」
そこからの話を簡単に纏めると、木場先輩は教会が行っていた【聖剣計画】等と呼ばれる実験の被験者だったらしい。しかし誰一人聖剣に適合出来ず廃棄の名目で毒ガスによって殺されそうになったが、仲間のお陰で彼一人逃げ出すことが出来、そこをグレモリー先輩に救われた。それ以来、彼は聖剣に対してかなり深い憎悪を抱いているそうだ。
今、そのせいで眷属を抜けるかどうかの瀬戸際にいるみたい。
「ならば交渉の余地はない。とっとと帰れ。」
「なッ!?何で…どうしてなんだよ‼」
青髪の女に断られると、兵藤錬二は思っている以上の驚きをしていた。
(あの驚き方………………まるで自分の知ってる予定とは違うみたいな感じね…?)
それを疑問に思いつつ、再び会話に耳を傾ける。
「解っているのか?……貴様達が聖剣を破壊しようとしすれば、聖剣強奪に悪魔が関わっていると証明する事になるぞ?そうなれば、天界と冥界で戦争になる。そんな話を貴様らの主が許す筈無かろう?」
「そ、それは…」
「ま、私としてはそのまま全員はぐれになってくれた方が、容赦なく狩れるんだけど♪」
青髪とツインテールの言葉に、私とマリーが頷いていたら……
「じ……実は聖剣破壊の話はルシファーから強引に命令されたんだよ‼俺達は壊さなくていいって言ったのに無理矢理…だから責任とかそんなのは木場や部長じゃなくて全部ルシファーに言えよ‼」
「「「はあ?」」」
そこで兵藤錬二がほざいた言葉に、私達と声からして小猫は開いた口が塞がらなかった。
「何を言っているんですか、兵藤先輩!?」
「アイツは昨日の話し合いの時に、俺だったら破壊するとか言ってただろ?それを俺達にやらせて、自分は責任逃れするつもりなんだ‼どうせ狩るんだったらアイツを狩ってくれよ‼」
その無茶苦茶な内容に頭にキた私は、先ずは周囲の人達に迷惑を掛けないように防音と認識阻害の結界を展開した。
「け、結界ッ!?誰が…「私よ。」ッ‼」
そして驚く兵藤の声を遮り、私達は敷居の上から顔を覗かせた。
「何を勝手にウチの王の名前を使ってるのかしら?そっちこそバレバレな嘘は止めてほしいわね。」
「な、何を言ってるんだ…嘘なんかじゃない‼アイツは木場の復讐心を利用して…「悪いけど動揺が丸わかりだし、ウチの王は木場先輩の復讐になんてコレっぽっちも興味無いわよ?」はあッ!?じゃあ木場の事なんかどうでもいいってのか!?」
木場先輩を心配する様な素振りで必死に責任を転嫁しようとする姿に、私は呆れしか感じなかった。
「当たり前でしょう?それはグレモリー眷属での問題なんだから、私達ルシファー眷属には一切関係無い事よ。」
「それにこのsituationで復讐を優先する人は、はっきり言って事件解決にはNo thank youよ。」
「でも、これが木場の為……」
「そのたった一人の為に、隣の子や大勢の人達をsacrificeするの?」
「へ?」
兵藤錬二は心底解ってない顔で首を傾げたので、私は思わず殴りたくなった。
「コカビエルは大の戦争好き、そしてエクスカリバーを盗んだのだって天界と戦争を起こすためだと予測出来るでしょ‼更に悪魔の管理している土地で大きく暴れれば悪魔側との戦争すら可能になってくる…‼だからこそ、慎重に物事を運ばないといけないのよ‼それを復讐心だけで動く雑魚が何かやらかしたら、それこそコカビエルの怒りを買って町を壊滅させるかもしれないのよ?アンタにその責任が取れる!?そんなのは無理よ。取るのは眷属の王であるグレモリー先輩なんだから。」
「ぐ…‼」
私の言葉に反論が出来ないのか、兵藤錬二は顔を真っ赤にして押し黙る。
「分かったら大人しくグレモリー先輩から言われた事だけをやりなさい。木場先輩がはぐれになったら、それまでの縁だったって事よ。」
そこまで言ってから私は結界を解除して席を立った。
「小猫も、同級生のよしみで言っておくけど…ソイツと組むのは止めた方が身のためよ?」
「…そうですね、もう少し自分一人で考えてみます。」
「ちょっと、小猫ちゃんッ!?」
「貴方の身勝手な態度には呆れ果てました。そんな人に、裕斗先輩の事を任せたく無いので。」
「では、私達も失礼する。」
「次は敵として会いましょ♥」
そして次々に私達は店を出ていった。
さて、もういっちょ頑張りましょうか‼
千歌side
「おーいコカビエルさーん‼出てきてくださーい‼」
「それで出てきたら苦労しないわよ…後、近所迷惑。」
1度家で休んでから、私と美歌は夜の住宅街で再びコカビエルさんの捜索を行っていた。
「でもでも~、こうでもしないと見つからないよ~ッ‼」
放課後から歩き回って、もう少しで住宅街全部見たことになっちゃうよ!?
「だからって…………いいえ、やっぱり千歌は最高ね。」
「ほえ?」
何でいきなり褒められたのか分からず、美歌の方を見たら上を見ていたので私もその視線の先を見たら、電柱の上に白い髪の男がジョジョ立ちしていた。
「貴方は‼………………………………誰だっけ?」
「「だあぁぁぁぁぁぁッ!?」」
私がそう言うと、美歌と男は一緒にズッこけた。
「あれ?どうしたの、二人とも?」
「千歌…」
「あれだけオレっちをボコしといて忘れっか、普通ッ!?」
「え………………………………ああ~、あの時の神父さんか‼」
なんとか記憶を掘り起こしたら、前の堕天使事件の時にいた白髪の神父の事をようやく思い出せた。
「ここであったが百年目ッ‼あん時の仕返しをしてやんよッ‼‼」
「「ふッ‼」」
その神父が剣を振り下ろしながら飛び降りてきたので、私と美歌は左右に別れてそれを回避した。
「美歌ッ‼」
「ええッ‼」
この声に美歌もすぐに答えて私は自分のを、美歌はヴァーリ君から新しく貰ったゲーマドライバーを装着し、マキシマムマイティXガシャットとプロトマイティアクションXガシャットを構える。
『マキシマムマイティエーックス‼』
『マイティアクションエーックス‼』
ガシャットの起動ボタンを押したら私は腕を大きく回しながら顔の右側に持っていき、美歌は薬指にガシャットを引っ掛けてぶら下げる様にして前に掲げる。
「マックス大…‼」
「グレード
「「変身ッ‼」」
『マキシマムガシャット‼ガッチャーン‼レベルマァァァックス‼最大級のパーワフルボディ‼(ガコン‼)マキシマームパワー‼エーックス‼』
『ガシャット‼ガッチャーン‼レベルアップ‼マイティジャンプ‼マイティキック‼マ~イティーアクショーン‼エックス‼』
美歌は黒いエグゼイド【ゲンム・レベル0】になり、私はエグゼイド・レベル99になってマキシマムゲーマを装着するけど、そこからすぐに飛び出し美歌の隣に着地して並び立つ。
「へへッ‼これで本気になれるなぁッ‼‼」
私達の姿を見た神父さんは、私達に剣を向ける。私はそれに寒気を覚える。
「千歌、気を付けなさい。あれは聖剣よ。」
「まさか……エクスカリバー!?」
「ありゃ、さっすが世界一有名な聖剣ッ‼敵さんまでご存じとはね‼」
「……どうやら、他にも聞かないといけない事が増えたみたいね。」『ガシャコンブレイカー‼』
「美歌?………………ッ‼」『ガシャコンキースラッシャー‼』
美歌は何かを呟くと、右手にガシャコンブレイカーをブレードモードにして持つ。それがどういう意味なのか気になりつつも、ガシャコンキースラッシャーを手にする。
「ステージ選択‼」
『ステージ・セレクト‼』
更にキメワザスロットホルダーのボタンを押して、周囲をダムの景色に変えた。
これなら町の人達に被害は出ないから、思いっきり戦える‼
「そんじゃ、楽しい楽しい悪魔狩りを始めますかッ‼‼」
「ノーコンティニューで……クリアするよッ‼」
「コンティニューしてでも…クリアするわッ‼」
決め台詞を叫んだら武器を構え、私達は神父さんへと駆け出した。
いかがでしたか?
仕事で感想返しが遅かったり、出来なかったりします。その辺はご容赦を。
次回は、この章のボスが登場します。
では、次回でお会いしましょう。
追記
シンフォギアXDで限定解除の調GETしました♪