ラブライブ!サンシャイン!!2期が遂に始まりましたね‼
まだ仕事が忙しくて録画を見れてませんけど……
さて今回は遂に、あの敵が現れます‼
ではどうぞ。
変身が完了したヴァーリ達はコカビエルへと駆け出し、コカビエルは呼び出したケルベロス達をヴァーリ達へと向かわせる。
「ケルベロスは俺と鞠莉にグレモリー達で引き受ける。千歌と美歌はコカビエルを担当、梨子と喜子は二人の援護をッ‼」
「「「「「了解ッ‼」」」」」
彼は指示を出しつつガシャコンソードのBボタンを5回叩き、剣を横凪ぎに振るってケルベロスとコカビエルの間に炎の壁を作り出す。
「Let.s Party!!」『ガシャコンスパロー‼』
そこに鞠莉がスパローから大量の矢を放ち、ケルベロスの動きを制限させた隙をついてケルベロス達を飛び越えていく。
「おいッ‼自分じゃ無くて眷属の女の子達に戦わせるのかよッ‼この最低野郎ッ‼‼やっぱり俺が…」
「黙りなさい。」
その事に文句を言い始める錬二だが、鞠莉がその足下目掛けて矢を放ち二の句を遮る。
「何すんだよッ!?」
「これは私達のlevelやbattle styleを考慮した上でのformationなの。level差もそうだけど私とヴァーリはどちらかと云えば近接型……それに飛行も出来ないからコカビエルの相手はやりづらいの。でも千歌と美歌はlevel99だからコカビエルとも渡り合えるし、梨子は遠距離型でヨハネは飛行可能だからsupportもOK……だからこそ彼はあの子達が全力で戦える様に露払いをやる。それもkingとしての役目よ。貴方と私達のkingを一緒にしないで。」
「ぐ…‼」
鞠莉の説明に反論出来ないのか、錬二は顔を歪ませる。
「二人とも、そっちに1体行ったぞ‼」
「OKッ‼」
ヴァーリの攻撃範囲から逃れた1体が鞠莉達へと向かってくる。彼女はスパローを上空に投げケルベロス目掛けて一直線に走り出す。至近距離まで来ると真ん中の首が噛みつきに来るが彼女はそれをスライディングでくぐり抜け、そのまま滑りながら両腕のアタッチメントにガトリング砲を装着、無防備な腹へと弾丸を撃ちまくる。
『ガアアアアアアアァァァァァァァァァッ!?!?』
「これでfinishッ‼」
ケルベロスの後ろまで抜けたら鞠莉は跳び上がり、先程投げたスパローを上空で掴み取ると上から矢を連射してケルベロスに突き刺していき、やがて限界に達したケルベロスは消滅した。
「good luck♪」
「クソ……俺だってえええぇぇぇぇぇぇぇッ‼‼‼」
それを見て負けられないと思った錬二は、赤龍帝の籠手を出しケルベロスへと向かっていく。しかし籠手は出したばかり……そして今まで神器に胡座をかいて特訓もしなかった者が自分より強い奴に向かえばどうなるか……
『がう。』ぺしッ。
「ぎゃっふんッ!?」
つまりこうなる(笑)
前足で軽く弾かれ(肉球のお陰でノーダメ)錬二は地面を転がり、別のケルベロスの前で止まった。
『………………ばう。』がぶっ。
「イタタタタタタッ!?刺さってる刺さってるッ‼牙が頭に刺さってるぅ~ッ‼‼てか息くさッ‼‼やめろ、鼻が曲がるうううぅぅぅぅぅぅぅッ!?!?」
『♪~♪~♪~』(ぶんぶんぶん‼)
「ちょっと振るなッ!?や、やめ……気持ち悪…………うええええええぇぇぇぇぇ……‼‼」
そのまま真ん中の首に頭から噛みつかれた。錬二は痛そうにしているが、ケルベロスは楽しそうに錬二をブンブン振っている。
「…………………………朱乃先輩、あれどうします?」
「ウフフ…………面白いから、そのままにしましょう♪」
「分かりました。」
同じ眷属である小猫は多少の同情はしたが、朱乃の言葉と普段の行いからいい薬になるだろうと思い、無視する事にした。しかしここまでケルベロスに好かれるとは……流石はオリ主(笑)。
「ハアッ‼‼」
その間にもヴァーリはガシャコンソードを振るい、ケルベロスを両断していく。
「鞠莉ッ‼まとめて動きを止めるから決めろッ‼‼」
『コ・チーン‼』
「了解ッ‼」
『ス・パーン‼』
ヴァーリは刀身を氷に、鞠莉はスパローを鎌に変えベルトのレバーを閉じる。
『『ガッチョーン、キメワザ‼』』
そして先にヴァーリがレバーを開く。
『ガッチャーン‼ TADDLE!! CRITICAL SLASH!!』
必殺技を発動すると刀身を地面に突き刺し、ケルベロスへと氷を走らせ触れた者から頭以外を凍らされる。
「これにてENDッ‼」
『ガッチャーン‼ HIGH SPEED!! CRITICAL SONIC!!』
続けて鞠莉もベルトのレバーを開き、超高速で動き回ってケルベロス達を細切れにした。
「朱乃ッ‼雷でケルベロスを牽制して‼その隙に小猫はケルベロス達を一纏めに‼後は私が決めるわッ‼」
「「はい、部長‼」」
リアスの方は朱乃がケルベロスの周囲に雷を落としまくり、動きが鈍った所を小猫が1体を蹴り飛ばして数体が巻き込まれる。そしてそこに滅びの魔力をチャージしたリアスがそれを放って消滅させていた。
「よしッ‼この調子でケルベロスを倒していきましょうッ‼‼」
グレモリー眷属も役目を理解し、その活躍でケルベロスの数も半数を切っていた。
「部長ぉ~ッ‼助けてくださ~いッ!?」
『♪~♪~♪~』(ぶんぶんぶん‼)
約1名を除いて……
(梨子、千歌、美歌、喜子……無事でいてくれよ…‼)
場面は変わりコカビエル戦
「このッ‼」
「フハハハハハハッ‼遅いッ‼遅すぎるぞッ‼‼」
梨子は全砲門をコカビエルへと向け、動きを制限するように撃っていくが、それを意にも介す事なくコカビエルは動かないで直撃弾だけを右手で軽く払い除けていた。
「この程度の射撃、止まって見えるわッ‼‼」
「だったらアンタも止まりなさいッ‼」
そこにコカビエルを取り囲む様に魔法陣が幾つも描かれると、そこから鎖が伸びてコカビエルをがんじがらめに縛り上げる。
「む?」
「続けてこれはどう?」
更にコカビエルの周囲に雷を纏った光球が大量に出現する。
「フォトンランサー・ジェノサイドシフト…………ありがたく受け取りなさいッ‼‼」
そしてそこから大量の光弾が次々にコカビエルへと撃ち込まれていく。
「これでfinishッ‼‼」
最後に残していた光球と鎖を爆発させて、炎がコカビエルを飲み込んだ。
「二人ともッ‼」
「「OKッ‼」」
梨子の合図に千歌と美歌がゲーマを纏いながら飛び上がって拳を振り上げる……
「……フハハハハハハハハハハハハッ‼‼‼‼」
「「ッ!?」」
直前、コカビエルが炎の中から飛び出して千歌を殴り飛ばした。
「キャアッ!?」
「千歌ッ!?」
「気を散らすな、トーシローがッ‼‼」
「くうッ!?」
千歌に気を取られてしまった美歌に、コカビエルは跳び蹴りを喰らわせる。
「あれだけの攻撃を受けて無傷…!?」
「フン……ありがたく受け取ってはみたが、物足りないぞ?俺に傷を付けたければ今の倍は持ってこい‼」
「なめんじゃないわよッ‼」
その言葉に喜子は魔力をガシャコンレイピアの先端に集束させ始める。
「させんさ。」
だがコカビエルは指の間に細い光の槍を作り、喜子へと投げる。
「そんなのッ‼」
しかしそれを梨子はしっかりと捉え、正確な射撃で撃ち落とす。
「まだまだァッ‼」
そして再び立ち上がった千歌と美歌がガシャコンキースラッシャーのガンモードでコカビエルを牽制する。
「ええい、鬱陶しいわぁッ‼‼」
あまりのしつこさにコカビエルは両手に大きな槍を作り出す。
「それなら‼」『ガッチョーン、キメワザ‼』
「私もッ‼」『ガシューン、マキシマムガシャット‼キメワザ‼』
それに対して梨子はベルトのレバーを閉じ、千歌はガシャットをベルトから抜くと、キースラッシャーのスロットに差し込む。
「消し飛べッ‼‼」
「お断りよッ‼」
『ガッチャーン‼ BANG BANG!! CRITICAL FIRE!!』
「こんのぉ~ッ‼」
『MAXIMUM MIGHTY!! CRITICAL FINISH!!』
コカビエルは完成した槍を全力で投げ、梨子は全砲門を一斉射して1つを撃ち落とし、もう1つは千歌のビームと相殺された。
「貰ったァッ‼」
そこに美歌が腕を伸ばしてコカビエルの足を掴んだ。
「やったッ‼取ったわよッ‼‼」
「この程度で何を…………ぬ、力が抜けていく…?」
「レベル0の力で底辺へと叩き落としてあげるッ‼‼」
「小癪な真似を…‼」
その捕まれている足をコカビエルを思いっきり振って、それにつられて美歌までも振り回される。
「ちょッ‼無茶苦茶よッ!?」
「フンッ‼」
「キャアアアアアアアアッ‼‼」
「えッ!?ブギュッ!?」
あまりの勢いに美歌は手を離してしまい、それが運悪く魔力をチャージしていた喜子の方へと飛んでしまい激突して魔力がキャンセルされてしまった。
「お……重い…‼」
「失礼ね、これでも千歌と同じで……「何バラそうとしてんの、美歌ッ!?」冗談よ。」
そんな軽口を叩きつつ、四人は1度集まる。
「さすがに私とよっちゃんは、レベル差がキツいね。」
「オマケに実戦経験は向こうの方が圧倒的に多いから、レベルだけじゃどうにもならないし…」
「これからどうし「完成だ…‼」ッ!?」
攻略法を話し合っていたら、先程までずっとほったらかしだったバルパーが嬉しそうな声を上げる。
そちらに視線を移すと、先程まで4本あったエクスカリバーが1本だけになっていた。
「まさか……4本のエクスカリバーを1つに…!?」
「てか今更だけど、盗まれたのって3本よね?1本多くない?」
「どうせあの時一緒に転移した女の持ってたヤツでしょ。」
「さあフリード、これを使って暴れろッ‼」
「はいな~ッ‼この素敵で無敵のエクスなカリバーちゃんで、バッサリいっちゃいますよ~ッ‼」
そしてそのエクスカリバーの近くにフリードが現れ、エクスカリバーを掴み取る。
「厄介な奴が厄介な物を…」
「見つけたぞ、エクスカリバアァァァァァァァァッ‼‼」
そこに木場が現れて、鬼気迫る表情でフリードとつばぜり合いを始めた。
「ちょいちょいちょいちょいッ‼ま~たアンタですかい!?いい加減しつけぇんだよッ‼‼」
そのまま二人は高速の剣撃を繰り返す。
「どうするのよ、梨子?」
「彼は木場君に任せましょう。私達はコカビエルを倒さないと。」
「ならば急ぐがいい。後20分でこの町は地図から消えるぞ?」
「「「「なッ!?」」」」
コカビエルが告げた事実は、彼女達に衝撃を与えた。
「エクスカリバーを統合させる魔法陣は、この術式を発動させる為のものでもあったのさ。ほらほら急げよ、この町の住人を見殺しにしたくなければなッ‼‼」
「ならばこちらも全戦力を投入するだけだ。」
余裕な態度を取るコカビエルに、ケルベロス達を殲滅したヴァーリ達が合流した。
「ほお……予想より早かったな。だが、それでこそ戦いがいがあるというものだッ‼‼」
「お前はこの町に巣くった悪性腫瘍だ。だからこそ、ここで切除する‼」
「これ以上、この町の人達に手出しはさせないわッ‼」
「ならば来いッ‼俺達の
翼を広げ両手に槍を出すコカビエルに、ヴァーリ達は武器や魔力を構える。そして今すぐにでも勝負が始まろうという瞬間……
『RE:START』
「「うわッ!?」」
「「「「「「キャアッ‼」」」」」」
電子音声と共に校庭に一誠とパラド、曜と果南に花丸にダイヤとルビィ、アーシアといった面々が突如転がりながら現れた。
「なんだ……イッセーッ!?」
「それに皆もッ!?一体どうや「フッフッフッ…‼」ッ!?」
その事に全員が驚いていると、何処からか笑い声が聞こえてきた。
「誰だッ!?俺の
皆が視線を笑い声がする方へ向けると、そこには黒字に黄緑のラインが所々走り、頭部には5本、肩には左右合わせて4本の角があり、腰にはローブが巻かれバグヴァイザーⅡを装備した存在が立っていた。
「あ……あれは…‼」
「ヴァーリ君?知ってるの?」
その姿に動揺するヴァーリに、梨子は心配しながらも相手の情報を得るために質問する。
「あれは俺が作り上げた“伝説の戦士”……‼」
「伝説の……戦士…?」
「ああ、いつか発売しようとずっと構想を練っていたゲーム【仮面ライダークロニクル】に出てくる……その名も…【仮面ライダークロノス】…‼」
「「「「「ッ!?」」」」」
ヴァーリが話す内容に更にルシファー眷属が驚いた。そのクロノスは両手を後ろで組み、ゆっくりと歩き出す。
「諸君……この
そして、最悪を告げる時計の針がゆっくりと動き出した。
いかがでしたか?
次の話はクロノスが思いっきりやらかします。
次回【砕かれるJewel】
「きらめきアイドル……君は絶版だ。」
では、次回でお会いしましょう。