ゲームの力でこの世界を生きていく   作:疾風の警備員

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どうも、疾風の警備員です。

やっベー、スランプだわぁ……ネタは出てくるのに、上手く話が組めない……

時間が掛かった割りに、微妙な仕上がりだ……

それでも良ければ、見ていってください。


エクスカリバーをMore than!!

クロノスの起こした悲劇の数分前……

 

「オリャアッ‼」

 

「テヤァッ‼」

 

校庭の反対側では、フリードとゲンムに変身した美歌がつばぜり合っていた。

 

「そうかいそうかい……こんな場所で会うなんて、俺ちゃんラッキーッ‼」

 

「いいえ、アンラッキーよ?……何せ私に倒されるんだからねッ‼」

 

互いに弾かれる様に後ろに跳び、着地と同時に再び突撃して剣を突き出して剣先がぶつかる。

 

「ヒャヒャヒャヒャヒャヒャッ‼‼だったら俺に勝ってみせろやぁッ‼‼」

 

「いわれなくとも…‼」

 

そこでフリードの姿が揺らめく様に消える。

 

「透明の力か……だったら‼」『ガシャコンブレイカー‼』

 

美歌は新たに出したブレイカーを右手に握り、ジャンプして上にあったアイテムを取る。

 

『マッスル化‼』

 

「セイヤッ‼」

 

そこからBボタンを連打し、着地に合わせて地面に叩きつけ衝撃波を全周囲に飛ばす。

 

「どわっちゃッ!?」

 

すると美歌の後ろで声がし、振り返るとそこには仰向けに倒れてるフリードがいた。

 

「残念だったわね?その程度、攻略済よ。」

 

「んなろ~ッ‼なら、これはどうだッ‼」

 

フリードが剣を眼前に翳すと、その姿が一瞬ブレて4人に増え、美歌へと同時に攻めてきた。

 

「今度は夢幻の力ね……それだったら…‼」

 

『液状化‼』

 

しかし彼女はアイテムの効果で体をゲル状にし、剣が体を貫くもダメージを無効化する、その上……

 

「なッ!?ぬ、抜けねぇ~…ッ‼」

 

刺さっている部分に力を入れ、固定させて抜けなくしたのだ。

 

「この至近距離なら……全員叩けるわよねぇ?」

 

仮面の奥でニヤリと笑いながら、最初の1体にブレイカーを全力で振り下ろすと頭をすり抜けて消える。

 

「最初はハズレか……それじゃ、次いってみましょう。」

 

それを見た他のフリード達は顔を青くして必死に抜け出そうとするが、それは叶わず無情にもブレイカーが振り下ろされ2体目が消える。

 

「これもハズレ……次。」

 

再度振られたブレイカーも分身だったようで消え、残り一人となった。

 

「お待たせ~♪本物さん?」

 

「おまッ!?分かっててやってたろッ!?」

 

「モチ。」

 

「まそっぷッ!?」

 

あわてふためくフリードの脳天に美歌はガシャコンブレイカーを叩きつける。実は彼女、4人に刺された時に殺気の濃さで本物はどれか解っていたのだ。だが恐怖心を煽る為に態々分身から消していく辺り、やはりSだ。

 

「ぐおおおぉぉぉぉぉ…‼‼‼マジ痛えぇ…‼」

 

「いや普通、痛いじゃすまないんだけど?」

 

ガシャコンブレイカーを喰らい踞るフリードだが、本来なら人間の頭蓋骨ごとき余裕で砕く一撃を、頭にコブ1つですんでるあたり、やはりこの男も人間を辞めている。

 

「チックショーッ‼こうなりゃ、こっちも本気だッ‼」

 

「なら、私も本気でやってあげるわ。」

 

エクスカリバーを握り締めるフリードに対し、美歌はレバーを閉じアビスマキシマムマイティXのリミットを解除する言葉を叫ぶ。

 

『ガッチョーン。』

 

「システム……イグナイト‼」

 

『ガッチャーン‼モードリリース‼』

 

するとその電子音の後、身体が軽くなり奥底から沸き上がる力を美歌は感じた。

 

「シャアッ‼クロックアップ‼」

 

「なら、ひとっ走り付き合ってあげるわ‼」

 

『高速化‼』

 

天閃の力で高速移動するフリードに、美歌も限定解除と高速化の力で同等以上の速度で動き、超速の剣撃を繰り広げつつ隙を突いてフリードに足払いを掛けて転倒させ、その背中を踏みつける。

 

「ふぎゅッ!?あ、なんかクセになりそう…‼」

 

「これが貴方と私の差よ。貴方じゃ私には勝てない……守りたい者も居ない貴方じゃね?」

 

「んだと…?」

 

「私は守りたい者達がいる……本来なら気味悪がる私を笑顔で迎えてくれた人達がね?」

 

そこで美歌は5年前のある日を思い出す。美歌という存在が生まれたのは、千歌がシグルド機関にいた頃……過酷な実験に心をすり減らしていた彼女のストレスによって生み出された人格だ。千歌を守るため美歌は機関にいる間、彼女の身体を支配していた。それにより美歌は驚異的な早さで強くなり機関の女子No.1になり【天才】と呼ばれたが、それでも千歌への負担は無くならなかったので彼女は機関を脱走し、その後千歌がヴァーリの眷属になった後は彼女はしばらく彼等の前に姿を現す事はしなかった。だが、ズル賢いはぐれ悪魔が大量の魔獣を呼び出し、その時の千歌の力では勝てる確率が低かったので仕方なく、同伴していたヴァーリと梨子の前で人格を切り替え大量の魔獣相手に無双したのだ。

 

大人しかった子がいきなり無双すれば普通怪しまれる。しかしヴァーリと梨子は……

 

『千歌ッ‼大丈夫か‼』

 

『千歌ちゃんッ‼怪我はない!?』

 

そんな事一切気にせず、彼女の心配をしてきた。その時はまだ気づいてないと思った美歌は自分の事を二人に話した。そうしたら二人の反応は……

 

『それは驚きだが、お前達を心配しない理由になるか。』

 

『だって千歌ちゃんも貴女も、もう私達の家族みたいなものなんだしね。』

 

全く変わることはなかった。

 

(あの研究機関にいた奴等は目の色を変えて実験材料にしようとしてたのに……)

 

この事が切っ掛けで彼女は少しずつ彼等を信じる事にして、今では完全に信用していた。

 

「だからこそ、ヴァーリ達に迷惑掛ける前にアンタはここで潰す。」

 

キースラッシャーを振り上げ、フリードの首めがけて一気に振り下ろす……

 

「グアァァァァァァァッ!?」

 

「「「「キャアアアァァァァァァァァッ!?」」」」

 

「ッ!?千歌ッ‼‼」

 

「オッシャッ‼隙ありイィィッ‼‼」

 

「うあッ!?」

 

直前に千歌達の悲鳴が聞こえ、視線をそちらに移した瞬間にフリードの聖剣が形を変え、まるで意思を持っているかの様に動き美歌を斬り飛ばした。

 

「く……ッ‼擬態の力…‼」

 

「ヒャヒャヒャヒャッ‼どうやらお前のお仲間さんがピーンチらしいけど、行かせやしねぇよ‼」

 

「だったら速効で倒すッ‼」

 

そして二人は再びぶつかり合った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「部長ッ‼行かせてください‼‼聖剣(アレ)は僕がッ‼‼」

 

「行かせられる訳ないでしょッ‼‼」

 

その頃別の場所では、血走った目でフリードを睨み、突っ込んで行きそうになっている木場をリアスが必死に抑えていた。

 

「何でですかッ!?」

 

「今の貴方が行ったところで、何が出来るっていうのッ!?」

 

「例えそうでも、聖剣を砕けるなら僕はどうなったって…「いい加減にしなさいッ‼‼」グァッ!?」

 

それを振りほどこうと彼はもがき、あげくの果てに自身を蔑ろにする様な言葉を言おうとする木場に、リアスは彼の左頬に平手打ちを喰らわせた。

 

「これで少しは落ち着いたかしら?」

 

「部長……?」

 

「復讐に心を囚われたままじゃ、貴方の剣は曇ってしまうわ。思い出しなさい‼‼貴方を逃がしてくれた子達の思いを‼‼」

 

「皆の…」

 

「なるほど、貴様はあの時の生き残りか…卑しくも悪魔になってまで生き、その上極東の地で合間見えるとは数奇な運命よ。」

 

何とか木場を落ち着かせる事に成功したリアスだが、そこにバルパーが割り込んできた。

 

「だが貴様とその仲間には感謝してやろう……お前達のお陰で、ワシの研究は完成したのだからな。」

 

「……完成?」

 

「聖剣を操るには特殊な因子が一定水準必要でな、お前達はそれが水準に届かなかった。そこでワシは考えた……貴様達の因子を取り出し、他の者に与える事は出来ないかとな?結果は成功だった‼」

 

狂った様な表情を浮かべながら説明するバルパーに、木場だけでなくリアス達までも嫌悪の表情を浮かべる。

 

「そしてこれはその因子を結晶化させた物だ。4つの内3つはフリードに使って、これが最後の1つだ。特別にお前にくれてやろう。既にこれ以上の物を量産化出来る準備が整っておるからな。」

 

そう言ってバルパーは木場の足元に青い結晶を投げ、彼はそれを拾い上げる。

 

「ミカエルの奴もこの研究を利用しているぞ?ま、奴は因子を抜いた者を殺したりはしていないだろうがな。全く、無駄な者を生かす意味が解らん…」

 

そのバルパーの一言が、彼の怒りに火を付けた。

 

「…………無駄だって?彼等の存在が……無駄だって?」

 

「そうだ。因子を失った貴様達に存在価値などない。ましてや情報漏洩の可能性があるのだ……殺処分は当然だろう?」

 

「だったら…………彼等の生きたいと思う願いも、無駄と切り捨てるのかッ‼」

 

木場の叫びにバルパーはニヤリと笑った。

 

「切り捨てるともッ‼貴様らはモルモットに過ぎん‼‼モルモット風情が人並みの幸せを望むでないッ‼‼」

 

「そんな事はないッ‼‼」

 

彼の言葉を否定するバルパーを更に否定する言葉が送られ、そこにゼノヴィアが現れる。

 

「人には生きる権利があるッ‼それを貴様のエゴで奪う事など断じて許されんぞ、バルパーッ‼‼」

 

「教会のエクソシストの片割れか……まだ生きておったのか?」

 

「生憎、頑丈なのが取り柄でね。」

 

「何故君が…?」

 

「言っておくが、今のは犠牲になった子供達に対してだ。悪魔のお前は関係ないぞ?」

 

「……それでもいいさ。」

 

木場は立ち上がり左手の結晶を握り締めると、それが淡く光り出し、校庭を包み込んでいった。

 

「これは…‼」

 

すると木場の前に光の玉が幾つも浮かび、それらは徐々に形を人の姿へと変えていった。

 

「朱乃……貴方、これが何か解る?」

 

「恐らく、この空間内にある様々な力が結晶に干渉して……中にあるあの子達の魂を開放したんですわ。」

 

「みんな…‼」

 

その姿を見た木場は涙を流す。もう会うことは出来ないと思っていた……嘗ての仲間達と再会出来たことで。

 

「僕は……‼僕は…ずっと思ってた‼僕で良かったのか……他に生きた方がいい子がいたんじゃないかって…‼だって僕より夢を持った子がいた……生きたいと思っていた子がいた……なのに、僕が生きて……‼平和に甘えていいのかってずっと…‼‼」

 

そう語る木場の前に一人の子が立つと、口を動かす。

 

「『そんな事は気にしなくていい。君だけでも生きて…』あの子はそう言ってますわ。」

 

それを読唇術で読んだ朱乃の後、校庭に歌が流れる。

 

「これは…聖歌?」

 

「……暖かい。」

 

「私達には毒なのに……なんて優しい旋律…」

 

それにリアス達が聞き入ると木場に異変が起き始める。

 

『一人じゃダメだった。』

 

『でも今度は一人じゃない。』

 

『皆がいれば聖剣だって受け止められる。』

 

『例え神がいなくても…』

 

『例え神が見ていなくても…』

 

『僕たちの心はいつだって…』

 

「ひとつだ。」

 

木場の体が光に包み、それが晴れると木場の中から溢れる力が変化していた。

 

「リアスッ‼これはまさか…‼」

 

「ええ、裕斗と彼等の思いに神器が答えたのよ。そして至った……禁手(バランス・ブレイク)に…‼」

 

木場が新たに剣を作り出すと、それは神々しさと禍々しさを併せ持った剣となった。

 

「これが僕の禁手……双覇の聖魔剣(ソード・オブ・ビトレイヤー)‼‼…これで今度こそ、僕の過去に決着を着けるッ‼」

 

「ならばここからは、共同戦線にしないか?」

 

そして木場の横にゼノヴィアが並び立ち、そう提案してきた。

 

「いいのかい?僕は……聖剣を壊すかもしれないよ?」

 

「問題ない。あれは既に異形の剣……だから1度破壊して破片を回収する事にする。」

 

「だったら僕は構わないさ。」

 

「では、私も本気で行くとしよう。」

 

そう言うとゼノヴィアは左手を横に伸ばす。

 

「ぺトロ、バシレイオス、ディオニュシウス、そして聖母マリアよ……我が声に耳を傾けてくれ。」

 

すると手の前の空間が歪み、鎖にがんじがらめにされた1本の剣が出てきて、彼女はそれを掴み取る。その剣からはフリードの持つエクスカリバー以上の聖なるオーラを放っている。

 

「この刃に宿りしセイントの御名において、我は解放する………………デュランダル‼」

 

詠唱が終わると剣を縛る鎖が砕け、聖剣【デュランダル】が彼女の手に収まり、それを正眼に構える。そしてそれを見たバルパーは酷く動揺していた。

 

「バ…バカなッ!?デュランダルだとッ!?私の研究でもそこまでには達していないのに…‼」

 

「それはそうさ、私は天然物だからな。」

 

「まさか…‼天然の聖剣適合者だと…!?ええい‼フリードッ‼アイツ等も潰せッ‼‼」

 

「黙らっしゃいッ‼‼こっちもんなヨユーねーわッ‼‼」

 

バルパーは彼等を倒すようフリードに指示するが、美歌の相手で精一杯なのに無茶ぶりするバルパーに怒鳴り返した。

 

「あら、頼もしい味方の登場かしら?」

 

「手伝うよ…‼」

 

「任せてもらおう。」

 

「はあッ!?増援とかアリですかッ!?」

 

「なら、超協力プレーといきましょうかッ‼‼」

 

美歌の声に二人が飛び出し、最速の木場が先にフリードと接敵したら聖魔剣を目に捉えるのも難しい速度で振るっていき、フリードはそれを何とか堪え忍ぶ。

 

「ハアアアアアアアアアアッ‼‼」

 

「は、速いッ!?」

 

「隙有りだ。」

 

そちらに気を取られている間にゼノヴィアも接敵、上段からの全力の振り降ろしに何とか反応してエクスカリバーで受け止めたが、刀身に亀裂が入った。

 

「聖剣にヒビ入るとかマジっすか!?」

 

「マジよ。」『ズパ・パ・パーン‼』

 

「こなくそッ‼‼」

 

「逃がさないッ‼」

 

そこに美歌がキースラッシャーをアックスモードにして振るい、フリードは避けようとするも木場の不意打ちに足止めされ仕方なくエクスカリバーで受けたが、亀裂が刀身全体に広がる。

 

「いや待ってッ!?マジでヤバいんですけど…‼」

 

「ハアッ‼‼」

 

その状態にフリードは完全に慌て始めたが、木場がその隙を見逃す筈がなく、一気に近づいて聖魔剣をエクスカリバーに一閃……エクスカリバーは粉々に砕け散った。

 

「折れたぁーッ!?」

 

「終わりよ…‼」

 

『ガシューン、アビスガシャット‼キメワザ‼』

 

得物を無くし無防備になったフリードに、美歌はバックルのアビスマキシマムマイティXガシャットを抜き、キースラッシャーに装填する。

 

『ABYSS MAXIMUM!! CRITICAL FINISH!!』

 

「セイヤアアアァァァァァァァッ‼‼」

 

トリガーを引いて必殺技を発動させた美歌は正面からフリードに近づき、上段からの一閃で斬り捨てた。

 

「ゴハッ!?……な、なんで…………俺が…最強で……天才…」

 

「彼処での天才の称号は一騎当千ではなく、あらゆる状況に即時対応出来る万能型に与えられるの。貴方には周りを束ねる能力がなかったから、その称号が与えられなかったのよ。」

 

「ち……くしょう…………が…」

 

『痛烈の1発‼』

 

「バ、バカな…!?」

 

崩れ落ちるフリードにバルパーは信じられないものを見るかのように目を見開き、美歌はそんなフリード達から興味を無くし、すぐに視線を外す。

 

「待ってて千歌…‼今「あ…ああ……‼お姉ちゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああんッ‼‼‼‼」な、何ッ!?」

 

「ハッハッハッハッハッハッ‼‼これできらめきアイドルの姉は完全に消滅した‼そしてそれを心の弱いきらめきアイドルが耐えられる訳がない…‼もう歌う事も不可能だろう…‼つまり…………事実上の絶版だァ…‼」

 

千歌の元へと向かおうとした美歌やリアス達の耳に、ルビィの悲痛な絶叫とクロノスの笑い声が響く。

 

「きらめきアイドルの姉……それってダイヤさんッ!?」

 

「消滅ッ!?……本当にいない…‼」

 

その言葉にリアスと朱乃は周囲に視線を巡らせるが、何処にもダイヤの姿を確認することが出来ず、見えるのは倒れているヴァーリ達と一誠とパラド、そして涙を流しているルビィに果南に花丸と曜とアーシアだった。

 

「ん?どうやらエクスカリバーは負けた様だな。」

 

「貴方…‼何て事をッ‼‼」

 

「悪いが君達に興味は無い……用があるのは(ガシャァァン‼)おや?」

 

クロノスの怒りを露にするリアスだが、当のクロノスはその彼女の怒りをそよ風の如く流しながら話していたら、学園を包む結界が割れて何者かが侵入してきた。

 

「ハ~ハッハッハッハッハッ‼‼白龍皇である【白神 龍矢】様の登場だッ‼‼僕が来たからにはもう大丈夫だよ、レディ達ッ‼‼」

 

上から聞こえてきた下らない口上に全員が視線を上に向けると、そこに黒髪に白のズボン、黒いシャツを着ていて背中から【白龍皇の光翼(ディバイン・ディバイディング)】を生やした優男がいた。

 

「誰…………あれ…………?」

 

「さ……さあ…?」

 

「…馬鹿が増えた。」

 

「あはは…」

 

「奴が白龍皇?それにしては力が全く感じられないが…」

 

リアスと朱乃はその登場に唖然とし、小猫は呆れと同時に毒を吐き木場はそれに苦笑い。ゼノヴィアだけは冷静に分析していたが、その判断通り原作では禁手でヴァーリは登場していたが彼はまだ至っていないのか、鎧は纏っていない。

 

「戦力外は黙って震えてろ…‼」

 

美歌は悪態を吐いた後に千歌の元へと駆けていくが、その時にクロノスの近くを通ると、奴の一人言が聞こえた。

 

「フッフッフッ…どうやら運命は私に味方している様だ…‼」

 

(?…一体どういう意味?)

 

『PAUSE』『Re:START』

 

そこでクロノスがベルトのボタンを叩き、一瞬の不思議な感覚に周囲を見渡すが、特に変化はなかったので彼女は特に気にせず千歌の元へと再び向かっていった。




いかがでしたか?

次でこの章は終わりになります。


次回【最悪のLose】

「俺には俺の贖罪の仕方がある……それだけだ。」


では、次回でお会いしましょう。
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