ゲームの力でこの世界を生きていく   作:疾風の警備員

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どうも、疾風の警備員です。

だいぶ遅くなりました……スンマセン!!

中々筆が乗らなかったのと、仕事が忙しかったので(勤務終了一時間前に残業しろと命じられる)……言い訳ですけどね…

とりあえず完成した本編、皆様が納得出来るか微妙ですが良ければどうぞ。


Firstコラボ seven

「皆の笑顔は、私が守る‼」

 

「ノーコンティニューで‼」『クリアしてあげる。』

 

始まったエグゼイドとクウガの試合。だが、片方がゆるキャラみたいな見た目なので違和感はあるが…

 

「いっくよ~‼」

 

エグゼイドはそのゆるキャラ的な体でアクロバティックに動き回り、クウガを翻弄しつつ攻撃を行うが、クウガもそれを上手く回避している。

 

「この…‼」

 

「くう…‼」

 

攻撃をかわしたクウガはエグゼイドに隙を見つけ、拳を振るおうとするが途中でそれを止めてしまった。

 

その後、何回か同じ様に攻撃を途中で止める事が多く、皆が疑問に思い始め…

 

「ちょっと穂乃果ッ‼‼あんた何やってんのよ‼」

 

しびれを切らしたにこが声を荒げるが、クウガから返ってきた答えはくだらないものだった。

 

「だって………可愛すぎて殴れないよッ‼‼」

 

「「「「「「「「だぁ~‼」」」」」」」」」

 

その答えに観客席の全員がずっこけた。

 

『あら、だったらこのまま戦いましょうか。』

 

「でも、それじゃ特訓にならないから…レベルアップするよ‼」

 

『『ガッチョーン、ガッチャーン‼ダブルアーップ‼私が貴女で‼アナタがワタシで‼(We're‼)マイティマイティシスターズ‼(Hey‼)ミラクルエーックス‼』』

 

レバーを1度閉じ、再度開く事でレベルXとなったエグゼイドだったが、それは更なる混乱を招く事になった。

 

「ええ~ッ!?2人に分裂したァッ!?」

 

「あ…美歌の事話忘れてた…」

 

「ワタシはそれも作戦の内だと思ってたんだけど?」

 

「アハハ…」

 

「でもその姿なら今度はやれる!!」

 

ファイティングポーズを取るクウガに、エグゼイドL・Rは武器アイコンを展開し、それぞれ武器を選択する。

 

『ガシャコンガントレット!!』

 

『ガシャコンキースラッシャー!!』

 

Rがキースラッシャーを、Lがガントレットを装備するとLがクウガへと駆け出した。

 

「超協力姉妹プレーでッ!!」

 

「ノーミスクリアしてあげるわッ!!」

 

『ズキュ・キュ・キューン!!』

 

走るLを援護するため、Rがキースラッシャーから射撃を行っていくがクウガはまるで見切っていると謂わんばかりに楽々と回避しながらLを迎え撃つ。

 

「セリャアッ!!」

 

「フッ!!」

 

突き出された右拳に左手を添えるようにして背後へと受け流し、クウガはRへと向かい出す。

 

「うわっとっと…!!えッ!?私スルーッ!?」

 

受け流された勢いでつんのめってしまったLが立て直す前にクウガはRと交戦に入った。

 

「何が狙いか知らないけど…!!」

 

『ジャジャ・ジャ・キーン!!』

 

キースラッシャーをブレードモードに切り替え、クウガへと振るうがそれは身を屈める事で避けられ、すぐに刃を反転させて再度振るうが、それをクウガは腕を掴み取るかたちで受け止めた。

 

「んなッ!?」

 

「これ、借りるね♪」

 

クウガは右手を強くキースラッシャーを持つ手に叩きつけ、Rはそれで武器を手離してしまいクウガがそれを素早く奪い取った。

 

「コラッ!!返しなさい!!」

 

キースラッシャーを取り返すために手を伸ばすが、クウガは即座に離れるとベルトのアマダムを紫に輝かせる。

 

「超変身!!」

 

するとクウガの赤い鎧が紫のラインが走る銀色の鎧になり、瞳を紫に変えた【タイタンフォーム】になった。更にキースラッシャーが形を変え、紫色の刀身の【タイタンソード】となる。

 

「フォームチェンジッ!?」

 

「キースラッシャーが変わっちゃった!?」

 

その変化に驚くエグゼイド姉妹。そんな中をクウガはゆっくりと歩き出す。

 

「無防備を晒して…!!」『ガシャコンマグナム!!』

 

Rはマグナムを掴み取り、クウガへと攻撃していく。しかし、鎧から火花は散るもクウガの歩みは変わらない。防御重視のタイタンフォームにその程度の射撃では効果は見込めない。

 

「私を忘れないでッ!!」

 

その背後からLがクウガに殴りかかった。

 

ーーーガキィン!!

 

「…………………………いったぁいッ!?」

 

だが、その強度にガントレットをしていても拳にダメージを受けてしまった。

 

「……フンッ!!」

 

「キャアッ!?」

 

クウガはその隙に振り返りながらLをタイタンソードで切り裂く。大量の火花を散らしながらLは地を転がった。

 

「千歌ッ!?こんのぉッ!!」『ガシャコンスパロー!!』

 

それに怒ったRはスパローも持って、両手で射撃を放つもクウガの装甲は抜けず、どんどんと距離が縮んでいく……

 

「どんだけ頑丈なのよ…!!」

 

悪態を付きつつ撃ちまくるRだったが、とうとうクウガに間合いまで入られてしまった。

 

「ハアアァァァァァァァァァァッ!!」

 

「ガハッ!!」

 

そして腹にタイタンソードを突き刺す【カラミティタイタン】を喰らってしまう。

 

「ちッ…!!」

 

しかし致命傷になる寸前に体を粒子化させて、ギリギリのところで脱出した。

 

「今のは……GNドライブッ!?」

 

「ワタシはガンダムじゃないわよ…」

 

「美歌ッ!!」

 

クウガを飛び越えてRと合流したLは彼女の傍にしゃがむ。

 

「大丈夫?」

 

「ちょっと無理ね……しばらく休んで回復のアイテム探してるわ。」

 

「後は任せて。」

 

Rにそう言って立ち上がったLは深呼吸をした後、クウガを見るがその視線からは何ともいえない迫力が出ていた。

 

「雰囲気が…」

 

「ここからは……殺す気(ほんき)で行きます…!!」

 

『ガシャコンソード!!』

 

右手にガシャコンソードを、左手にはRが持っていたマグナムを持ちクウガへと突貫するL。クウガはそれを待ち構えてカウンターを決めるつもりだった。

 

「ハッ!!」

 

そして間合いに入った瞬間、剣を振り下ろすがそれはLがあり得ないくらいに身体を捻る事で回避された。

 

「嘘ッ!?」

 

そして身体を戻しながらソードを首目掛けて振るうが、寸前でタイタンソードで払いのける。しかし、Lはその弾かれた勢いすらも利用してその場で高速回転して、今度は反対側から首を狙う。

 

「ッ!?超変身!!」

 

今の姿ではその一撃が逃れられないと思ったクウガはアマダムを青に輝かせ【ドラゴンフォーム】にチェンジすることで上がった身軽さで身体を反らし、何とか回避した。

 

「あっぶな~…今のは本気で…」

 

距離を取って一息つこうとしたクウガだったが、Lは逃がすつもりはないかの様にマグナムから弾丸を放っていく。

 

「うわととととととッ!?」

 

その場でローリングしてギリギリでかわし、今度はアマダムを緑に輝かせた。

 

「超変身!!」

 

今度は射撃特化の【ペガサスフォーム】に変わると、キースラッシャーを専用武器の【ペガサスボウガン】に変形させ、後ろのスロットルを引き絞る。

 

(これで…終わり!!)

 

『ズ・キューン!!』

 

強化された感覚で狙いを定めて確信と共に引き金を引き、放たれた必殺技【ブラストペガサス】だったが、LはそれをガシャコンマグナムのBボタンを叩き、ライフルモードにして撃ち落とした。

 

「うそーん…」

 

「いくら弾が速くても、姿が見えていれば落とせる!!」

 

「くッ!?超変身!!」

 

ペガサスフォームは感覚を強化する代わりに消耗が激しく、50秒しか持たずそれを過ぎると一番弱いフォームに強制的になり、しばらく変身できなくなる欠点がある。なのですぐにマイティフォームに戻ったクウガが構えると、Lも武器を投げ捨てベルトのレバーを閉じた。

 

『ガッチョーン、キメワザ!!』

 

「ちょっと千歌、必殺技ならワタシも混ぜなさいよ。」

 

『ガッチョーン、キメワザ!!』

 

Lの隣にある程度回復したRが来ると、同じ様にベルトのレバーを閉じる。

 

「じゃあ、一緒に行こう!!」

 

「これは…あれでいくしかないかな?」

 

そう言うとクウガの身体を電撃が走り、ベルトには金色のパーツにアマダムが金色に輝き鎧に金のラインがプラスされ、右足には新たに【マイティアンクレット】と呼ばれるパーツが付いた【ライジングマイティフォーム】に変身した。

 

そして腰を低めに構えて、右足に封印エネルギーを集束させていく。

 

『『ガッチャーン!! MIGHTY MIRACLE!! CRITICAL STRIKE!!』』

 

そしてレバーを開いてエグゼイド姉妹がダブルキックを放つと同時にクウガも右足に炎と雷を纏いながら走りだし、飛び上がりながら一回転しつつ放つ【ライジングマイティキック】を放ち三人が空中でぶつかり合い、爆発と共に三人が落ちた。

 

「くッ!?結構やるわね!!」

 

「美歌戻って!!後は私の中に!!」

 

「ええ、そうさせてもらうわ…」

 

Lは変身を解除すると美歌を自身の中に戻し、マキシマムマイティエックスガシャットを取り出す。

 

「マックス大変身!!」

 

『マキシマムマイティエーックス!!マキシマムガシャット!!ガッチャーン!!レベルマァァァックス!!最大級の(ガコン!!)マキシマァームパワー!!エーックス!!』

 

レベル99になり、マキシマムゲーマから飛び出して構えるエグゼイド。対するクウガは身体に更に電撃を流し、赤かった部分を黒に染め、マイティアンクレットを両足に付けた【アメイジングマイティフォーム】へと変わった。

 

「こっちも本気でいくからね?」

 

「こっちは既にクライマックスですよ!!」

 

二人は駆け出し中央で拳をぶつけ合う。それをすぐに離すと、エグゼイドが再度拳を振るいクウガは身体を少し屈めてかわし腹部に蹴りを入れようとするがそれに反応したエグゼイドは右に少し跳んでそれを避け踵落としを放つも、クウガは転がって避ける。起き上がると目の前にエグゼイドの足が迫っていて咄嗟にそれを掴むと反対方向へと投げる。空中で身を翻して着地するエグゼイドと同時にクウガも立ち上がって構える。

 

「やるね?」

 

「まだまだですよ!!」

 

今度は同時に飛び蹴りで空中を交差し、至近距離で背中合わせに着地すると即座に振り替えって互いの裏拳が顔に決まる。

 

「「グ…!!」」

 

それでも後ろに一歩下がった程度で、続けて回し蹴りがぶつかり合う。それも互いに相殺され、バク転で互いに距離を取るとエグゼイドはマキシマムゲーマを纏ってベルトのレバーを閉じ、クウガは両足に封印エネルギーを集束させていく。

 

『ガッチョーン、キメワザ!!』

 

「ハアアァァァァァァァァァァ…!!」

 

『ガッチャーン!! MAXIMUM!! CRITICAL BREAK!!』

 

そしてレバーを開いたエグゼイドと集束が終わったクウガは助走をつけてから飛び上がり【アメイジングマイティキック】を放つ。

 

「テヤアアアアアアアアァァァァァァァッ!!!!」

 

「オリャアアアアアアアァァァァァァァッ!!!!」

 

それがぶつかり合うと大爆発を起こし、二人は爆煙の中から抜けて地面に着地する。

 

「これでもダメか…」

 

「なら、これしかない!!!!」『ハイパームテキ!!』

 

エグゼイドは決着をつけるべく、ハイパームテキガシャットを起動させた。

 

『ドッキィーング!!』

 

それをマキシマムマイティエックスガシャットの隣に取り付ける。

 

「あんまり使いたくなかったけど…やるしかない!!」

 

それに合わせてクウガも再び変身の構えを取り、アマダムを黒く輝かせる。

 

「ハイパー大…!!」

 

「超…!!」

 

「「変身ッ!!」」

 

『パッカーン!!ムーテーキー!!輝け!!流星の如く!!黄金の最強GAMER!!ハイパームテキ!!エグゼェーイド!!』

 

エグゼイドはムテキゲーマーに、クウガは黒に金のラインが入り刺々しく禍々しい鎧の姿の【アルティメットフォーム】になった。

 

「「ノーコンティニューで…クリアしてあげる!!」」

 

クウガへと走り出すエグゼイド…だがクウガは慌てた様子はなく、ゆっくりと右手をエグゼイドへと向けた。

 

「千歌ッ!?回避!!」

 

「ッ!!!!」

 

それに何かを感じた美歌の声と同時にエグゼイドはすぐに横に飛び、そのすぐ後で自身がいた場所で炎が爆発する。

 

「ッ!?避けられた!?」

 

「何…今の…」

 

その気持ちは、その瞬間を見ていたこの世界の梨子達も同じだった。

 

「空間が爆発?でも、魔法じゃない!!」

 

「なら、何なのッ!?」

 

超自然発火現象(パイロキネシス)よ。」

 

驚く彼女達に説明する絵里。あれは武器を変形させる力【モーフィンパワー】を極限まで高めた事で可能になるもので、周囲の空間にある分子や原子を操り、プラズマ化させる事で発火・炎上させているのだ。

 

「つまり、少しの油断が即敗北に繋がるのよ。」

 

確かに、普通の状態ならエグゼイドを簡単に倒せるだろう。だが…今のエグゼイドなら話は別である。

 

「タイミングはワタシに任せなさい。」

 

「私は全力で突っ込む!!」

 

即座に役割を振り分けるとエグゼイドはクウガへと再び走り出す。そこにクウガはもう一度パイロキネシスを放つが、二人の人格が同時に出ているエグゼイド超速思考と超速反応の同時進行を用いて短距離転移(ショートジャンプ)を繰り返し、その悉くを回避してみせた。

 

「何あの反応速度ッ!?もはやチートじゃない!!」

 

「あれが最強悪魔祓い(エクソシスト)Cの力ですよ。」

 

荒ぶるにこに梨子はそう告げる。その間にもクウガとエグゼイドの距離は縮まり、格闘戦の間合いになる。

 

「やあッ!!」

 

そしてエグゼイドの拳がクウガの顔に命中する。

 

「く…!!せぇいッ!!」

 

クウガも負けじと拳を振るい、エグゼイドの顔面を捉える。

 

「うぐッ!?そいやッ!!」

 

それで一歩下がるが、すぐに一歩を更に前に踏み出して肘打ちをクウガの腹部にめり込ませる。

 

「がッ!?こんの!!」

 

右手で腹部を抑えつつも、左足の蹴りがエグゼイドの右脇腹を抉る。

 

「ごはッ!?まだまだァッ!!」

 

倒れそうになるのを必死にこらえ、放つ拳がクウガの胸を打ち抜く。

 

「うあッ!?こっちだって!!」

 

前のめりになるも、身体を戻す勢いを足したアッパーがエグゼイドの顎を的確に捉える。

 

「が…!!ふん!!」

 

それを喰らったエグゼイドは身体を仰け反らせるが、クウガがやったように戻す勢いを足した頭突きをかました。

 

「どっちも互角?」

 

「………………おかしいズラ。」

 

「花丸ちゃん?」

 

それを見ていた花丸はあることに気づいた。

 

「エグゼイドは無敵状態なのに、何で千歌ちゃんがダメージを受けてるの?」

 

「「「「「あ…」」」」」

 

そう、彼女の言うとおりムテキゲーマーは常時無敵状態を再現しており、攻撃を無力化できる能力がある。ならばクウガの攻撃は効かない筈なのだが、今は見ての通りダメージを貰っていた。

 

「一体どうして…」

 

「……クウガの…固有能力だ…」

 

その疑問の答えは梨子の膝から……正確には、膝枕で寝ていたヴァーリからだ。

 

「ヴァーリくんッ!?目が覚めたのね!!」

 

「ああ、今さっきな…………それで続きだが(ペチン!!)いった!?」

 

目の前の解説を行おうとしたヴァーリだったが、それは梨子に額を叩かれて中断される。

 

「何すんの!?」

 

「………………人の気持ちも知らないで…!!」

 

叩かれた事に文句を言おうと起き上がったヴァーリだったが、瞳に涙を貯めた梨子の顔を前にしたら、何も言えなくなった。

 

「…………………………すまん…」

 

そう謝るヴァーリの胸に梨子は顔を埋める。

 

「お願いだから、無茶しないでよ…!!もう、本当に心配したんだからね…!!」

 

「悪かったよ…」

 

自身の胸元で泣き始める梨子の頭を優しく撫でるヴァーリ、周りは微笑ましそうにそれを見る……一名を除いて。

 

「ほらッ!!治癒魔法使うからさっさと離れなさい…よ!!」

 

「うおッ!?」「きゃッ!?」

 

「まったく…!!油断も隙もないんだから…!!

 

二人を見て嫉妬した善子によって引き剥がされ、そのまま彼女の回復魔法を受ける。そしていい雰囲気を邪魔された梨子は頬を少し膨らませた。

 

「ルシファー先輩、さっきの話の続きを…」

 

「とと…そうだったな。」

 

花丸に聞かれヴァーリは先程浮かんだ考えを話し始める。

 

「クウガの必殺技には【封印エネルギー】というものが使われている。これは本来、特定の敵を倒すための力だが今回は千歌の中の力を抑制する効果になったんだろう。そのせいでハイパームテキの力も抑えられてしまったんだ。」

 

ヴァーリの考え通り、2度の必殺技の激突と1つに戻った時に美歌のカラミティタイタン分の流し込まれた封印エネルギーが千歌の天才悪魔祓いCの力を抑制してしまい、そのせいで無敵状態が不完全となり、アルティメットフォームの攻撃が通ってしまっているのだ。

 

「なるほど…」

 

「ここからが本当のクライマックスだ。」

 

そしてフィールドで殴り合ってるエグゼイドが新たな行動にでる。顔目掛けて放たれた拳…それを短距離転移《ショートジャンプ》で避けた。

 

「ッ!?」

 

それに一瞬動揺するクウガだったが、すぐに背後へと拳を突き出し、そこに迫っていたエグゼイドの蹴りと相殺させる。

 

「読まれたッ!?」

 

「次ッ!!」

 

不意打ちが防がれた事に驚く美歌だが、エグゼイドはすぐに短距離転移を行い再び姿を消す。そこで何を思ったかクウガが軽くジャンプするとその足下をエグゼイドがスライディングで駆け抜けていった。そこからはエグゼイドの怒濤の転移攻撃が始まり、クウガは防戦一方となった。

 

「このままじゃ…!!」

 

焦るクウガは一度深呼吸して自身を落ち着け、全身の感覚を研ぎ澄ます……

 

「………………………………………………そこッ!!」

 

そして、気配を感じた場所へと拳を振るうと、その場所へと転移してきたエグゼイドが現れ、両腕をクロスして受け止める。

 

「くぅ…!!もうこれもダメか…」

 

「後はお互い、必殺技だけだね…」

 

「「だったら!!」」

 

『キメワザ!!』

 

エグゼイドはムテキガシャットのボタンを叩き、クウガは右足に膨大な量の封印エネルギーを集束させる。

 

『HYPER!! CRITICAL SPARKING!!』

 

再度ボタンを叩きガシャットの音声が流れ終わるのと同時に二人は動きだし、必殺技のライダーキックが炸裂する。

 

「「デヤアアアアアアアアアアァァァァァァァ!!」」

 

「オリャアアアアアアアアアアァァァァァァァ!!」

 

今回はすぐに爆発は起きず、空中でぶつかり合う。その衝撃は結界越しに見ている他のメンバー達にも届くほどの威力だ。

 

「くッ!?善子!!結界を強化しろ!!」

 

「もうやってるわよ!!」

 

善子は衝撃が来る前に結界を強化して崩壊するのを防ぐ。もし後一歩遅かったら結界が壊れて大惨事になっていただろう。

 

「す、すごい激突…!!」

 

「どっちが勝つの…!!」

 

視界一杯を照らす眩い光に全員が目を閉じると同時に、耳に響く大きな爆音。それが収まり爆煙が晴れるとそこには……

 

「「きゅう~……」」

 

変身が解除されて地面で目を回している千歌と穂乃果がいた。

 

『両者同時に戦闘不能、よって引き分け』

 

アナウンスが結果を告げ、この勝負は引き分けとなった。

 

 




いかがでしたか?

たぶんこれならこうなってもおかしくないと思い、この結果になりました。

次回はメインイベントの主人公対決です。

次回【Firstコラボ eight】

「点火!!爆熱!!炎上!!もっと俺の心を燃やしてみせろぉッ!!!!」

では、次回でお会いしましょう。
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