ゲームの力でこの世界を生きていく   作:疾風の警備員

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作「俺、復活!!」

花「本当ズラか?」

ル「花丸ちゃん、作者さんを疑っちゃ…」

花「だって作者ズラよ?どーせろくでもない事考えているに決まってるズラ」

ル「そんなまさか…」

作「実は、ディオドラ編が上手く纏まらないから後にして、先に他の世界編を進めようかなって…」

2人「「うわぁ…」」

作「止めてッ!?コイツ先も見据えないで何やってんだよ的な目で俺を見ないで!?分かってるから!!衝動だけで書いてる自覚あるから!!」

花「なら、さっさとディオドラ編を纏めるズラ」

作「今章のリリカルなのはVivid編が終わったらね、テヘ♪」

2人「「うわキモッ」」

作「ゴハァッ!!」

ル「ウザくてキモくて情けない作者は車道に捨て置いて、今回から始まるリリカルなのはVivid編をどうぞ♪」

花「ルビィちゃんが、さりげなく毒吐いてるズラ…(ドゴォン!!)あ、作者にプリ○スミサイルが着弾した」


リリカルなのはVivid編
唐突なTravel


前回から時を少し遡り…

 

 

「あっちぃ~…」

 

「ダメだ…心が踊らねぇ……」

 

兵藤一誠はパラドと共に、アパートの自室で暑さにダレていた。

 

「なあイッセー、エアコンの冷房いれようぜ~…」

 

「バッカテメー、いれられたら苦労しねぇんだよ…」

 

何故2人がこうなっているのかというと、イッセーの部屋に遊びに来たパラドがエアコンのスイッチをいれた瞬間、変な音を出して動かなくなったのだ。

 

そのせいで時間が経つ毎に部屋の温度は上昇するばかりで、気休めに窓を開けて更に扇風機を動かすも、扇風機は温風を飛ばしてきたので即座に電源を切った。

 

頼みの綱は自然風なのだが、この日に限って無風。よって部屋はまさに灼熱地獄と化したのだ。

 

「業者に連絡したけど、来れるのは早くても明後日…ダメだ、詰んだ…」

 

あまりの暑さと絶望感に、意識を手離しそうになるイッセーだったが、そこに救いの女神がやってくる。

 

「おーい、イッセー君いる?麦茶持ってき……ってあっつ!?何この部屋!?」

 

「あん…?」

 

その声で意識を取り戻したイッセーが玄関を見ると、そこには曜ともう1人が立っていた。

 

「イッセー君!?大丈夫!?しっかりして!!ってかパラド君まで!?どうして2人揃ってゆるパンダみたいに…!!」

 

「エアコン……壊れ……」

 

「ああ~…なら、冷たい麦茶持ってきたから飲んで」

 

「「なにッ!!」」

 

彼女の持っていた物を見た2人は、それを受け取ると交互にがぶ飲みし、2Lサイズを僅か5秒で飲み干した。

 

「「プハァ~…!!生き返ったぁ~!!」」

 

「アハハ…」

 

「助かったぜ、曜……ん?」

 

「どうしたイッセー…あ?」

 

その飲みっぷりに苦笑する曜。そこで2人は、玄関に立ち尽くしているスポーツキャップにベージュのロングパンツ、水色のTシャツを着たボーイッシュな人物に気がついた。

 

「やっほー兵藤君♪元気だった?」

 

「なんだ…【(つき)】も来てたのか」

 

「あー、なんだはひどくない?折角来た顔馴染みに向かってさ…」

 

そう言って月と呼ばれた人物は部屋に入り、曜の隣に座ると帽子を脱ぐ。すると中に締まってあった髪が肩の高さまで降りてくる。それだけで女性らしさがグッと増した。

 

「イッセー、アイツ誰だ?」

 

「ん?ああ、お前は初対面か。コイツは【渡辺 月】つって曜の従姉で、俺の顔馴染みだ。ちなみにボーイッシュな服が好みだが、性別は女だ」

 

「初めまして、ボクは渡辺 月。貴方は?見たことない顔だけど…」

 

「俺はパラドだ、よろしくな」

 

「パラド君…ね。よ~ろしく♪」

 

そんな曜のヨーソローに似た挨拶の後、イッセーが立ち上がる。

 

「んじゃ、久々の再会っつー事で外の喫茶店にでも行くか」

 

「いやいや悪いって!?別に此処でも…「冷房も効かない灼熱地獄の部屋だが?」せっかくのお誘いを断るのはいけないね!!さあ行こう!!すぐに行こう!!」

 

「月ちゃん…」

 

そんな従姉の掌返しに呆れる曜。それから4人は連れだって駅前にあるカフェに向かう事にした。

 

「へぇ~、パラド君ってゲーマーなんだ」

 

「ああ、この街のゲーセンの全ての筐体で1位を手にしてるぜ?」

 

「ほほ~!!実はボクも格闘ゲームは得意なんだよね~?」

 

「お?なら後で対戦しようぜ!!」

 

前を歩く2人は楽しそうにゲームについて話していて、イッセーと曜はその後ろを並んで歩いている。

 

「月ってそんなにゲーム得意だったか?」

 

「う~ん…どうなんだろう?最近は近所のゲームセンターでハマってるって言ってたけど…」

 

「ま、パラドとやったらボロ負けして、泣かされるだろうな」

 

「あ~…目に浮かぶよ…」

 

そんなハッキリと見えた未来に、2人が苦笑していた時だった。

 

「ん?何だアレ…?」

 

パラドがある路地の先を見て、動きを止めていたのだ。

 

「どうした?」

 

「いや、路地の先の空間にヒビみたいなものが…」

 

「空間にヒビだぁ?……お、ホントだ」

 

パラドの言葉に疑いながら路地を見ると、行き止まりの壁の少し前の空間に、確かにヒビがあった。

 

「なんだコリャ?」

 

「ちょ…!!近づいたら危ないよ!!」

 

興味を持ったのか、近づこうとするイッセーを曜は彼の腕を掴んで引き留めるが、彼の力に負けて引き摺られるままに近寄っていく。

 

「おお…本当に空間がひび割れてやがる」

 

「ねぇ、やっぱり離れようよ…」

 

「バーカ、こんなのがそうそう広がるわけないって」

 

「イッセー、それフラグ…(ビキッ!!)は?」

 

イッセーの言葉にパラドがツッコミを入れた瞬間だった。空間の罅が一気に広がり、大きな穴を作る。直後、その穴に向かって強風が吹き、悲鳴を上げる間もなく4人を吸い込んで、穴は消滅した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イッセーside

 

「「グベェ!!」」

 

「「キャア!!」」

 

「「グヘァアッ!?」」

 

穴に吸い込まれた俺達は、しばらく変な空間をさ迷った後、どこかの路地裏に放り出された。先に俺とパラドが地面へと叩きつけられ、すぐ後に曜と月が俺達の上に落ちてくる。

 

「イタタ…あれ?ここ何処?」

 

「さっきの路地とは全然違う…?」

 

「「んな事より、2人とも降りてくれ…!!」」

 

「わわッ!?ゴメン、イッセー君!!」

 

「パラド君もゴメンね!?」

 

2人が退いてくれたので、俺達も立ち上がって服についた汚れを払う。

 

「ったく…此処は何処だ?」

 

「分からないよ…いきなりあの穴に飲み込まれたと思ったら此処に…」

 

月のヤツは突然の事にパニックになってるが、俺はすぐに何が起きたか理解できた。というか、最近よく経験してる事だしな。

 

「イッセー君…私達、もしかして……」

 

「ああ、異世界にでも飛ばされたんだろうな」

 

曜もそれに気づいていた。あれは間違いなく異世界転移と似たものだ。

 

「問題はどうやって帰るかだな」

 

吐き出された穴の方を見れば、そこに穴はなかった。おそらく、俺達を吐き出した後に塞がったんだろう…

 

「どうしよう…このままじゃ…!!」

 

「取り敢えず、大通りに行くぞ。そこでなら、何かヒントがあるかもしれねぇ」

 

「俺もイッセーに賛成だ。ここでジーっとしててもドーにもならないしな」

 

「えっと……話がよく解んないけど…とりあえず3人に付いていくよ」

 

そうと決まれば善は急げだ!!

 

そんなワケで曜が月に事態を説明しつつ、ねじ曲がった路地を進み、5分ほどで大きな通りに出る事は出たんだが…

 

「なんじゃこりゃ…?」

 

俺の視界に広がったのは、慣れ親しんだ駒王町の景色ではなく、それどころか地球よりも遥かに文明が進んだ近未来的な都市だった。

 

「み…未来ずら……」

 

「曜、落ち着け。語尾がズラ丸になってんぞ」

 

「ハハッ!!まるでゲームの世界みたいだ!!」

 

「説明は聞いてたけど、こうして目の当たりにするとやっぱり気持ちが高ぶる~ッ!!」

 

俺と曜は呆然としていたが、パラドと月は目の前の光景にテンションマックスになっていた。

 

コイツら暢気過ぎるだろ…

 

それから通りをしばらく歩いてみて、何かヒントがないか探したが……それ以前の問題にぶち当たってしまった。それは…

 

「「「「文字が読めん…」」」」

 

看板とかに書かれてる文字が、全く解らなかった…

 

見た感じ英語っぽいが、文字がだいぶ崩れていて判別できねぇ……いや、それ以前に俺、英語はサッパリなんだよ…

 

「曜、読めるか?」

 

「うん、ムリ」

 

「俺もだ…」

 

「ボクは幾つかは読めなくもないけど……文にして訳すのは無理かな…?」

 

俺の問いに曜とパラドはすぐに首を横に振り、月は一部の単語は解るみたいだが訳すのは無理だった。ちなみに月は帰国子女でイタリア語なんかも解るんだが、月でも読めないんじゃお手上げじゃねぇか…

 

「マジでどうすりゃいいんだよ…!!」

 

再びの絶望的状況に、目の前が真っ暗になりそうになる。

 

金は持ってるのが通用するかどうかもわかんねぇし…下手すりゃ野垂れ死ぬぞ…

 

「イッセー君、まだ諦めちゃダメだよ!!」

 

項垂れる俺に、曜が肩を優しく叩いてくれた。

 

「……そうだな、もしかしたら話が通じる奴がいるかもしれねぇし…!!」

 

曜の言葉でやる気を取り戻した俺。

 

「ねーねーパラド君!!あの塔を背景に写真撮って!!」

 

「おう、いいぜ!!」

 

けど、その後ろではしゃいでいるパラドと月のせいで、色々と台無しだが…

 

この2人は後で拳骨だな。

 

「とりあえず、歩きまわってみ…「キャアアアアアッ!!ひったくりよ~!!」ん?」

 

突然響いた女性の声に、視線を巡らせると1人の男がこっちに向かって走ってきていた。

 

こんな世界でも、ひったくりなんているのか…

 

「あの人、ひったくり犯…?」

 

「だろうな…曜、下がってろ。パラドは月を」

 

「うん、気をつけてね?」「ああ、任せろ」

 

「え?何々?」

 

曜達を下げた俺は男の進路を塞ぐように立つ。

 

丁度良い……アイツでストレス解消するか…!!

 

「邪魔だ、どけガキッ!!」

 

「だったら退かしてみろよ?」

 

男の脅しにそう返し、更に左手の指を招く様に数回曲げて煽る。

 

「くそが…!!後悔すんじゃねぇぞッ!!!!」

 

それにアッサリと乗った男は、額に青筋を浮かべながら()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

(ありゃあ…確か善子(中二病魔導師)が使っているのと同じやつか)

 

それに見覚えがあった俺は、すぐに対応できるように構え…

 

「くたばりやがれッ!!」

 

「テメェがなッ!!」

 

一斉に飛ばしてきた光球の先頭を掴み取ると、2つ目へと投げ返して相殺し、その勢いのまま回転しつつ3つ目を背面キャッチして、4つ目を回転の勢いを乗せた回し蹴りで蹴り返し…

 

「オラァッ!!」

 

「はぅあッ!?」

 

男の股間にジャストミィィィィィト!!させた。

 

男にとって最大の急所を攻撃された事で、ひったくり犯は股間を抑えながら動きを止め…

 

「こいつでオネンネだッ!!」

 

「グハァッ!?」

 

最後に持っていた光球を、前のめりになっていた男の顔面へと投げ返し、ノックアウトさせた。

 

「うし!!ナイスデッドボール!!」

 

ふぅ~!!さっきまでのイライラがスカッとしたぜ!!

 

「いや、デッドボールでナイスも何もないからね?」

 

倒した男を前にガッツポーズを取る俺に、曜がツッコんだ。

 

この場合はこれで良いんだよ!!

 

「なんだなんだ?」

 

「あのノビてる男、ひったくり犯らしいわよ?」

 

「誰が倒したんだ?」

 

そんな事をしていたら、周りに野次馬が集まってきた。

 

「こりゃ、逃げた方がいいか?」

 

「このままだと、面倒な事に巻き込まれそうだしね」

 

月の言葉で、俺達は男に周りの意識が向いてる間にその場から走り去った。下手な事でブタ箱や実験施設行きとか勘弁だしな…

 

「今の技は…」

 

「今のって確か…!?」

 

「間違いないよ!!」

 

「でも、なんであの人が…?」

 

「追いかけて聞いてみよう!!」

 

けど、俺達も慌てていたからか、こっちを見ていた4人の女の子達の視線に気づかなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「ハァ…!!ハァ…!!」」

 

「うし、ここまで逃げれば完璧だろ」

 

「だな」

 

先ほどの事件現場からある程度離れた場所で、イッセー達は一息いれていた。

 

「な…何で……兵藤君と…パラド君は……息切れ1つ……して…ないの…?」

 

「「鍛え方が違うからな」」

 

「揃って……言う…事……かな…?」

 

壁に手をつき息も絶え絶えな月と曜に比べ、イッセーとパラドは平然とした顔で呼吸1つ乱さず立っている。

 

「それはそれとして……これからどうする?」

 

「んなもん、さっきまでと変わんねぇよ」

 

「だな」

 

「というか!!その前にさっきの兵藤君の動きはなんなの!?メチャクチャ凄かったんだけど!?」

 

だいぶ息が整った2人を見て、イッセー達が歩き出そうとした時…

 

「あ、あの…!!」

 

「ん?」

 

後ろから声を掛けられて4人が振り返ると、そこには先ほどイッセー達を見ていた4人の少女達がいた。どうやら、あれからイッセー達を追いかけてきたらしい。

 

「ゼェ…!!ハァ…!!ゼェ…!!ハァ…!!」

 

……1人だけ、ものすごく息切れしていたが…

 

「何だ、ガキんちょ共?」

 

「というか、そっちの子…大丈夫?」

 

「だ……だい…じょぶ……です…!!」

 

呼吸が荒い茶髪にキャンディの髪飾りでツインテールにした女の子を心配する曜だが、本人は大丈夫だとアピールするためなのか右手を上げた。

 

「さっきのひったくり犯を倒したのは、お兄さんですよね?」

 

その横で、金髪ツーサイドアップの女の子が、イッセーを赤と緑の虹彩異色の瞳で見てくる。

 

「……それがどうした?」

 

「お兄さんは【覇王流】を使えるんですか?」

 

「…何だそりゃ?」

 

少女の単語に聞き覚えのないイッセーは首を傾げ…

 

「はおーりゅー?それって蒼天○蓮拳とか、流○螺旋拳とか、弾丸覇○拳とかのやつ?」

 

「いや、それは次元覇王流ッ!?」

 

月がそんなボケをかまし、黒のショートヘアに黄色いリボンと八重歯が特徴的な女の子がツッコむ。

 

イッセーの戦いは殆んど実戦で身につけた喧嘩殺法で、そこに相手の動きを模倣したものを加え、グラファイトによって更に洗練された完璧な我流なので、覇王流とか他の流派など全く知らないのだ。

 

「悪ぃが、そんな流派は知らねぇ「嘘です」あ?」

 

もちろんその流派に身に覚えがないイッセーは知らないと答えるが、それは青と紫の虹彩異色に碧銀の髪をツインテールにしている3人より少し年上の子に即否定された。

 

「なんでそう思う?」

 

「貴方が先程使った射撃魔法を掴み取る技は、覇王流の技の1つ【旋衝波】以外ありえません」

 

「あー、アレの事か」

 

あれってそんな名前だったのか…と、そんなどうでもいい事を考えるイッセー。

 

「教えて下さい、どうして貴方がその技を?」

 

「教えろっつっても…ある特訓をしてたら出来た。それだけだ」

 

「特訓……ですか?」

 

「ああ、360度全方位から常時襲ってくる魔力弾の中で、格上相手に30分戦い抜くルールの模擬戦を何回かやってたら自然とな?」

 

「「「「……へ?」」」」

 

その常軌を逸した特訓内容を聞いた少女達は、あまりの内容に動きが止まった。

 

「しかも1発の被弾も許さねぇし、当たれば最初からやり直しだ。中々に辛かったぜ…」

 

その時の事を思い出してしみじみするイッセーだったが、少女達は呆然としたままで聞いてはいなかった。

 

「それより、お前達は誰なんだ?」

 

「「「「ハッ!?」」」」

 

しみじみしてるイッセーを無視して、パラドが少女達に問うと、意識を取り戻して碧銀の髪の子から自己紹介を始めてくれる。

 

「申し遅れました、私は【アインハルト・ストラトス】と言います」

 

アインハルトが名乗り一礼すると、次に金髪ツーサイドアップの子が前に出た。

 

「私は【高町ヴィヴィオ】です!!」

 

そう元気よく名乗り、アインハルトと同じく一礼してから次に黒髪ショートヘアの子が出てくる。

 

「アタシは【リオ・ウェズリー】です♪」

 

リオは右手を上げながら名乗り、最後にやっと呼吸が落ち着いた茶髪ツインテの子が名乗る。

 

「【コロナ・ティミル】です」

 

コロナは礼儀正しくお辞儀しながら名乗る。

 

「アインハルトちゃんにヴィヴィオちゃん、リオちゃんにコロナちゃんだね?私は渡辺 曜っていうの。こっちは従姉妹の月ちゃん」

 

「よ~ろしく♪」

 

「オレはパラドだ」

 

「…兵藤 一誠だ」

 

「「「「よろしくお願いします!!」」」」

 

「ところで貴女達に聞きたいんだけど……ここって何処?」

 

自己紹介も終わり、曜はこれ幸いとアインハルト達にこの場所の事を聞くことにした。

 

「此処ですか?【ミッドチルダ】の首都【クラナガン】ですが…」

 

「「「「みっどちるだ…?」」」」

 

しかし、アインハルトから聞けた地名は、全く知らないものだった。

 

「月ちゃん、知ってる?」

 

「ううん…少なくとも、日本やアメリカ、イタリアじゃないのは解るけど…」

 

「日本?……お兄さん達って、なのはママが住んでた【()()】から来たんですか?」

 

「「「「……え?」」」」

 

聞きなれない地名に戸惑う曜達に、ヴィヴィオから更なる爆弾が投下された。自分達がいる場所が日本どころか地球ですらないという特大の爆弾が…

 

「もしかして……地球ですらないの、此処?」

 

「そうですけど…」

 

「「「「最っ悪だ…」」」」

 

その事実に崩れ落ちるイッセー達。ヴァーリのいない今、彼らに帰る手段は無いからだ。ワンチャン、ヴァーリ達が気づいて助けに来てくれるかも知れないが…それも何時になるか分からない。先の見えない状況に落ち込むのも無理はない。

 

「えっと…もしかしてお兄さん達、【次元漂流者】なの?」

 

「次元漂流者?なんかよくわかんねぇが……たぶんそれだ…」

 

ヴィヴィオの問いにテンション低めに答えるイッセーだが、救いの女神はすぐそこにいた。

 

「それなら、なのはママ達がなんとかしてくれるかも!!」

 

「「「「な…なんだってッ!?」」」」

 

女神(ヴィヴィオ)の言葉で、崩れ落ちてたイッセー達の精神が復活する。

 

「なのはママ、時空管理局でそういう困ってる人達を助けるお仕事してるし、ユーノ司書長のいる無限書庫を使えば帰る方法が見つかると思いますよ?」

 

「そうか…」

 

その説明に安堵するイッセー。

 

「ただ、今はお仕事中だから連絡が取りづらくて……直接会いに行きますか?」

 

「頼む。可能性があるなら早めに知りたい」

 

「解りました。じゃあ案内しますね」

 

こうして4人はヴィヴィオ達の案内の元、時空管理局へと赴く事になった。




どうも、しばらく投稿止めてた疾風の警備員です。

アプリのシンフォギアXDで、リリカルなのはとコラボするという情報を見た途端、ネタが頭に浮かんでしまったので投稿再開しました。

このリリカルなのはVivid編が終わったら、ディオドラ編を始め…………られたらいいなぁ…

では、次回でお会いしましょう。

一般枠で選考から外れた虹ヶ丘メンバーの残りを出すかどうか

  • 良いぞ、やっちまえ!!
  • 選考から外れた奴等に用はねぇ!!
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