刀剣男士のIS転生記録 ~ギャグ5割、日常三割、シリアス1割~ 作:平均以下のクソザコ野郎
箒「…」
私たちは町を歩いている。ぶらぶらぶらぶら、目的も無く。
他愛の無いことを話しながら、三人でゆっくりと。
真ん中には鈴。私と同じ、一夏が大好きな幼馴染み。
サムフィリア……つまるところ寝顔が大好きな変わった奴だ。
箒の、鈴を挟んで反対には一夏。幼いころから一緒な、マイペースな友人。
こいつに、私と鈴は思いを寄せている。
そして私、篠ノ之 箒。天災を姉に持つ剣道少女だ。
最近あった嬉しいことは、友人達を姉に認知、気に入られたこと。
心配事は……
一夏「…ん?どした、箒?」
箒「いいや、なんでも無い。強いて言うのなら、お前の顔を見ていたな」
一夏「なんだよそれ~…」
力なく笑う、一夏。
最近は少し暗い顔が多くなっている。
一人でいるときはブツブツ何かを呟き、慌てて頭を振る。
切広をどこか、妬ましい眼で見たりしている。
箒「…」
一夏、私は、そんなに頼りないか?
悩んでるなら、私に相談したっていいんじゃないか…?
私は、自信を無くしてしまいそうだ……
?????
……やぁ、初めまして。
俺は■■■■。
あぁ、わかんないか…まぁいいけど?
俺は君達の『よく知ってる』奴の別側面。
俺に容赦は無いし、善の心もない。
まぁ、おれが今言えるのはこれかな?
正体は、君達で。考えてね
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クリスマス。町が純白に染められる日。
一夏はガントレットを撫でて、思う。
(………久し振りだなぁ。こうやって、大切な奴らとぶらぶら散歩すんの)
ISが動かせるようになって、嵐のような日々が過ぎ去る。
箒や鈴、雄太郎達と出会って、いきなりISが動かせるようになって。
クラス代表になって、シャルが女で、でもいつも通りで。
けど、そんな『いつも通り』が、とてつもなくいとおしい。
けど、思う、囁く、問いかける。何かが。
?「お前は弱い…
この幸せを……守れはしない………
お前のせいで人が消える……
お前は、『絶対に誰も助けられない』」
………なんで、こんな事を思うのか、自分でもわからない。
けど、そんな問いに悩まされる自分が情けない。
こんなに弱い自分が、とても情けない。
…ちくしょう…
鈴「…一夏?」
一夏「…うん、なんだ?」
鈴「お店ついたわよ、早く入りましょ」
箒「早くしろ、混むぞ?」
一夏「…あぁ、今行くよ」
…今、こんな事を考えても仕方ないな
俺は俺のできる事をするだけだし、この日常も壊すもんかよ!
この幸せを壊そうとする奴は、絶対許さねぇ!!
………強くなりてぇなぁ、切広みたいに
山姥切「フェックショイ!!……風邪か?」ズビビ