刀剣男士のIS転生記録 ~ギャグ5割、日常三割、シリアス1割~   作:平均以下のクソザコ野郎

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続き


第二十一 冬の幸せの中での葛藤

箒「…」

 

私たちは町を歩いている。ぶらぶらぶらぶら、目的も無く。

他愛の無いことを話しながら、三人でゆっくりと。

真ん中には鈴。私と同じ、一夏が大好きな幼馴染み。

サムフィリア……つまるところ寝顔が大好きな変わった奴だ。

箒の、鈴を挟んで反対には一夏。幼いころから一緒な、マイペースな友人。

こいつに、私と鈴は思いを寄せている。

そして私、篠ノ之 箒。天災を姉に持つ剣道少女だ。

最近あった嬉しいことは、友人達を姉に認知、気に入られたこと。

心配事は……

 

一夏「…ん?どした、箒?」

箒「いいや、なんでも無い。強いて言うのなら、お前の顔を見ていたな」

一夏「なんだよそれ~…」

 

力なく笑う、一夏。

最近は少し暗い顔が多くなっている。

一人でいるときはブツブツ何かを呟き、慌てて頭を振る。

切広をどこか、妬ましい眼で見たりしている。

 

箒「…」

 

一夏、私は、そんなに頼りないか?

悩んでるなら、私に相談したっていいんじゃないか…?

私は、自信を無くしてしまいそうだ……

 

?????

……やぁ、初めまして。

俺は■■■■。

あぁ、わかんないか…まぁいいけど?

俺は君達の『よく知ってる』奴の別側面。

俺に容赦は無いし、善の心もない。

まぁ、おれが今言えるのはこれかな?

正体は、君達で。考えてね

 

-----

---

-

 

クリスマス。町が純白に染められる日。

一夏はガントレットを撫でて、思う。

 

(………久し振りだなぁ。こうやって、大切な奴らとぶらぶら散歩すんの)

 

ISが動かせるようになって、嵐のような日々が過ぎ去る。

箒や鈴、雄太郎達と出会って、いきなりISが動かせるようになって。

クラス代表になって、シャルが女で、でもいつも通りで。

けど、そんな『いつも通り』が、とてつもなくいとおしい。

けど、思う、囁く、問いかける。何かが。

?「お前は弱い…

この幸せを……守れはしない………

お前のせいで人が消える……

お前は、『絶対に誰も助けられない』」

………なんで、こんな事を思うのか、自分でもわからない。

けど、そんな問いに悩まされる自分が情けない。

こんなに弱い自分が、とても情けない。

…ちくしょう…

 

鈴「…一夏?」

一夏「…うん、なんだ?」

鈴「お店ついたわよ、早く入りましょ」

箒「早くしろ、混むぞ?」

一夏「…あぁ、今行くよ」

 

…今、こんな事を考えても仕方ないな

俺は俺のできる事をするだけだし、この日常も壊すもんかよ!

この幸せを壊そうとする奴は、絶対許さねぇ!!

………強くなりてぇなぁ、切広みたいに

 

 

 

山姥切「フェックショイ!!……風邪か?」ズビビ

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