刀剣男士のIS転生記録 ~ギャグ5割、日常三割、シリアス1割~   作:平均以下のクソザコ野郎

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第二十四 応戦開始②

鈴「……いい加減……倒れなさいよっ!!!!」

 

鈴の龍咆が修正者に炸裂する。

軽く吹き飛ぶが、頭を振ると構わず斬りかかる。

 

鈴「ウソ!?いったいどうすれば……!?」

 

鈴は双天牙月を構え、修正者に負けじと攻撃を加える。

薙刀と太刀。

二つの刃がぶつかり合い、火花を散らす。

 

鈴「……っこんのぉ……!!だぁぁぁらぁ!!!!」

 

気合の入った掛け声と共に回し蹴りを食らわせる。

そこから、手に持つ双天牙月を手放し、拳によるラッシュを決めていく。

蹴り上げ、ジャブ、フック、ストレートからの顎、膝蹴りにナックル・アロー、鉄槌打ちと、多種多様な拳と蹴りの応酬。

その動きは研ぎ澄まされており、彼女の努力の片鱗が感じられる。

だがそれは、止められる事になる。

 

鈴「止めっ!!」

 

渾身のワンツーパンチを繰り出そうとしたその瞬間、甲龍の背面が、激しい爆発を起こす。

 

鈴「あぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

その衝撃で甲龍は解除、鈴は動けずに床に倒れ込んでしまう。

前には太刀。後ろは脇差や短刀。

そして、意識不明のこの状況。

凰 鈴音は、四面楚歌、まさに絶体絶命のピンチという状況に置かれていた。

 

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織斑一夏は飛んでいる。

大切な、二人目の幼馴染みを救う為に。守る為に。

多分、自分は善人だ。そうじゃなければあの二人を助けたりはしない。

誰でも守るかと問われれば、わからない。

自分がそんなヒーローになれないことはわかっているし、なりたくもない。

こちら側の被害は微塵も出さずに、敵は壊滅的な被害を被るハッピーエンド。

それが一夏が夢見る、そして不可能に近い理想だった。

 

一夏「………」

 

だが、その理想は壊れようとする。

自身の幼馴染みの、あり得なくもない、信じたくはない死。

それを防ぐ為に、彼は飛んでいるのだ。

 

燭台切「!見つけた」

 

その言葉を聞いた時、一夏は驚くべきスピードで飛び出した。

目標は鎧武者。

 

一夏「……俺の大切な幼馴染みを………殺そうとしてんじゃねぇ!!!!」

 

雄叫びをあげ、一夏は零落白夜を起動。

鎧武者と骨の怪物に渾身の一撃を食らわせる。

すぐさま零落白夜を解除、豪快ながら鋭く、正確無比な剣が鎧武者の腕を切り落とす。

ひるむ隙も与えない。

すぐさま鎧武者をめった斬りにし、鈴に駆け寄る。

 

鈴「……」

一夏「鈴…」

 

ISを解除し、すぐさま脈を確認する。

生きている。良かった。

どこか安全な場所に避難させようと見渡す。

 

一夏「……この近くより、千冬姉の所に行かせた方がいいな」

 

そう判断し、ISを展開しようとする。

だが…………

 

一夏「!」

 

咄嗟に一夏は鈴を抱えて緊急回避。

先程の鎧武者が、太刀で攻撃を仕掛けたのである。

骨の怪物は復活していなかった。

 

一夏「……っくそ」

 

太刀が震われようとした、その時………

 

「少しは、格好いいとこ見せなきゃね!」

 

打鉄の伊達男が、その刃を受け止める。




次こそは……次こそは燭台切を…………
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