国を襲う未曽有の脅威「深海棲艦」。
海の亡霊と呼ばれたそれは、確実に日本…引いては世界を滅ぼさんと着実に勢力を拡大しようとしていた…。
エースや榛名たちは、彼女たちに立ち向かうために、国と共に結束を固める。
──フォックスは過去に決着を付け、深海棲艦打倒のため、また諜報活動に勤しむ。
──アトラスは技術力の高さを買われ、国のお抱え技師となった。
──榛名は艦娘たちを率いて、亡霊と果敢に戦う。
──エースは彼らを纏めるリーダー「提督」として、艦娘たちをサポートする。
──斯くして運命は「始動」する…!
第十八話 始動
「真の戦いはこれからである。奇襲の一戦に心驕るようでは真の強兵ではない」
─山本五十六─
・・・・・
──宵闇の繁華街、星のように輝く人工の光、ぽつぽつとしたネオンの灯が人と世を照らす。正に光と闇が混ざり合うこの場所…そんなより闇が濃くなる一角にある「路地裏」で…。
「っくそ! なんなんだアレは?!」
男は焦燥を浮かべながら、壁に凭れて顔を俯きながら自らの傷口に手を当てる。…軽傷、治療が間に合えばなんとでもなるが「それどころではない」。
男は麻薬の密売人、それも「大規模」の取り引きも成立させた腕利きであった。…だからこそ命がいくつあったも足りないのは分かりきっていたので、用心棒も雇い、仲間もすぐ近くで目を光らせていた…しかし彼らは「もう居ない」。
最初は車で移動していた。新しい取り引き先に向かった矢先、男が見た「光景」は、死屍累々のように気絶させられた「取引先」だった。
訳が分からず逃げ出すも、行く先々で「暗がり」から順々に始末されていく仲間…最後は自分が傷を負わされ、命からがらこの場所に逃げて来た。
「…ぐっ!?」
痛みが男に恐怖と絶望を与える。男は「確かに自身は世の中から見たらはみ出し者の部類だろう…だがここまでの「まるで殺戮」に見舞われる謂れ因縁はない」。…そう頭を巡らせた。
「……っ!?」
その時、目の前から気配を感じる。ふと視線を上げると…ネオンの光を背に「女性」が立っていた。光陰の度合いが強いためか、薄い影のようなシルエットにしか見えないが。
「………」
「な、なんだてめぇ…?」
男が不可思議そうに物を言うと、女性……否、少女は凛とした口調で言葉を綴る。
「──世界的なマフィア、暴力団、裏組織……彼らの資金源を横流ししているのが、こんな小物だったなんて?」
「なっ…なんだとぉこの糞アマぁ!? もういっぺん言っ」
男は挑発に乗せられるように、怒り任せに立ち上がろうとした……だが。
「っ!? か…体が!」
男の体は、いつのまにか「ワイヤー」で縛られていた。目を凝らさなければ見えないが、確かにワイヤーが体中を締め付けていた。
「…大人しくしなさい」
少女は懐から拳銃を取り出す。そして…迷いなく「撃つ」。
──パンッ
「があぁ!?」
乾いた音が鳴り響く──足に一発。急所は外しているようだ、しかして灼けるような痛みは、男の瞳孔を見開かせ、死の恐怖をより一層に深くした。
「…っぐ、てめぇ……」
「残念だったわね? …私は貴方と対立関係にある組織に雇われた。貴方、欲に目が眩んで色々恨みを買ってたみたいよ?」
「ちっ! んなこた知ったこっちゃねぇ!! …餓鬼、今すぐこのワイヤーを解け。今ならまだ許してやっても」
──パンッ
又も乾いた銃声が鳴り響く、しかし必要最低限の音なので反響音もない、言い換えるなら「幾らでも始末できる」と暗に示していた。
「ぐっ、あ"ぁ…!?」
今度も急所を外した、男が余計な発言をする度に容赦なく発砲する、まるで「貴方に発言権はない」と言うように。
「…降伏を推奨するわ。
「…っがぁ! いい加減にしやがれ! テメェみてぇな餓鬼が俺をどうこう出来るってのか!?」
「…この状況でもまだそんな減らず口を?」
「ハンッ、こんな脅しは日常茶飯事さ? 流石に今回のは度肝を抜かれたが、どうってこたぁないぜ! 俺の右手を見な!! 指四本が根こそぎ無くなってる、あぁ痛ぇさ苦しいさ? だが俺はもう戻らねぇ! おマンマ食うためにはなぁ? 指が無くなろうが足が使えなくなろうが…関係ねえんだよぉ!?」
まるで誇らしげに、男は語る。外道には外道の信条がある、ということか?
「呆れた。自分がどういう立場なのか、理解してないのね」
「はっ! 糞餓鬼にどうやったら俺を殺せんだ? その下手くそな拳銃の腕で、俺の頭を撃つってか? カハハ! 笑わせんじゃねぇよ!!」
男はわざとらしく発破をかける。少女に一瞬でも隙が出来れば逃げ出してやる、そう思考し「左手に隠したナイフ」でワイヤーを切ろうとしながら、尚も挑発する。
「俺を殺して正義の味方ぶるか? っは! 冗談じゃねえ! てめぇが俺を殺したとこで世の中変わりゃしねぇ!! 俺みてぇな底辺に齧り付くドブネズミはごまんといる! 依頼かなんか知らねぇがご苦労なこった! 俺を始末してご満悦ってか?!」
男は思いつく限りの罵倒で少女を貶し続けた。少女は顔色ひとつ変えずに黙って聞いていた。
「…何を勘違いしてるの? 私「たち」は正義なんて、そんなもので依頼を受けたりしない、依頼は依頼よ?」
「そうかよ! 言ってろ!! だがてめぇらはもう終わりだぜ? 俺を殺したら、俺の取り引き相手が黙っちゃいねぇぜ?! せいぜい震えて」
「……Go」
少女がそう呟くと、男の左、狭く圧迫感のある壁が独りでに「崩れる」。
「はっ!?」
素っ頓狂な悲鳴をあげ、男は目を疑った。まさか…
「……」
少女の仲間と思われる、長い黒髪が特徴的な少女。彼女は大きく開けた壁の穴から、ゆっくりと男に近づき前に出ると。
「…シュッ」
先ほど怪力を発揮したご自慢の脚を回して、男の頭蓋骨を蹴り砕こうとする。
「っ!? わ"あ"ああぁぁぁ!!?」
有り得ない光景を見せつけられ、更に有り得ない速度の回し蹴り。男は「有り得ない」の連続で、ついにタガが外れ絶叫する。
──しかし、寸でのところで凶悪な蹴りは止まる…男の「顔面」手前で。
「ハァッハァッハァッハァッ…!?」
呼吸が乱れに乱れ、男は目を開き汗を滝のように流し、生がある実感を得る。…その瞬間、男は意識を手放した。カランカラン…と、男の手に握られていたナイフも、虚しく音を響かせ地に落ちた。
「…ミッション、クリアー」
少女の任務とは、男を雇い主の元に「生きたまま」連れて行くこと。多少は傷がついてもいいし「痛い目を見せても」構わない、後はこちらで処理する…と。
「ふぅ……ん?」
少女は任務完了の安堵感に包まれると、ふとポケットの中から振動を感じる。誰かから電話がかかっているようだ。
「…(ピッ)もしもし?」
『Hello cat. 調子はどうだい?』
電話の主は、野太い声の男性のようだ。ダンディーな雰囲気な彼は、キャットと呼ばれた少女と関係があるようだ。
「隊長? 何かありましたか? 用事が出来たとどこかへ行ったきりで」
『Oh, 心配してくれたかい?』
「…いえ、生きていたのですね?」
『なぬぅ!?』
電話の男は思わずスッコケる。少女は特に何を感じることもなく続ける。
「冗談ですよ? …それで、結局用事とかはどういったもので?」
『そのことだが…今何処に居る?』
「日本ですが?」
『All right ! 好都合だ、緊急のミッションが入った。指定された時間にそこに向かってくれ』
「っ! …内容は?」
『ま、演習みたいなモンだな?』
「演習?」
『今から話す、よく聞いてくれ』
電話の男は、少女に対して自身が言い渡された「任務」を伝える。
「…なるほど、了解しました」
『おや、何も反論がないとは?』
「任務なら我々に異存はありません…あ、人体損傷の有無は?」
『駄目だな。あちらさんは素人同然だ、プロとして優しくエスコートしてやれ?』
「任務了解」
何やら物騒な会話を繰り広げながら、少女は電話の男との通信を終了した。
「…皆、緊急のミッションが入ったわ。それを渡したらすぐに行きましょう」
少女がそう告げると、まるで聞き届けたかのようにターゲットに巻き付いたワイヤーは、ゆっくりと上に上がっていく…。
「…内容は?」
黒髪が短く任務内容を確認するが、少女は首を振る。
「まだなんとも言えないわ、演習みたいなものとだけ」
「…そうか、いつものことか」
「全くね? …行きましょう?」
少女たちはそのまま跳躍し「壁を蹴りながら」上に昇っていく。
路地裏の闇で起きた非日常の側面は、そのまま影に溶けていき、何事もなかったように静けさが広がっていった──
・・・・・
──時は、西暦2015年7月。
この一か月前、日本は未曽有の危機に瀕していた…しかし、エースたちや仲間たちの活躍で事なきを得た。
エースは、今度は国と共に何れ訪れるであろう亡霊…「深海棲艦」の脅威から国、引いては世界を守る為動き出す。
…話は変わり、ここは首相官邸。日本国現首相「春野 晋五」は、ある人物に電話で相談を持ち掛けていた。
「…と言う訳なのです」
『成る程…化身の法則性について、か』
電話の主は同じく現アメリカ合衆国大統領「アレックス・ブラウン」。春野とは意思を同じくする同志である。今回は、エースたちの会話から浮上した「艦娘の法則性」について話し合っていた。
「私も疑問に思う所で、化身…艦娘とは果たしてどの程度存在するモノかと」
『………』
「大統領…私も貴方にこのような話をかけるのも如何かと、常々思っておりました…しかし、私は彼らに約束したのです。私の全てを賭けてでも、事態の早期解決を果たすと。貴方にこの話を相談しなければならなかった、私の落ち度でもあります…何卒、お願い致します」
春野は電話越しに深く頭を下げて、少しでも大統領に誠意が伝わることを祈った。…しかし、彼のそんな思いは取り越し苦労に終わる。
『うむ、分かった』
「っ!? …失礼ですがよろしいのですか? そんな二つ返事で了承とは…?」
『本来ならその限りではないのだがな? …だが、我々の掴んだ情報と君の国で起こった出来事は一致している。つまり目的は同じなのだよ』
「では…!」
『うむ、教えよう…と、言いたいのだが?』
大統領は勿体ぶるように話を進める、春野首相は耐えかねてやや乱暴に尋ねてしまう。
「な、何か不味いことが!?」
『落ち着き給え? …そうではないよ。既に予測をしていたのでな、そちらに「答え」を送り出しておいた』
「…!」
春野首相は拍子抜けだった。この国はアメリカとは切ってもきれない関係にある、それこそ「日本はアメリカの隷属国家」と比喩される程…しかし、そう言われてもおかしくないぐらいに「この人には勝てない」と思わせてくれる一種の頼もしさを感じる。世間体もあるので公に発言は出来ないが。
「ありがとうございます、大統領。貴方の思慮深い視野に深い感謝を」
『何、これはあくまで友人の頼みを聞き入れた一人の人間の考えだよ? 亡霊という特殊事項故に適用できると言えるかな?』
「左様ですか。…それで、送って下さった答えとは、一体…?」
春野首相の疑問に、大統領は静かに回答した。
『──世界の戦いの裏で暗躍する「傭兵団」だよ』
「っ!? 傭兵…?」
『案ずるな。私の依頼をこれまで何度も遂行した優秀な兵団だ。亡霊や機関の事もあちらは周知済みだ』
「いえ、何故そのような傭兵を我が国に送るのかと…?」
『…彼の部下は化身、いや艦娘かな? 少数精鋭を以って戦場を駆ける特殊軍人だ』
「っ! …では、彼女たちと?」
『うむ、彼女たちの存在が艦娘の法則性を自ずと物語るだろう』
「…分かりました」
春野首相は艦娘を率いる傭兵団と聞いて、この電話の主はきっとまだ知っている事柄があると踏んだ。
今まではこちらの罪の意識があった分聞くに聞けなかったが…これからは、そういった込み入った話もしていきたいと思った。そんな考えを巡らせていると、大統領は春野首相に対し嬉しそうに他の話題を振る。
『シンゴ、この「艦娘」というネーミングは誰が考えたのかね?』
「は? …ええ「間宮 進一」という若者が考案してくれたもので」
『ほぉ! ジュロータの息子か! ははは、中々良いセンスじゃないか!』
「ははは…(ブラウンさんは軍属だったな? …成る程、十郎太君が)」
その言葉で、裏で十郎太が上手く手引きしてくれていたと、春野首相は安堵するのだった。
『シンゴ、これから我々には試練が下るだろう。それはジュロータの息子や、彼の仲間、更には全世界の人間に向けられたものだ。…だが我らは一連托生となり、君たちと共に事態を解決していきたいと考えている。…だから、これから何かあれば、私が相談に乗る。決して一人で考えるではないぞ?』
「…ありがとうございます、大統領」
『うむ。…ところで、ジュロータの息子とはどんな話をした?』
「いえ、これからのことや他愛ない話も。大統領は彼にご興味が?」
『いやなに、私にも娘がいてな? 彼女が会ってみたいと。まぁ私が常日頃から話題にしているから、自然と興味を惹かれたのだろう! ハハハ!!』
「…そうですか、大変ですねお互い」
『…ん?』
「いえ。では大統領、これからもどうぞよろしくお願いします」
『あぁ、もちろんだ! …ではな?』
大統領と首相の電話会談は、少しばかりの談笑のため長くなってしまったが、一つの区切りとなった。
「………」
「──お父様、是非私も司令官様にお会いしたいですわ」
「…彼には何か惹かれるものがあるのだろうか?」
春野首相は、エースの並外れた「主人公補正」を訝しむのであった…。
・・・・・
『続いてのニュースです。…今朝方、雑居ビル内の壁に大きな穴が開いているのが見つかりました。壁は人一人が容易に潜り抜けられるような大きさで、ビルは使われていないもので、幸い怪我人はいませんでした。警視庁は「悪質なイタズラを通り越している」として、器物破損の罪で、犯人の捜査を…』
テレビから、いつもの同じの落ち着いたキャスターの声が聞こえる。事件や訃報には低く発音し葬いを示し、トレンドや結婚報道は高く喜びを表す。
朝の日常の一コマ。そこはいつものマンション、エースたちの憩いの場所だった。
彼らは春野首相から「深海棲艦」を打倒するため新設する組織、その中核となってほしいと頼まれる。その拠点となる場所の確保まで、いつものマンションから使命を果たすために活動を続けていた。
「こちらエース、榛名そっちはどうだ?」
『こちら榛名。はい、周辺に敵影無しです!』
パソコン越しの無線から榛名に呼びかけるエース。榛名は仲間と共に日本領近海を哨戒(パトロール)していた。
エースや榛名たち艦娘の存在は「秘匿」されている。深海棲艦との戦いに向けてまだやるべきこともある、そこに艦娘を公表した際の世間への影響は計り知れない。よって体制が整うまでの間は、普段どおりの生活を送りながら艦娘として任務に就く、ということになった。
そして彼女たちの使命…日本近海哨戒の明確な目的は「深海棲艦の観測、駆逐、及び防衛」である。
あの戦いから、深海棲艦の鯨の怪物の群勢が、度々近海に出没するようになった。ちなみにこの黒い鯨は「深海駆逐艦・イ級」と呼ばれる。これは日本の「いろは順」に準じており、尤も目撃率が高い個体のため最初の「イ」を呼称とした。
その他にも、エースたちが対峙したあの「女怪人」は空母として分類し「深海空母・ヲ級」と名付けられた。
幸いにもヲ級はあの戦い以降姿を見せていない。だがいずれヲ級……いや「それ以上」の脅威が襲来するだろう。その為にも彼女たちは訓練を積まなければならない。
「…訓練、か」
エースは独り言ちに呟いた。そう「艦娘としての訓練」なんて誰もやったことのない未知の領域、何をどうすればいいか分からずにいた、戦いの経験を積むことが重要であることは、なんとなく理解していたが?
「アイツらと四六時中戦うのも、リスクがあるよなぁ?」
深海棲艦との戦いは、文字通り「命がけ」の戦い。急な戦いならまだしも、彼女たちに自ら戦いを挑ませるのは…それこそ敵の思う壺、誰かしかが沈むリスクが高すぎる。
「親父もどっか行っちまったし…」
──進一、ワシは色々用事が出来たでな? 後は任せる。何、その内「良いことが起ころう」それまでは自分たちの出来ることに徹するのじゃ!
…と言い残し、何処かへ行ってしまった十郎太。放浪癖はいつもの事だが、今度はいつ戻るのか?
「ふぅ…」
『…! エースさん!』
「っ! どうした?」
エースは榛名の声に驚く、しかし彼女の報告は更なる驚愕を招いた。
『敵影捕捉…いえ、これは…!?』
『もしかして「人」?!』
榛名と行動を共にしていた龍美が同じく驚く、それは榛名たちと同様に「海の上を渡る人」を発見したという、俄かには信じ難い内容だった。
「ちょっと待って…っ! これは!?」
エースはパソコンを操作し画面を切り替える、艦載機からの映像のようだが、確かに人が映っている…そしてそれは。
「こっちに向かってきてる!?」
『!!?』
正に驚天動地の展開、榛名たちに向かって滑走する、謎の人物の行動の真意は?
○大統領、交渉す。
大統領「…ということで、なんとかならないだろうか?」
???「成る程、分かりました。大統領のご指名であれば」
???「良いですよ〜! なんとかしまショウ!」
大統領「助かります。…それで貴方がたの国には?」
???「我が国は一人だけ…ですがそれらしい目星は付けています。加えると5〜6人ですね」
???「Brava! ワタシたちも似たようなもので、一人だけならなんとか出来そうですよ〜!!」
大統領「素晴らしい…彼らが気に入ってくれれば良いが」
???「…しかし大統領、よろしいのでしょうか? 日本に…しかも一般の青少年らにそのような重荷を載せても?」
大統領「そうだな…しかし彼らは自らその道を選んだと聞く、私と…私の友人はそれを尊重したい。いやはや、友人の考えを考慮しているようでは、大統領失格かな?」
???「い、いえ。そのようなことは?」
???「ん〜ワタシはそれで良いと思いますけどね? だってワタシも一人の人間だし、どんな人でも仲の良いamicoを助けたいと考える! 誰しもが通る道じゃないでしょうか!」
???「…そうですね? 大統領、ご気分を害したなら謝罪します」
大統領「そう言って頂けて、助かります。…では、よろしくお願いします、この恩は必ず」
???「期待してまーす! chao!」
???「失礼致します」
大統領「…ふぅ、さて? アイツは上手く接触出来ているだろうか?」
大統領「………………」
大統領「何故だか嫌な予感がする…;」