エースたちの前に現れたのは、謎の艦娘たちを率いる傭兵「リカルド」。
彼はエース、榛名、フォックス、アトラスに「艦娘の法則性」について情報を与える。
彼曰く「沈んだ生き残った関係なく、1945までに残存した艦こそが艦娘に成り得る」…謎の艦娘たちはそれぞれ矢矧、磯風、浜風といった「1945に沈んだ艦」だった…!
それは人々の願い(のろい)の具現…深海棲艦は、1945からあの戦いの続きを仕掛けようとしているという。
エースは国を、引いては世界を守るため再び立ち上がる…とはいえリカルドは「数ヶ月は余裕があるだろうから、それまで軍備を整えるべきだ」と伝える。
リカルドの提案により、彼の艦娘強化訓練の間にエースたちは残りの艦娘たちを探すこととなった…一致団結して困難を乗り越えていくエースたち。
…だが、矢矧始め三人の艦娘たちは足並みが揃わないまま。果たして彼女たちが共に戦う日が来るのか…?
リカルドから艦娘の更なる法則、そしてそれを踏まえた今後の展開を話し合った、翌日。
エースはいつものマンションにて椅子に座ると、机にある資料を広げていた。
「…えっと?」
それは、かつての大日本帝国海軍の軍艦の一覧表であった。旧海軍の全ての軍艦の名前が、年代別の沈んだ順に分けられ表記されていた。
「生存艦で今居ないのは…天城、大淀、海鷹、葛城、鳳翔。駆逐艦は…数十隻以上ってとこか。…んー? こんなに居ないのか、潜水艦も含むのかな? だとしたら結構骨が折れるぞ…」
生存艦の項目で、現在確認されていない艦娘を探すエース、しかし生存艦だけでもこれだけ対象が居るのだ、1945の括りだと「相当数」を覚悟しなければならない。
──そういえば、とエースは関四郎に操られていた「二人の化身少女」を思い出した。彼女たちが何の艦なのかは分かっていないが、まだ確認されていない生存艦の中に彼女たちは居るのだろうか? 定かではないが、彼女たちにも艦の魂があることは間違いないだろう。
そんな彼女たちのその後は、春野首相がその安全を保障していたが…?
「場所は特定してないんだよなぁ? 様子を見に行きたいし…フォックスに頼んでおこうかな? 首相とも一番近いだろうし」
フォックスは春野首相と共同で、深海棲艦の対策を任されていた。深海棲艦は「まだ公には出来ない」との首相との共通認識により、あくまで秘密裏の対応に追われていた。
フォックスもその一環として「機関」の謎を追っている次第だ、だが彼の場合は「私怨」も多分に含まれているであろうが?
多忙な彼にちょっとした小事を頼むのも忍びないが…電話するだけしてみよう、榛名たちも気になっていたみたいだし? エースはそう思慮しながら、再び資料に視線を落とす。
──その後、沈没年代の「1945」の項目に目を通す。
「…矢矧、磯風、浜風」
矢矧たちの名前を呟きながら、エースは他の艦に目を向けた。それは「第一遊撃部隊」に所属していた軍艦たちだった。
「大和、霞、朝霜、涼月、冬月、初霜、雪風…あ、そっか。雪ちゃんたちと一緒だったのか」
あの戦いにおける「日本海軍最期の戦い」と言われる「坊ノ岬沖海戦」。帝国海軍の大戦艦「大和」が沈んだ戦いでもある、矢矧たちや雪風たちは共に死を覚悟した仲間であった。
「…今度会わせてやろうかな?」
「それは良い考えですね?」
エースの背後から現れたのは、青の軍服に身を包んだ銀髪の駆逐艦娘「浜風」である。
彼女は矢矧たちと行動していたが、ある共通の話題によりエースと仲良くなる。
「私も雪風やかつての仲間に会ってみたい…それはきっと矢矧も同じ気持ちです」
「そっか…浜風、今更だけど矢矧は何も言ってなかった? 哨戒任務のこととか?」
「ご心配いりません。隊長のシゴキが始まるのはまだ少し先とのこと、矢矧からは「それまで自由行動」と言われています」
そういえばリカルドが「訓練に良い場所をkeepしてくる」と出て行ったきりだったと思い出した。あの様子だと結構時間が掛かるかな? と頭の隅で考えるエース。
「それはそれとして…エースさん、これ借りてた本です。矢張りジャパンコミックは目が離せませんね!」
「あはは、喜んでもらえて嬉しいよ? …次はワン◯ースが良い?」
「私はナル○が良いです!」
「了解…やっぱり外人さんはニンジャ好きだねぇ」
「あはは、私としてはJU○Pコミックならなんでもイケますよ!」
「そ、そう? (すごい食いついてる、よっぽど好きなんだなぁ?)」
エースは日本の生んだ名作マンガを熱く語る浜風を、若干気圧されながらも見ていた。
浜風は話を聞く限り、どうやら「日本人ではない」らしい(銀髪碧眼の日本人など何処を探してもいないだろうが)…どこの国出身かも分からない「孤児(みなしご)みたいなモノです」と本人談。
孤児、に少し引っかかるが、こういう話を知り合って間もない娘にするのも不躾過ぎるか? とエースはそれ以上問わないでおく。
「それにしても、日本人じゃなくても日本艦の記憶を保持出来るのか」
「そうみたいですね? 原理は分かりませんが日本艦の記憶があれば「日本語も話せる」ようになるみたいです。因みに私は日本語は習った覚えは全くありません」
「…マジで?」
「はい、この通り日本人の貴方にも違和感のない程度には」
それはそれで便利な能力だ、艦娘というだけでバイリンガルになれる可能性があるとは。
…エースは「流石に不謹慎だな」とその考えを思考の奥に隠した。
その時、浜風は何処か聞き辛そうにエースに質問を投げた。
「…エースさん、せっかくなのでお尋ねしてよろしいでしょうか?」
「ん? 何?」
「その…そちらに雪風や初霜がいらっしゃるようですが…どういった人柄でしょう?」
「どうって…?」
「あっ、いえ。何れ会いたいとは思っているのですが…雪風たちがどのような人に成ったのか、予め聞いておきたい…と?」
やっぱりかつての仲間の現在は気になるものか? エースがそう思案ながら浜風の質問に回答しようとする…と?
「(ガチャ)お邪魔します! エースさん、哨戒任務より帰投しました!!」
「お? 丁度いい時に」
「…”丁度”?」
エースと浜風の下に、ドアの向こうから元気よく挨拶する少女が駆け寄ってくる。
「…雪風、艦隊旗艦として哨戒任務完遂のご報告をさせて頂きます!!」
白いワンピース型の制服を着た少女は、口上を述べると海軍式の敬礼で区切りをつけた。
浜風はその「名前」を聞くと、目を見開いて驚きの表情を浮かべた。
「…っ!?」
「おう、ご苦労さん雪ちゃん! よく頑張ったな、偉いぞ!」
「えへへ…褒められました!」
彼女の名は雪風、又の名を「雪」エースの仲間の艦娘の一人。
仲間内では妹分として可愛がられていた、最近までは言葉もまともに話せなかったが、辛い過去を乗り越え成長する過程でちゃんとした発音が出来るようになった。
成長が顕れてからは、元気一杯で素直な少女として艦娘の使命を全うする、今では艦隊旗艦に抜擢されるまでになった。
「…? エースさん、そちらの人はどなたでしょうか?」
「ああ、紹介するよ? この娘は浜風、俺たちの仲間になってくれたんだ」
「は、浜風です……」
浜風は驚き呆けながらも名前を告げる、すると間髪入れず雪は問い掛ける。
「っ! 浜風!? 本当に…ホントに浜風なのですか?!」
「は、はぃ…」
生真面目な人柄の浜風も、まさか雪風がここまで幼い少女だとは思わなかったようだ、面食らった様子で雪風を見つめていた。
雪風はというと、浜風の名前を聞いた瞬間から目を輝かせ、興奮冷めやらぬ様子で矢継ぎ早に質問する。
「どうしてここに? わたし最近皆の夢を見て…あ! もしかして浜風も?! これが「正夢」だったのですね! もしかして他の子も? 大和もいるの!? わぁー! 早く会いたいです〜!!」
浜風に抱きつきながら、雪風は飛び跳ねて上下に体を揺らす。エースは再会を果たした二人を見て微笑むが、程なく雪に頭を冷やすように促す。
「落ち着いて雪ちゃん? 浜風も困ってるだろ?」
「…はわっ!? ごごごめんなさい!!」
「……うふっ、いえ…少し驚きましたが、貴女が雪風だというのは間違いないようです」
「分かるの?」
「はい、私の中にいる"浜風"が、そうだと言っている気がするのです」
浜風は微笑を浮かべ、目を細め愛おしそうに雪風を見つめた、雪風も浜風の感覚を肯定する。
「わたしもおんなじ気持ちだよ! やっと…「もう一度会えた」って喜んでる! わたしも嬉しい! えへへ…!」
「うふふ…」
初対面のはずなのに、まるで「長年会えなかった旧知の間柄」の微笑みを零す二人、心からの笑顔を見てエースもまた釣られて笑う。
「雪ちゃん、浜風だけじゃなくて矢矧や磯風も居るぞ! 皆きっと雪ちゃんに会いたがってる」
「ホントぉ! わあぁ〜早く会いたいですー!!」
「…エースさん?」
浜風がエースの耳に近づく。いきなりの美少女接近に少しどぎまぎしつつも、エースも耳を傾ける。
「矢矧や磯風に近づくのは、今はあまりオススメしません」
「え、なんで?」
「矢矧は貴方の見たとおり、あまり人と仲良くなりたいと思っているわけではないんです。磯風も…あまり前世がどうとかいう性格ではないんです」
浜風は申し訳なさそうに耳打ちした。なるほど、色々問題もあるようだが、そこは「自分の分野だ」と胸を張って言える。
「任せろ、俺が必ず皆と雪ちゃんを引き合わせてみせる!」
「え? …あの、そんな安請け合いはしない方が?」
「なんとかするよ! 浜風も楽しみにしてて!!」
「…そこまで仰るなら、お言葉に甘えますね?」
浜風は困惑しながらも、エースの好意を無下にしなかった。
「楽しみだね、浜風! いつか大和にも会いたいなぁ…」
「…そうですね?」
雪と浜風が話していると、またも扉の向こうから人影が顔を出す。
「お邪魔します…エースさん、ちょっとよろしいでしょうか?」
「ん? 潮音ちゃん? どうした?」
「えっと…相談があって……? 初花ちゃん?」
扉の外から潮音と初花が姿を現す。何事かを相談しに来た様子だ、しかし部屋に入った瞬間から、初花が何故か一点を凝視して固まっていた。
「…初花ちゃん?」
「………は」
「は?」
「浜風ーーーっ!!!」
いきなり叫び声を上げ、初花は浜風に向かって猛突進、飛び上がるとタックルじみた勢いのある抱擁をお見舞いしようとする。
「うわぁ!?」
「っ!?」
浜風、低姿勢からの緊急横回避。受け止める者が居なくなった初花は無残に床に叩きつけられた。
「ふぎゅ!?」
「顔からダイブ!? 大丈夫か初花ちゃん!」
エースが駆け寄るも、彼女は別の意味で泣きじゃくり彼の言葉は聞こえていなかった。
「…う、うぅ……浜風…はまかぜえぇ"〜〜〜」
「……うわぁ」
床に顔を密着させて、歓喜の号泣を見せる初花。真面目な優等生といった印象だった初花の、意外な一面を垣間見たエースであった。
・・・・・
「…落ち着いた?」
「はい…お見苦しいところをお見せしてしまいました。お騒がせして、すみませんでした…;」
「いえ…寧ろ好意を蔑ろにしてしまい、こちらこそ申し訳ありません」
「浜風は戦闘経験豊富だから、体が勝手に動いちゃったんだよ? な?」
「……すみません」
「………」
「(うーん、これは…?)」
浜風と初花の間に神妙な空気が漂う…が、朗らかな一声がその雰囲気を掻き消した。
「すごいね浜風! あんなに早く動けるなんて! わたしもあんな風になりたい! かっこいいもん!!」
「ゆ、雪風…アレは何というか…反射的に避けてしまって。戦場だと他人に急に近づかれると、何をされるか分からないので…その?」
浜風的には、あの見事な回避は戦場で培ったものだという。流石傭兵…エースは艦娘三人組の中でも社交性のある彼女も、立派な戦士だと悟った。
「…良かった、嫌われてるわけじゃないんだ」
初花がぽろりと本音を零すと、浜風は即座に否定する。
「そんな訳ない! 貴女に会えて凄く嬉しい! …貴女は初霜、なんですよね?」
「…うぅ……!」
初花がまた涙ぐむと、潮音がすかさずハンカチを手渡す。勢いよく鼻をかむと、初花は赤くなった鼻を啜りながら潮音にハンカチを返す。
「…ありがとう、潮音ちゃん」
「ううん……(うぅ、ちょっとばっちぃ…;)」
その一連の流れを見て、エースは彼女たちに「特別な繋がり」があることを感じ取る。
「…潮音ちゃん、初花ちゃんとここに来たのって…?」
「あ、はい…えっと、初花ちゃんが"初霜"の昔の仲間を探していて?」
「そうなのですか? …雪風が夢と言っていましたが、初霜も?」
「………うん」
「そうですか…ではこれも「運命」…と捉えていいのでしょうか?」
浜風が言葉を紡ぐと、エースは大きく頷いた。
「きっとそうだよ。だって…俺が榛名と出会う前、彼女の…戦艦榛名の夢を見たんだよ」
「ふぇっ! そうなんですか!?」
雪風が驚くと、他のメンバーも目を見開く、エースはこれらの出来事を「偶然とは思えない」でいた。
「ああ、だから…きっともう一度……「坊ノ岬組」が揃う日が来る!」
「…ぼーのみさき? エースさん、それって一体…?」
「潮音ちゃん、坊ノ岬沖は雪風たちが最後の戦いを繰り広げた海域の名前なんだ、だからそこから取って坊ノ岬組!」
「成る程…しかしエースさん、我々の本来の艦隊名は「第一遊撃部隊」と呼ぶのですが?」
「いや浜風、そこまで冷静に返されると…;」
歓談に花を咲かせながらも、エースは今自分のやるべきことが見えた気がした──1945の括りも、きっと彼女たちを引き合わせるため…は少し考え過ぎかな? とエースははにかみながら笑う。
「よーし燃えてきたぁ! 丁度艦娘を探してたとこだし、この際坊ノ岬組の全員集合と洒落込むか!!」
「エースさん! 雪風たちも頑張ります! ねっ? 浜風?」
「…そうですね? 私も出来る限り協力します、矢矧たちも説得してみます。エースさん…どうかよろしくお願いします」
「わ、私たちもがんばろ! 初花ちゃん!!」
「うん! 必ず…残りのメンバーも見つけ出してみせる!!」
こうして、エースたちの坊ノ岬組の捜索が開始された…あと五人、果たして無事見つけ出せるか…?
「……うーん」
しかしここで、エースには一つの疑問があった。
「…本当にいるのかなぁ……あの伝説の大戦艦が──」
・・・・・
──とある朝の風景。
「…じゃあ先に行ってくるよ」
「うん、いってらっしゃいお父さん!」
「あぁ…大学遅刻するなよ? お前はのんびりしてるとこあるから」
「だ、大丈夫だよぉ。…ほら、会社遅刻するよ?」
「うん…じゃあ」
「いってらっしゃい!」
「………」
「──和子」
「ん?」
「…立派になってくれた、母さんもきっと喜んでいるよ?」
「……ん、ありがと♪」
「ははは…行ってきます」
「いってらっしゃーい! 気をつけてねぇ!! …ふぅ、さて? 支度しますか!」
──何れ殻は破られる、その時…彼女の世界は「変わる」。
〇居酒屋にて
※このお話のアイデアは「∞・ウロボロス」様より拝借しました、ありがとうございます!
・・・・・
隼子「…はぁ」
隼子は今、旧知の間柄である「烏山 千歳(からすやま ちとせ)」の経営する居酒屋を訪れていた。
千歳「…? どうしたの隼子? ため息なんて貴女らしくないわよ?」
隼子「いやぁ〜ちょっち悩み事があってさぁ、頭が固くなってやんの。アタシも歳食ったってことかねぇ〜? かははw」
千歳「嘘おっしゃい、貴女はどんなに皺が増えても少年心の持ち主よ?」
隼子「それを言うなら「少女心」じゃー! なんつてー……はぁ」
千歳「…もぅ、これ飲んで元気出しなさい」
トンッ……ガチャ、ギィー……
隼子「おいおい、叩いただけでカウンター下からお酒が出たぞー! しかも燗酒(かんざけ)と来た! うひゃほい!!」
千歳「貴女何回もここに通ってるから、もう見慣れたものでしょ?」
隼子「いひひ、何回見てもすげぇからな? 流石機械(からくり)オタク!」
千歳「ちょっと齧ってるだけよ? うふふ…こんなものでも喜んでくれて嬉しいわ」
隼子「(ちぃとは昔からの仲だけど、こういう技術は並外れてんだよなぁ…流石にアトラスたちほどじゃあないが)」
隼子「(…うーむ、ちぃとアトラスたちを引き合わせたら、アイツら喜ぶかもな……いやいやしかし、ちぃを巻き込んじまうし)」
隼子「……むーーー」
千歳「…よっぽど大きい悩みみたいね? 貴女がそんなに悩んでるの、初めて見たかも?」
隼子「手厳しいなぁ? ……実はさ、アタシの仲間が困っててさ? 力になりたいんだよ」
千歳「…そう」
隼子「んでもさ…何をすりゃいいか分っかんねーんだよなぁ? …アタシの得意分野? は色々あって見せちゃダメだし」
千歳「昔から言ってるヤツよね? せがんでも全然見せてくれなくってヤキモキした」
隼子「悪りぃな? …だからよ、真剣に頑張ってるアイツらに、なんかしてやりたいんだよ? 妙子もすげぇ張り切ってるし?」
千歳「……んー? なら簡単じゃない? 貴女が今「出来ること」をしてあげるの」
隼子「…いや、だから何を?」
千歳「何でも、よ? そこまで貴女が真剣に考えているんだったら、躊躇しちゃダメ。貴女は考えるより行動ってタイプだから、隅で悩むより、やって後悔した方が気分が良いでしょ?」
隼子「…でもアタシは」
千歳「大丈夫、私も相談に乗るし、何が必要なのかお仲間にも相談すれば良い。サポートって柄じゃないんでしょうけど…貴女の行動が、彼らの力になることだってあるんだから」
隼子「千歳……」
千歳「少しずつ積み重ねていけばいいの。私もサポートするから…ね?」
隼子「…千歳、酒もらうぜ?」
千歳「ええ…」
隼子「…んぐっんぐっ! ………ぷっはぁ〜! やっぱちぃの酒は美味いわ〜!!」
千歳「うん……さぁ、もう行ってらっしゃい?」
隼子「おお! ……ありがとな、千歳?」
千歳「うふ。良いのよ、知れた仲でしょ?」
隼子「あぁ、それでも…ホントさんきゅな! んじゃまた飲みに来るわ!」
千歳「………ふぅ、隼子ったら…あんまり無茶したらダメよ? …飲み仲間が減っちゃうから……ね?」
こうして、隼子は自分のやり方でエースたちをサポートすることに決めた…。