初花は雪と浜風との歓談中に「艦娘でありたい」という思いを二人に告げた、しかし浜風の表情は芳しくない。
艦娘とは戦うために生まれた兵器、という認識をしている浜風は、初花に「自分が人間で、帰るべき場所があることを忘れないでほしい」と初花を諭す、しかし初花は逆に艦娘としての価値観の違いにショックを受け、走り去ってしまう。
初花が肩を落として家に帰ると、自身の母から従姉妹の「朝陽」が泊まりに来ていると告げられる。
世界諸国を旅する朝陽一家だったが、夏休みの間だけ朝陽を初花の家に預けてほしい…とのことだった。
初花は彼女の自然な振る舞いから見える「心の強さ」に惹かれていく。
一方の朝陽も、初花の姿を見た時に感じた「懐かしさ」に戸惑いを隠せないでいた…。
「さぁさぁ、こっちじゃ」
利子を先頭に、エースたちはエレベーターを降りたその先へと進む。
ここは、いつものマンションより地下深く…フォックスたちが作り上げた地下階層「Bx」であった。
関四郎の野望を打ち砕いたあの日、フォックスたちと共にこの階を訪れ、艦娘の武装機械である「艤装」を見せられ、悪逆の徒である関四郎の計画の完全阻止を誓い合った場所。
「久しぶりに来たけど、やっぱ物々しいっていうか…」
「たしかに…映画に出てくるワンシーンみたいですね?」
「んだ、コ○ンドーだ」
「おい、アトラス。人が言うまいと思ったことを!?」
エースや榛名の気遣いも虚しく、アトラスは思ったことを口にする。
棚に並べてあるのは、艦娘専用にと拵えたバッグサイズの小型の砲塔。駆逐艦用、戦艦用、さまざまな種類があり、更には機銃やランチャーといったその他銃火器も取り揃えている。
「今更だけど、銃刀法違反で逮捕されない…?」
「ケケッ、俺たちは今や政府お抱えの組織だぜ? 寧ろ例外に指定されてるって、てか"させてる"」
「おいおい、あんま無茶苦茶やるなよ…頼むから…;」
フォックスのいつものずる賢さを懸念するエース、フォックスの隣に立つ龍美も、冷や汗をかいていた。
「ふぅ、全く…あ、二人とも。こっちですよ!」
後ろを振り返りながら手を招く、エースの視線の先には…いつものメンバーとは違う「二人」。
「ここが艦娘艤装の保管場所なのですね。…ふふっ、本当に映画の中みたい♪」
「わぁ〜い! 秘密基地だぁ! 武器いっぱーい、ねぇねぇバッ○マンどこ?」
現れた二人の外国人。おっとりした大人の雰囲気を醸し出すイタリア人女性「リオーネ」と、溌剌とした金髪のドイツ人女性「ペトラ」である。
彼女たちは来たるべき脅威に備えて、各国が秘密裏かつ綿密な打ち合わせを重ねた結果、使者として日本を訪れた。…艦娘としての戦いを、共に学ぶために。
「利子ちゃん、もう出来てるんだっけ? 二人の艤装」
「うむ、機能的かつ合理的な艤装に仕上がったぞ!」
「あと"カッチョいい"もだ」
「うむうむ!」
この日は二人の艤装が完成したので、そのお披露目会をすることとなった、野次馬根性で同伴した龍美は嬉々としていた。
「どんな感じかな〜? イタリアはなんとなく軽装な感じあるよね、ドイツは…オゴソカ〜みたいな?」
「おいおい、遊びじゃねぇんだぞ」
「分かってるよ! んふふ♪」
フォックスに諭されながらの龍美の朗らかな笑顔、柔らかな雰囲気に一同も思わず笑みが零れる。
「むふふ、自慢ではないが吾輩史上最高傑作なのじゃ!」
「ん? そうけ?」
「うぉい!? …まあ百聞は一見にしかず、じゃ。…お、ここじゃな」
先頭に立つ利子が立ち止まる。エースたちも止まり辺りを見回すと…布を被せた物体に目を止まる。
「これ?」
「うむ!」
「大きいですね…艦娘として出撃する時はあまり気にならないのですが」
榛名の言う通り、艦娘艤装(特に戦艦娘)のサイズは下手なバイクより大きなものだ。それが二つ分合わせて布を被せられているので、まるで物言わぬ威圧感のような感覚がある。
利子は臆せず布に隠された艤装の前に立つと、両手を広げ声高らかに宣言する。
「さぁ、本日のメインイベント! これぞ吾輩の」
「ん"んっん"ーっ!」
不意に隣の大男が咳き込む、利子は苦い顔をしながら訂正。
「…分かったわい。吾輩「たち」の最高傑作じゃ、納得しとらんがな」
「あん? 無理な設計をオラの力でなんとかしただろが」
「にゃにおぅ、そもそも吾輩のハイッスペックな設計アイデアはお主には出せんじゃろ」
「……あん?」
「……なんじゃ」
アトラスと利子の睨み合いに、場の空気が険悪にならないようにとエースが纏める。
「まぁまぁ、アトラスの技術力と利子ちゃんの発想力のおかげだよ、ね?」
「…納得いかねー」
「吾輩もじゃ、そもそも艦娘の艤装設計は吾輩のアイデアあってのものでだな」
「…あはは;」
またしても火花を散らす二人、普段は仲が良い方なのだが、こと発明やら開発の話になると、技術者のプライドなのかすぐに喧嘩腰になってしまう。一時期は利子が一方的にライバル視していたので、尚更である。
と、ここで榛名が徐に二人の前に歩み寄ると?
「私はお二人に感謝しています。貴方たちが造って下さった艦娘艤装…まるで当時のままのような使い心地は、お二人の高い技術と連携がなければ成し得なかったことです。本当に…ありがとうございます」
誠心誠意の込もった言葉の後、深々と頭を下げる榛名。
その素直に感謝を述べる誠実な人柄に、二人は顔を見合わせた。
「…むぅ、まあ良い。今回ばかりは協同でやらなければ、完成しなかったかもなぁ?」
「んだなぁ? …すまねぇな利子、熱くなっちまっただ」
「よい、吾輩も言い過ぎた。…さて、今日まで待ちきれんかったからな、いよいよ発表するぞ!」
謝罪もそこそこに、利子は興奮を隠しきれない様子でエースたちに呼びかけた。
「おぉ、待ってました!」
「どんな感じになったのかな、ねぇリオーネさん?」
「は、はい。少し…緊張しますね」
「わっくわく! わっくわく!」
龍美に尋ねられたリオーネは少し身体を固くし、その横でペトラは嬉しそうに飛び跳ねていた。
「さぁご覧あれ! これぞ吾輩たちの傑作、海外の艦娘艤装じゃ!!」
勢いよく布を剥がす利子、その下から露わになったのは…?
「おぉ…!」
「っ! ……」
そこには二隻分の船、その上に設置された砲塔が並び置かれていた、海外艦娘の艤装である。
一方は白を基調とし、三連装砲の下の船の部分には赤いラインが施されており、もう一方は黒と赤のコントラストがある、背面にはアーム状に砲塔が展開されている。龍美の言う通り、双方に爽やかさと武骨さといった正反対の印象があった。
「どうじゃ、制服も作ってみたぞ。見てみぃ」
そう言う利子に促される形で、エースたちは艤装の横にかけられている二人の制服を見やる。
一つは鳥の羽根をあしらった白いカチューシャ、同じく白のノースリーブに分離した袖、首から胸には「トリコロール」を意識した、三色のネクタイを締めている。
腹部にコルセットを装着、赤いスカートを履いて…と、比較的軽装な印象。
「こ、この服装って…」
「リオーネのじゃな、白の艤装とセットじゃ」
「(龍美)うわぁ〜これかわいい!」
「わぁ、セクシー。しかも背中もざっくり切り取ってる」
「うむ、機能的じゃろ?」
「いやいや…榛名たちもそうだけど、本当にこれ防護服として意味ある?」
エースの言わんとしていることも無理はない、幾ら特殊繊維で出来ているとはいえ、ここまで肩やらの露出があって良いのかと思ってしまう。だが利子は特に悪びれることもなく続ける。
「待てぃ、皆まで言うな。大丈夫じゃ、砲撃自体は艦娘の力を以ってすればなんのその、そうそう撃ち抜かれはせん。この制服はあくまでも、その力の補助じゃ」
「えぇ〜そう言われてもなぁ?」
「確かに人命を守ることは急務、そのために艤装の手入れは毎日満遍なくしておる、艤装が壊れれば最悪海の中にドボンじゃからな。じゃが…それよりも大切なことがある!」
「それは…?」
「"オシャレ"じゃ! (ドヤ顔)」
「……えぇ」
「ないわー」
「オラも一時抗議しただが、どうしても譲らねーんだ」
男性側からの総抗議も虚しく、女性たちは軒並み賛成の意思を見せる。
「そうそう、オシャレは大事だよ。どんな戦いでも不恰好なヤツで出歩きたくないもん!」
「えぇ、オシャレは大事だと思います。利子さん、この可愛らしい装備、大切に使わせていただきます!」
「うむ、よきにはからえ!」
「もう、オシャレに命かけてるよな、これ…;」
「あはは…そうですね?」
エースと榛名が二人で話していると、ふとエースは先ほどから声を聞かない人物を見やった。
「どうしたのペトラちゃん?」
「っえ、あ…な、なんでもない…よ?」
明らかに動揺の色を隠せていないペトラ、エースは彼女の顔色を伺いながら追及する。
「遠慮しないで、君たちの艤装なんだから。どこかに不満があっても、アトラスたちならパパッと手直しするからさ」
「んだなぁ」
「…そう、うん…分かった」
ペトラは少し戸惑いつつも、エースたちの要求に応える。
「…あのね、今まで私は…「プリンツ・オイゲン」なんて言われても、なんか実感が湧かなくって。私はペトラ、って思ってるから、今でも」
「うん…」
「でも…この武装や服を見てたら、現実感じちゃって。私も艦娘になるんだって…あの戦いと"嫌でも"向き合わなくちゃならないって」
そう言うペトラは視線を移すと、武骨な装いの艤装の横に立てかけられた「黒い改造制服」を見やった。黒と灰色を基調とした制服と、下は黒のミニスカートとなっている。
「えっ、それはどういう…」
「おいエース、やめとけ。昔の傷を引きずってんのは…俺たちだけじゃねぇってことさ」
「…っ!」
フォックスに諭される形で、エースはペトラの気持ちを理解した。
かつての「あの戦い」では、世界を二分に分けた文字通りの「大戦」が繰り広げられた。一方は連合国と呼ばれ、もう一方は枢軸国と言われた。その枢軸国の中心こそ…かつて第三帝国として世界に反旗を翻した「ドイツ」であった。
「ペトラちゃん…ごめん、君の気持ちを汲み取れてなかった」
「ううん、そんな深刻に考えないで! ただ…ちょっと心の準備が出来てなかった、かな? あはは…」
ペトラの苦し紛れの笑いに、エースたちは胸が痛くなった。
日本にとってあの戦いは、当時としても「アメリカとの対立」といった選択肢しかない状況、時代の流れであったが…かつてのドイツは寧ろ「その流れを作った元凶」として、今日までドイツ国民たちを戒めている。
「…ねぇエース君、貴方たちのやろうとしていること、私は立派だと思う。でも…貴方たちみたいに振る舞うには、私はどうしたらいいのかな? 私たちがあの時代にやったことは…多くの…人を……傷つけて…っ!」
意図せず感情が込み上げたか、ペトラの眼には一筋の涙が。嗚咽を抑えながらエースたちに訴えるその姿は、彼女…彼女たちもまた「呪い」に苦しむ一人の罪人だと言わずとも分かる。
「ペトラさん…」
「榛名ちゃん、こればっかりはどうしようもねぇんだよ。下手に慰めてもいかねえ、それこそドイツっつう国が受けた傷は「俺たち(日本)」以上だろうからな」
「フォックスさん…でも……っ!」
榛名もフォックスに諭されるも、彼女の痛み…国の痛みを(例え同じような境遇でも)下手に擁護するわけにもいかない、それは世界規模の意味での「罪」なのだから。
「…うん、そうなんだろうね」
「エースさん! そんな言い方…っ!」
ペトラの奥底の暗闇を肯定するエース、しかしそれはあまりにも他人事に過ぎる、残酷だと榛名は抗議した。それでもエースは自分なりの解釈を付け加えながら続ける。
「榛名、何の因果か分からないけど…俺たちは出会うべくして出会ったんじゃないかな? あの時の夜…初めて君と出会った日のように。ここにいる艦娘は、かつての枢軸国のメンバーだっていうのも、俺がそう考える理由だ」
「…っ!」
エースの言う通り、今この場所には日本、ドイツ、イタリアと、かつて罪を犯した三国の艦娘が一堂に会している。偶然と考えるには出来すぎているかもしれない。
艦娘という呪い(祈り)により集いし勇士たちを見渡しながら、瞳に希望を湛えた青年は綴る。
「この戦いは、呪いを「乗り越える」為にあるって思うんだ。確かに俺たちは罪人なんだろう、それでも…この戦いは、呪いから世界中の多くの人々を守ることが最大の意味を持つ、誰かがじゃない、誰でもない、"俺たち"がやらないといけないんだ」
「…っ!」
「エースさん…」
「ペトラちゃん、こんなことで深い傷を背負った君たちを納得させるのは難しいんだろう、それでも…改めて、俺たちと一緒に戦ってくれないか?」
エースは微笑みを湛えながら、ペトラに手を差し伸べた。かつて自分たちが犯した罪と、一緒に向き合っていこうと。
そのまるで勇ましさを感じる笑顔は、ペトラの揺れる心に大きな影響を与えた。
「…あはっ、エース君って凄いね。貴方は当事者じゃないのに、貴方があの時代に居ても同じこと言うって、はっきり分かっちゃう」
「もちろん俺は現代を生きる
「…そっか、うん。そうだよね! 私たちは変わったって…この戦いで証明しなくちゃね!」
「おう、その意気だ!」
ペトラの前に進みたいという意思表示に、エースは満足そうに笑った。そんなペトラの気丈な振る舞いに、榛名は心配そうに言葉を投げた。
「ペトラさん、あまり無理をなさらないでくださいね?」
「吾輩たちも、配慮が足りなんだ。すまんペトラ、アレじゃったらせめて服とか、砲塔だけでも変えるぞ?」
「んだ、すまなかっただ…」
榛名と利子、アトラスがペトラを気遣うも、ペトラはエースより分け与えられた微笑みを浮かべ、弱音を吐かない強い意志を見せた。
「ううん、大丈夫。あの時の罪は私でも許せないけど…それでも、この装備を背負うことに、意味があるって思えたから!」
ペトラはそう言いながら、黒を基調とした改造軍服を見やった。
「…強いですね、ペトラさんは」
「そ、そんなことないよぉ! エース君の受け売りだし…まだちょっと怖いし」
「ケッ、コイツよかよっぽど立派だぜ? お前はよ!」
「一言余計だフォックス! ってかお前が褒めるなんで気持ち悪いぞ」
「んだなぁ」
「ウルセェぞテメェら!?」
「あはは…!」
エースたちのやり取りに、その場の雰囲気は和らぎ、一行には思わず笑みが零れた。
「あはは…ん?」
ふとエースはズボンのポケットから振動を感じて携帯を取り出す。電話が鳴っているようだ、携帯画面に表示された相手は…?
「リカルド…?」
すぐさま通話ボタンを押し、電話へと出るエース。
「もしもし、リカルドか?」
『よぉBoy ! 忙しいだろうが急用でな、すまないが付き合ってくれ』
「いや、大丈夫だ。でどうした? アンタから電話くれるなんて珍しいな」
『あぁ、前に言ってたカンムスの訓練の場所、良い場所見つけたからお前さんの方で嬢ちゃんたちに呼びかけといてくれ』
「っ! それって…いよいよ、ってことだな?」
エースの問いかけに、リカルドは電話の向こうで不敵な笑い声を上げた。
『ふふふ…おうよ、いよいよお前さんらに戦い方を教える日が来たってワケよ』
「そうか。よろしくお願いするよリカルド、あぁ矢矧ちゃんたちにも伝えた方がいいよな?」
『ははっ、そこは抜かりねぇぜ? 俺が一声かけといたから、明日には哨戒任務を代わる算段だぜ』
「は、早いな仕事が…」
『事は一刻を争う、早いことに越したことはねぇ。まぁ嬢ちゃんたちから了承を得たら、また連絡くれ。そこから三日後くらいにするか』
「分かった。こっちでも何かあったら、すぐ伝えるよ」
『OK! ショータイムといこうじゃねぇか!』
「あぁ…!」
エースは電話を切るやすぐさま、榛名たちと情報を共有した。
こうして、艦娘たちの戦力強化を目的とした「特訓」が、始まろうとしていた…。
○会議
フォックス「…はい、それでは。第一回サークル会議を始めます」
龍美「わ〜!」パチパチ
アトラス「んだなぁ」
青子「よいしょ〜」
北上「いぇーい」
フォックス「今回の議題は…デデン。"どうしたらエースと榛名はくっつくか"でーす」
龍美「それな!」
アトラス「もう付き合ってるでいんじゃね?」
青子「いえいえ、清い付き合いは疎か、手も繋いだこともない純白の組み合わせ、何故この時代にここまでの男女が存在し得たのか、私も首を傾げるほどです!」
北上「だよね〜。まぁほっといてもくっつくっしょ、榛名もなんだかんだで好意抱いてるっぽいし、エースっちがアタックすれば…」
フォックス「いや。アイツ顔は広い方だけど、肝心なところには踏みこまねぇんだ。それこそ「相手に迷惑かけるし…」とか言ってよ」
龍美「そうそう、奥手なんだよねーもちょっと野性的にいってもいいのに!」
青子「わぉ、ノリノリですね龍美さん」
アトラス「んだ、恋愛に関しては龍美は異常だ」
龍美「だって! エース君もまぁまぁな顔立ちだし榛名は言わずもがなだし!? 周囲も認めるお似合いの美男美女なのに、もぅなんでお互い寄らないのか、もっ、やきもきしちゃって?!」
北上「落ち着きなよ〜」
フォックス「まぁ気持ちは分かるがな。…このままアイツらの青春ラブコメを見せられても、こっちも心臓に悪いのは確かだ。だから…俺らで無理やり「くっつける」…てのは?」
龍美「さんせーい!」
アトラス「んだなぁ」
青子「良いですねぇ!」
北上「いんじゃない? でも具体的にどうすんの?」
フォックス「まぁ待て、まだ計画練ってる最中だからよ。女子どもの意見も交えながら詰めてくって寸法よ」
龍美「っしゃ! 何でも聞いて!!」
北上「アタシは恋愛はあんまだけど、まぁ人の恋路は興味そそるよねぇ?」
青子「私って基本女っ気ないのですが、大丈夫ですか?」
フォックス「おう、俺らじゃ目につかないとこもあるだろうからな、加えて青子、お前もそれなりの情報も持ってるだろ、客観的な意見ってヤツがほしい」
青子「そこまで言われるのなら! …んーしかし、やけに念入りというか、エースさんのことになるとやる気が違いますよね?」
フォックス「いや、それは…アレだよ、うん」
アトラス「前から二人の関係をなんとかしてぇって、言ってただよ」
フォックス「っぶぁ!? おいっアトラス!」
青子「なるほど、麗しい友情だと」
北上「いーじゃんいーじゃ〜ん」
龍美「フォックス君って子どもの頃から素直じゃないよね?」
フォックス「だーっ! 俺はいいんだっつーの! いいから早速作戦会議、始めっぞ!」
全員「おー!」
青子「…照れ隠しですねぇ♪」
アトラス「んだなぁ」
フォックス「くっそ、覚えてろよお前ら…」
※こうして、フォックスたちによる「エースと榛名、ラブラブ大作戦」の、作戦会議が開かれた…。