この素晴らしい算術士に祝福を! 作:鰯の頭
「ジャイアントトード8匹の討伐を確認しました。買取分を合わせ報酬20万エリスです。ご確認ください。」
受付のルナさんからお金を受け取る。
あれから、蛙を狩まくること1週間。光の矢を放つ魔法『フラッシュアロー』を覚えたことに楽に蛙を仕留めれた。
倒した蛙の数は54匹。おかげで、『カエルスレイヤー』という不名誉な呼び名をつけられた。
それより、倒した数に対して上がったレベルは4。スキルポイントは3しか貰えなかった。
想像以上にレベルが上がらない。
『フラッシュアロー』に1P使ったので、今持っているポイントは6P。あと1Pで算術スキルを覚えれる。
算術スキルを覚える気満々かよ?他の魔法を覚えた方が良いんじゃねえか?と思うかもしれないが、
『ホーリー』と『フラッシュアロー』が有能過ぎて、正直攻撃はこれ以外いらないんじゃないかと思っていたりする。
…まあ、早く算術を使ってみたいというのが本音ではあるが。
ま、まぁともかく、さっさとレベルを上げて算術を習得するぞ!
そう意気込んだところでで飯を頼むか。
「すみませーん。カエルの唐揚げとスモークリザードのハンバーグをくださーい。」
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「収束せし光よ。我に従い、敵を貫け!
『フラッシュアロー』!」
ズドドドドッッ!!
突き出す手に集う光が爆散し、機関銃のごとき勢いで迫ってくる蛙をを蜂の巣にした。
「よしっ!これで10体目。今日はこれくらいにして帰るか。」
自分に『ヘイスト』をかけて、超特急で街に帰る。
レベルが上がり、スキルポイントが増えてるかも、と思うと急がずにはいられない。
…街の門が見えてきた。
「今日もお疲れさん!あんたのおかげで警備が楽だよ!」
門の警備のオッチャンに呼びかけられる。
「それは何よりです!」
愛想よく返し、華麗に過ぎ去っていく。
街に着いたのでヘイストを解除し普通に走っていく。
しばらくして、ギルドに着き、門を開けると
「おぉっ!カエルスレイヤーのお帰りだー!」
「今日も蛙を狩りまくったのかぁ?俺達の分も残してくれよー!」
酒場で騒いでいる連中に声を掛けられる。ここ1週間でかなり名前が通るようになったのでギルドの殆どの人に知られている。
カエルスレイヤーなどと呼ばれ若干ムカつきながらも無視して受付に直行する。
「ジャイアントトードの討伐を確認しました。あら、リークさんレベルが上がってますよ!スキルポイントも増えてます。」
「ホントですか⁉︎よっしゃー!」
「はい。あと、報酬の23万エリスです。ご確認ください。」
差し出された冒険者カードとエリスを受け取る。
よっしゃぁぁ!!これで光魔法の算術スキルを習得できる!
酒場のテーブルに座り、早速覚える。
「光魔法の算術化っと。」
冒険者カードに触れて覚えた瞬間、、
「ゔっ!なんだこれ⁉︎頭が割れる!」
脳にすごい量の情報をぶち込まれる。脳が融けるように熱くなり、頭が真っ白になる。
数十秒痛みに打たれるが徐々に収まり、情報を理解し始めた。
「すげぇ。これが算術なのか。高度な情報が頭に入ったが、全て理解できる。序論から結論まで理論そのものが自分の手に入ったような感覚だ。」
神になったような感覚に激しく高揚感を覚えながらも、心を鎮めて腹を満たすことにした。