この素晴らしい算術士に祝福を!   作:鰯の頭

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魔王軍襲撃警報in王都

目を開けると、そこは大きな街いや都市が広がっていた。

 

「すごい人の数!アクセルの街とは比べ物にならないですね。ここが王都ですか?」

 

「はい。今いる場所は王都の中心の広場です。王都の中でも特に賑わいがありますね。

ところで、この後はどうされますか?

私は、行きつけの店に仕入れに行こうと思うのですが…。」

 

うーん、どうしようか。俺は街を散策したいのだが、ウィズさんについて行った方が良いのだろうか?

 

「あの、ウィズさんまた変なもの仕入れたりしません?俺、その事がとても気になって散策に行くにも行けないんですが…。」

 

「大丈夫ですよ!さっきので色々と分かりましたから。なので、私を信じてもらって大丈夫ですよ。」

 

…まあ、それもそうか。ウィズさんだって学習能力の無い人じゃあないだろうしな。それでは、気兼ねなく散策に行きますか。

 

「じゃあ、散策に行かせてもらいますね。集合時間とかはどうしましょうか?」

 

「私は、仕入れに多少時間がかかりますので…。2時間後にここに集合にしましょう。」

 

「分かりました。それではまた2時間後に」

 

ウィズに一旦別れを告げて、街に駆り出した。

 

 

###

 

 

「本当に大きい街だなぁー。あそこにあるのは城かな?綺麗で大きい。」

 

 

歩いていると、ヨーロッパを想起させる街並みが続き、何処もかしこも芸術的だ。

 

歩き回って40分程。ちょっと一休みにと近くの喫茶店に入った。

 

「すみません。紅茶を一杯ください。」

 

しばらくすると、店員さんが紅茶を持ってきた。

 

「紅茶になります。どうぞごゆっくり。」

 

紅茶を飲む。…うん、とても美味しい。

 

この後、どうしようか。何か買い物しようかな。マトモな魔道具店とかに行ってみようかな。

 

そんな事を考えていると、

 

 

『魔王軍襲撃警報、魔王軍襲撃警報!現在、魔王軍と見られる集団が王都近辺の平原に展開中!騎士団は出撃準備。

今回は魔王軍の規模が大きいため、王都内の冒険者各位にも参戦をお願い致します!

高レベルの冒険者の皆様は、至急王城前に集まってください!』

 

 

なんだなんだ⁉︎魔王軍襲撃⁉︎それに、自前の騎士団だけでなく、冒険者にまで参戦するようにって、そんなにピンチなのか?

 

 

「あのー、魔王軍襲撃って…?」

 

近くにいた店員さんに尋ねると、

 

「お客様、王都は初めてですか?特に珍しい訳ではないですよ。たまに、魔王軍がこうやって王都に攻めてくるんですよ。

毎回、何とか追い返すことには成功してるので大丈夫だとは思いますよ」

 

追い返せるだけで、撃破はしてないんだな。…ちょっと魔王軍を相手にこの前に覚えた光の"究極魔法"を試してみたいな…。

よし!そうと決まれば早く行くぞ!

 

「そうなんですか。すみません、会計をお願いします。」

 

城の前に集合とか言ってたが、面倒くさいから直接魔王軍の元へ!

 

会計を済ませ、王都の外へ向かう。

 

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