この素晴らしい算術士に祝福を! 作:鰯の頭
目を開けると、そこは大きな街いや都市が広がっていた。
「すごい人の数!アクセルの街とは比べ物にならないですね。ここが王都ですか?」
「はい。今いる場所は王都の中心の広場です。王都の中でも特に賑わいがありますね。
ところで、この後はどうされますか?
私は、行きつけの店に仕入れに行こうと思うのですが…。」
うーん、どうしようか。俺は街を散策したいのだが、ウィズさんについて行った方が良いのだろうか?
「あの、ウィズさんまた変なもの仕入れたりしません?俺、その事がとても気になって散策に行くにも行けないんですが…。」
「大丈夫ですよ!さっきので色々と分かりましたから。なので、私を信じてもらって大丈夫ですよ。」
…まあ、それもそうか。ウィズさんだって学習能力の無い人じゃあないだろうしな。それでは、気兼ねなく散策に行きますか。
「じゃあ、散策に行かせてもらいますね。集合時間とかはどうしましょうか?」
「私は、仕入れに多少時間がかかりますので…。2時間後にここに集合にしましょう。」
「分かりました。それではまた2時間後に」
ウィズに一旦別れを告げて、街に駆り出した。
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「本当に大きい街だなぁー。あそこにあるのは城かな?綺麗で大きい。」
歩いていると、ヨーロッパを想起させる街並みが続き、何処もかしこも芸術的だ。
歩き回って40分程。ちょっと一休みにと近くの喫茶店に入った。
「すみません。紅茶を一杯ください。」
しばらくすると、店員さんが紅茶を持ってきた。
「紅茶になります。どうぞごゆっくり。」
紅茶を飲む。…うん、とても美味しい。
この後、どうしようか。何か買い物しようかな。マトモな魔道具店とかに行ってみようかな。
そんな事を考えていると、
『魔王軍襲撃警報、魔王軍襲撃警報!現在、魔王軍と見られる集団が王都近辺の平原に展開中!騎士団は出撃準備。
今回は魔王軍の規模が大きいため、王都内の冒険者各位にも参戦をお願い致します!
高レベルの冒険者の皆様は、至急王城前に集まってください!』
なんだなんだ⁉︎魔王軍襲撃⁉︎それに、自前の騎士団だけでなく、冒険者にまで参戦するようにって、そんなにピンチなのか?
「あのー、魔王軍襲撃って…?」
近くにいた店員さんに尋ねると、
「お客様、王都は初めてですか?特に珍しい訳ではないですよ。たまに、魔王軍がこうやって王都に攻めてくるんですよ。
毎回、何とか追い返すことには成功してるので大丈夫だとは思いますよ」
追い返せるだけで、撃破はしてないんだな。…ちょっと魔王軍を相手にこの前に覚えた光の"究極魔法"を試してみたいな…。
よし!そうと決まれば早く行くぞ!
「そうなんですか。すみません、会計をお願いします。」
城の前に集合とか言ってたが、面倒くさいから直接魔王軍の元へ!
会計を済ませ、王都の外へ向かう。